25 / 182
第一章 アストラニア王国編
023 肩車と爆走
しおりを挟む
冒険者千名、領主貴族の領兵と王国騎士団の騎士・兵士五百名、さらに教会の僧侶二十名。
私たちは、かつて倉庫群が立ち並んでいたという石畳だけが残る広大な跡地に布陣していた。場所は街の東に広がる大平原のど真ん中だ。
まだ夕方には早い時刻だが、討伐軍はそこで日暮れを待っていた。
ゾンビは動きも遅く、単純に真っ直ぐ突っ込んでくるので、そんなに脅威になる魔物ではないらしい。
相手がゾンビだとわかっているからか、身をひそめる者はおらず、むしろ肩の力を抜いて雑談したりくつろいだりしている者も多い。
やがて空が赤く染まり始め、冷たい風が吹き抜けてくる。ほんの少し肌寒い。三月に入ったばかりの大平原はまだ緑が少なく、跡地の周囲はたんぽぽなどの野草がまばらにある程度。見渡す限りそれが地平線まで広がり、あまりの広さに、まるで世界で私たちだけが取り残されたかのような錯覚すら覚える場所だった。
「アリス様、いよいよですね」
「そうだね。でもどの方向から来るんだろ? 日が沈んでしまうと、方角すらわからなくなりそう」
「朝方、東のほうに消えたって言ってたから、来るならあっちの方かしら」
周囲を見れば、誰もが東の方角を注視していた。私も同じように視線を向け、夕日が西の山脈に沈むのを待つ。
そして太陽が完全に姿を隠した瞬間――
「ゾンビ来ました! 全方向からです!」
斥候の兵士が叫んだ。
どうやら日中は土に潜んでいたらしい。まさか土の中にいるとは思わず、誰も気づけなかった。
地中から現れた一万を超えるゾンビが四方八方から雪崩れ込んできて、討伐軍はたちまち大混乱に陥った。もはや指揮の声も聞こえない。
「リディア、肩車して! 周りに味方が多すぎて魔法が撃てない!」
冒険者たちが右往左往して視界を遮り、魔法の発動が難しい。私はスカートを履いていたが、もともと“男”だったせいか、下着を見られてもあまり気にならなかった。もちろん最低限は隠すけれど。
リディアに肩車してもらい、〈気配察知〉で位置を確認しながら魔法を放つ。
「――第五階梯聖魔法〈不浄消滅〉! 〈不浄消滅〉! 〈不浄消滅〉! 〈不浄消滅〉!」
リディアにゆっくり回ってもらい、全方向へ魔法を撃ち込む。
一発で二十体ほどは消し飛ばせるが、数があまりにも多い。やがてゾンビが迫ると、近くの冒険者や兵士が剣を振りかざし、群れへ飛び込んでいった。
「くっ、接敵されると魔法が撃てない!」
〈不浄消滅〉は“不浄な心”を持つ者にもダメージを与えてしまう。完全に清らかな人間などほとんどいない。だから混戦では使えないのだ。
「イレーヌ! リディア! ゾンビが突っ込んでくるよ! 戦闘態勢!」
私はリディアの肩から降り、剣を――握ろうとして、やめた。ここでバランスを崩したら、味方を傷つける可能性が高い。しかし、味方が乱戦しているこの場所で〈不浄消滅〉も撃てない。
「仕方ない! 嫌だけど……凄く嫌だけど!」
私は両手両足に〈不浄消滅〉を〈魔法付与〉し、素手でゾンビを倒す決断をした。
「うわー! にゅるっとした! うわー! べちゃってなるー!」
一人大騒ぎしながら殴り倒す。ゾンビは触れた途端に消えるし、〈洗浄〉で体もきれいにできる。それでも感触の気持ち悪さは拭えなかった。もうここは無我の境地だ。心頭滅却! 心頭滅却!
「アリス! やっぱりアンタにゾンビが集中しているわ!」
ゾンビもなのか! くそっ!
イレーヌは混戦でクロスボウが使えず、ナイフでゾンビを消している。リディアは盾やランスを振るだけでゾンビを次々と消滅させ、大活躍だ。
ゾンビたちは真っ直ぐ私に向かってくる。しかし、その直線上に邪魔なものがいると攻撃するらしい。
すべてのゾンビが私に向かってくるため、私の近くにいた冒険者は大量のゾンビに囲まれることになった。
「ここに私がいたらマズい! リディア、もう一度肩車して! ここから移動する!」
「承知しました、アリス様」
リディアの肩の上に登り、周囲を見渡して人を巻き込まない場所を探す。
「イレーヌ! 場所を変える! ついてきて! リディア! このままあっち向かって走って! 私が止まってって言うまで!」
「承知しました、アリス様」
リディアは返事と同時に、私を肩車したまま凄まじい加速で走り出した。……後ろに落ちるかと思った。
フルプレートでタワーシールドとランス持って、こんな速さで走れるの? 元の世界の車並みに速い。〈身体強化[8]〉の影響だろう。
リディアは一直線にゾンビを弾き飛ばしながら消失させていった。なんだかマンガの一シーンのようだ。一直線にドリブルして全員吹き飛ばすキャラみたい。
「リディア! ここでいい! 止まって!」
リディアが急ブレーキで止まる。……次は前に吹き飛びそうになった。
リディアの肩の上で、〈空架障壁〉で空中に足場を作り、そこに乗る。ここから魔法を連発してやる!
