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第四章 モノ・インフィニティ編
152 言伝の約束と沈む太陽
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『それと、こちらをお使いください』
俺は黒板にそう書いたあと、金貨の入った袋を一つ差し出した。中には三百枚入っている。
「え!? ちょっと! こんなのもらえないよ!」
そう言って突き返してくるフレデリカに、俺は再び黒板に文字を書く。
『依頼料の前払いです。どうかお願いします』
他のメンバーと顔を見合わせたフレデリカは、一つ息をつくと、
「わかった。この依頼、受けてやる。その代わり、こっちの質問にも答えてもらっていいか?」
なんだろう。俺は黙って頷いた。
「昨日の夜……アタシの部屋に来た男は、どこにいるんだ?」
少し頬を赤らめながら、フレデリカはそう聞いてきた。すると他の女性たちも、次々に声を上げる。
「わ、私のところに来た人は?」
「あたしのとこも!」
全員、顔を赤らめている。あの状態でも、治療の効果はきちんとあったらしい。
俺は黒板に文字を書いた。
『彼の名前はアレス。ミノルという男に古代遺物を使われ、このダンジョンへ飛ばされた男性です。しばらく、ここには戻ってきません。エヴァルシアへの言伝の依頼を完遂してもらえれば、再び彼と会えるでしょう』
それを読んだフレデリカを含む五人の女性は、揃って声を上げた。
「絶対にその依頼、完遂してみせる!」
俺はさらに黒板に文字を重ねる。
『ありがとうございます。では、皆さんをダンジョンの入口まで、この家ごと移動させます。しばらくここで待っていてください。なお、地上に出たあとは、私の存在は内密にお願いします。ただし、エヴァルシアの人には、私のことを伝えてください』
少し戸惑ったような表情のフレデリカだったが、
「ああ、わかった。……ところで、鋏はないか? 髪がうっとうしくてな。切りたいんだ」
俺は共有空間から鋏を一つ取り出し、フレデリカに渡して外へ出た。
客車を出ると、昨日と同じように透明化させた客車を浮かべ、そのまま階段のあるエリアへ移動した。
階段エリアに到着し、周囲を確認する。昨日置いておいた少年二人の遺体は、すでになくなっていた。地上へ運んでくれたのだろう。
客車の中へ戻り、フレデリカたち五人を呼びに行くと、全員が髪を整え、それぞれ自分の冒険者装備に着替えていた。
「うぉ! マジでダンジョンの入口じゃんか!」
外へ出たフレデリカはそう叫び、他の女性たちと一緒に階段へ向かう。途中で振り返り、
「助けてくれて、ありがとうな! アタシたち、必ずエヴァルシアに言伝を届けるから!」
そう言い残し、五人は階段を駆け上がっていったのだった。
さて、このダンジョンを踏破するにあたって、まず俺がやるべきことは装備を整えることだ。
メスの場合は魔女のローブがあるが、足は裸足。オスの場合は完全に裸である。
以前使っていた空歩のブーツは、イレーヌが人身売買の調査に向かう際に貸したままだ。
トロール革のブーツもサイズが合わず、作り直す必要がある。
俺は客車を亜空間に収納し、再びゴブリンの集落があった場所へ戻った。
(あ、ジャガイモができている)
さすが採取ポイントだ。数時間でジャガイモがリポップしている。ありがたく回収しておく。
(手頃な建物は……)
共有空間の中から、建物だけを収納した空間を探す。
(よし、これにしよう)
一つの石造りの建物を集落跡地に出現させ、〈空架障壁〉で覆う。これで、俺以外は誰も入れない。建物の中へ入り、
(ルビナ、借りるぞ)
以前、ルビナが王都へ引っ越す際に亜空間へ収納していた、『ジャスパーブレスト武器工房』の高温溶融炉や金床など、鍛冶用の道具一式を部屋に設置した。
ここは、俺専用の工房だ。
