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最後の魔女09 過去の出会い【後編】
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「なんで怖いのですか? だって、魔女様はこんなにも可愛いらしいのに」
予想外の返答に私はポカーンとなってしまった。
「え、いや! 私なんて⋯あなたの方がずっとずっと可愛いです!」
あれ、私何言ってるんだろう。
表向きは動揺しているけど、内面的には冷静でいる私がいた。うん、たぶん嬉しかったんだと思う。
怖い? の問いに対して怖いでも、怖くないでもなく、まさかの可愛いだったのだから。
その後私たちは、お互いのことを話し合った。
私が当初魔女だと思っていた少女は、やっぱり魔女ではなく聖女と言う存在だった。
聖女は、魔族に対して無敵なまでの力を持っているとかで、魔法とは別の力を扱うみたい。
「リア、私のお友達になって頂けませんか?」
話の途中に急にアンがそんなことを言うもんだから、思わず真顔で「えっ?」と言ってしまった。
嬉しかった。
生まれてこの方、家族以外との付き合いが皆無だった私、ましてや同世代の友達なんていなかった。
「私なんかで⋯良ければ⋯」
頰を伝う何かが、地面へと落ちる。
「リア泣いてるの?」
アンが私の涙を拭いてくれた。
「あ、ごめんなさい、私友達いないから、嬉しくって⋯」
途端、アンが私を強く両手で抱き締めた。
あわわ。と幼子のように動揺してしまう私。恥ずかしい。私よりも年下の少女にこれ、あやされてるんだよね私⋯。ヨシヨシされてるんだよね。
「今日から私はリアの初めてのお友達だからね」
暖かいなぁ。
これが人の温もりなんだよね。
「うん、ありがとう」
それ以上の言葉が出なかった。
私はそのまま、アンの部屋に数日の間泊まらせてもらった。
食事もお風呂も寝る時までもアンと一緒だった。魔女である私には、食事は必要ないんだけど、とにかくアンと一緒に居たかった。
この時、私はお風呂という存在に初めて出会った。
お風呂の素晴らしさをこれでもかとアンに教えてもらった。
「いい? リア。お風呂こそ至高! これ以上の贅沢なんてないんだよ!」
何度も何度もアンに聞かされたセリフ。
まさか、この世界にこんなに素晴らしいものがあったなんて。それを教えてくれたアンに感謝! 凄い感謝!
友達っていいよね。だけど私はアンに一つだけ隠していることがある。
それは年齢だ。
実際私の年齢は今年で24になるはず。あんまし数えたことがないので自信は無いけど、たぶんあってるはず。外見年齢的にはアンと殆ど変わらない為、実際アンは同い年くらいに思っているのかもしれない。
でも、いつかは話さなくっちゃいけないかな。友達に隠し事は良く無いと思うから。
このまま時が止まってしまえばいいのに。そう思えるくらいアンと一緒にいる時間は楽しかった。アンはまだ幼いのに聖女様という凄い職業についていた。
魔族に対して絶対的たる力を持っているらしい。らしいというのは、アン自身が魔族を見たことがないそうなので、良く分からないのだとか。母親からこの力を受け継いだんだって。
アンの母親も聖女様をしていて、30年ほど前に魔王たち魔族の軍勢を倒すために大活躍したんだって。今は魔王はいないから、魔族たちは活発化してないから特にすることはないみたい。
だけど、常にその動きには注視しておかなければならないようで、魔族の動向は常に監視してるんだって。それとは別に、私と一緒にいたこの3日間も聖女としてのお仕事で、傷や病気、はたまた呪いなどを癒すことをしていた。
私の使うの時間巻き戻しのなんちゃって治癒とは違い、聖女様の治癒は、本当に傷を治しちゃう。
私も教えてもらったけど、全く理解することが出来なかった。逆にアンに魔法を教えたけど同じく全く分からないって言ってた。
「リア?」
「あ、ううん、なんでもないよ!」
その下から覗き込むの反則だよ!
可愛いすぎて、ギュってしちゃう。
この数日の間に、私とアンは凄く仲良くなった。でもいつまでも一緒にいるわけにはいかない。私には目的があって旅してる訳だし、それに転移魔法を使えばいつでもアンには会える。
明日からちょうど、巡礼? だとかで、ここ聖地アグヌスを離れるそうなので、私も旅の続きをする為、アンとは今日で離れることになった。
「リア私ね、夢があるの⋯」
その夢は私も共感出来る素晴らしい夢だった。
''この世界から争いを無くしたい''
それがアンの夢だった。
この時代、魔族との戦争が終わり、今度は人間同士の争いが各地で勃発していた。国が違えば考え方は違う。どちらも自分たちの意見を主張し、相手がそれを受け入れなければ争いが始まる。
私が人間たちに嫌気がさしていたのもそれが要因の一つなんだけど。
アンは凄いや。
私は、寧ろ人間同士の争いはそれが普通だという認識しかなかったから、無くしたいだとかそんな考えは思いも付かなかった。
「うん、凄くいいと思う。私もお手伝いするよ!」
「ほんと!? やったぁ!!」
アンが私に抱き付いてくる。
こういうスキンシップに慣れていない私は、いちいちオドオドしてしまう。
なぜ手伝うなんて言ってしまったのだろうか。
私は魔女を両親を大好きだったお姉ちゃんを死に追いやった人間たちが憎い。
だけど、時が進むにつれて徐々にその感情も薄れてきている気がする。亡くなった魔女たちから言わせたら、私は裏切り者なのかもしれない。人間にも良い人はいる。勿論悪い人もいる。そんなことは当たり前のことで。でも、今まで人間の汚い面をたくさん見てきた私は、人間を本当の意味で好きには、たぶんこの先ずっとなれないと思う。許さないと思う。
アンは例外だよ?
アンは私の初めての友達だし大好きだし。
だけどね、人間と面と向かって敵対する気もさらさら無い。だから、せめて身の回りの人間くらいは、守ってあげてもいいのかなって思ったんだよね。
その後、また会うことを約束して今日はアンと別れた。
それまでの私の旅の目的は、この世界の何処かに生き残った同族である魔女を探し出すことだった。
私だって生きてるんだから、他にも人間の魔の手から生き延びた魔女がたぶんいると思うんだよね。
だけど今日からは、この私の魔女の力を使って、せめて目の届く人間たちだけでも助けたい。
それから何度かアンと会って、私は旅の話をアンは仕事で遠出した時の話など、互いに語り明かしていた。寝るのも忘れて朝になっていたことも一回や二回じゃない。
そんなある日、アンと一緒に聖地アグヌスの大聖堂の外を歩いている時だった。
人々が話す妙な噂が聞こえてきた。
「聖女様と時々一緒にいる子って、もしかして、あの忌まわしい魔女じゃないわよね?」
「まさか。我らが聖女様が異端者である魔女なんかと一緒に居るわけないじゃないか」
「そうだよね。それに魔女は死に絶えてるはずだしね」
アンの耳にも聞こえたのか、抗議に向かおうとしていたので、私は必死にそれを止めた。
「私気にしてないから、大丈夫だから」
と言葉を添えて。
アンは、少しだけ申し訳なさそうに下を向く。
違うんだよ、アン⋯。申し訳ないのは私なんだよ?
聖女様であるアンは、この聖地アグヌスの象徴でもある存在だから、私なんかのせいで、そこに亀裂でも入るなんてことになれば、私は自分が許せない。
「アン、私ね⋯」
アンと会うのは極力控えることを話した。
「あんな囁きを間に受けたらだめだよ!」
「うん、だけど私といるとアンの評判だって悪くなるし、何より私のせいでアンにもしもの事があったら、私は私が許せないから」
アンは、私の両頬に優しく手を添えた。
えっ?
予想外のアンの行動に私は固まってしまう。
そのまま、アンの顔が私の方に近付いてくる。
「え、ちょっ」
そのまま、アンの額が私の額に触れた。
アンは目を閉じている。
私はドキドキで逆に目を全開に見開いていた。
「私は魔女である貴女を誇りに思うわ。だからお願い、魔女である自分を責めないでね」
暫くそのままの状態で時間が経過していく。
ゆっくりと目を開けたアンもまた、少しだけ恥ずかしそうな素振りをみせて、照れ笑いをしていた。
「ありがとう、アン。そんなこと言われたことなかったから。嬉しい」
「自信を持って! リアは私の一番自慢のお友達なんだから」
私は、アンにある物を手渡していた。
「これは?」
