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人物設定(ネタバレ含)

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*作者のキャラ&ストーリー把握のための設定ページです。かなりガッツリネタバレが含まれております。苦手な方は読み飛ばして頂いても問題ありません。時々忘れた頃に更新、追加されます。

(作中の時代設定は2019年となっており、生年月日の算出もそれに合わせて行っております)




■ 水保 義一郎(みずほ ぎいちろう)

委員長。高校生。16歳。男。A型。173cm。
眼鏡が似合うサラサラ黒髪真面目くん。人付き合いが苦手で、よくオタオタおどおどする、自分に自信を持てないウジウジ草食系男子。

実家は歌舞伎の家元で、長男、次男共にそちらの道に進んでいる。三男の義一郎にもそれなりの責務があり、幼い頃より舞台に立たされているが、女形専門となりつつある。小学生時分に同級生から女形をやっていることをからかわれたトラウマで人間不信に陥り、自分にも自信を持てなくなってしまった。

クラスメイトの明紫亜のことを尊敬している。明紫亜の挫けない底抜けの明るさや他人からの目など気にしていないところに、リスペクトを捧げている。

保健医の瀬名が華道の家元の人間だと知り、勝手に親しみを覚えるが、女装子にしか興奮しないと言う彼の性癖にはドン引きしている。そして、そんな彼に目を付けられてしまった己の不運を心の底から憎んでいる。

普段の優しい瀬名のことは好きだが、スイッチが入り意地悪くなった瀬名のことは大嫌い。

初めは女装している時にしか襲われなかったが、学校でも襲われるようになってきている現状に疲れ気味。学校で襲われる時は大抵が意地悪で乱暴なので、せめて優しくして貰いたいと切実に願っている。
 
妹の彼氏である一学年上の先輩と仲良しなのが、瀬名はどうも気に入っておらず学校での乱暴に繋がっていると気付くも、其処から何がどうなったのか甚だ理解出来ないが、恋人同士にとなってしまう。

明紫亜に瀬名とのあれこれを相談するも、恋バナだと勘違いされている。
初めて明紫亜から触れてくれた日は、感激で夜も眠れないぐらい興奮してしまったらしい。とにかく明紫亜へのリスペクトが半端なく、司破にも若干引かれている。

明紫亜をリスペクトすることは瀬名からも推奨されており、少し明紫亜のことを見習った方がいいと進言され、明紫亜の観察を始めたが、よくよく見ていると、子供っぽい仕草と大人の表情がいい感じにミックスされて何とも官能的で困ってしまう時があるらしい。明紫亜の観察を開始してから舞台での演技が向上したと親からは褒められ、色っぽくなったと瀬名にも褒められ(?)、明紫亜に対するリスペクト心が日に日に増している。義一郎に色気を着けさせるための瀬名の策略であることには気付いていない。


■ 瀬名 倫成(せな みちなり)

保健医。30歳。O型。男。174cm。
高校の養護教諭。儚げでか弱い雰囲気を持つ美形だが、明紫亜に恐れられる程にはあざとい。
淡い栗色の髪は、ショートでスッキリと纏められている。サラサラヘアー。

24歳の時に、歌舞伎の舞台を見に行き、其処で委員長の女形にときめきを覚えたのをキッカケに、女装子にしか興奮しなくなってしまう。

高校で委員長に出逢い、これは運命なのだと勝手に思い込んで恋に落ちる。最初は女装させて興奮していたが、その内、女装姿でなくとも相手が委員長であれば興奮するようになり、並々ならぬ執着心を彼に抱く。
委員長曰く「善人の仮面をかぶったストーカー」。
言葉巧みに誘導し、委員長とめでたく恋人同士になる。

普段は優しい雰囲気を醸し出し、実際に優しい男を演じてはいるが、中身はそれなりに腹黒く酷い男。
純に似ていることがコンプレックスであるが、否定出来ない類似性に開き直っている。

