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きっかけを作りたい。
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都内の本屋に数日に一度来る常連客。
ある日
いつものように、本屋に行った。
探している本がなくて、店員さんに声をかけた。
普通に斜め前から声をかけたけど、
その女性店員にビクッとさせた。
「あっ、ごめんなさい。びっくりさせたみたい」遼斗。
「あっ、本を探していて」と言ったら、女性社員が小さなメモ帳とペンを出した。メモ帳に書いた。
「耳が聞こえないの、ごめんなさい。
何か探していましたか?書いてください」「話すのはできるのだけど」と言われて、メモ帳を渡された。
遼斗は慌てて、その手帳に書いた。
『ごめん、気づかなくて。[ダン・ブラウンのダヴィンチコード]と[アガサ・クリスティーのオリエント急行・殺人事件]、[東川・篤哉の謎解きはディナーのあとで]を探しているのです。』と書いて渡した。
女性店員はそれを見て、ニコッとした。そこまで連れて行ってくれて、探してくれた。見つけるたびに、見せて、俺の手に乗せてくれた。3冊を探してくれて、「合ってますか?」と笑顔で言われた。「ありがとう」遼斗は笑顔で答えた。メモ帳を返した。
「ありがとうございます」と笑顔で言われた。
遼斗は、その笑顔に、彼女の姿に打ち抜かれた。
思わず赤くなった。
(天使かと思った)遼斗は内心思った。
心臓が高鳴っていた。
そう、、一目惚れしたのだ。
ある日
いつものように、本屋に行った。
探している本がなくて、店員さんに声をかけた。
普通に斜め前から声をかけたけど、
その女性店員にビクッとさせた。
「あっ、ごめんなさい。びっくりさせたみたい」遼斗。
「あっ、本を探していて」と言ったら、女性社員が小さなメモ帳とペンを出した。メモ帳に書いた。
「耳が聞こえないの、ごめんなさい。
何か探していましたか?書いてください」「話すのはできるのだけど」と言われて、メモ帳を渡された。
遼斗は慌てて、その手帳に書いた。
『ごめん、気づかなくて。[ダン・ブラウンのダヴィンチコード]と[アガサ・クリスティーのオリエント急行・殺人事件]、[東川・篤哉の謎解きはディナーのあとで]を探しているのです。』と書いて渡した。
女性店員はそれを見て、ニコッとした。そこまで連れて行ってくれて、探してくれた。見つけるたびに、見せて、俺の手に乗せてくれた。3冊を探してくれて、「合ってますか?」と笑顔で言われた。「ありがとう」遼斗は笑顔で答えた。メモ帳を返した。
「ありがとうございます」と笑顔で言われた。
遼斗は、その笑顔に、彼女の姿に打ち抜かれた。
思わず赤くなった。
(天使かと思った)遼斗は内心思った。
心臓が高鳴っていた。
そう、、一目惚れしたのだ。
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