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第072話 釣り針の次は?
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まぁ、何故釣り針を優先するのか。
疑問に思うかも知れません。
これなんですが、村の人達への福利厚生なんです。
言い方はちょっと偽悪的になっちゃいますが。
この村に来てから、村の方々にはお世話になりっぱなしで。
仕事が終わったら、新しい仕事を生み出して、走り回らせている訳です。
その上に、父祖の土地を捨てさせる形になっちゃいましたしね。
本人達は至って普通。
というよりも、なんだったら利便性が増したし、暇がなくばたばた働いていた方が楽しそうなのですが。
そんな人でも、余暇に釣りでもして落ち着いてもらえたらなと。
後、旦那さんやお父さんが誇らしげに釣ってきた魚を奥様が調理する姿は微笑ましいですし。
子供達も喜んではいるのです。
という訳で、偶には無意味な部分にも手をかけてみたかった感じです。
後、針なんて使う金属量が知れてますから。
結構安価な良い趣味です。
で、どちらかというと、こちらが本番なのですが。
釣り針が一段落したら、鏃の量産をお願いしています。
元々リサさんのおうちだけで賄っていた野生動物の狩猟。
こちらを私とリサさんと精霊さん。
まぁ、厳密には精霊さん達がほぼ全てですが、賄っている感じなのです。
でも、この獲物に関しては販売が主体となりまして。
引き続き村で食べる肉に関しては、リサさん家に任せているのです。
働かざるもの食うべからずでは無いですが。
そもそも戦闘能力を錆びつかせてもらっては困りますし。
そのリサさん家に新人さんを増やしまして。
射手の人数を増やそうかなと。
まぁ、言ってみれば軍備拡張ですね。
何故射手なのかと言いますと。
現在、この村ですが長城に囲まれておりまして。
その中で自活が可能なのです。
となると、外敵が来ても籠るのが最適という訳で。
外に出て、戦う必要が無いのです。
なので、籠りながらも戦える射手を増やしたいなと。
後、この世界の戦争に関して村長さんに聞いてみたのですが。
基本的に、勇士の人がわぁーっと雄叫びを上げて鼓舞して走り、その後ろに何人かが着いていく。
その集団が幾つか群れて、攻めていく。
うん。
戦術どころの話ではない世界でした。
まぁ、指揮をどうやって取るの、とか。
弓とか魔法を使われたら、とか。
村長さんでは知らない部分もあるので、しょうがないのですが。
基本的に一番ペンギンよろしく走ってくる勇士を殺れば、集団は我に返ります。
これを集団の数だけ繰り返せば、沈静化出来ると。
ならば、我々が取るべき戦術はスナイパーによる超遠距離からの射撃となるのです。
こちらが基本的に高所になりますから、自動的に射界は我々が圧倒します。
なので、射手経験者を量産したい次第なのです。
という訳で、この村の命運は君たちにかかっていると。
義父、義兄、義弟達に発破をかけて、送り出します。
私ですか?
次の開発ですよ。
ててー。
疑問に思うかも知れません。
これなんですが、村の人達への福利厚生なんです。
言い方はちょっと偽悪的になっちゃいますが。
この村に来てから、村の方々にはお世話になりっぱなしで。
仕事が終わったら、新しい仕事を生み出して、走り回らせている訳です。
その上に、父祖の土地を捨てさせる形になっちゃいましたしね。
本人達は至って普通。
というよりも、なんだったら利便性が増したし、暇がなくばたばた働いていた方が楽しそうなのですが。
そんな人でも、余暇に釣りでもして落ち着いてもらえたらなと。
後、旦那さんやお父さんが誇らしげに釣ってきた魚を奥様が調理する姿は微笑ましいですし。
子供達も喜んではいるのです。
という訳で、偶には無意味な部分にも手をかけてみたかった感じです。
後、針なんて使う金属量が知れてますから。
結構安価な良い趣味です。
で、どちらかというと、こちらが本番なのですが。
釣り針が一段落したら、鏃の量産をお願いしています。
元々リサさんのおうちだけで賄っていた野生動物の狩猟。
こちらを私とリサさんと精霊さん。
まぁ、厳密には精霊さん達がほぼ全てですが、賄っている感じなのです。
でも、この獲物に関しては販売が主体となりまして。
引き続き村で食べる肉に関しては、リサさん家に任せているのです。
働かざるもの食うべからずでは無いですが。
そもそも戦闘能力を錆びつかせてもらっては困りますし。
そのリサさん家に新人さんを増やしまして。
射手の人数を増やそうかなと。
まぁ、言ってみれば軍備拡張ですね。
何故射手なのかと言いますと。
現在、この村ですが長城に囲まれておりまして。
その中で自活が可能なのです。
となると、外敵が来ても籠るのが最適という訳で。
外に出て、戦う必要が無いのです。
なので、籠りながらも戦える射手を増やしたいなと。
後、この世界の戦争に関して村長さんに聞いてみたのですが。
基本的に、勇士の人がわぁーっと雄叫びを上げて鼓舞して走り、その後ろに何人かが着いていく。
その集団が幾つか群れて、攻めていく。
うん。
戦術どころの話ではない世界でした。
まぁ、指揮をどうやって取るの、とか。
弓とか魔法を使われたら、とか。
村長さんでは知らない部分もあるので、しょうがないのですが。
基本的に一番ペンギンよろしく走ってくる勇士を殺れば、集団は我に返ります。
これを集団の数だけ繰り返せば、沈静化出来ると。
ならば、我々が取るべき戦術はスナイパーによる超遠距離からの射撃となるのです。
こちらが基本的に高所になりますから、自動的に射界は我々が圧倒します。
なので、射手経験者を量産したい次第なのです。
という訳で、この村の命運は君たちにかかっていると。
義父、義兄、義弟達に発破をかけて、送り出します。
私ですか?
次の開発ですよ。
ててー。
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