「アリス! アタシもそこに乗せなさいよ! そこからならアタシもクロスボウが撃てるわ!」
「ボルトを拾っている暇がないから却下。そこでナイフで討伐しといて」
「嫌よ! ナイフだと、ゾンビに物凄く接近しないと倒せないのよ!」
うるさいなあ。イレーヌがナイフを主武器にしているからだろうに。
「ああ、じゃあ、これ使って。同じ短剣扱いだから、なんとかなるでしょ」
そう言って私は〈魔法付与〉済の高炭素鋼ショートソードをイレーヌに渡した。
「リディアは適当に周りのゾンビを消滅させて! なんならその辺り走り回ってもいいよ!」
「本当ですか! 承知しました!」
あれ? リディア楽しそう。さっきの爆走で味をしめちゃったかな。
そこからは一方的な殲滅戦だった。
私は全方位に〈不浄消滅〉を連発し、リディアは疾走しながらゾンビを次々と弾き飛ばしていく。イレーヌは私の足元で、取りこぼしたゾンビをショートソードで斬り払うだけでよかった。
ゾンビたちが全員私を狙うおかげで、他の冒険者や兵士はゾンビたちの背後から楽に攻撃ができた。
そして二時間後――
「我らの勝利だ! 勝鬨を上げよ!」
領主の貴族が声を張り上げ、兵士たちが歓声を上げる。お前何もしていないだろ、と心の中でだけ突っ込んだ。
すぐに後片付けが始まる。〈不浄消滅〉で消したゾンビは跡形もないが、光魔法や聖水で倒したものは死体が残る。集めた死体を大穴に投げ込み、風魔法で臭いを遮断してから火魔法で焼くのだという。それは大変だね、とゾンビを運んでいる冒険者や兵士を眺めていて――ふと気づいた。
「すみません! そこのゾンビ、私が運びます! アイテムボックス持っているので!」
慌てて駆け寄り手伝うが、残っていたゾンビの死体は二十体ほどだけだった。
「あー! やっぱりー!」
ゾンビもスキルを持っていた。しかもこれは人間だったときのスキルだろう。おそらくこのゾンビたちは元兵士だ。スキルが〈剣術〉だったり〈弓術〉だったり、ゾンビのときに一切使っていないスキルを持っている。これが一万体以上……なんともったいない。
運んだ二十体のゾンビから私が新たに入手したスキルは〈裁縫[5]〉と〈薬調合[5]〉。きっと、もっと他にもスキルが入手できたはずなんだ……一万体……。
「アリス様、どうかなさいましたか?」
「いや……うん、大丈夫。なんでもないよ」
結局、今は〈不浄消滅〉しか攻撃手段がなかったのだから、この結果は仕方がないと思うことにした。
空が明るくなる頃には、すべてのゾンビは燃え尽きたようだった。穴を埋めて、街に戻る。今回の原因調査は、引き続き王国騎士団が行うそうだ。
街に戻ると、冒険者たちは王都に帰還してよいと告げられた。すでに帰りの荷馬車も用意されている。
私たちも乗ろうとしたところで――
「お嬢ちゃんたち! すごい活躍だったな! 見ていたぞ!」
兵士が声をかけてきた。隣の冒険者も頷き、
「たしかに、ありゃすごかった。王城で表彰されるんじゃねえか? ランクも上がると思うぞ」
「え? 表彰……? ランクも?」
周囲の兵士や冒険者も口々に同意する。もしやBランク昇格!? そんな道もあるのか。
聞けば、すでに早馬で王都に報告が送られ、冒険者ギルドにも伝わるという。
ただの気分転換のつもりだったのに――。
私たちは馬車に乗り込み、王都までの二時間、私はリディアの肩にもたれながら仮眠を取った。
私たちは、かつて倉庫群が立ち並んでいたという石畳だけが残る広大な跡地に布陣していた。場所は街の東に広がる大平原のど真ん中だ。
まだ夕方には早い時刻だが、討伐軍はそこで日暮れを待っていた。
ゾンビは動きも遅く、単純に真っ直ぐ突っ込んでくるので、そんなに脅威になる魔物ではないらしい。
相手がゾンビだとわかっているからか、身をひそめる者はおらず、むしろ肩の力を抜いて雑談したりくつろいだりしている者も多い。
やがて空が赤く染まり始め、冷たい風が吹き抜けてくる。ほんの少し肌寒い。三月に入ったばかりの大平原はまだ緑が少なく、跡地の周囲はたんぽぽなどの野草がまばらにある程度。見渡す限りそれが地平線まで広がり、あまりの広さに、まるで世界で私たちだけが取り残されたかのような錯覚すら覚える場所だった。
