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第三章 借りすぎた恩を返したい!
26、微笑ましいティータイム
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「ふふふ、シアちゃんは私の友達だもの。休みの日に、お友達とティータイムを楽しんで何か問題でもある?」
私はソフィー様からシアちゃんと愛称で呼ばれるようになっていた。
得意気な顔でそう言いきったソフィー様に、フォルネウス様は何故か悔しそうに唇を噛んでいらっしゃった。
「フォルネウス様、お邪魔してしまい申し訳ありません」
私がこの場にいたせいで、フォルネウス様のご機嫌を損ねてしまったのかもしれないと、慌てて席を立つ。
「いいのよ、シアちゃん。座ってて。そうだわ! 折角だから、フォルネウス。貴方も座りなさい。たまには一緒にお茶でも飲みましょう」
「…………分かりました。ご一緒させて頂きます」
こうして、何故か三人でのお茶会が始まった。
「アリシア、母上に何か困った事をされていないか? 大丈夫か?」
「いいえ、とんでもないです! ソフィー様はいつもお優しいですよ。それに面白い話も聞かせて頂いて、とても楽しいんです!」
信じられないといった様子でフォルネウス様がソフィー様を見ていらっしゃる。
「何よ、その目は! もっとお母様を信じなさい」
「……ちなみに、面白い話というのは?」
「それは勿論、フォルネウスの可愛い子供の頃の話に決まってるじゃない! 昔はとても泣き虫だった事とか、怖がりだった事とか、よくおね……」
「ゴホン! もう結構です!」
咳払いをして話を遮ったフォルネウス様の耳は、真っ赤に染まっていた。
「アリシア、母上は少々大袈裟に話す癖がある。頼むから、全てを真に受けないようにしてくれ……」
「はい。でも幼い頃のフォルネウス様の事が知れて嬉しかったです。ソフィー様とディートリヒ様に大切に育てられて、今の立派なお姿があるのだとよく分かりました。部下として、上司の事を理解しておくのも大事な務めだとリフィエル様がおっしゃっていたので!」
「そ、そうか……」
フォルネウス様は何故か苦虫を噛み潰したような顔をして、口をつぐんでしまわれた。
何か失言でもしてしまったのかと不安になり、オロオロと視線を彷徨わせる。
「俺は、アシリアが子供の頃の話を聞きたい」
すると、信じられない言葉が返ってきた。
フォルネウス様が、私の事を知りたい?
「ぶ、部下の事を把握しておくのも、上司の務めであろう?」
照れくさそうに、フォルネウス様は頬をかいておられる。
少しはフォルネウス様のお役に立てていると思ってもいいのだろうか。部下として認めてもらえている事が、私は純粋に嬉しかった。
「あら、聞かなくても知ってるんじ……」
「母上! カップが空のようですね! おかわりでも注いであげましょう!」
「ふふふ、それはありがとう」
フォルネウス様はお母様思いでもあるのね。やはりとても優しいお方だわ。
「そうだ、シアちゃん! フォルネウスに初めて会った時、どう思った?」
「母上! 何故そのようなことを!」
「あら、貴方も聞きたいんじゃないの?」
「そ、それは……」
「初めてフォルネウス様を拝見した時、その浮世離れした美しい容姿に、森に住む精霊様なのかと思いました」
「せ、精霊?!」
フォルネウス様が驚いた様子でこちらを見ていらっしゃいます。
「子供の頃のフォルネウスは、天使のように可愛かったものね。ドレスを着せてみたいって、何度思った事か! 今ではこんなんだけど」
「こんなんとは、何ですか! そして恐ろしい事を平然と言わないで下さい……」
ソフィー様のそのお気持ち、よく分かります! とは、流石に言えないわね。フォルネウス様に怒られてしまうわ。
「お祈りして立ち去ろうとしたのですが、膝を抱えてそこから動こうとされない姿を見て、何か違うと思ったのです」
「まぁ見た目は天使でも、ただの迷子だしね」
「母上、余計なツッコミは要りません」
「はいはい、ごめんね~それでそれで、迷子のフォルネウスは泣いていたのかしら?」
うらめしそうにフォルネウス様がソフィー様を横目でじとっと睨んでいらっしゃる。
「いいえ、気丈にご自身を保っておられましたよ。声をかけて吸血鬼だと言われた時、最初は驚きました。でも私の事を気遣ってくださって、とても優しい方なんだなと思いました」
「優しいのはアリシア、君の方だ。その……俺が怖いとは、思わなかったのか?」
「森で迷子になる方が、とても怖い事です。通いなれた私でも、迷子になって心細くなった経験があります。だから何とか力になってあげたかったのです。フォルネウス様が怖いとは、全く思いませんでした」
「よかったわね、フォルネウス! あそこで見つけたのがシアちゃんじゃなかったら、最悪討伐されてても文句は言えないもの」
「そうですね。あの時のアリシアこそ、俺にとっては天使の様に見えました」
「そうね、シアちゃんは間違いなく天使だわ!」
ど、どうしてそうなるの?!
