39 / 51
『あなたならどう生きますか?~両想いを確認した直後に「余命半年」の宣告を受けました~』
1-38「パイヒール粋華」
しおりを挟む
「パイヒール粋華」
三朗は直に対し、必死でかぶりを振った。青いジャージの女は、がやがやと騒がしくなった会場にずかずかと入ってきて、檜のマイクを奪った。中央の稀世と三朗に右手の人差し指を指し叫んだ。
「おいコラ、稀世!お前、何、勝手に引退しとんねん!私との来月のマッチ、勝手にキャンセルしやがって。おまけに大阪ニコニコプロレスに問い合わせたら、結婚するやと!寿引退って舐めてんのか!永遠のライバル「Hカップの悪の華、パイ・ヒール粋華」様がそんなもん絶対認めへんぞ。」
会場の騒めきが大きくなる。夏子と陽菜が飛び出してきて、粋華に掴みかかる。
「稀世姉さんの大事な結婚式に何邪魔しに来とんじゃ、このボケが。」
「姉さんにかわって、私がお前なんか排除したらぁ。」
勢いは良かったが、夏子は頭頂部へのエルボー、陽菜はみぞおちへの正面蹴り一発でふたりともその場で瞬殺された。会場に悲鳴が上がった。
「稀世さん、あの人なんなんですか?」
「難波女子プロレスの「パイ・ヒール粋華」。私の同期レスラー。交流戦での対戦成績は、私の13勝0敗。難波女子プロレスで、私と同時期にデビューやねん。
百均グッズを配りながらの入場。漫才師「ハイヒールリンゴ・モモコ」をモチーフにリングパフォーマンスをすんねん。私がやってる「やすしきよし師匠」に対して、申し訳ないけど「ハイヒール」さん、タレントとしてはめちゃくちゃええねんけど、漫才の笑いでの「眼鏡眼鏡」のような必殺技が無いのよ。粋華の芸の稚拙さもあって、ほぼ滑りまくり。
それを逆恨みして、私に「お前、私の真似すんなや。」って勝手にライバル宣言してきた、おっぱいがスイカ並みにでかいだけのあほレスラーなんや。」
「そんな人がなんでここに?」
「さっき、粋華が言ってたように、来月の交流戦で14回目の対決の予定やってん。一応、ニコニコプロレス的には、私の病気の事隠して、寿引退ってことになってるから、それで逆上してんねやと思う。」
「そんな…。」
「おいコラ、あほ稀世!なにごちゃごちゃ言うてんねん。私は、こんな結婚は絶対に認めへんからな。三朗いうたな、お前。ちょっとこっち来い。」
と三朗の襟をつかみ、三朗を引き寄せた。
「サブちゃんに何すんねん。」
粋華に飛びかかろうとする稀世をまりあが背後から羽交い絞めにして止めた。
「稀世、あんたドレス来てんねんで。あほな真似しなや!」
「でも、サブちゃんが!」
粋華は、三朗を右手でネックブリーカーの体勢で固める。三朗はバタバタと暴れるが、粋華は微動だにしない。
「今から、お前の旦那、お前と結婚でけへんようにしたるさかいな。稀世、よお見とけよ。」
と青いジャージを脱ぎ去った。ジャージの下は、粋華がいつも試合で使用している、胸を強調した色気満々のシャネルをパクったデザインのユニフォームだった。三朗を粋華に向き合うように180度回転させ、いきなり三郎の唇を奪った。
「ほれ、お前の旦那の浮気証拠の第一弾の出来上がりや!」
間髪空けず、三朗の顔を粋華の胸に埋め、三朗の股間をまさぐる。
「さぁ、三朗、稀世のGカップに対し、私はHカップ。あんな女の乳より私の乳の方がええやろ。ほら、私の乳で勃てたとこ、稀世に見せたれや!」
「僕は、稀世さんのおっぱいまだ触ったこと無いから、比べる事なんかでけへん。それに、僕の童貞は稀世さんに捧げるんや、お前なんかで勃つもんか!」
「なに?お前、童貞なんか。じゃあ、稀世より先に私がいかしたるわ!」
と三朗のスラックスのベルトを緩め、左手を三朗のパンツの中に差し込んだ。
「サブちゃん!」
稀世の悲鳴が会場に響いたとき、直が粋華の前に立ちはだかった。
「粋華とやら、おイタはそこまでじゃ。あほボン三朗も稀世ちゃんもわしの大事な孫みたいなもんじゃ。これ以上の狼藉はわしが許さん。」
三朗の首に回した右腕の肘関節を親指と人差し指で軽くつまんだように見えた。
「ぐあっ!痛っ!」
粋華は、突然苦悶の表情を見せ、右手をだらりと下げた。三朗は必死に逃げ出した。スラックスが膝まで下がり、足を取られ、稀世の足元に転がった。赤い勝負トランクスが丸見えだ。
「サブちゃん、大丈夫やった?勃ってへん?」
「大丈夫、勃ってません。僕のおちんちんは稀世さんだけのものですから。」