木炭や石炭も共有空間にあるし、鍛冶を習っていた頃の道具も一式そろっている。
まずは、オスの“レッドキャップ”用装備だ。
赤い帽子は、ターリアたちが作っていた服の中から赤い生地を拝借し、俺が仕立てた。被り心地も悪くない。
武器については少し悩んだが、今の身長ならショートソードがちょうどいい、という結論に至った。
手持ちはミスリルのロングソードとミスリルのバトルハンマー。
昨日、新人冒険者の遺体から鉄のショートソードを貰ったが、この先を考えると鉄製では心許ない。
俺はミスリルのバトルハンマーをインゴットに戻し、二振りのミスリル製ショートソードを〈鍛冶〉で作製した。“レッドキャップ”は二刀流でいく。
防具は革ベースで部分的にミスリルで補強、と思ったのだが――
(この革、オークだな)
手元にあるのはオーク革のみ。元々の防御力が期待できないので、ミスリルを使ってもあまり意味がない。
結局、オーク革と鋼を使い、鎧を二着作ることにした。
ブーツは、以前使っていたトロール革のものを、“レッドキャップ”のサイズに作り替える。
次は、メスの“ゴブリンセインテス”用だ。
ブーツは共用で問題ない。
杖は、昨日回収したトレントの杖を使用する。宝石はないので、魔法強化効果はなし。
防具は魔女のローブが最強装備なので、そのまま着用する。
一見、“セインテス”のまま剣を使うのが最も強そうだが、“セインテス”は魔法ステータス、“レッドキャップ”は物理ステータスが強化される魔物だと感覚的に理解できた。状況に応じて使い分けるべきだろう。
続いて、共有空間を再調査する。
一度確認したが、改めてこちらから連絡を取る方法がないかを探す。
(やっぱり、共有空間に直接送ることはできないのか……あ、紙とペンがあるな。取り出しておこう。撮影カメラと動画保存カード、モニターも一つずつ)
アクセスできない共有空間も多いが、取り出しだけ可能なものもある。
では、共有空間以外なら――。
あった。一つだけ、向こうへ物を送る手段が。
ただし、今はほとんど使われていないため、気づいてもらえない可能性は高い。
それは、〈共有(空間)〉スキルを得る前、セレナとルビナに渡していたマジックバッグだ。
当時、俺がエルセリオン王国にいたため、アストラニア王国にいる二人と物資のやり取りをするために作ったものだった。このバッグの亜空間には、今も俺が自由に物を入れられる。
そのうち一つは、今も俺が持っている。
そして、もう一つを持っているのが――
(レオンなんだよな)
エヴァルシア冒険者ギルドのギルド長、レオン。
以前、『アンデッド迷宮』に潜った際、王都へモニターを運ぶと言ったので、そのときに貸したままだ。
(気づかれないかもしれないが……何もしないよりはいい)
俺は紙に手紙を書き、そのマジックバッグの亜空間へ入れておいた。
(他に、作っておくべきものは……)
小学校で使っていた黒板のストックを一つ取り出し、一部を切って小型の黒板を作る。
もし外で人と会話することがあれば、これを使おう。もっとも、今の姿で外に出れば、問答無用で攻撃される未来しか見えないが。
(……言葉を発する方法を考えるべきか?)
しかし、今のスキル構成では難しそうだ。〈振動魔法〉でもあれば話は別だが。
以前作った店舗動画のナレーション音声を単語単位で切り貼りして――いや、使える言葉が少なすぎるな。
そんなことを考えているうちに、ずいぶん時間が経っていた。
外はすでに――暗い。
(暗い!?)
慌てて工房の外へ出ると、確かに外は夜になっていた。
(マジか。ここ、ダンジョンの中だよな……夜もあるのか)
どうやら、このダンジョンでは夜になると、太陽のようなものが沈むらしい。
(それにしても、セーフルームはあるんだろうか? 俺は採取エリアに建物を建てて、〈空架障壁〉で囲めばまず安全だが、他の冒険者はどうしているんだ?)