「じゃあさ、シアちゃん。今はどう思う? 親の私が言うのも何だけど、結構男前に育ったでしょう?」
「い、いきなり何を言い出すのですか、母上!」
確かに子供の頃のとても可愛らしかった印象が強かったせいで、最初はフォルネウス様があの時の『わかさま』だとは全く気付かなかった。
「フォルネウス様の事は、とても尊敬しております。こうして不自由なく生活出来るのも、楽しく過ごせるのも、全部フォルネウス様のおかげです。だから今度は私が、何かお力になれればと思っております」
「アリシア……」
「ふふふ、いい信頼関係が築けているようで安心したわ。これからも仲良くしてあげてね!」
「はい、勿論です!」
部下として、しっかりフォルネウス様を支えていこう。
「所でフォルネウス、貴方の用は何だったのかしら?」
「例のガラクタを持ってきたのでお渡ししておこうと思いまして」
ポケットから小さなキューブを取り出したフォルネウス様は、それをテーブルの上に置かれた。
「まぁ! 今日はどんなお宝が眠っているか楽しみね! シアちゃん、行きましょう!」
「はい、ソフィー様!」
「急にどちらへ? そして何故アリシアまで!?」
「フォルネウス、気になるなら貴方も付いていらっしゃい」
私はソフィー様からシアちゃんと愛称で呼ばれるようになっていた。
得意気な顔でそう言いきったソフィー様に、フォルネウス様は何故か悔しそうに唇を噛んでいらっしゃった。
「フォルネウス様、お邪魔してしまい申し訳ありません」
私がこの場にいたせいで、フォルネウス様のご機嫌を損ねてしまったのかもしれないと、慌てて席を立つ。
「いいのよ、シアちゃん。座ってて。そうだわ! 折角だから、フォルネウス。貴方も座りなさい。たまには一緒にお茶でも飲みましょう」
「…………分かりました。ご一緒させて頂きます」
こうして、何故か三人でのお茶会が始まった。
「アリシア、母上に何か困った事をされていないか? 大丈夫か?」
「いいえ、とんでもないです! ソフィー様はいつもお優しいですよ。それに面白い話も聞かせて頂いて、とても楽しいんです!」
信じられないといった様子でフォルネウス様がソフィー様を見ていらっしゃる。
「何よ、その目は! もっとお母様を信じなさい」
「……ちなみに、面白い話というのは?」
「それは勿論、フォルネウスの可愛い子供の頃の話に決まってるじゃない! 昔はとても泣き虫だった事とか、怖がりだった事とか、よくおね……」
「ゴホン! もう結構です!」
咳払いをして話を遮ったフォルネウス様の耳は、真っ赤に染まっていた。
「アリシア、母上は少々大袈裟に話す癖がある。頼むから、全てを真に受けないようにしてくれ……」
「はい。でも幼い頃のフォルネウス様の事が知れて嬉しかったです。ソフィー様とディートリヒ様に大切に育てられて、今の立派なお姿があるのだとよく分かりました。部下として、上司の事を理解しておくのも大事な務めだとリフィエル様がおっしゃっていたので!」
「そ、そうか……」
フォルネウス様は何故か苦虫を噛み潰したような顔をして、口をつぐんでしまわれた。
何か失言でもしてしまったのかと不安になり、オロオロと視線を彷徨わせる。
「俺は、アシリアが子供の頃の話を聞きたい」
すると、信じられない言葉が返ってきた。
フォルネウス様が、私の事を知りたい?
