バカ犬躾けて仇となる

雑田

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「治樹さん」
「おー、彰人。いまちょうど、んぐっ…!?」

風呂から上がった彰人に声をかけられ、返事をしようとしたのと同時に勢いよくベッドに押し倒された。
久々にゴリラ並みの力強さで肩を押さえつけられ、動揺している間に噛みつく勢いで唇を貪られる。

「んんッ、おいっ、あきと、おちつけ、って…!」
「はッ、治樹さん、2週間ぶりのっ…、俺がどれだけ我慢したと思ってるんですか! 落ち着けるわけないでしょう…!」
「さっきまで大人しかっただろうが、あッ、こらっ」
「治樹さんっ」

2週間分の鬱憤を晴らすように、彰人は性急に俺の上下のスウェットを捲り上げた。
露わになった俺の胸元と、しっとりと濡れている股間を目にした彰人は分かりやすく息を荒げ、大好物の餌を目の前に待てをさせられている犬のように興奮している。

「なんでこんな…、ッ、もしかして、自分で…?」
「……ちゃんと約束守ったからな、ちょっとしたご褒美と思って、だな」
「ッは、はあっ、ふーッ…!」
「あ、彰人…? ちょ、ちょっと落ち着け、な?」

荒々しく呼吸をする彰人の口端から、ちたりと落ちた涎が俺のペニスに伝った。
その瞬間、彰人はタガが外れたように治樹のペニスにむしゃぶりついた。

「うあっ!? 彰人、あぁッ、ばか、そんな急に…!」
「はぁ、んん、はあっ、治樹さんのッ」

じゅ、じゅるるッ、と卑猥な水音を立て、頭を前後に動かしながらきつくペニスを吸われる。
亀頭と竿に舌を絡ませ激しく擦られる度に、あまりの気持ち良さに負けて彰人の口内にペニスを押し入れると、彰人もそれに応えるように更に深く咥え込んだ。
睾丸までしゃぶりつくしてしまうのではないかと言うほど咥え込まれ、亀頭を喉奥で扱かれる感覚に視界が明滅する。
そんな治樹の今にも達しそうな様子を知ってか知らずか、彰人は治樹の尻穴に右手の親指をぬぷりと挿し入れた。
彰人が風呂に入っている間、久々の行為に、らしくもなく嬉々として自分で準備していた穴は柔くぬかるんでいて、親指の一本など容易に受け入れてしまった。

「ああっ、すごい…。治樹さんのお尻の穴、すごく柔らかくて、はあッ、俺の指が根元まではいってく…」
「ン、あっ! 彰人、そこっ、もうだめだ、あぁっ!」
「ここだよね? 治樹さんの、コリコリしててすごく分かりやすい、ん、ッ」



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