実家は華道の家元。本来は純の母が継ぐ筈であったが、一人っ子の彼女が駆け落ちをしてしまったため跡継ぎがいなく、これを機に世襲制を廃し、才能の塊であった瀬名の母が跡目を継ぐことになった。そのため、瀬名にも跡継ぎの責任はなく、好きなことをやらせて貰っている。姉が一人、妹が一人いる。女系一族なため、男の純と瀬名は珍しい。圧倒的に女が生まれてくる率が高く婿を取っている一族。

純の家の事情はそれとなく知っているが、交流はない。出来ることならば関わりたくない。純に対して恐れを抱いているが、そんな彼に似ているという矛盾に気付いていない。

司破とは教師仲間で、時々恋バナをする仲。純の弟ということで、血の繋がりはないが親戚のようなものだと思っている。
明紫亜のことは、可愛い生徒であり、委員長を高める便利なツールだとも思っている。明紫亜の女装姿(文化祭で男女逆転喫茶をやったらしい)にも、それなりに興奮したらしい。こっそり撮った写真を司破に売り付けていた。

純の母と瀬名の母は従姉妹同士である。仲は悪くなく、時折会うこともある。

委員長の実家は瀬名の実家の常連客で、それをずっと知らなかった程に華道に興味がない。委員長に近付くために少し勉強したらしい。


■ 神沼 明紫亜(かみぬま めしあ)

高校一年生。16歳。男。A型。
2003/12/31生まれ。

中肉中背よりも少し痩せ型。171cm。茶褐色の髪はマッシュルームに近い形をしている。前髪は眉毛より少し上でぱっつんカット。

風俗嬢の息子で、誰の子なのかも解らず、母親からの愛を受けてはこなかった。
育児放棄が酷くなり、親戚に預けられ、其処では我が子のように育てられるも、自分は要らない子で汚いのだという強迫概念が消えることはなかった。
地元では、出自の噂が広まっており、親戚に迷惑を掛けるのも嫌で、高校は遠く離れた場所に進学する。
小畑の家にて下宿生活を始めた。

子供っぽさと大人っぽさが同居したアンバランスな仕草や表情が多く、子供だと思えば大人で、周りを戸惑わせる。
周りからの評価は、独自の価値観を持った、ちょっと変わっているけど面白い子。

笑顔とおとぼけで本音を隠す癖があり、他人に頼ることが苦手。
他人に触られると嫌悪を感じ嘔吐することがある。

餓死寸前の明紫亜を発見し、そのあと病院に来た母親に捨てられた明紫亜を引き取り、精神的に塞ぎ込もうとする彼を引き戻してくれた叔母の涼子に病的なまでに依存している。
涼子の息子で同い年の従弟、蒼真とは親友で、良くLINEでやり取りをしている。

愛読書は推理小説で、日常の何てことのない事柄を推察して推理ごっこをするのが好き。趣味は人間観察。
司破との関係に悩むと淳志に相談し、恋バナで良く盛り上がる。

司破への執着と依存と、涼子への依存はまた別物であり、司破に依存したところで、涼子に対する依存がなくなった訳ではない。

涼子のことを「ユキちゃん」、小畑のことを「おばちゃん」、淳志のことを「アッくん」、純のことを「純さん」と呼んでいる。

純と保健医の瀬名に恐怖を感じてはいるが、嫌いな訳ではなく、寧ろ自分に近い存在だと認識している。


■ 笹垣 司破(ささがき­­­­­ しば)

化学教師。28歳。男。O型。
1991/04/08生まれ。

明紫亜の通う高校の臨時教師。183cm。スラリとした長身だが、鍛え抜かれた肉体で筋肉美を持つ。
黒髪。襟足で適当に切り揃えたボサボサヘア。前髪も不均衡で歪に揃えられているものの、逆に一つの完成形を為している。

淳志と純の異母兄弟。

全ての物事に対し執着がなく、愛というものを抱いたことがない。
笑うことも、楽しいと思うこともあまりなく生きている。
メシアとの時間に初めて他人との時間を楽しいと感じ、彼の前では自然と笑うことが出来る(メシアが面白いため。特にマッシュルームヘアーがぶるんぶるん揺れる様に弱い)
周りには無表情無口で目付きの悪い猟犬のように思われている。
淳志曰く「サイボーグ司破ちゃん」

極道親分の妾腹の子だが、外で生まれたため、極道ではない。
純からの執拗な勧誘と言う名の嫌がらせにも屈しない鉄のハートの持ち主。唯一の弱点が明紫亜になりつつある。

母親は、実業家の娘だったが家出をし、キャバ嬢をやっていた頃に倉本の当主と不倫の関係になり、司破を身籠ったが、子供を守るために実家にと戻り出産を果たすと言うパワフルな天然さん。
実業家の祖父母を持つ司破も結果的に金持ち。

昔から何かと悪戯を仕掛けてくる淳志をウザいと思っている。明紫亜が淳志に恩を感じているのが面白くない。何かと仲の良い淳志と明紫亜を見ると不機嫌になる。

明紫亜のことを頭がいいと思っている節がある。明紫亜曰く「名探偵マッシュルームに、頭の良し悪しは関係ないです」とのことだが、その意味を理解出来る日は自分にはやってこないと思っている。

小畑と明紫亜の関係や、司破の知らない明紫亜の過去を淳志が知っていたりすることが面白くない。案外嫉妬深い。


■ 倉本 純(くらもと じゅん)

極道跡取り。32歳。男。AB型。177cm。
司破と淳志の異母兄弟、長男。正妻の子。頭の狂ったサディスト。粘着気質でストーカー気質。
生命をいたぶり、死んだ方がマシだと思えるような恐怖を与えることに性的興奮を覚える。頭のネジが何本も外れた精神倒錯者。
肩まで伸ばした髪を後ろで一つに纏めている。
中性的で綺麗な面立ちで笑みを崩さない。
それが逆に恐怖を与えている。
スラリとした細身。

所有欲が強く、血の繋がりのある司破を組に入れようと、あらゆる手を尽くしている。
淳志は可愛い弟で忠犬。
保健医の瀬名は、母の従妹の子供。

表向きは儚げな美形に見えるが、やることはえげつない。
それでも血縁者にはまだ甘いらしく、淳志が必死に頼み込めば、何とか妥協してくれることもあるらしい。(司破は何があっても純に頼み込んだりしない)

他人の考えを状況から推察し、如何に自分の思い通りに出来るかを常に頭の中で捏ねくり回している。明紫亜はそんなところは他人ながら似ていると評しているが、それ故に畏怖対象ともなっている。

司破が初めて執着している明紫亜に並々ならぬ興味を抱いている。一番のお気に入りになりつつあるが、淳志が頼むのであまり苛めないように気を付けているらしい。司破と一緒に明紫亜も組に取り入れたい願望を抱いている。

淳志が小畑に抱く恋心も、一応は応援しているようで、偶に近況を聞いたりしている。
淳志からは恐れられ、司破からは疎まれているが、気違いサディストでなければ、多分恐らくきっと、弟想いのいいお兄ちゃんである。
明紫亜はそれに気付いていて、なんとかこの3兄弟を仲良くしたいとの願望を密かに抱いているし、純にも直接言ったりもしている。が、実際問題、仲良くなるのは難しそうだという結論に達したリアリスト二人であった。

母親からの厳しい躾が原因でサディストに目覚め、その欲求を満たすことの出来る環境に恵まれていたため、愛情表現がかなり歪んでいる。
母親の実家は華道の家元。倉本の当主とは駆け落ちデキ婚である。純の母は長女で一人っ子だったため、これを機に世襲制を廃し、才能のある瀬名の母が跡目を継いでいる。
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