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2 王太子ラインハルト・ヴァン・レインフォード
ラインハルト視点です。
――*――
王太子ラインハルトは、驚いていた。
あの、エミリア・ブラウンが泣いている。
気高く美しく、何事にも動じない彼女が、静かに涙を流しているのだ。
入学式の会場では、新入生が入場しているところである。
隣にいて、かつ彼女を気にかけていた自分以外は、エミリアが泣いていることに気づいていないだろう。
私は、小さい声でエミリアに声をかけた。
「……エミリア? 大丈夫かい?」
「……っ」
「エミリア? 何故泣いているんだい? どこか具合が悪いのか?」
「……で、殿下……ごめんなさい。少し、休ませていただきます。失礼しますわ」
エミリアは目を伏せ、小さい声で私にそう言って、一人入学式の会場を後にしてしまった。
「エミリア……?」
エミリアが心配だが、新入生の入場はもう後半に差し掛かっている。
入場が終わると学園長のスピーチがあり、その後、生徒代表として私もスピーチをしなければならないため、今は抜ける事ができない。
「……アレク。追え」
「……はっ」
私は正面を向いたまま、エミリアに話しかけた時より更に小声で、自分の斜め後ろに座っていた男にそう命じた。
騎士でもある優秀な彼は、決して深入りはしないし、エミリアに何かあればしっかり守ってくれるだろう。
********
私がエミリアと出会ったのは、7歳の頃だった。
宰相であるブラウン公爵に連れられて登城していた彼女は、青い瞳をぱちぱちさせて物珍しそうに辺りを見回していた。
金色の柔らかそうな髪は丁寧に編み込まれ、フリルのついた可愛らしいドレスが良く似合っていて、まるで可憐な花のようだった。
中庭で父親が戻るのを待つ彼女に私から話しかけたのが、始まりだった。
エミリアはその白い頬をほんのりと赤く染め、柔らかく微笑んでくれたのだ。
私は胸を射抜かれたような思いがした。
その日のうちに父上に、エミリアと婚約したい旨を話した。
娘を溺愛しているブラウン公爵は渋るかと思ったのだが、意外にもすんなり婚約の話は纏まったのであった。
それからというもの、エミリアは王太子妃教育のため、毎日登城するようになった。
顔には出さなかったが、彼女が血の滲むような努力をしているのは明らかだった。
それでもエミリアは私に会うたびに、その可憐な笑顔を向けてくれていたのだ。
私もエミリアに見合うだけの立派な男になろうと、帝王学、語学、経済学、剣術や馬術など様々な分野の知識と経験を蓄えていったのだった。
今も、エミリアとの仲は良好だと思っている。
私は彼女の事を大事に思っているから、婚約者として至って健全に付き合ってきたし、私も彼女もそれ以上の事を求めた事はない。
だが私も男だ……本当はすぐにでもエミリアを抱きしめて、口付けをして、可愛がりたい。
学園を卒業するまでは我慢すると決めているが、卒業したらすぐにでも結婚したいと、そう思っている。
********
「――以上です。改めて、生徒代表として新入生の皆様の御入学をお祝い申し上げます」
私は深々と一礼をして、スピーチを終える。
パラパラと拍手が鳴り、私は顔を上げた。
壇上から在校生の席を見るが、エミリアもアレクもまだ戻っていない。
私は席には戻らず、教師に一言断って会場を後にした。
会場から出てすぐの所で、一人の新入生がきょろきょろと辺りを見回しているのを見つけた。
この国では珍しいピンクの髪色の女子である。
大方、トイレか何かで外に出て、そのまま迷子になったのだろう。
「君、どうしたんだ? 入学式の会場なら向こうだぞ」
「……あっ!! ありがとうございますぅ!」
私が彼女に話しかけると、彼女は花が綻ぶように明るい笑顔を浮かべた。
「あの、もしかして、ラインハルト殿下ではありませんかぁ? スピーチ、終わっちゃいましたぁ?」
「え? あ、ああ……そうだが」
