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番外編 異邦者から愛を込めて
EX 02
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先ほどまでの敵意が、綺麗サッパリと消えてしまった。
一転してベーカリーの従業員たちがガレットに詰め寄ってくる。
「クレスさんはどこにいるんですか!? 知っていたら教えてくれませんか?
ロイヤルホールディングの一大事なんです。あの人のパンが必要なんです」
「黙れ! ク〇野郎ども!」
せわしなく、言い寄られたガレットがブチキレた。
もとより悪魔族である彼は、人間と親しくするのが苦手だった。
死んだ魚のような眼をしながら、一同が背を向けると再度、己が武器を手に取り迫ってくる。
「人間とはこうも身勝手な生き物なのか? 断っただけで豹変するとは……やはり我々とは相容れませんな」
『ジゴウジトクなキがする……また、マーガにおこられる』
痛いところを突かれとガレットは急に大人しくなった。
吸血姫であるマーガに弱みを握られているらしく、事あるごとに逆らえないでいた。
『ヨンマコウともあろうモノがなさけない』
「そ、そんなことは……これはクレス殿のため、そう! クレス殿に頼まれたから仕方なく来たんです」
露骨な言い訳をしながら、ガレットは従業員たち向かって愛想笑いを浮かべた。
普段でさえ笑うこともなく、険しい表情で書類を眺めている。
そんな中年男の笑顔など誰も喜ぶわけがない。
「ヤバイ! あの人、絶対に悪い事を企んでいるよ」
「本当はクレスさんの知り合いでも何でもないんじゃない?」
会計カウンター越しにいる女性スタッフたちがヒソヒソと小言を陰口を叩いていた。
とんでもない濡れ衣だと憤慨するガレットの顔が瞬く間に真っ赤になる。
「もう知らん。私はもう知らんからな!
古巣のピンチを救おうとせっかくのクレス殿が我々をよこしたのに、その温情を無碍にするとはなっ!
愚かなの奴らだ、店ごと滅びてしまうがいい」
「滅びませんから、二度とウチに来ないで頂けますか」
従業員たちは笑顔の裏に怒りを隠し、箒の柄でガレットの身体を突きだした。
言われるまでもないと啖呵を切り、彼はそそくさと店を後にした。
『……やっちまったな。どーする? ガレット』
「心配ありませんぞ。店の中を見る限り客が一人もいなかった。
いずれ、奴らの方が根負けして我々に頭を下げにくるでしょう。
そうなれば時間の問題、我らはその間に帝都観光といきましょうぞ」
目的を完全に無視して、ぶらりと街中を散策するガレット。
その余裕がどこから湧いてくるのか、不思議でならない。
昔からの悪癖だ。都合が悪いことは避けて見て見ないふりをする。
本気を出せば、有能なのは魔族領の誰もが認めているのに当人には自覚がないらしい。
ようするに自分を低く見てしまっている。
思い起こせば、それが原因でクレスの代わりとして帝都へと向かう羽目になった――――
ロイヤルホールディングの悲惨な現状は、すでに魔族領にも伝達されていた。
給仕隊の報告を受けたクレスは、真っ先に駆けつけようとするもマーガからストップがかかってしまった。
オープンしたての彼の店は、まだ軌道に乗ったばかりだった。
連日の大盛況もあって、今のパンセルヴァンは人手が足りていない。
ランディやラクースもまだまだ習熟度が低い。
クレスが店を空けるとなると殺到するオーダーをさばき切れなくなる。
ミミコの【エクストリームポーター】で瞬時に帝都まで移動できても問題は残る。
一時的にパンセルヴァンの営業を止める案もでたが、クレスの仕事はベーカリーの経営だけに留まらない。
魔族領の財政の立て直しや外交問題までも彼が陣頭指揮して解決しなければならない。
魔王不在の異質な状況下で、新たなる指導者が求められていた。
無責任な魔族の高官たちは、誰一人として自ら先頭に立って問題の解決に取り組もうとはしない。
皆、責任の追及を恐れ手間だと匙を投げてしまっていた。