その声をマイクが拾い、会場に苦笑が漏れた。
「このばばあ、何しやがった!」
正気を失った粋華が直に掴みかかる。その瞬間、くるりと粋華の身体がきれいな円弧を描き、背中から床にたたきつけられた。「ちきしょう!」怒りの形相で、粋華は起き上がり、直に挑むが、何度も円を描き床にたたきつけられるだけだった。会場の皆が直の「合気術」に見惚れた。「ぐあっ」、「ぎゃあ」、「へげぇ」と十数回、直に投げ飛ばされ、粋華は大の字に仰向けになり動かなくなった。
「どうじゃ、おイタはもう終わりかえ?お前さん、力の使い方がなってないのう。地力はあるから鍛えりゃそこそこのもんにはなりそうじゃがのう。」
と踵を返した。その瞬間、粋華がブリッジの反動を使って、さっと振り返り直の背後に立った。「危ない!」みんなが思うと同時に、粋華は直の後ろで土下座した。
「まっこと、失礼しました。師匠、どうか、不肖「パイ・ヒール粋華」を弟子にしてください。お願いいたします。」
と頭を床にこすりつけた。
「まあ、今日のこの席をこれ以上邪魔せんと約束するなら、面倒見てやろう。末席で、三朗と稀世ちゃんの結婚を祝福してやってくれるか?」
「はい、ありがとうございます。お師匠様。」
粋華は、さっと立ち上がり、稀世と三朗に一礼し、
「会場の皆さまお騒がせして誠に申し訳ございませんでした。難波女子プロレス「パイ・ヒール粋華」のお祝いの座興を終わらせていただきます。」
と言い、会場入り口側のテーブルに補助いすを持って座り込んだ。会場はあっけにとられた。
檜が正気を取り戻し、マイクを握った。
「鬼気迫る、パフォーマンスありがとうございました。では、永らく中断いたしましたが、会場の皆さんによります三朗君と稀世さんの結婚承認に進みたいと思います。若いふたりの結婚をご承認いただける方は、大きな拍手で持ってご承認ください。」
その日一番の、大きな拍手で会場が揺らいだ。一番奥の席で粋華も拍手をしていた。
「では、おふたりによる、婚姻届け署名の儀に移ります。三朗君、稀世さん、お願いします。」
ふたりは一度見つめあい、頷いた。三朗が先に署名し、稀世が続いた。檜が婚姻届けを皆に見せると再び大きな拍手が沸いた。
「では、人前式最後の儀、誓いの口づけを行います。カメラをお持ちの皆様はどうぞ、前の方までどうぞ。」
大阪ニコニコプロレスと商店街の女性陣がどっと三郎と稀世の前に押し寄せた。
「さて、誓いの口づけをどうぞ!」
三朗は稀世のあご下に指を添え、そっと唇を重ねた。稀世の頬に涙がつたった。フラッシュの嵐は、しばらくの間収まることは無かった。高砂の席では、直とまりあがハンカチで目じりを押さえていた
三朗は直に対し、必死でかぶりを振った。青いジャージの女は、がやがやと騒がしくなった会場にずかずかと入ってきて、檜のマイクを奪った。中央の稀世と三朗に右手の人差し指を指し叫んだ。
「おいコラ、稀世!お前、何、勝手に引退しとんねん!私との来月のマッチ、勝手にキャンセルしやがって。おまけに大阪ニコニコプロレスに問い合わせたら、結婚するやと!寿引退って舐めてんのか!永遠のライバル「Hカップの悪の華、パイ・ヒール粋華」様がそんなもん絶対認めへんぞ。」
会場の騒めきが大きくなる。夏子と陽菜が飛び出してきて、粋華に掴みかかる。
「稀世姉さんの大事な結婚式に何邪魔しに来とんじゃ、このボケが。」
「姉さんにかわって、私がお前なんか排除したらぁ。」
勢いは良かったが、夏子は頭頂部へのエルボー、陽菜はみぞおちへの正面蹴り一発でふたりともその場で瞬殺された。会場に悲鳴が上がった。
「稀世さん、あの人なんなんですか?」
「難波女子プロレスの「パイ・ヒール粋華」。私の同期レスラー。交流戦での対戦成績は、私の13勝0敗。難波女子プロレスで、私と同時期にデビューやねん。
百均グッズを配りながらの入場。漫才師「ハイヒールリンゴ・モモコ」をモチーフにリングパフォーマンスをすんねん。私がやってる「やすしきよし師匠」に対して、申し訳ないけど「ハイヒール」さん、タレントとしてはめちゃくちゃええねんけど、漫才の笑いでの「眼鏡眼鏡」のような必殺技が無いのよ。粋華の芸の稚拙さもあって、ほぼ滑りまくり。
それを逆恨みして、私に「お前、私の真似すんなや。」って勝手にライバル宣言してきた、おっぱいがスイカ並みにでかいだけのあほレスラーなんや。」
「そんな人がなんでここに?」