形は普通のペンダントだけど、実はこれ私が作った魔導具と呼ばれる代物。そのペンダントをアンが握って私に会いたいと願うと、どんなに離れていようが、私にはそれが分かる。
原理は私自身よく分かっていないけど、動力となっているのは、私の魔力。
ありったけの魔力をそのペンダントの中に封入している。
「すごいよリア! いいの? こんな凄いの貰っちゃっても?」
「うん、アンに持ってて欲しいの。私の大切な友達のアンに」
「ありがとう」
アンの部屋に戻った私たちは、その後もいっぱいいっぱい話をした。
将来の夢は? だとか、子供は何人欲しいよねだとか、少女という年齢から考えると少し早い内容かもしれないけど、そんなこと私たちには関係なかった。
夜も更けてきたので、お別れを言ってアンと別れた。
そして、アンと会ったのは、その日が最後だった。
予想外の返答に私はポカーンとなってしまった。
「え、いや! 私なんて⋯あなたの方がずっとずっと可愛いです!」
あれ、私何言ってるんだろう。
表向きは動揺しているけど、内面的には冷静でいる私がいた。うん、たぶん嬉しかったんだと思う。
怖い? の問いに対して怖いでも、怖くないでもなく、まさかの可愛いだったのだから。
その後私たちは、お互いのことを話し合った。
私が当初魔女だと思っていた少女は、やっぱり魔女ではなく聖女と言う存在だった。
聖女は、魔族に対して無敵なまでの力を持っているとかで、魔法とは別の力を扱うみたい。
「リア、私のお友達になって頂けませんか?」
話の途中に急にアンがそんなことを言うもんだから、思わず真顔で「えっ?」と言ってしまった。
嬉しかった。
生まれてこの方、家族以外との付き合いが皆無だった私、ましてや同世代の友達なんていなかった。
「私なんかで⋯良ければ⋯」
頰を伝う何かが、地面へと落ちる。
「リア泣いてるの?」
アンが私の涙を拭いてくれた。
「あ、ごめんなさい、私友達いないから、嬉しくって⋯」
途端、アンが私を強く両手で抱き締めた。
あわわ。と幼子のように動揺してしまう私。恥ずかしい。私よりも年下の少女にこれ、あやされてるんだよね私⋯。ヨシヨシされてるんだよね。
「今日から私はリアの初めてのお友達だからね」
暖かいなぁ。
これが人の温もりなんだよね。
「うん、ありがとう」
それ以上の言葉が出なかった。
私はそのまま、アンの部屋に数日の間泊まらせてもらった。
食事もお風呂も寝る時までもアンと一緒だった。魔女である私には、食事は必要ないんだけど、とにかくアンと一緒に居たかった。
この時、私はお風呂という存在に初めて出会った。
お風呂の素晴らしさをこれでもかとアンに教えてもらった。
「いい? リア。お風呂こそ至高! これ以上の贅沢なんてないんだよ!」
何度も何度もアンに聞かされたセリフ。
まさか、この世界にこんなに素晴らしいものがあったなんて。それを教えてくれたアンに感謝! 凄い感謝!
友達っていいよね。だけど私はアンに一つだけ隠していることがある。
それは年齢だ。
実際私の年齢は今年で24になるはず。あんまし数えたことがないので自信は無いけど、たぶんあってるはず。外見年齢的にはアンと殆ど変わらない為、実際アンは同い年くらいに思っているのかもしれない。
でも、いつかは話さなくっちゃいけないかな。友達に隠し事は良く無いと思うから。
このまま時が止まってしまえばいいのに。そう思えるくらいアンと一緒にいる時間は楽しかった。アンはまだ幼いのに聖女様という凄い職業についていた。
魔族に対して絶対的たる力を持っているらしい。らしいというのは、アン自身が魔族を見たことがないそうなので、良く分からないのだとか。母親からこの力を受け継いだんだって。
アンの母親も聖女様をしていて、30年ほど前に魔王たち魔族の軍勢を倒すために大活躍したんだって。今は魔王はいないから、魔族たちは活発化してないから特にすることはないみたい。
だけど、常にその動きには注視しておかなければならないようで、魔族の動向は常に監視してるんだって。それとは別に、私と一緒にいたこの3日間も聖女としてのお仕事で、傷や病気、はたまた呪いなどを癒すことをしていた。
私の使うの時間巻き戻しのなんちゃって治癒とは違い、聖女様の治癒は、本当に傷を治しちゃう。
私も教えてもらったけど、全く理解することが出来なかった。逆にアンに魔法を教えたけど同じく全く分からないって言ってた。
「リア?」
「あ、ううん、なんでもないよ!」
その下から覗き込むの反則だよ!
