バカ犬躾けて仇となる

雑田

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「ああぁっ…~~! が、ぁっ、ひッ…!!」

狭い肉壁をこじ開けるように挿入ってくる熱い塊が奥に到達する前に、治樹の体は大きく震え硬直した。
シーツと自分の体に挟まれ、もみくちゃにされている自分のペニスからは何が出ているのか、それとももう何も出ていないのかも分からない。
ただ、彰人に揺すぶられ治樹の体が動くたびに、シーツに染み込んだ水音が明らかに酷くなっているのは確かだった。

「治樹さん…! すごい、締めつけ、ッ」
「ぁぐッ、ああっ、あきと、もうやめっ…!」

覆い被さって、無我夢中に腰を打ちつけてくる彰人に治樹の声は届かない。
達している最中に容赦なく中を穿たれ、その強すぎる刺激に休む間もなく次の快楽に飲み込まれる。
隙を見てささやかな抵抗をしていた手は再び捕らわれて、無防備になった背中から首筋をきつく吸われ、噛まれる。
絶え間なく降り注ぐその刺激にも体が反応してしまい、もう頭がおかしくなりそうだった。

むり、だめ、と繰り返す言葉は次第に意味を成さない音となり、同時に彰人の呼吸も荒く、短く吐き出すような呼吸へと変わっていく。

「治樹さんッ、はあっ、また、中に、出るッ…!」
「んあッ、あ、ぁああ…ッ!!」

瞬間、治樹のペニスが潰されそうな勢いで、最後のひと突きを打ち付けられた。
どぷり、と音がしたように錯覚するほど濃くて熱い精液を放たれ、ぎゅうぅと中の肉棒を締め付ける。
背後で堪らず呻いた彰人が、ようやく動きを止めて俺の上にのしかかってきた。

「治樹さん、ン、はぁ、ふッ…」
「ッ、あぅ、んんっ、あっ、ぁッ」

背中に感じる彰人の体が、少しずつ弛緩していくのが分かる。
柔らかく包み込まれる俺の体は、いまだに絶頂の渦から抜けられないまま、びくびくと身を震わせていた。

徐に、ずるりとペニスを引き抜かれる感覚に肌が粟立つ。
完全に抜ける直前、最も敏感な場所をカリ首に引きずられ、思わず追い縋るように腰が突き上がってしまう。
その体勢からこぽりと溢れ出した白濁が足を伝う様はあまりにもいやらしく、後ろで目にしていた彰人は興奮のあまり、多少おさまったはずの熱が再び隆起した。
治樹の上半身を軽々と持ち上げ、今度は下から激しく突き上げる。

「すみません、治樹さん…。今日はもう、止められそうにないです」

強すぎる快感のせいで朦朧とした意識の中、耳元で唸るようなその声を聞いて、治樹は自分が2週間前にとった選択が間違いだったことに今更ながら気付かされた。




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