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第1.5章 魔女と日常の話
昔その二
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テレビを見ながらりいちゃんが呟いた。
「私の初めてのおつかいってどんなんでした? もう全然思い出せない」
テレビの中ではまだ小学生にも満たない小さな子供が、歩幅の狭い小さな手足で一生懸命街中を駆け回っている。りいちゃんの初めてのお使いは……そう。
『サチ』
『何?』
『おつかい行きたい』
『え?』
お昼ご飯の後片付けをしている時だった。リビングでテレビを見ていたはずのりいちゃんが歩み寄って来て、私にそう告げる。耳を澄ますと、テレビからははじめてのおつかいで毎度お馴染みの例のBGMが聴こえて来た。なるほど、影響を受けたか……。
私は蛇口を止めて考えた。りいちゃんは小学校に通っているとは言え、まだ五歳になったばかりの女の子。日本の警察に不満を持っているわけじゃないけれど、それでも本来は幼稚園児の年齢なのに一人でおつかいに行かせるのは不安でならない。……でも、それと同じくらい色んな経験をさせてあげたいという気持ちもある。何よりりいちゃん、すっごい目を輝かせてるし。
『じゃあ行ってみる?』
私はこの子に簡単な社会見学をして欲しいという願いも込めて送り出す事にした。
『いい? 知らない人に声をかけられてもついて行ったらダメだよ?』
『大丈夫』
『お金あげるって言われてもついて行ったらダメだからね?』
『大丈夫!』
『あとそうだ、私のスマホも持っていって。もし知ってる人でも声をかけられたらお家に電話する事。私が電話に出なかったら、お使い中だからごめんなさいって言って帰るように。わかった?』
『わかった!』
りいちゃんに小銭入れが入ったエコバッグを持たせ、玄関先で見送る。本人は失敗なんて微塵も想像していないと言わんばかりに自信に満ち溢れているけれど、その自信過剰気味な態度のせいで余計に不安を煽られるな……。
『お釣りはご褒美に何か好きなの買っていいよ?』
『マジで?』
『マジマジ』
『サチ偉い』
『なんか言い方引っかかるな……。とにかく行ってらっしゃい。車には気をつけてね?』
私はりいちゃんを見送った後にベランダへ飛び出し、マンションから出て行くその小さな背中も見届けた。そして。
『行くか』
私自身も変装してその後を追いかけた。
別に難しいおつかいを頼んだわけじゃない。特に買って来て欲しいものもなかったから、無難に使い勝手のいい野菜を三つだけお願いした。八百屋さんは家から近いし、そこの従業員も人の良いおばちゃんだ。失敗する方が難しいだろう。私は電柱の影からりいちゃんの行く末を見守った。
『あらー、可愛いお客さん! もうおつかいが出来るの? 偉いねー?』
人の良さそうなおばちゃんが早速りいちゃんに気づいてくれた。これなら見た感じ、後はおばちゃんに任せておけば全部解決してくれそうだ。サングラスにマスクみたいなあからさまな変装までしちゃったけど、どうやら取り越し苦労だったみたい。私、ちょっと過保護なのかも……。
『何を探してるの?』
りいちゃんは答えた。
『ちんちん』
『人参だよぉ⁉︎』
りいちゃんがこっちを振り向く。私は慌てて電柱の影に隠れた。危ない危ない。二重の意味で危ない。意思疎通に問題はないからすっかり忘れてしまいそうになるけど、そういえばりいちゃん外国人(外界人?)な上にまだ四歳なんだ。ちょっと舌足らずな所があっても仕方ないよ……。その辺を考慮しなかった私が悪いんだ。
『はい、人参ね』
それとおばちゃん神かって思った。
『他にはないの?』
続けてりいちゃんは答える。
『だんこん』
『大根っ!』
りいちゃんがこっちを振り向く。私は慌てて電柱の影に隠れた。この辺りで私の中に一つの不安が過ぎる。もしかしてりいちゃん、わざと言い間違えているんじゃないかって。でも私は思い切り首を横に振り、己にビンタもかましながらそんな邪な気持ちに囚われかけた自分を恥じた。そうだサチ。りいちゃんがわざと間違えるものか。りいちゃんは賢い子なんだ。それにいくら賢いからって結局は四歳児。四歳児の語彙力で男根を知ってるって……。そんなの信じたくはない。
『はい、大根』
それとおばちゃん神かって思った。
『これでおしまい?』
『あと一個ある』
私は天に祈った。大丈夫、最後の一つは大丈夫。それは本当に大丈夫だから。だって最初の二つは発音や母音が同じだから言い間違えたんだもん。だから大丈夫。最後の野菜はあり得ない。母音を間違えた所で言い間違えるはずないんだ……!
