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第064話 こんな事もあろうかと
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はい、どうも。
エクトプラズムがひゅぽんと戻ってきたミシマです。
いやぁ、カニ凄い。
凄い、カニ。
恐るべしです。
リサさんなんて、まだ放心しています。
現在、土鍋蒸し器はフル稼働でして。
絶賛、エクトプラズマーを生み出している訳です。
いやぁ、男性陣なんて形無しですよ?
ちょっと旨いものを食べれば、すぐ放心しちゃいますから。
私が言うな?
その通りなのですが。
日本の中華街とかでも。
旬になればシャンハイガニは食べられるんですが。
産直、新鮮、高温短時間製法。
これに勝るものは無いと断言出来ます。
でも、これを町に売るのは難しいので、一計を案じないといけないのですが……。
っと。
実は、お昼になっても一向に戻ってこない宿六……げふんげふん、男性陣を心配しまして。
お姉様方も来られていまして。
湖のほとりがパーティー会場みたいになっているのは内緒です。
やっぱり、美味しいものはみんなで食べたいですから。
カニパが無事終了し、閑散とした中で。
鰻筌から出てきた獲物を総浚いしていた訳ですが。
結構、小エビやら小さなカニなんかも入ってまして。
そのまま食べるには、ちょっと小さいと。
ふむぅ……。
軽く蒸して、干しちゃいましょう。
兵庫県の香住地方に行きますと。
カニを干す文化がありまして。
焼くとぶりんぶりんの身に濃いカニの旨味がついて。
匂いだけでご飯が食べられる逸品になるんです。
しかも、それを燗酒に入れまして。
カニ酒で飲むというのも、また乙なのです。
と、ほわほわと美食を妄想している内に蒸しあがりましたので。
ソミュール液に浸して、ばらばらと干していきます。
美味しくなれよと、陽光に手を振り、本日の水産系のお仕事は終了です。
一路、村の御用聞きに走り回るのですが。
セベルさんというか、村の商家より依頼がありまして。
やっぱり鍛冶屋さんが欲しいとの事です。
人数的に、町での購入で賄うにはしんどい規模でしたが。
新拠点に移ってから、村人のみなさんもはりきっていらっしゃるようで。
金属器の消耗がぱない事になっているようなのです。
最低限の研ぎとかは、セベルさんの旦那さんが素人なりに請け負っているようなのですが。
幾ら精霊さん達が整備した土地とはいえ、細かい部分ではまだ粗いらしく、農機具も痛みまくりなようです。
前から鍛冶屋の誘致は行いたいと思っていたので、渡りに船かなと。
次回の行商の際に相談してみましょう。
という訳で。
やってきました、町です。
水産物の支度が出来た時点で、てくてくと向かった訳ですが。
どうせ、マスターから魚が早く欲しいと言われるのは分かっていたので。
さっさと村を出る事にしました。
いつもの手続きを済ませ、一路酒場に。
ふっふっふ。
今回は、秘密兵器も用意してあります。
ぱたんっと扉を開けると、まだ開店してから早かったのか。
まばらなお客さんに手を振り、挨拶をしながら厨房へ。
下拵えに精を出しているマスターにご挨拶。
「おぅ!! 売れてる、売れてる!!」
民芸コンロwith燻製魚は空前のブームを巻き起こしているようでして。
日本でも、ちょっと良い居酒屋でちりちりと一夜干しを自分で焼くスタイルというのは人気を博していますが。
日頃家事なんて興味のない男衆が、自分の塩梅で魚を焼くという未知の体験にはまっているようでして。
これを機に、家でも料理なんかを始める人も続出してて、奥様からはかなりの好評価を頂いているそうなんです。
折角だから、俺の腕を見せてやる。
ってな感じで、男衆が酒場に奥様を連れてくる事も増えまして。
やっぱり女性がいるお店というのは、治安が良くもなります。
男なんて、見栄っ張りばっかりですから。
店の雰囲気も良くなって、売り上げも上がって。
マスターも高笑いが止まらないという感じでしょう。
いつものブツをお渡ししまして、ちょっと歓談。
民芸コンロに関して、領主サイドからの横やりは無いか現場から聞いてみようと思ったのですが。
中々統制が取れているようで、特に影響もツッコミもないご様子。
あ。
普通ならこないような、北に住んでいる住民が最近お客さんとして来始めたそうで。
民芸コンロの噂は、上流階級の方でも興味を引いているようです。
そういう意味では、そういうお客様への次の一手を考えたいねというマスターのご要望。
こんな事もあろうかと思いまして、ご用意しておりますよ?
