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新しい生活
断罪※別視点です
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※第三者視点、ルリ視点が入ります。
キキが無事に新しい家で生活を始めた日、ルリはそんなことは露知らず教会へと向かっていた...
----------
ついに来たわね!今日は洗礼式。
ケイプで買ってもらった衣装は私にとっても似合ってるわ!
今からパパとママに連れられて教会へと向かうのよ
あの子は洗礼式受けられないなんてほんとかわいそw
ん??何だか教会のシスターの目がきついような気がする。
なんで睨まれてるのか全然分からない
まぁいいわ。神父様に会いに行って、お言葉頂いたら帰るのですもの。
「神父様、ルリです!」
私が笑顔で話しかけたのに神父様はニコリともしない。
はぁ??なんなのよ!
「1人足りないようですが?」
真顔の神父様がそう問いかけた
「へ??」
まさかあの子のこと?
「あ、いやキキはちょっと病気で...」
パパがそう答えると、神父様の周りの空気が冷たくなったような気がした。
「では、ご自宅へ向かいます。」
「「え?!」」
「い、いや、神父様ルリへ洗礼のお言葉を」
「いえ、15歳となった全ての方に洗礼式は行います。病気で来れないのであれば私が出向きます。」
え、ちょっとどういうことなの?!
家になんてこられたら困るじゃない。
だってあの子の部屋、部屋とは言えない掘っ建て小屋よ?
「さぁ、行きましょう」
うむを言わさずに神父様は私たちの家に向かっていく。
ど、どうするの?助けを求めてパパとママを見るけど、2人とも顔面蒼白。
----
家に着いたはいいけど、案内なんてしたくない。
「さあ、どこにいらっしゃるのです?」
神父様の有無を言わさずの態度に渋々案内をすることに...
「こ、ここです...」
消え入りそうな声で答えると神父様はムッとした顔をした。
「病気だと言うのにこんな辺鄙なところで過ごさせているのですか?」
うう、やばくない??
あの子がちゃんとした格好してればいいけど、持ってるっけ?
「失礼しますよ」
扉が空いてしまった。
「どういうことです?キキさんはどこにいらっしゃるのですか」
「え?」
部屋を見たら少ない小物と古びた布、ベットとは言えないベットだけが残されていた。
「まさか、自分の子供を虐待していたのですか」
「い、いやそんなことは」
古びたベットの上には紙があった。
『お世話になりました』
キキが家出したってこと?
何勝手なことしてるのよ
神父様に虐待を疑われるじゃない
「自分の子供をこんな辺鄙な場所で暮らさせて何を考えているのですか」
「い、いやそれは...」
パパもママも何も言えない。
「虐待は罪です。自警団へ通報します」
「待ってよ神父様!
キキは自分でここにいたいって言ったのよ!?
なんでパパとママが捕まらなきゃ行けないの?」
「ルリ!やめなさい」
なんで通報なんてされなきゃ行けないのよ。キキなんてこんな場所で十分よ
「二人の子供がいるのに1人には贅沢な生活をさせ、もう1人はこんな辺鄙な所で生活をさせている。
この意味がわからないとでも言うのか君は」
「そ、そんな!だってあの子何にもできないのだもの!仕方ないじゃない」
「何人足りたとも虐待は許されない。
友人の神父に聞いたよ。
少女が家出をして、保護されたと。」
ほんと、最後まで迷惑なやつ!
「君はこの事実を認めないどころか、反省もしないのか?」
神父様は程々呆れたように私を見てきた。
私たちは何も悪くないのに、、、
------
この後父親と母親は虐待の罪で投獄。
娘は厳しい教会で下働きをし続けることになった。
いつも監視され、外に出ることは許されない。
当たり前のように虐げていた姉よりも酷い生活をこれから送ることになる。
今でも恨み言を言いながら生活しているらしい。
___________________
ちょっと胸糞展開ですいません;;(∩´~`∩);;
キキを虐げていた家族はこれにて断罪されたのでもう出てくることはありません。
ここからはキキがある人と出会って幸せになるまでをちょっとずつ更新していきます!