明日は明るくなり次第、撮影も兼ねて、このダンジョンを調査して回ることにしよう。
俺は黒板にそう書いたあと、金貨の入った袋を一つ差し出した。中には三百枚入っている。
「え!? ちょっと! こんなのもらえないよ!」
そう言って突き返してくるフレデリカに、俺は再び黒板に文字を書く。
『依頼料の前払いです。どうかお願いします』
他のメンバーと顔を見合わせたフレデリカは、一つ息をつくと、
「わかった。この依頼、受けてやる。その代わり、こっちの質問にも答えてもらっていいか?」
なんだろう。俺は黙って頷いた。
「昨日の夜……アタシの部屋に来た男は、どこにいるんだ?」
少し頬を赤らめながら、フレデリカはそう聞いてきた。すると他の女性たちも、次々に声を上げる。
「わ、私のところに来た人は?」
「あたしのとこも!」
全員、顔を赤らめている。あの状態でも、治療の効果はきちんとあったらしい。
俺は黒板に文字を書いた。
『彼の名前はアレス。ミノルという男に古代遺物を使われ、このダンジョンへ飛ばされた男性です。しばらく、ここには戻ってきません。エヴァルシアへの言伝の依頼を完遂してもらえれば、再び彼と会えるでしょう』
それを読んだフレデリカを含む五人の女性は、揃って声を上げた。
「絶対にその依頼、完遂してみせる!」
俺はさらに黒板に文字を重ねる。
『ありがとうございます。では、皆さんをダンジョンの入口まで、この家ごと移動させます。しばらくここで待っていてください。なお、地上に出たあとは、私の存在は内密にお願いします。ただし、エヴァルシアの人には、私のことを伝えてください』
少し戸惑ったような表情のフレデリカだったが、
「ああ、わかった。……ところで、鋏はないか? 髪がうっとうしくてな。切りたいんだ」
俺は共有空間から鋏を一つ取り出し、フレデリカに渡して外へ出た。
客車を出ると、昨日と同じように透明化させた客車を浮かべ、そのまま階段のあるエリアへ移動した。
階段エリアに到着し、周囲を確認する。昨日置いておいた少年二人の遺体は、すでになくなっていた。地上へ運んでくれたのだろう。
客車の中へ戻り、フレデリカたち五人を呼びに行くと、全員が髪を整え、それぞれ自分の冒険者装備に着替えていた。
「うぉ! マジでダンジョンの入口じゃんか!」
外へ出たフレデリカはそう叫び、他の女性たちと一緒に階段へ向かう。途中で振り返り、
「助けてくれて、ありがとうな! アタシたち、必ずエヴァルシアに言伝を届けるから!」
そう言い残し、五人は階段を駆け上がっていったのだった。
さて、このダンジョンを踏破するにあたって、まず俺がやるべきことは装備を整えることだ。
メスの場合は魔女のローブがあるが、足は裸足。オスの場合は完全に裸である。
以前使っていた空歩のブーツは、イレーヌが人身売買の調査に向かう際に貸したままだ。
トロール革のブーツもサイズが合わず、作り直す必要がある。
俺は客車を亜空間に収納し、再びゴブリンの集落があった場所へ戻った。
(あ、ジャガイモができている)
さすが採取ポイントだ。数時間でジャガイモがリポップしている。ありがたく回収しておく。
(手頃な建物は……)
共有空間の中から、建物だけを収納した空間を探す。
(よし、これにしよう)
一つの石造りの建物を集落跡地に出現させ、〈空架障壁〉で覆う。これで、俺以外は誰も入れない。建物の中へ入り、
(ルビナ、借りるぞ)
以前、ルビナが王都へ引っ越す際に亜空間へ収納していた、『ジャスパーブレスト武器工房』の高温溶融炉や金床など、鍛冶用の道具一式を部屋に設置した。
ここは、俺専用の工房だ。
木炭や石炭も共有空間にあるし、鍛冶を習っていた頃の道具も一式そろっている。
まずは、オスの“レッドキャップ”用装備だ。
赤い帽子は、ターリアたちが作っていた服の中から赤い生地を拝借し、俺が仕立てた。被り心地も悪くない。