「さっき、粋華が言ってたように、来月の交流戦で14回目の対決の予定やってん。一応、ニコニコプロレス的には、私の病気の事隠して、寿引退ってことになってるから、それで逆上してんねやと思う。」
「そんな…。」
「おいコラ、あほ稀世!なにごちゃごちゃ言うてんねん。私は、こんな結婚は絶対に認めへんからな。三朗いうたな、お前。ちょっとこっち来い。」
と三朗の襟をつかみ、三朗を引き寄せた。
「サブちゃんに何すんねん。」
粋華に飛びかかろうとする稀世をまりあが背後から羽交い絞めにして止めた。
「稀世、あんたドレス来てんねんで。あほな真似しなや!」
「でも、サブちゃんが!」
粋華は、三朗を右手でネックブリーカーの体勢で固める。三朗はバタバタと暴れるが、粋華は微動だにしない。
「今から、お前の旦那、お前と結婚でけへんようにしたるさかいな。稀世、よお見とけよ。」
と青いジャージを脱ぎ去った。ジャージの下は、粋華がいつも試合で使用している、胸を強調した色気満々のシャネルをパクったデザインのユニフォームだった。三朗を粋華に向き合うように180度回転させ、いきなり三郎の唇を奪った。
「ほれ、お前の旦那の浮気証拠の第一弾の出来上がりや!」
間髪空けず、三朗の顔を粋華の胸に埋め、三朗の股間をまさぐる。
「さぁ、三朗、稀世のGカップに対し、私はHカップ。あんな女の乳より私の乳の方がええやろ。ほら、私の乳で勃てたとこ、稀世に見せたれや!」
「僕は、稀世さんのおっぱいまだ触ったこと無いから、比べる事なんかでけへん。それに、僕の童貞は稀世さんに捧げるんや、お前なんかで勃つもんか!」
「なに?お前、童貞なんか。じゃあ、稀世より先に私がいかしたるわ!」
と三朗のスラックスのベルトを緩め、左手を三朗のパンツの中に差し込んだ。
「サブちゃん!」
稀世の悲鳴が会場に響いたとき、直が粋華の前に立ちはだかった。
「粋華とやら、おイタはそこまでじゃ。あほボン三朗も稀世ちゃんもわしの大事な孫みたいなもんじゃ。これ以上の狼藉はわしが許さん。」
三朗の首に回した右腕の肘関節を親指と人差し指で軽くつまんだように見えた。
「ぐあっ!痛っ!」
粋華は、突然苦悶の表情を見せ、右手をだらりと下げた。三朗は必死に逃げ出した。スラックスが膝まで下がり、足を取られ、稀世の足元に転がった。赤い勝負トランクスが丸見えだ。
「サブちゃん、大丈夫やった?勃ってへん?」
「大丈夫、勃ってません。僕のおちんちんは稀世さんだけのものですから。」
その声をマイクが拾い、会場に苦笑が漏れた。
「このばばあ、何しやがった!」
正気を失った粋華が直に掴みかかる。その瞬間、くるりと粋華の身体がきれいな円弧を描き、背中から床にたたきつけられた。「ちきしょう!」怒りの形相で、粋華は起き上がり、直に挑むが、何度も円を描き床にたたきつけられるだけだった。会場の皆が直の「合気術」に見惚れた。「ぐあっ」、「ぎゃあ」、「へげぇ」と十数回、直に投げ飛ばされ、粋華は大の字に仰向けになり動かなくなった。
「どうじゃ、おイタはもう終わりかえ?お前さん、力の使い方がなってないのう。地力はあるから鍛えりゃそこそこのもんにはなりそうじゃがのう。」
と踵を返した。その瞬間、粋華がブリッジの反動を使って、さっと振り返り直の背後に立った。「危ない!」みんなが思うと同時に、粋華は直の後ろで土下座した。
「まっこと、失礼しました。師匠、どうか、不肖「パイ・ヒール粋華」を弟子にしてください。お願いいたします。」
と頭を床にこすりつけた。
「まあ、今日のこの席をこれ以上邪魔せんと約束するなら、面倒見てやろう。末席で、三朗と稀世ちゃんの結婚を祝福してやってくれるか?」
「はい、ありがとうございます。お師匠様。」
粋華は、さっと立ち上がり、稀世と三朗に一礼し、
「会場の皆さまお騒がせして誠に申し訳ございませんでした。難波女子プロレス「パイ・ヒール粋華」のお祝いの座興を終わらせていただきます。」
と言い、会場入り口側のテーブルに補助いすを持って座り込んだ。会場はあっけにとられた。
檜が正気を取り戻し、マイクを握った。
「鬼気迫る、パフォーマンスありがとうございました。では、永らく中断いたしましたが、会場の皆さんによります三朗君と稀世さんの結婚承認に進みたいと思います。若いふたりの結婚をご承認いただける方は、大きな拍手で持ってご承認ください。」