お付き合い下さい!
キキが無事に新しい家で生活を始めた日、ルリはそんなことは露知らず教会へと向かっていた...
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ついに来たわね!今日は洗礼式。
ケイプで買ってもらった衣装は私にとっても似合ってるわ!
今からパパとママに連れられて教会へと向かうのよ
あの子は洗礼式受けられないなんてほんとかわいそw
ん??何だか教会のシスターの目がきついような気がする。
なんで睨まれてるのか全然分からない
まぁいいわ。神父様に会いに行って、お言葉頂いたら帰るのですもの。
「神父様、ルリです!」
私が笑顔で話しかけたのに神父様はニコリともしない。
はぁ??なんなのよ!
「1人足りないようですが?」
真顔の神父様がそう問いかけた
「へ??」
まさかあの子のこと?
「あ、いやキキはちょっと病気で...」
パパがそう答えると、神父様の周りの空気が冷たくなったような気がした。
「では、ご自宅へ向かいます。」
「「え?!」」
「い、いや、神父様ルリへ洗礼のお言葉を」
「いえ、15歳となった全ての方に洗礼式は行います。病気で来れないのであれば私が出向きます。」
え、ちょっとどういうことなの?!
家になんてこられたら困るじゃない。
だってあの子の部屋、部屋とは言えない掘っ建て小屋よ?
「さぁ、行きましょう」
うむを言わさずに神父様は私たちの家に向かっていく。
ど、どうするの?助けを求めてパパとママを見るけど、2人とも顔面蒼白。
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家に着いたはいいけど、案内なんてしたくない。
「さあ、どこにいらっしゃるのです?」
神父様の有無を言わさずの態度に渋々案内をすることに...
「こ、ここです...」
消え入りそうな声で答えると神父様はムッとした顔をした。
「病気だと言うのにこんな辺鄙なところで過ごさせているのですか?」
うう、やばくない??
あの子がちゃんとした格好してればいいけど、持ってるっけ?
「失礼しますよ」
扉が空いてしまった。
「どういうことです?キキさんはどこにいらっしゃるのですか」
「え?」
部屋を見たら少ない小物と古びた布、ベットとは言えないベットだけが残されていた。
「まさか、自分の子供を虐待していたのですか」
「い、いやそんなことは」
古びたベットの上には紙があった。
『お世話になりました』
キキが家出したってこと?
何勝手なことしてるのよ
神父様に虐待を疑われるじゃない
「自分の子供をこんな辺鄙な場所で暮らさせて何を考えているのですか」
「い、いやそれは...」
パパもママも何も言えない。
「虐待は罪です。自警団へ通報します」
「待ってよ神父様!
キキは自分でここにいたいって言ったのよ!?
なんでパパとママが捕まらなきゃ行けないの?」
「ルリ!やめなさい」
なんで通報なんてされなきゃ行けないのよ。キキなんてこんな場所で十分よ
「二人の子供がいるのに1人には贅沢な生活をさせ、もう1人はこんな辺鄙な所で生活をさせている。
この意味がわからないとでも言うのか君は」
「そ、そんな!だってあの子何にもできないのだもの!仕方ないじゃない」
「何人足りたとも虐待は許されない。
友人の神父に聞いたよ。
少女が家出をして、保護されたと。」
ほんと、最後まで迷惑なやつ!
「君はこの事実を認めないどころか、反省もしないのか?」
神父様は程々呆れたように私を見てきた。
私たちは何も悪くないのに、、、
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この後父親と母親は虐待の罪で投獄。
娘は厳しい教会で下働きをし続けることになった。
いつも監視され、外に出ることは許されない。
当たり前のように虐げていた姉よりも酷い生活をこれから送ることになる。
今でも恨み言を言いながら生活しているらしい。
___________________
ちょっと胸糞展開ですいません;;(∩´~`∩);;
キキを虐げていた家族はこれにて断罪されたのでもう出てくることはありません。
ここからはキキがある人と出会って幸せになるまでをちょっとずつ更新していきます!
お付き合い下さい!
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