武器については少し悩んだが、今の身長ならショートソードがちょうどいい、という結論に至った。
手持ちはミスリルのロングソードとミスリルのバトルハンマー。
昨日、新人冒険者の遺体から鉄のショートソードを貰ったが、この先を考えると鉄製では心許ない。
俺はミスリルのバトルハンマーをインゴットに戻し、二振りのミスリル製ショートソードを〈鍛冶〉で作製した。“レッドキャップ”は二刀流でいく。
防具は革ベースで部分的にミスリルで補強、と思ったのだが――
(この革、オークだな)
手元にあるのはオーク革のみ。元々の防御力が期待できないので、ミスリルを使ってもあまり意味がない。
結局、オーク革と鋼を使い、鎧を二着作ることにした。
ブーツは、以前使っていたトロール革のものを、“レッドキャップ”のサイズに作り替える。
次は、メスの“ゴブリンセインテス”用だ。
ブーツは共用で問題ない。
杖は、昨日回収したトレントの杖を使用する。宝石はないので、魔法強化効果はなし。
防具は魔女のローブが最強装備なので、そのまま着用する。
一見、“セインテス”のまま剣を使うのが最も強そうだが、“セインテス”は魔法ステータス、“レッドキャップ”は物理ステータスが強化される魔物だと感覚的に理解できた。状況に応じて使い分けるべきだろう。
続いて、共有空間を再調査する。
一度確認したが、改めてこちらから連絡を取る方法がないかを探す。
(やっぱり、共有空間に直接送ることはできないのか……あ、紙とペンがあるな。取り出しておこう。撮影カメラと動画保存カード、モニターも一つずつ)
アクセスできない共有空間も多いが、取り出しだけ可能なものもある。
では、共有空間以外なら――。
あった。一つだけ、向こうへ物を送る手段が。
ただし、今はほとんど使われていないため、気づいてもらえない可能性は高い。
それは、〈共有(空間)〉スキルを得る前、セレナとルビナに渡していたマジックバッグだ。
当時、俺がエルセリオン王国にいたため、アストラニア王国にいる二人と物資のやり取りをするために作ったものだった。このバッグの亜空間には、今も俺が自由に物を入れられる。
そのうち一つは、今も俺が持っている。
そして、もう一つを持っているのが――
(レオンなんだよな)
エヴァルシア冒険者ギルドのギルド長、レオン。
以前、『アンデッド迷宮』に潜った際、王都へモニターを運ぶと言ったので、そのときに貸したままだ。
(気づかれないかもしれないが……何もしないよりはいい)
俺は紙に手紙を書き、そのマジックバッグの亜空間へ入れておいた。
(他に、作っておくべきものは……)
小学校で使っていた黒板のストックを一つ取り出し、一部を切って小型の黒板を作る。
もし外で人と会話することがあれば、これを使おう。もっとも、今の姿で外に出れば、問答無用で攻撃される未来しか見えないが。
(……言葉を発する方法を考えるべきか?)
しかし、今のスキル構成では難しそうだ。〈振動魔法〉でもあれば話は別だが。
以前作った店舗動画のナレーション音声を単語単位で切り貼りして――いや、使える言葉が少なすぎるな。
そんなことを考えているうちに、ずいぶん時間が経っていた。
外はすでに――暗い。
(暗い!?)
慌てて工房の外へ出ると、確かに外は夜になっていた。
(マジか。ここ、ダンジョンの中だよな……夜もあるのか)
どうやら、このダンジョンでは夜になると、太陽のようなものが沈むらしい。
(それにしても、セーフルームはあるんだろうか? 俺は採取エリアに建物を建てて、〈空架障壁〉で囲めばまず安全だが、他の冒険者はどうしているんだ?)
明日は明るくなり次第、撮影も兼ねて、このダンジョンを調査して回ることにしよう。
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