「アリス様、いよいよですね」
「そうだね。でもどの方向から来るんだろ? 日が沈んでしまうと、方角すらわからなくなりそう」
「朝方、東のほうに消えたって言ってたから、来るならあっちの方かしら」
周囲を見れば、誰もが東の方角を注視していた。私も同じように視線を向け、夕日が西の山脈に沈むのを待つ。
そして太陽が完全に姿を隠した瞬間――
「ゾンビ来ました! 全方向からです!」
斥候の兵士が叫んだ。
どうやら日中は土に潜んでいたらしい。まさか土の中にいるとは思わず、誰も気づけなかった。
地中から現れた一万を超えるゾンビが四方八方から雪崩れ込んできて、討伐軍はたちまち大混乱に陥った。もはや指揮の声も聞こえない。
「リディア、肩車して! 周りに味方が多すぎて魔法が撃てない!」
冒険者たちが右往左往して視界を遮り、魔法の発動が難しい。私はスカートを履いていたが、もともと“男”だったせいか、下着を見られてもあまり気にならなかった。もちろん最低限は隠すけれど。
リディアに肩車してもらい、〈気配察知〉で位置を確認しながら魔法を放つ。
「――第五階梯聖魔法〈不浄消滅〉! 〈不浄消滅〉! 〈不浄消滅〉! 〈不浄消滅〉!」
リディアにゆっくり回ってもらい、全方向へ魔法を撃ち込む。
一発で二十体ほどは消し飛ばせるが、数があまりにも多い。やがてゾンビが迫ると、近くの冒険者や兵士が剣を振りかざし、群れへ飛び込んでいった。
「くっ、接敵されると魔法が撃てない!」
〈不浄消滅〉は“不浄な心”を持つ者にもダメージを与えてしまう。完全に清らかな人間などほとんどいない。だから混戦では使えないのだ。
「イレーヌ! リディア! ゾンビが突っ込んでくるよ! 戦闘態勢!」
私はリディアの肩から降り、剣を――握ろうとして、やめた。ここでバランスを崩したら、味方を傷つける可能性が高い。しかし、味方が乱戦しているこの場所で〈不浄消滅〉も撃てない。
「仕方ない! 嫌だけど……凄く嫌だけど!」
私は両手両足に〈不浄消滅〉を〈魔法付与〉し、素手でゾンビを倒す決断をした。
「うわー! にゅるっとした! うわー! べちゃってなるー!」
一人大騒ぎしながら殴り倒す。ゾンビは触れた途端に消えるし、〈洗浄〉で体もきれいにできる。それでも感触の気持ち悪さは拭えなかった。もうここは無我の境地だ。心頭滅却! 心頭滅却!
「アリス! やっぱりアンタにゾンビが集中しているわ!」
ゾンビもなのか! くそっ!
イレーヌは混戦でクロスボウが使えず、ナイフでゾンビを消している。リディアは盾やランスを振るだけでゾンビを次々と消滅させ、大活躍だ。
ゾンビたちは真っ直ぐ私に向かってくる。しかし、その直線上に邪魔なものがいると攻撃するらしい。
すべてのゾンビが私に向かってくるため、私の近くにいた冒険者は大量のゾンビに囲まれることになった。
「ここに私がいたらマズい! リディア、もう一度肩車して! ここから移動する!」
「承知しました、アリス様」
リディアの肩の上に登り、周囲を見渡して人を巻き込まない場所を探す。
「イレーヌ! 場所を変える! ついてきて! リディア! このままあっち向かって走って! 私が止まってって言うまで!」
「承知しました、アリス様」
リディアは返事と同時に、私を肩車したまま凄まじい加速で走り出した。……後ろに落ちるかと思った。
フルプレートでタワーシールドとランス持って、こんな速さで走れるの? 元の世界の車並みに速い。〈身体強化[8]〉の影響だろう。
リディアは一直線にゾンビを弾き飛ばしながら消失させていった。なんだかマンガの一シーンのようだ。一直線にドリブルして全員吹き飛ばすキャラみたい。
「リディア! ここでいい! 止まって!」
リディアが急ブレーキで止まる。……次は前に吹き飛びそうになった。
リディアの肩の上で、〈空架障壁〉で空中に足場を作り、そこに乗る。ここから魔法を連発してやる!