『あと一個? 何かな?』
『きんたま姉貴』
『玉ねぎだよぉーーーー⁉︎』
りいちゃんがこっちを振り向く。私は泣きながら電柱の影に隠れた。あぁ、そうだ。やっぱりそうだったんだ。私は街角に設置されたミラー越しにりいちゃんの表情を見ながら確信した。りいちゃんは笑っていたのだ。片手で口を押さえ、ハムスターのように頬を膨らませながら必死に笑うのを堪えていた。
わざとだ。わざと言い間違えていたんだ。子供の下ネタ好きを甘く見ていた己を呪う。そして仮にまたりいちゃんにおつかいに行かせる日が来るとして、その時はウコンだけは絶対に頼むまいと、そう心に誓った。もう二度とりいちゃんを連れてこのお店にはいけないや……。
『はい、玉ねぎね。毎度あり』
それとやっぱりおばちゃんは神だった。
二人は店内へ入って行く。店の外にも商品は並べられているものの、レジがあるのは店内だ。流石に私も店の中に入ってしまえば変装してつけていた事がバレてしまうだろう。私は窓越しに二人のお会計の行く末を見守ったその時。眉間に冷や汗が浮かんだ。
りいちゃんがエコバッグの中から財布を取り出したのだ。そう、財布。小銭入れではなく、私の普段使い用の長財布。あれ? 何で? 私、てっきり小銭入れが入ってると思ってあのエコバッグを渡したのに。
りいちゃんが財布の口を開く。そして取り出したのは戦闘力一万を誇る日本最強の紙幣だった。
お釣りはご褒美に何か好きなの買っていいよ?
そんな数分前の出来事が脳裏を過った時には既に行動していた。私は泣きながら窓を叩いていたのだ。
『りいちゃんダメ! ダメだよりいちゃん⁉︎ ダメーーーーっ⁉︎』
そんな私の肩に、優しい衝撃が迸る。振り向くとそこには日本最強の犬、警察官が立っているじゃないか。
『あの……何を?』
『え。あー……子供のおつかいを見守ってて……』
『子供?』
すると八百屋さんの入り口から買い物を終えたりいちゃんが小走りで出てきた。外の騒ぎを見て慌てて出てきたのだろう。あーあ、跡をつけてたのがバレちゃった……。でもこの際仕方ない。早くりいちゃんに誤解を解いて貰わないと。
『はい、あの子です。ごめんねりいちゃん、黙ってついて来ちゃって……。あの、その上で悪いんだけどお巡りさんの誤解を解いてもらえるかな?』
私はマスクとサングラスを取ってりいちゃんの元へと駆け寄る。
『……知ってる人』
するとどうだろう。りいちゃんはそんな一言をボソっと呟いて、私が貸し与えた私のスマホを取り出した。そしてどこかに電話をかけて暫くの待機。
『えっと……りいちゃん?』
『サチ、電話に出ない』
『ん?』
『お使い中だからごめんなさい』
『んー?』
りいちゃんは私に頭を下げて帰っていった。そんな私の肩を再びマッポが優しく叩く。
『あれ、本当にお子さん?』
『はい……そうです』
『逃げられたね?』
『逃げられましたね』
『あれ、本当にお子さん?』
『……そうですね。果たしてそうなんですかね……? 自分でもわからないです……。あは、あはは……』
私は連行された。夜になってようやく家に帰れた私を出迎えたのは、おつかいを終えて満足気なりいちゃんと、そんなりいちゃんがお釣りで買ったおよそ九千五百円相当のケンタッキーだった。
「りいちゃんの初めてのおつかいはねー……。ギットギトに脂っこかったなー……」
「何言ってるんですか?」
「私の初めてのおつかいってどんなんでした? もう全然思い出せない」
テレビの中ではまだ小学生にも満たない小さな子供が、歩幅の狭い小さな手足で一生懸命街中を駆け回っている。りいちゃんの初めてのお使いは……そう。
『サチ』
『何?』
『おつかい行きたい』
『え?』
お昼ご飯の後片付けをしている時だった。リビングでテレビを見ていたはずのりいちゃんが歩み寄って来て、私にそう告げる。耳を澄ますと、テレビからははじめてのおつかいで毎度お馴染みの例のBGMが聴こえて来た。なるほど、影響を受けたか……。
私は蛇口を止めて考えた。りいちゃんは小学校に通っているとは言え、まだ五歳になったばかりの女の子。日本の警察に不満を持っているわけじゃないけれど、それでも本来は幼稚園児の年齢なのに一人でおつかいに行かせるのは不安でならない。……でも、それと同じくらい色んな経験をさせてあげたいという気持ちもある。何よりりいちゃん、すっごい目を輝かせてるし。
『じゃあ行ってみる?』
私はこの子に簡単な社会見学をして欲しいという願いも込めて送り出す事にした。
『いい? 知らない人に声をかけられてもついて行ったらダメだよ?』
『大丈夫』
『お金あげるって言われてもついて行ったらダメだからね?』
『大丈夫!』
『あとそうだ、私のスマホも持っていって。もし知ってる人でも声をかけられたらお家に電話する事。私が電話に出なかったら、お使い中だからごめんなさいって言って帰るように。わかった?』
『わかった!』
りいちゃんに小銭入れが入ったエコバッグを持たせ、玄関先で見送る。本人は失敗なんて微塵も想像していないと言わんばかりに自信に満ち溢れているけれど、その自信過剰気味な態度のせいで余計に不安を煽られるな……。
『お釣りはご褒美に何か好きなの買っていいよ?』
『マジで?』
『マジマジ』
『サチ偉い』
『なんか言い方引っかかるな……。とにかく行ってらっしゃい。車には気をつけてね?』
私はりいちゃんを見送った後にベランダへ飛び出し、マンションから出て行くその小さな背中も見届けた。そして。
『行くか』
私自身も変装してその後を追いかけた。
別に難しいおつかいを頼んだわけじゃない。特に買って来て欲しいものもなかったから、無難に使い勝手のいい野菜を三つだけお願いした。八百屋さんは家から近いし、そこの従業員も人の良いおばちゃんだ。失敗する方が難しいだろう。私は電柱の影からりいちゃんの行く末を見守った。
『あらー、可愛いお客さん! もうおつかいが出来るの? 偉いねー?』
人の良さそうなおばちゃんが早速りいちゃんに気づいてくれた。これなら見た感じ、後はおばちゃんに任せておけば全部解決してくれそうだ。サングラスにマスクみたいなあからさまな変装までしちゃったけど、どうやら取り越し苦労だったみたい。私、ちょっと過保護なのかも……。
『何を探してるの?』
りいちゃんは答えた。
『ちんちん』
『人参だよぉ⁉︎』
りいちゃんがこっちを振り向く。私は慌てて電柱の影に隠れた。危ない危ない。二重の意味で危ない。意思疎通に問題はないからすっかり忘れてしまいそうになるけど、そういえばりいちゃん外国人(外界人?)な上にまだ四歳なんだ。ちょっと舌足らずな所があっても仕方ないよ……。その辺を考慮しなかった私が悪いんだ。
『はい、人参ね』
それとおばちゃん神かって思った。
『他にはないの?』
続けてりいちゃんは答える。
『だんこん』
『大根っ!』
りいちゃんがこっちを振り向く。私は慌てて電柱の影に隠れた。この辺りで私の中に一つの不安が過ぎる。もしかしてりいちゃん、わざと言い間違えているんじゃないかって。でも私は思い切り首を横に振り、己にビンタもかましながらそんな邪な気持ちに囚われかけた自分を恥じた。そうだサチ。りいちゃんがわざと間違えるものか。りいちゃんは賢い子なんだ。それにいくら賢いからって結局は四歳児。四歳児の語彙力で男根を知ってるって……。そんなの信じたくはない。
『はい、大根』
それとおばちゃん神かって思った。
『これでおしまい?』
『あと一個ある』
私は天に祈った。大丈夫、最後の一つは大丈夫。それは本当に大丈夫だから。だって最初の二つは発音や母音が同じだから言い間違えたんだもん。だから大丈夫。最後の野菜はあり得ない。母音を間違えた所で言い間違えるはずないんだ……!
『あと一個? 何かな?』
『きんたま姉貴』
『玉ねぎだよぉーーーー⁉︎』
りいちゃんがこっちを振り向く。私は泣きながら電柱の影に隠れた。あぁ、そうだ。やっぱりそうだったんだ。私は街角に設置されたミラー越しにりいちゃんの表情を見ながら確信した。りいちゃんは笑っていたのだ。片手で口を押さえ、ハムスターのように頬を膨らませながら必死に笑うのを堪えていた。
わざとだ。わざと言い間違えていたんだ。子供の下ネタ好きを甘く見ていた己を呪う。そして仮にまたりいちゃんにおつかいに行かせる日が来るとして、その時はウコンだけは絶対に頼むまいと、そう心に誓った。もう二度とりいちゃんを連れてこのお店にはいけないや……。
『はい、玉ねぎね。毎度あり』
それとやっぱりおばちゃんは神だった。
二人は店内へ入って行く。店の外にも商品は並べられているものの、レジがあるのは店内だ。流石に私も店の中に入ってしまえば変装してつけていた事がバレてしまうだろう。私は窓越しに二人のお会計の行く末を見守ったその時。眉間に冷や汗が浮かんだ。
りいちゃんがエコバッグの中から財布を取り出したのだ。そう、財布。小銭入れではなく、私の普段使い用の長財布。あれ? 何で? 私、てっきり小銭入れが入ってると思ってあのエコバッグを渡したのに。
りいちゃんが財布の口を開く。そして取り出したのは戦闘力一万を誇る日本最強の紙幣だった。
お釣りはご褒美に何か好きなの買っていいよ?
そんな数分前の出来事が脳裏を過った時には既に行動していた。私は泣きながら窓を叩いていたのだ。
『りいちゃんダメ! ダメだよりいちゃん⁉︎ ダメーーーーっ⁉︎』
そんな私の肩に、優しい衝撃が迸る。振り向くとそこには日本最強の犬、警察官が立っているじゃないか。
『あの……何を?』
『え。あー……子供のおつかいを見守ってて……』
『子供?』
すると八百屋さんの入り口から買い物を終えたりいちゃんが小走りで出てきた。外の騒ぎを見て慌てて出てきたのだろう。あーあ、跡をつけてたのがバレちゃった……。でもこの際仕方ない。早くりいちゃんに誤解を解いて貰わないと。
『はい、あの子です。ごめんねりいちゃん、黙ってついて来ちゃって……。あの、その上で悪いんだけどお巡りさんの誤解を解いてもらえるかな?』
私はマスクとサングラスを取ってりいちゃんの元へと駆け寄る。
『……知ってる人』
するとどうだろう。りいちゃんはそんな一言をボソっと呟いて、私が貸し与えた私のスマホを取り出した。そしてどこかに電話をかけて暫くの待機。
『えっと……りいちゃん?』
『サチ、電話に出ない』
『ん?』
『お使い中だからごめんなさい』
『んー?』
りいちゃんは私に頭を下げて帰っていった。そんな私の肩を再びマッポが優しく叩く。
『あれ、本当にお子さん?』
『はい……そうです』
『逃げられたね?』
『逃げられましたね』
『あれ、本当にお子さん?』
『……そうですね。果たしてそうなんですかね……? 自分でもわからないです……。あは、あはは……』
私は連行された。夜になってようやく家に帰れた私を出迎えたのは、おつかいを終えて満足気なりいちゃんと、そんなりいちゃんがお釣りで買ったおよそ九千五百円相当のケンタッキーだった。
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「何言ってるんですか?」
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追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
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