精霊さんと一緒にスローライフ ~異世界でも現代知識とチートな精霊さんがいれば安心です~

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第052話 愛の巣

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 精霊さん達と、てちてち向かった先。

 かなり離れていても、黒々とした陰が見えてくる。

 そう、空にそびえるくろがねのゲフン、ゲフン。

 新しい村の壁ですね。

 長城形式にしてみました。

 この世界の最強兵種は騎馬兵らしいので。

 壁最強説なんです。

 攻城兵器なんて便利な物もありませんし。

 壁の上から狙って射る。

 スナイパー最強神話のために、囲んでみました。

 そんな壁のど真ん中に設けた開口部を潜り抜けて、村に入ります。

 あ、大きな扉を作るには精霊さん達の工作レベルでは全然足りなかったので。

 まだ、開口部です。

 この辺りはフレッド君が頑張ってくれる予定(願望)。

 てくてくてちてちと百鬼夜行と一緒に進んでいくと。

 開口部を抜けた辺りで皆さんたむろしています。

 家の割り振りに関しては、お伝えしていたのですが。

「恐れ多ぃいぅんじゃ」

 村長さんの言葉に、皆さんがこくこくと力いっぱい頷く。

 各ご家庭のお家に関しては、精霊さん達謹製でして。

 時短のために、土で作ったのを外壁だけ石造り風にアレンジしております。

 まぁ、タイルみたいなものでしょうか。

 でも、村の人達にしてみればお偉いさんが住む家という印象が強いらしく。

 怖くて入れなかったと。

 申し訳ないなと思いながら、村長とリサさんと一緒にご家族を一軒一軒案内する事になりました。

 良い感じにまとまったシステムキッチンにお母さんが喜び、独立した子供部屋にお子さんが喜び、広々とした分厚い壁の寝室にお父さんが喜び。

 概ね、好意的に受け入れられました。

 各家庭にてちてちと入り込む、百鬼夜行も評判で。

 子供達が物凄く楽しそうにしていたのが印象的ですね。

 お家案内が済んだら、畑の置換です。

 水場や日光の入り具合で土も調整しているらしいので、男性陣の指示に従って畑を置いていきます。

 あぁ、今回ついでなので、形も歪な状態から綺麗な真四角に変えました。

 元々、地中の岩とか、地上の岩とか、根っことか邪魔なものがあったから歪になっただけで。

 何か理由があって歪にしたわけじゃないそうなので。

 管理しやすい形を優先してみました。

 後は、今までの住居に使っていた資材を薪にしちゃえば、お引越し終了です。

 三日ちょっとの大脱走の疲れを癒すため、本日はゆっくりするという事で。

 明日から、生活の開始です。

 私は待っていたリサさんと一緒に、新居にGoです。

 防衛上、裏に回られた時のため。

 一番奥まった場所に作った、二人のための愛の巣。

 本邦初公開です。
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