「やーん、殿下のスピーチ、楽しみにしてたのにぃー! でもぉ、ここでご本人とお会いできるなんてラッキーですぅ! 私、プリシラ・スワローって言います。ずっと殿下にお会いしたかったんですぅー!」
そう言って、プリシラと名乗った女子は図々しくも私の手をガシッと両手で捕まえた。
髪と同じ、ピンク色の瞳は感激からだろうか、潤んでいる。
美人のエミリアとは正反対のタイプだが、プリシラも可愛らしい顔立ちをしている。
「あ、入学式に戻らないとぉ! 殿下、またお会いしましょうねー!」
プリシラは突然思い出したかのように手を離してそう言うと、そのまま大きく手を振りながら入学式の会場へと戻っていった。
その貴族らしからぬ行動にすっかり毒気を抜かれてしまったが、私は気を取り直してエミリアを探しに向かうのだった。
********
「殿下、こちらです」
「アレク、エミリアはどんな様子だ?」
「それが、先程からずっと泣いていらっしゃって。エミリア様が出ていってすぐに追いつき、陰ながら見守っておりましたが、どうも何か思い悩んでいらっしゃるようです。それと、不審な接触があったのですが……」
「詳しく話してくれ」
アレクが話してくれた内容は、正直言って半分も理解出来なかった。
プリシラというのは、先程入学式の会場近くで会ったあの令嬢だろう。
外見の特徴も一致する。
「……あなたの愛しの王子様は私がいただく……と、そう言ったのか?」
「ええ、確かにそう言っていましたよ。その後あの令嬢が言った事は、俺には全く理解出来ませんでした。ヒロインだとか悪役令嬢だとか、転生者だとか……。ですが、エミリア様は何か思う所があったのか、それからずっと泣いていらっしゃいます」
「愛しの王子様……」
あの図々しい令嬢は、私とエミリアの仲を裂けるとでも思っているのだろうか。
思い上がりも甚だしい。
それに、私達の知らない単語を並べ立てて……頭がおかしいとしか思えない。
「なあアレク、エミリアは私を好いてくれていると思うか?」
「え、ええ、そう思いますよ」
「私も、エミリアを愛しているんだ。ならば、どう考えたってあの令嬢が間に割り込む余地なんてないだろう?」
「……はい、そう思います」
「なら、エミリアは何を悩んでいるのだろうな……」
「……少し、お話しされてはいかがですか? 私から先生方に、エミリア様が体調不良で倒れ、殿下が一緒にいるとでも伝えておきますよ」
「……そうだな。頼む」
「はっ」
そうしてアレクは校舎の中へ向かっていった。
私は、校舎の陰から出て、エミリアの元へと向かうのだった。
「エミリア」
私が呼びかけると、エミリアははっとしたように慌てて顔を隠すようにハンカチを目元に当てる。
「で、殿下……! お見苦しいところをお見せして、申し訳ありません……!」
「見苦しくなどないから、顔を見せてごらん。ほら、大丈夫だから……」
「あ……」
恥ずかしそうにしながらも、エミリアはハンカチをどけてくれた。
その目元は、どれほど泣いたのだろうか……赤く腫れてしまっていた。
「可哀想に、腫れてしまっているね……。冷やした方がいいな。濡れタオルを持ってくるから、少し待っててくれるかい?」
「いえ、殿下にそのようなことをしていただく訳には……」
「私がそうしたいんだよ。少しの間一人にしてしまうが、すぐに戻ってくるから、待っててくれ」
「殿下……」
私は、一番近くにある水道に向かった。
エミリアの為に何かしたい気持ちも勿論あったが、正直少し動揺してしまって、じっとしていられなかったのだ。
厳しい妃教育を受けても涙を見せないほど気丈な彼女が、あんなにも泣き腫らして……。
一体あの不躾な令嬢に何を言われたのだろうか。
怒りが込み上げてくる。
やはりこんな顔をエミリアに見せるべきではない、離れて正解だった。
タオルはすぐには用意出来なかったので、手持ちのハンカチを濡らしてからエミリアの所へ戻った。
二、三分で戻ったのだが、そこにはエミリアの姿はなかったのだった。
「エミリア……」
一人にするべきではなかったと、すぐに後悔が襲ってきた。
それほどまでに悩んでいたとは……。
その場で相談に乗ってあげるべきだったか。
私は途方に暮れて教室に戻ったが、アレクから聞かされたのはエミリアが早退したという知らせであった。
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王太子ラインハルトは、驚いていた。
あの、エミリア・ブラウンが泣いている。
気高く美しく、何事にも動じない彼女が、静かに涙を流しているのだ。
入学式の会場では、新入生が入場しているところである。
隣にいて、かつ彼女を気にかけていた自分以外は、エミリアが泣いていることに気づいていないだろう。
私は、小さい声でエミリアに声をかけた。
「……エミリア? 大丈夫かい?」
「……っ」
「エミリア? 何故泣いているんだい? どこか具合が悪いのか?」
「……で、殿下……ごめんなさい。少し、休ませていただきます。失礼しますわ」
エミリアは目を伏せ、小さい声で私にそう言って、一人入学式の会場を後にしてしまった。
「エミリア……?」
エミリアが心配だが、新入生の入場はもう後半に差し掛かっている。
入場が終わると学園長のスピーチがあり、その後、生徒代表として私もスピーチをしなければならないため、今は抜ける事ができない。
「……アレク。追え」
「……はっ」
私は正面を向いたまま、エミリアに話しかけた時より更に小声で、自分の斜め後ろに座っていた男にそう命じた。
騎士でもある優秀な彼は、決して深入りはしないし、エミリアに何かあればしっかり守ってくれるだろう。
********
私がエミリアと出会ったのは、7歳の頃だった。
宰相であるブラウン公爵に連れられて登城していた彼女は、青い瞳をぱちぱちさせて物珍しそうに辺りを見回していた。
金色の柔らかそうな髪は丁寧に編み込まれ、フリルのついた可愛らしいドレスが良く似合っていて、まるで可憐な花のようだった。
中庭で父親が戻るのを待つ彼女に私から話しかけたのが、始まりだった。
エミリアはその白い頬をほんのりと赤く染め、柔らかく微笑んでくれたのだ。
私は胸を射抜かれたような思いがした。
その日のうちに父上に、エミリアと婚約したい旨を話した。
娘を溺愛しているブラウン公爵は渋るかと思ったのだが、意外にもすんなり婚約の話は纏まったのであった。
それからというもの、エミリアは王太子妃教育のため、毎日登城するようになった。
顔には出さなかったが、彼女が血の滲むような努力をしているのは明らかだった。
それでもエミリアは私に会うたびに、その可憐な笑顔を向けてくれていたのだ。
私もエミリアに見合うだけの立派な男になろうと、帝王学、語学、経済学、剣術や馬術など様々な分野の知識と経験を蓄えていったのだった。
今も、エミリアとの仲は良好だと思っている。
私は彼女の事を大事に思っているから、婚約者として至って健全に付き合ってきたし、私も彼女もそれ以上の事を求めた事はない。
だが私も男だ……本当はすぐにでもエミリアを抱きしめて、口付けをして、可愛がりたい。
学園を卒業するまでは我慢すると決めているが、卒業したらすぐにでも結婚したいと、そう思っている。
********
「――以上です。改めて、生徒代表として新入生の皆様の御入学をお祝い申し上げます」
私は深々と一礼をして、スピーチを終える。
パラパラと拍手が鳴り、私は顔を上げた。
壇上から在校生の席を見るが、エミリアもアレクもまだ戻っていない。
私は席には戻らず、教師に一言断って会場を後にした。
会場から出てすぐの所で、一人の新入生がきょろきょろと辺りを見回しているのを見つけた。
この国では珍しいピンクの髪色の女子である。
大方、トイレか何かで外に出て、そのまま迷子になったのだろう。
「君、どうしたんだ? 入学式の会場なら向こうだぞ」
「……あっ!! ありがとうございますぅ!」
私が彼女に話しかけると、彼女は花が綻ぶように明るい笑顔を浮かべた。
「あの、もしかして、ラインハルト殿下ではありませんかぁ? スピーチ、終わっちゃいましたぁ?」
「え? あ、ああ……そうだが」