その日一番の、大きな拍手で会場が揺らいだ。一番奥の席で粋華も拍手をしていた。
「では、おふたりによる、婚姻届け署名の儀に移ります。三朗君、稀世さん、お願いします。」
ふたりは一度見つめあい、頷いた。三朗が先に署名し、稀世が続いた。檜が婚姻届けを皆に見せると再び大きな拍手が沸いた。
「では、人前式最後の儀、誓いの口づけを行います。カメラをお持ちの皆様はどうぞ、前の方までどうぞ。」
大阪ニコニコプロレスと商店街の女性陣がどっと三郎と稀世の前に押し寄せた。
「さて、誓いの口づけをどうぞ!」
三朗は稀世のあご下に指を添え、そっと唇を重ねた。稀世の頬に涙がつたった。フラッシュの嵐は、しばらくの間収まることは無かった。高砂の席では、直とまりあがハンカチで目じりを押さえていた
10
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?
Debby
恋愛
ヴェルトが友人からの手紙を手に辺境伯令嬢であるレィディアンスの元を訪れたのは、その手紙に「詳細は彼女に聞け」と書いてあったからだ。
簡単にいうと、手紙の内容は「学園で問題を起こした平民──エボニーを妻として引き取ってくれ」というものだった。
一方その話を聞いてしまった伯爵令嬢のオリーブは動揺していた。
ヴェルトとは静かに愛を育んできた。そんな自分を差し置いて、言われるがまま平民を妻に迎えてしまうのだろうか。
そんなオリーブの気持ちを知るはずもないエボニーは、辺境伯邸で行儀見習いをすることになる。
オリーブは何とかしてヴェルトを取り戻そうと画策し、そのことを咎められてしまう。もう後は無い。
オリーブが最後の望みをかけてヴェルトに自分を選んで欲しいと懇願する中、レィディアンスが静かに口を開いた。
「で、そろそろお前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか」
「はい?」
ヴェルトは自分が何を言われたのか全く理解が出来なかった。
*--*--*
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
★全31話7時19時更新で、全話予約投稿済みです。
★★「このお話だけ読んでいただいてもOKです!」という前提のもと↓↓↓
このお話は独立した一つのお話ですが、「で。」シリーズのサイドストーリーでもあり、第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の「エボニーその後」でもあります(あるいは「最終話」のその後)。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
どれも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾はHOT一位になることが出来ました!(*´▽`人)アリガトウ
もしよかったら宜しくお願いしますね!
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。
その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。
そこで待っていたのは、最悪の出来事――
けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。
夫は愛人と共に好きに生きればいい。
今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。
でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。
妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。
過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――
《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。
ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」
その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる