傲慢王子と奴隷少年

Neu(ノイ)

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*作者の世界観把握の為の設定ページです。ネタバレが含まれることもありますが、ご了承下さい。
忘れた頃に追加更新されます。


■ ヤーニン大陸

世界に5つある大陸の一つ。
一年を通して4つの季節が巡る、比較的気候が穏やかな土地。
3つの王国があり、一番大きく栄えているのがカピルタ王国、その次がミザル王国、一番小さく貧しいのがスーリャ王国。

カピルタ王国は武力に強く、ミザル王国は工業に秀で、スーリャ王国は農業で生計を立てている。


■ カピルタ王国

ヤーニン大陸の一国家。
代々ストレホース家が治める国。
領地を分け、領主を置いている。

第一王子が跡目を継ぐことが決まっている。
第二王子、第三王子は、妾の子で10年前に王宮に迎えられた。
第二王子は豪商の、第三王子は庶民の出。
その為かファミリーネームも王家のものとは異なる。
王族内では王族以外の血を混ぜるべきではないと、王宮から追い出そうとする動きもある。

第一王子のジュン=ストレホースはジュシィとの愛称を持つが、その可愛らしい呼び方に反し、やることがえげつないことで有名。決して怒らせてはいけない、敵に回してはならないと、国内外で恐れられている存在。

第二王子のシヴァ=バンフェンシーは無表情で何を考えているのか解らず、長身から放たれる威圧感も相俟って「殺し屋」という異名を持っている。実家がカピルタ王国で一番力を持つ豪商の家であるため、発言力は強い。王宮の中にある離宮に一人で住む。

第三王子のアツシ=ジィランドは兄弟の中では一番人間らしい。感情豊かで周りを明るくするムードメーカーだが、おバカなのが玉に瑕。庶民の出なのを気にしており、王族からの攻撃もアツシに対してが多い。王宮の中にあるシヴァとは別の離宮に王宮の使用人達と共に住んでいる。


■ シレンヒル

カピルタ王国の領地の一つ。
スノーレェィン家が領主を勤める土地。
農業、酪農、漁業などの産業で生計を立てている。
裕福とは言えないが、決して貧しい訳でもなく、平凡の代表格。

気候は一年中穏やか。
グーリテと呼ばれる葉を蒸して旨味を抽出した飲み物が人気。
オレミカの果実は、甘酸っぱい橙色をした球体の果物で、シレンヒルの住人は好んで食べる。
シレンヒルでしか捕れない小海老、チェリンプは有名。
魚のすり身を半円に練った灰色の練り物もシレンヒルで好んで食べられる。

奥地にはヤーニン大陸で一番の高さを誇る山、マウフジがそびえ立つ。

住人は知らないが、街全体に結界が張られている。魔女の長がメシアを竜人族から守るために作った結界で、彼女の死後も結界として機能している。 そのため、メシアを産んだ後、迫害されると解っていながらアツコは街にと戻った。


■ カースレスト(ウィーラスト)

シレンヒルの街外れにある森で、呪いの森の意。
別名を魔女を愛する森と言う。

木々が密集しており、獣道すらない森。
この森の植物は意思を持つとされ、彼等が認めた生物だけが自由に森を歩き回れる。

魔女、魔女の血脈を継ぐゴッドマーシュの人間、森に住む動物のみが森を好きにすることを許されている。

最奥部には魔女の集落があると言われているが、あるのは一つの小さな小屋である。
アツコはその小屋でメシアを産んだとされる。

最奥部にある大木は異世界に通じており、そこから魔女の住む世界にと行けるらしいが、詳しい事は誰も知らない。


■ カーディチル

呪われた厄災の子の意。シレンヒルではメシアを指す。
神に呪われ周りに厄災を齎す子供のことで、もしメシアが魔女と噂されるアツコの子でなければ、とうの昔に殺されていた。
魔女は神と同格に扱われ、ある時は崇め奉られ、ある時は恐れられ排除された。
その繰り返しの歴史の中で、世界から魔女は消えたとされる。
黒歴史である異端狩り(竜人族や魔女、魚人族、鳥人族など、人間とは異なる種族の者を排除し殺していた)によって、彼女達は異世界にと逃げたのだが、人間の知るところではない。

本来のカーディチルとは、異端狩りのあった時代に於いて、異端とされていた種族の子供を指していた。


■ 竜人族

人間の形と龍の形を持つ、人間と龍の混合生物。

背中からは自由自在に翼を出し入れが出来る。爪も伸縮可能で瞬時に鋭い武器にと変化する。肌は自由に硬さを変えられるため鎧要らず。空も飛べる戦闘能力の高い種族。

魔女同様に、神と同格に扱われたり、異端として排除されたりの歴史の中で、竜人族のみの独裁国家を作り上げた。

強い戦闘能力を誇る竜人族だが、呪術も扱う一族で、魔女とは商売敵。

竜人族の長とアツコの関係は、加害者と被害者であるが、決して表に出されることはなく、真相を知るのは当事者とスノーレェィン家のソーゴとスズコのみである。
肌に浮かぶ龍影の模様は、竜人族の扱う呪術の一種であり、模様の濃さで呪いの強さを判断出来る。
メシアの体に浮かぶ龍影は、くっきりと色濃いことから、竜人族の中でも強い力を持つ者だと推察され、自分に呪いをかけたのは、位の高い竜人族なのではないかとメシアは考えている。

竜人族の王子、ルイカ=シィダウッドは何故かメシアに執着している。メシアの受けた呪いと関係があるのかは謎だが、触れられることに恐怖を覚えるメシアが、ルイカに触れられ懐かしさすら覚えた。
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