可愛いすぎて、ギュってしちゃう。
この数日の間に、私とアンは凄く仲良くなった。でもいつまでも一緒にいるわけにはいかない。私には目的があって旅してる訳だし、それに転移魔法を使えばいつでもアンには会える。
明日からちょうど、巡礼? だとかで、ここ聖地アグヌスを離れるそうなので、私も旅の続きをする為、アンとは今日で離れることになった。
「リア私ね、夢があるの⋯」
その夢は私も共感出来る素晴らしい夢だった。
''この世界から争いを無くしたい''
それがアンの夢だった。
この時代、魔族との戦争が終わり、今度は人間同士の争いが各地で勃発していた。国が違えば考え方は違う。どちらも自分たちの意見を主張し、相手がそれを受け入れなければ争いが始まる。
私が人間たちに嫌気がさしていたのもそれが要因の一つなんだけど。
アンは凄いや。
私は、寧ろ人間同士の争いはそれが普通だという認識しかなかったから、無くしたいだとかそんな考えは思いも付かなかった。
「うん、凄くいいと思う。私もお手伝いするよ!」
「ほんと!? やったぁ!!」
アンが私に抱き付いてくる。
こういうスキンシップに慣れていない私は、いちいちオドオドしてしまう。
なぜ手伝うなんて言ってしまったのだろうか。
私は魔女を両親を大好きだったお姉ちゃんを死に追いやった人間たちが憎い。
だけど、時が進むにつれて徐々にその感情も薄れてきている気がする。亡くなった魔女たちから言わせたら、私は裏切り者なのかもしれない。人間にも良い人はいる。勿論悪い人もいる。そんなことは当たり前のことで。でも、今まで人間の汚い面をたくさん見てきた私は、人間を本当の意味で好きには、たぶんこの先ずっとなれないと思う。許さないと思う。
アンは例外だよ?
アンは私の初めての友達だし大好きだし。
だけどね、人間と面と向かって敵対する気もさらさら無い。だから、せめて身の回りの人間くらいは、守ってあげてもいいのかなって思ったんだよね。
その後、また会うことを約束して今日はアンと別れた。
それまでの私の旅の目的は、この世界の何処かに生き残った同族である魔女を探し出すことだった。
私だって生きてるんだから、他にも人間の魔の手から生き延びた魔女がたぶんいると思うんだよね。
だけど今日からは、この私の魔女の力を使って、せめて目の届く人間たちだけでも助けたい。
それから何度かアンと会って、私は旅の話をアンは仕事で遠出した時の話など、互いに語り明かしていた。寝るのも忘れて朝になっていたことも一回や二回じゃない。
そんなある日、アンと一緒に聖地アグヌスの大聖堂の外を歩いている時だった。
人々が話す妙な噂が聞こえてきた。
「聖女様と時々一緒にいる子って、もしかして、あの忌まわしい魔女じゃないわよね?」
「まさか。我らが聖女様が異端者である魔女なんかと一緒に居るわけないじゃないか」
「そうだよね。それに魔女は死に絶えてるはずだしね」
アンの耳にも聞こえたのか、抗議に向かおうとしていたので、私は必死にそれを止めた。
「私気にしてないから、大丈夫だから」
と言葉を添えて。
アンは、少しだけ申し訳なさそうに下を向く。
違うんだよ、アン⋯。申し訳ないのは私なんだよ?
聖女様であるアンは、この聖地アグヌスの象徴でもある存在だから、私なんかのせいで、そこに亀裂でも入るなんてことになれば、私は自分が許せない。
「アン、私ね⋯」
アンと会うのは極力控えることを話した。
「あんな囁きを間に受けたらだめだよ!」
「うん、だけど私といるとアンの評判だって悪くなるし、何より私のせいでアンにもしもの事があったら、私は私が許せないから」
アンは、私の両頬に優しく手を添えた。
えっ?
予想外のアンの行動に私は固まってしまう。
そのまま、アンの顔が私の方に近付いてくる。
「え、ちょっ」
そのまま、アンの額が私の額に触れた。
アンは目を閉じている。
私はドキドキで逆に目を全開に見開いていた。
「私は魔女である貴女を誇りに思うわ。だからお願い、魔女である自分を責めないでね」
暫くそのままの状態で時間が経過していく。
ゆっくりと目を開けたアンもまた、少しだけ恥ずかしそうな素振りをみせて、照れ笑いをしていた。
「ありがとう、アン。そんなこと言われたことなかったから。嬉しい」
「自信を持って! リアは私の一番自慢のお友達なんだから」
私は、アンにある物を手渡していた。
「これは?」
形は普通のペンダントだけど、実はこれ私が作った魔導具と呼ばれる代物。そのペンダントをアンが握って私に会いたいと願うと、どんなに離れていようが、私にはそれが分かる。
原理は私自身よく分かっていないけど、動力となっているのは、私の魔力。
ありったけの魔力をそのペンダントの中に封入している。
「すごいよリア! いいの? こんな凄いの貰っちゃっても?」
「うん、アンに持ってて欲しいの。私の大切な友達のアンに」
「ありがとう」
アンの部屋に戻った私たちは、その後もいっぱいいっぱい話をした。
将来の夢は? だとか、子供は何人欲しいよねだとか、少女という年齢から考えると少し早い内容かもしれないけど、そんなこと私たちには関係なかった。
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