「アリス! アタシもそこに乗せなさいよ! そこからならアタシもクロスボウが撃てるわ!」
「ボルトを拾っている暇がないから却下。そこでナイフで討伐しといて」
「嫌よ! ナイフだと、ゾンビに物凄く接近しないと倒せないのよ!」
うるさいなあ。イレーヌがナイフを主武器にしているからだろうに。
「ああ、じゃあ、これ使って。同じ短剣扱いだから、なんとかなるでしょ」
そう言って私は〈魔法付与〉済の高炭素鋼ショートソードをイレーヌに渡した。
「リディアは適当に周りのゾンビを消滅させて! なんならその辺り走り回ってもいいよ!」
「本当ですか! 承知しました!」
あれ? リディア楽しそう。さっきの爆走で味をしめちゃったかな。
そこからは一方的な殲滅戦だった。
私は全方位に〈不浄消滅〉を連発し、リディアは疾走しながらゾンビを次々と弾き飛ばしていく。イレーヌは私の足元で、取りこぼしたゾンビをショートソードで斬り払うだけでよかった。
ゾンビたちが全員私を狙うおかげで、他の冒険者や兵士はゾンビたちの背後から楽に攻撃ができた。
そして二時間後――
「我らの勝利だ! 勝鬨を上げよ!」
領主の貴族が声を張り上げ、兵士たちが歓声を上げる。お前何もしていないだろ、と心の中でだけ突っ込んだ。
すぐに後片付けが始まる。〈不浄消滅〉で消したゾンビは跡形もないが、光魔法や聖水で倒したものは死体が残る。集めた死体を大穴に投げ込み、風魔法で臭いを遮断してから火魔法で焼くのだという。それは大変だね、とゾンビを運んでいる冒険者や兵士を眺めていて――ふと気づいた。
「すみません! そこのゾンビ、私が運びます! アイテムボックス持っているので!」
慌てて駆け寄り手伝うが、残っていたゾンビの死体は二十体ほどだけだった。
「あー! やっぱりー!」
ゾンビもスキルを持っていた。しかもこれは人間だったときのスキルだろう。おそらくこのゾンビたちは元兵士だ。スキルが〈剣術〉だったり〈弓術〉だったり、ゾンビのときに一切使っていないスキルを持っている。これが一万体以上……なんともったいない。
運んだ二十体のゾンビから私が新たに入手したスキルは〈裁縫[5]〉と〈薬調合[5]〉。きっと、もっと他にもスキルが入手できたはずなんだ……一万体……。
「アリス様、どうかなさいましたか?」
「いや……うん、大丈夫。なんでもないよ」
結局、今は〈不浄消滅〉しか攻撃手段がなかったのだから、この結果は仕方がないと思うことにした。
空が明るくなる頃には、すべてのゾンビは燃え尽きたようだった。穴を埋めて、街に戻る。今回の原因調査は、引き続き王国騎士団が行うそうだ。
街に戻ると、冒険者たちは王都に帰還してよいと告げられた。すでに帰りの荷馬車も用意されている。
私たちも乗ろうとしたところで――
「お嬢ちゃんたち! すごい活躍だったな! 見ていたぞ!」
兵士が声をかけてきた。隣の冒険者も頷き、
「たしかに、ありゃすごかった。王城で表彰されるんじゃねえか? ランクも上がると思うぞ」
「え? 表彰……? ランクも?」
周囲の兵士や冒険者も口々に同意する。もしやBランク昇格!? そんな道もあるのか。
聞けば、すでに早馬で王都に報告が送られ、冒険者ギルドにも伝わるという。
ただの気分転換のつもりだったのに――。
私たちは馬車に乗り込み、王都までの二時間、私はリディアの肩にもたれながら仮眠を取った。
21
あなたにおすすめの小説
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
辺境の落ちこぼれと呼ばれた少年、実は王も龍も跪く最強でした
たまごころ
ファンタジー
村で「落ちこぼれ」と呼ばれた少年アレン。魔法も剣も使えず、追放される運命だった。
だが彼の力は、世界の理そのものに干渉する“神級スキル”だった。
自覚のないまま危機を救い、美女を助け、敵を粉砕し、気づけば各国の王も、竜すらも彼に頭を下げる。
勘違いと優しさと恐るべき力が織りなす、最強無自覚ハーレムファンタジー、ここに開幕!
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】
kujibiki
ファンタジー
異世界で第二の人生の大往生を迎えた僕は再びあの場所へ飛ばされていた。
※これは『DNAの改修者』のアフターストーリーとなります。
『DNAの改修者』を読まなくても大丈夫だとは思いますが、気になる方はご覧ください。
※表紙は生成AIで作ってみたイメージです。(シャルルが難しい…)
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる