笑顔をなくした世界

まりの。

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一言

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「ねぇねぇ、今日ねー!」
「あはははは!なんだそれ!おもしろ!」
「ずーっと友達だよっ♪」
そんな他愛もない会話。
そして、汚れのない笑み。
皆、そんな暮らしをしている世界がありました。
でも、1人の“一言"によって、この世界はすごく、変わってしまいました。

「ねぇ、こんな世界嫌じゃね?」
そう、坂本弘(さかもとひろむ)という少年が言いました。
皆も薄々思っていたのでしょうか。
「弘の言うとうりじゃね?」
「まぁ、こんな笑顔ばかりもイヤかもね…。」
ザワザワッ。
そう、皆が言い出しました。
おや。よく思ってない人もいるようです。
「は?皆笑顔で何が悪いのよ?!」
弘に対抗し、白上紗夜(しらかみさや)という少女が言いました。
でも、味方はいないようです。
「さーちゃん、何いってんの?」
「白上、マジないわー!」
ザワザワザワ
「な、何よ!何なのよー!」
おやおや。泣き出してしまったようですね。
可哀想に。
まあ、弘も、紗夜も、一理ありますね。
「俺、紗夜嫌いだはー。」
「えー?なんで?」
「だって、気は強い癖に、メンタルは豆腐っていう、一番ウザイやつ。」
「うわっ。弘ひど!」
おやおや。
暴言が始まりました。
これからは最悪いじめに、まあ、どうせ紗夜はここでの居場所をなくしたようですよ。
そういえば、一理ある、といったのは

弘↓
笑顔ではなくて泣けばすっきりする。
泣くことはとても大切。
泣かなければストレスが溜まってしまう

紗夜↓
笑顔でいれば気持ちがいい。
泣くことも大切だけれど、ないて悲しそうな顔をしたら皆もどんよりしてしまう

こんな感じですね。
おっとこんな雑談をしているうちに何かあったようですね。

「紗夜、いじめねぇ?」
おっと。いじめに発展しましたね。
「いいねー!マジで弘ナイスアイデア!」
「そんな…わるかった、わるかったからあああああああああああああああ!」
「は?うるさい。通行の邪魔だからどけ。」
「あ、ああ、シーちゃん!」
「悪いけど、私弘君のこと好きだし。前からあんた嫌いだったからちょうどいいわ。バイバイ。」
っと、こんな感じで、こんな些細なことからいじめへ、そしてこんな小さな学校から世界に知れ渡るまで。
そこまで長い時間はありませんでした。
まぁ、そうですね。3年、というところでしょうか。
とうとう、その世界中の決まりに、

『140条。絶対に笑顔を見せてはいけない。』

こんな決まりができました。
因みに、弘たちは中2になっていました。
まあそこまでいっても紗夜へのいじめはありました。
まぁ、こんな感じで世界から笑顔が消えました。
皆さんの世界からも、笑顔が消えるかも知れませんよ。
では、また明日。
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