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設定
人物設定(ネタバレ含)
しおりを挟む*作者のキャラ&ストーリー把握のための設定ページです。かなりガッツリネタバレが含まれております。苦手な方は読み飛ばして頂いても問題ありません。時々忘れた頃に更新、追加されます。
■ 倉本 純(くらもと じゅん)
極道跡取り。男。AB型。
司破と淳志の異母兄弟、長男。正妻の子。頭の狂ったサディスト。粘着気質でストーカー気質。
生命をいたぶり、死んだ方がマシだと思えるような恐怖を与えることに性的興奮を覚える。頭のネジが何本も外れた精神倒錯者。
肩まで伸ばした髪を後ろで一つに纏めている。
中性的で綺麗な面立ちで笑みを崩さない。
それが逆に恐怖を与えている。
スラリとした細身。
学生時代はショートヘアー。
所有欲が強く、血の繋がりのある司破を組に入れようと、あらゆる手を尽くしている。
淳志は可愛い弟で忠犬。
保健医の瀬名は、母の従妹の子供。
表向きは儚げな美形に見えるが、やることはえげつない。
それでも血縁者にはまだ甘いらしく、淳志が必死に頼み込めば、何とか妥協してくれることもあるらしい。(司破は何があっても純に頼み込んだりしない)
他人の考えを状況から推察し、如何に自分の思い通りに出来るかを常に頭の中で捏ねくり回している。明紫亜はそんなところは他人ながら似ていると評しているが、それ故に畏怖対象ともなっている。
司破が初めて執着している明紫亜に並々ならぬ興味を抱いている。一番のお気に入りになりつつあるが、淳志が頼むのであまり苛めないように気を付けているらしい。司破と一緒に明紫亜も組に取り入れたい願望を抱いている。
淳志が小畑に抱く恋心も、一応は応援しているようで、偶に近況を聞いたりしている。
淳志からは恐れられ、司破からは疎まれているが、気違いサディストでなければ、多分恐らくきっと、弟想いのいいお兄ちゃんである。
明紫亜はそれに気付いていて、なんとかこの3兄弟を仲良くしたいとの願望を密かに抱いているし、純にも直接言ったりもしている。が、実際問題、仲良くなるのは難しそうだという結論に達したリアリスト二人であった。
母親からの厳しい躾が原因でサディストに目覚め、その欲求を満たすことの出来る環境に恵まれていたため、愛情表現がかなり歪んでいる。
母親の実家は華道の家元。倉本の当主とは駆け落ちデキ婚である。純の母は長女で一人っ子だったため、これを機に世襲制を廃し、才能のある瀬名の母が跡目を継いでいる。
■ 豆屶 刀次郎(まめなた とうじろう)
極道跡取り側近。男。B型。
純の側近にして右腕。頭のキレる男。
右頬には傷跡がくっきりと残る厳つい顔付き。
ゲイで鬼畜な男だが、純には頭が上がらない。命令は絶対なので、犯せと言われれば好みの男でなくとも犯すし、殺せと言われれば躊躇なく殺す。後処理は大抵が豆屶の仕事。
ホームレス時代、野垂れ死に掛けていたところを組長に拾われた。元インテリリーマン。
銀フレームの眼鏡にオールバックといった出で立ちで、見てくれは悪くはない。が、目付きが悪く迫力があるため、近付く者はあまりいない。
好きなタイプは、純の母を男にし、淳志を3割混ぜ、司破を2足し、純で割った感じの人間だと言うが、果たしてそれがどんな人間なのかは誰にも想像がつかない。豆屶の冗談だという噂もあるが、事実は未だ解明されていない。その内、名探偵マッシュルームの餌食にされるかもしれない事案である。
純に苛められた後の淳志の処理も豆屶がみていたという。淳志にとっては消したい過去らしい。馬鹿な淳志の勉学担当も豆屶だった。その為か、未だに淳志からは苦手意識を持たれている。
純に生命を賭けているが、飽くまでも忠誠を誓った組長の息子だからであり、そこら辺は純含めてアッサリとしている。
純からは「豆屶」、淳志からは「豆せん」、司破からは「豆屶さん」、純の母からは「刀次郎さん」、組長からは「刀次郎」と呼ばれている。
純のことを「若」、淳志のことを「坊ちゃん」、司破のことを「司破さん」と呼んでいる。
趣味は、競輪、競馬、パチンコ。好きな煙草はピース。紺のパッケージの小さいやつである。缶で売っている店を見付けると、ついつい大人買いしてしまう。(カートンではなく、缶に50個入っているやつで缶ピと呼ばれているものである。それがお気に入り)
甘党で辛党。両方いける両刀使い(?)。
タチ専。タチを食うのが好き。ノンケを食うのも好き。ネコをアヘアヘ言わせるよりタチのプライドをへし折りながらぶち込んでアヘアヘさせたいらしい。
純は、男女年齢タチネコその他諸々の属性には一切興味がなく何でも食べてしまうので、豆屶も純のことは恐ろしいと思っている。
闇医者の息子で、幼い頃から親の手伝いをしていた為か、簡単な応急処置や外科手術はこなせる。医師免許は持っていない。純が贔屓にしている闇医者の柴田は、豆屶が紹介した人物である。
大学は経済学部を出ている。新卒で商社系の会社に勤めるも、何ヶ月もしない内に世界恐慌に襲われ、リストラされてしまう。
ホームレスを始めて三ヶ月、野垂れ死にそうな時に組長と出逢い、意気投合し、組に入ることになった。組長と彩菜に傾ける忠誠心は純にからかわれる程に強い。
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