「ぶ、部下の事を把握しておくのも、上司の務めであろう?」
照れくさそうに、フォルネウス様は頬をかいておられる。
少しはフォルネウス様のお役に立てていると思ってもいいのだろうか。部下として認めてもらえている事が、私は純粋に嬉しかった。
「あら、聞かなくても知ってるんじ……」
「母上! カップが空のようですね! おかわりでも注いであげましょう!」
「ふふふ、それはありがとう」
フォルネウス様はお母様思いでもあるのね。やはりとても優しいお方だわ。
「そうだ、シアちゃん! フォルネウスに初めて会った時、どう思った?」
「母上! 何故そのようなことを!」
「あら、貴方も聞きたいんじゃないの?」
「そ、それは……」
「初めてフォルネウス様を拝見した時、その浮世離れした美しい容姿に、森に住む精霊様なのかと思いました」
「せ、精霊?!」
フォルネウス様が驚いた様子でこちらを見ていらっしゃいます。
「子供の頃のフォルネウスは、天使のように可愛かったものね。ドレスを着せてみたいって、何度思った事か! 今ではこんなんだけど」
「こんなんとは、何ですか! そして恐ろしい事を平然と言わないで下さい……」
ソフィー様のそのお気持ち、よく分かります! とは、流石に言えないわね。フォルネウス様に怒られてしまうわ。
「お祈りして立ち去ろうとしたのですが、膝を抱えてそこから動こうとされない姿を見て、何か違うと思ったのです」
「まぁ見た目は天使でも、ただの迷子だしね」
「母上、余計なツッコミは要りません」
「はいはい、ごめんね~それでそれで、迷子のフォルネウスは泣いていたのかしら?」
うらめしそうにフォルネウス様がソフィー様を横目でじとっと睨んでいらっしゃる。
「いいえ、気丈にご自身を保っておられましたよ。声をかけて吸血鬼だと言われた時、最初は驚きました。でも私の事を気遣ってくださって、とても優しい方なんだなと思いました」
「優しいのはアリシア、君の方だ。その……俺が怖いとは、思わなかったのか?」
「森で迷子になる方が、とても怖い事です。通いなれた私でも、迷子になって心細くなった経験があります。だから何とか力になってあげたかったのです。フォルネウス様が怖いとは、全く思いませんでした」
「よかったわね、フォルネウス! あそこで見つけたのがシアちゃんじゃなかったら、最悪討伐されてても文句は言えないもの」
「そうですね。あの時のアリシアこそ、俺にとっては天使の様に見えました」
「そうね、シアちゃんは間違いなく天使だわ!」
ど、どうしてそうなるの?!
「じゃあさ、シアちゃん。今はどう思う? 親の私が言うのも何だけど、結構男前に育ったでしょう?」
「い、いきなり何を言い出すのですか、母上!」
確かに子供の頃のとても可愛らしかった印象が強かったせいで、最初はフォルネウス様があの時の『わかさま』だとは全く気付かなかった。
「フォルネウス様の事は、とても尊敬しております。こうして不自由なく生活出来るのも、楽しく過ごせるのも、全部フォルネウス様のおかげです。だから今度は私が、何かお力になれればと思っております」
「アリシア……」
「ふふふ、いい信頼関係が築けているようで安心したわ。これからも仲良くしてあげてね!」
「はい、勿論です!」
部下として、しっかりフォルネウス様を支えていこう。
「所でフォルネウス、貴方の用は何だったのかしら?」
「例のガラクタを持ってきたのでお渡ししておこうと思いまして」
ポケットから小さなキューブを取り出したフォルネウス様は、それをテーブルの上に置かれた。
「まぁ! 今日はどんなお宝が眠っているか楽しみね! シアちゃん、行きましょう!」
「はい、ソフィー様!」
「急にどちらへ? そして何故アリシアまで!?」
「フォルネウス、気になるなら貴方も付いていらっしゃい」
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