私の心の師は、真田技術班長ですから。
エクトプラズムがひゅぽんと戻ってきたミシマです。
いやぁ、カニ凄い。
凄い、カニ。
恐るべしです。
リサさんなんて、まだ放心しています。
現在、土鍋蒸し器はフル稼働でして。
絶賛、エクトプラズマーを生み出している訳です。
いやぁ、男性陣なんて形無しですよ?
ちょっと旨いものを食べれば、すぐ放心しちゃいますから。
私が言うな?
その通りなのですが。
日本の中華街とかでも。
旬になればシャンハイガニは食べられるんですが。
産直、新鮮、高温短時間製法。
これに勝るものは無いと断言出来ます。
でも、これを町に売るのは難しいので、一計を案じないといけないのですが……。
っと。
実は、お昼になっても一向に戻ってこない宿六……げふんげふん、男性陣を心配しまして。
お姉様方も来られていまして。
湖のほとりがパーティー会場みたいになっているのは内緒です。
やっぱり、美味しいものはみんなで食べたいですから。
カニパが無事終了し、閑散とした中で。
鰻筌から出てきた獲物を総浚いしていた訳ですが。
結構、小エビやら小さなカニなんかも入ってまして。
そのまま食べるには、ちょっと小さいと。
ふむぅ……。
軽く蒸して、干しちゃいましょう。
兵庫県の香住地方に行きますと。
カニを干す文化がありまして。
焼くとぶりんぶりんの身に濃いカニの旨味がついて。
匂いだけでご飯が食べられる逸品になるんです。
しかも、それを燗酒に入れまして。
カニ酒で飲むというのも、また乙なのです。
と、ほわほわと美食を妄想している内に蒸しあがりましたので。
ソミュール液に浸して、ばらばらと干していきます。
美味しくなれよと、陽光に手を振り、本日の水産系のお仕事は終了です。
一路、村の御用聞きに走り回るのですが。
セベルさんというか、村の商家より依頼がありまして。
やっぱり鍛冶屋さんが欲しいとの事です。
人数的に、町での購入で賄うにはしんどい規模でしたが。
新拠点に移ってから、村人のみなさんもはりきっていらっしゃるようで。
金属器の消耗がぱない事になっているようなのです。
最低限の研ぎとかは、セベルさんの旦那さんが素人なりに請け負っているようなのですが。
幾ら精霊さん達が整備した土地とはいえ、細かい部分ではまだ粗いらしく、農機具も痛みまくりなようです。
前から鍛冶屋の誘致は行いたいと思っていたので、渡りに船かなと。
次回の行商の際に相談してみましょう。
という訳で。
やってきました、町です。
水産物の支度が出来た時点で、てくてくと向かった訳ですが。
どうせ、マスターから魚が早く欲しいと言われるのは分かっていたので。
さっさと村を出る事にしました。
いつもの手続きを済ませ、一路酒場に。
ふっふっふ。
今回は、秘密兵器も用意してあります。
ぱたんっと扉を開けると、まだ開店してから早かったのか。
まばらなお客さんに手を振り、挨拶をしながら厨房へ。
下拵えに精を出しているマスターにご挨拶。
「おぅ!! 売れてる、売れてる!!」
民芸コンロwith燻製魚は空前のブームを巻き起こしているようでして。
日本でも、ちょっと良い居酒屋でちりちりと一夜干しを自分で焼くスタイルというのは人気を博していますが。
日頃家事なんて興味のない男衆が、自分の塩梅で魚を焼くという未知の体験にはまっているようでして。
これを機に、家でも料理なんかを始める人も続出してて、奥様からはかなりの好評価を頂いているそうなんです。
折角だから、俺の腕を見せてやる。
ってな感じで、男衆が酒場に奥様を連れてくる事も増えまして。
やっぱり女性がいるお店というのは、治安が良くもなります。
男なんて、見栄っ張りばっかりですから。
店の雰囲気も良くなって、売り上げも上がって。
マスターも高笑いが止まらないという感じでしょう。
いつものブツをお渡ししまして、ちょっと歓談。
民芸コンロに関して、領主サイドからの横やりは無いか現場から聞いてみようと思ったのですが。
中々統制が取れているようで、特に影響もツッコミもないご様子。
あ。
普通ならこないような、北に住んでいる住民が最近お客さんとして来始めたそうで。
民芸コンロの噂は、上流階級の方でも興味を引いているようです。
そういう意味では、そういうお客様への次の一手を考えたいねというマスターのご要望。
こんな事もあろうかと思いまして、ご用意しておりますよ?
私の心の師は、真田技術班長ですから。
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