バカ犬躾けて仇となる

雑田

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熱くて硬い欲望を柔い肉壁に擦り付け、子種を解き放つために必死に腰を振りたくる姿は、本当に犬のようだ。
息も絶え絶えな状態の中、そんなふうに思ったのも一瞬で、一層激しくなった腰の動きに彰人の限界が近付いていることを感じる。

「うぅッ、はっ、はあ、治樹さんッ、治樹さん…!!」
「ぁっ、あ、ンぅッ、あきと、ッんんン…!?」

下半身を折るように腰から持ち上げられ、浮き上がった尻に真上からペニスを打ち込まれる。
行き過ぎた快感を逃そうとぶるぶる震える体を、足ごと力強く押さえつけられ逃げ場もない。
そのままの体勢で数回ほど中を穿たれ、動きを止めた彰人がやっと達したことに気付いたのは、自分が三度目の精を放った後だった。

「はるきさん、ッ、はあッ、はあ、ぐ、ぅぅっ」

彰人は長い射精を終えたあと、ぬちゅ、ぐちゅり、と出し終えた精液を治樹の最奥に塗り込むように腰を前後に動かしている。
三回達して、すでに全身性感帯のようになっている治樹の体は、そんな小さな動きにも反応して小さく喘いでしまう。
しかし、その腰は一向に止まる気配がなく、治樹の中で少しずつ硬さを取り戻しているようだった。
嫌な予感がした治樹は、自分の体を抱きしめて呼吸を整えていた彰人が、実は治樹の首筋のにおいを嗅いで解き放った性欲を回復させていたことを知り、絶望した。

「治樹さん、まさかこれで終わりとか思ってないですよね」
「いや、え、まじで…?」
「普段の俺でも、一回で終わるなんてことないって、知ってますもんね」
「いやいや、そうは言っても、一旦休憩とか」
「休憩なんて挟んだら今日どころか明日の昼まで終わんないですよ? それでも良ければ休憩しますけど」
「いやいやいや、そんなご冗談をー…」

空笑いをしながら、本気の目をした彰人の下から這い出ようとどうにかもがく。
上半身を捻りずるりと這い出たところで、ものすごい力で右足を掴まれ、そのままうつ伏せの状態にさせられてしまった。
覆い被さってきた彰人が、背後で興奮したように呟く。

「ああ、これなら逃げられないですよね」
「まて、彰人っ、一回話し合、ひッ、ぃああぁッ…~~~!?」

ずりずりと双丘にペニスを擦り付けられ慌てて彰人の手を掴むも、逆に彰人に手首を掴まれてしまいシーツの上に縫い付けられる。
そのまま寝バックの体勢で尻穴にペニスを突き入れられ、前立腺をごりゅごりゅと擦りながら再び最奥へと迎い入れてしまった。





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