「やーん、殿下のスピーチ、楽しみにしてたのにぃー! でもぉ、ここでご本人とお会いできるなんてラッキーですぅ! 私、プリシラ・スワローって言います。ずっと殿下にお会いしたかったんですぅー!」
そう言って、プリシラと名乗った女子は図々しくも私の手をガシッと両手で捕まえた。
髪と同じ、ピンク色の瞳は感激からだろうか、潤んでいる。
美人のエミリアとは正反対のタイプだが、プリシラも可愛らしい顔立ちをしている。
「あ、入学式に戻らないとぉ! 殿下、またお会いしましょうねー!」
プリシラは突然思い出したかのように手を離してそう言うと、そのまま大きく手を振りながら入学式の会場へと戻っていった。
その貴族らしからぬ行動にすっかり毒気を抜かれてしまったが、私は気を取り直してエミリアを探しに向かうのだった。
********
「殿下、こちらです」
「アレク、エミリアはどんな様子だ?」
「それが、先程からずっと泣いていらっしゃって。エミリア様が出ていってすぐに追いつき、陰ながら見守っておりましたが、どうも何か思い悩んでいらっしゃるようです。それと、不審な接触があったのですが……」
「詳しく話してくれ」
アレクが話してくれた内容は、正直言って半分も理解出来なかった。
プリシラというのは、先程入学式の会場近くで会ったあの令嬢だろう。
外見の特徴も一致する。
「……あなたの愛しの王子様は私がいただく……と、そう言ったのか?」
「ええ、確かにそう言っていましたよ。その後あの令嬢が言った事は、俺には全く理解出来ませんでした。ヒロインだとか悪役令嬢だとか、転生者だとか……。ですが、エミリア様は何か思う所があったのか、それからずっと泣いていらっしゃいます」
「愛しの王子様……」
あの図々しい令嬢は、私とエミリアの仲を裂けるとでも思っているのだろうか。
思い上がりも甚だしい。
それに、私達の知らない単語を並べ立てて……頭がおかしいとしか思えない。
「なあアレク、エミリアは私を好いてくれていると思うか?」
「え、ええ、そう思いますよ」
「私も、エミリアを愛しているんだ。ならば、どう考えたってあの令嬢が間に割り込む余地なんてないだろう?」
「……はい、そう思います」
「なら、エミリアは何を悩んでいるのだろうな……」
「……少し、お話しされてはいかがですか? 私から先生方に、エミリア様が体調不良で倒れ、殿下が一緒にいるとでも伝えておきますよ」
「……そうだな。頼む」
「はっ」
そうしてアレクは校舎の中へ向かっていった。
私は、校舎の陰から出て、エミリアの元へと向かうのだった。
「エミリア」
私が呼びかけると、エミリアははっとしたように慌てて顔を隠すようにハンカチを目元に当てる。
「で、殿下……! お見苦しいところをお見せして、申し訳ありません……!」
「見苦しくなどないから、顔を見せてごらん。ほら、大丈夫だから……」
「あ……」
恥ずかしそうにしながらも、エミリアはハンカチをどけてくれた。
その目元は、どれほど泣いたのだろうか……赤く腫れてしまっていた。
「可哀想に、腫れてしまっているね……。冷やした方がいいな。濡れタオルを持ってくるから、少し待っててくれるかい?」
「いえ、殿下にそのようなことをしていただく訳には……」
「私がそうしたいんだよ。少しの間一人にしてしまうが、すぐに戻ってくるから、待っててくれ」
「殿下……」
私は、一番近くにある水道に向かった。
エミリアの為に何かしたい気持ちも勿論あったが、正直少し動揺してしまって、じっとしていられなかったのだ。
厳しい妃教育を受けても涙を見せないほど気丈な彼女が、あんなにも泣き腫らして……。
一体あの不躾な令嬢に何を言われたのだろうか。
怒りが込み上げてくる。
やはりこんな顔をエミリアに見せるべきではない、離れて正解だった。
タオルはすぐには用意出来なかったので、手持ちのハンカチを濡らしてからエミリアの所へ戻った。
二、三分で戻ったのだが、そこにはエミリアの姿はなかったのだった。
「エミリア……」
一人にするべきではなかったと、すぐに後悔が襲ってきた。
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