このままだと内政が機能不全を起こす。
そのシワ寄せがデゼルガルドの血をひくクレスに飛んできているのが現状だ。
すでに時間の問題だけではなく、これ以上の仕事を増やせばクレスの体力が持たない。
誰よりも彼の身を案じるからこそ、マーガは頑なに反対してきた。
「ならば、どうするのだ?」
マーガに問い詰めてきたのは、意外にもガレットだった。
ただし、ロイヤルホールディングの件ではなく別件での問題についてだ。
彼らには、どうしても帝都に足を運ばないといけない理由がある。
そこを解決できるのはクレスだけだと見込んでいたガレットにとっては大誤算だった。
「代役を立てます、丁度、ヒマそうにしている者がおりますので」
淡々と言いながらマーガの視線がある一点に注がれる。
宙を浮遊していたクーデールは、ただならぬ殺気を察知し動き止めた。
『まさか……ミヤコにむかえと? ムリだ、ヨはチリにくわしくない。
それにロイヤルホールディングとやらはどうするのだ?』
「彼を見つければ問題ないでしょう、彼ならクレス様の代わりとなるはずです。
私たちの中で帝都に向かるのは貴方か、ガレット卿ぐらいです。
日頃から食べるか、寝るかしかしていないのです。
クレス様の精霊なのですから、たまには主人の役に立ってください!」
語気を強くして言われてしまえば言い返せない。
しょんぼりと俯くクーデールは、意を決して頷いた。
『わかった。ヨもクレスにセワとなっている。チカラをかさないリユウはない』
「ならば、私も同行いたしましょうぞ」
さりげなく、自分の名が挙げられたことに気不味さを覚えたのか?
ガレットは自主的に帝都へと向かうと宣言した。
かくして、二人は帝都にやってきたのだが……。
初手から、あの様だ。
「人間との交渉ごとなど時間の無駄だ」
愚痴りながら、ガレットは道脇に置かれた看板の前で一旦足を止めた。
辺りをキョロキョロと見回すと、看板に目を向けた。
普段の習慣が身体に染みついているのだろう。
そこに彼が恐れる給仕長の姿はなかった。
「ほぉ~、酒場ですな。情報を収集するのには打ってつけの場所ではありませぬか!」
『ヒルマからサケがのみたいだけだろっ? ウマいモノがたべられれば……ヨはどこでもいい』
度重なる協議の結果、二人は小洒落た酒場モントに歩を進めた。
どこが小洒落ているのかは分からない。
ただ、表の看板にはそう書かれていた。
店内に入るとガレットは思わず息を飲んだ。
床に敷かれた絨毯には、色とりどりの煌びやかな刺繍がほどこされている。
その上に骨董品の壺やらハニワなどが適当に配置され、狭い店内をより狭く感じさせていた。
極めつけは、店の奥にあるステージだ。
周囲を、そこいらで採ってきた草花で囲い、背景に滝の絵が描かれていた。
悪趣味全開の店は魔族とってはポイントが高い。
別世界に迷い込んでしまったかと思うほど異様光景がそこ拡がっていた。
「この店は当たりですな。
見てください、向こう席にいるのは闇のブローカーではありませんか。
非合法の魔導契約書を持ち出して取引きしてますぞ」
『マゾクリョウでも、ここまでロコツなのはナカナカない』
二人して感心しながらも、さっそく席についた。
メニュー表と睨み付けながらガレットは悩んでいる。
「カリィばかりですな、あとはスパイシーな料理」
『センモンテンというヤツだろう』
何を頼んでいいのか分からない時は【魔法の言葉】を使う。
「とりあえず、オススメの酒と料理を頼む」
ドヤ顔をする店員にそう告げると、ほどなくして料理が配膳された。
一転してベーカリーの従業員たちがガレットに詰め寄ってくる。
「クレスさんはどこにいるんですか!? 知っていたら教えてくれませんか?
ロイヤルホールディングの一大事なんです。あの人のパンが必要なんです」
「黙れ! ク〇野郎ども!」
せわしなく、言い寄られたガレットがブチキレた。
もとより悪魔族である彼は、人間と親しくするのが苦手だった。
死んだ魚のような眼をしながら、一同が背を向けると再度、己が武器を手に取り迫ってくる。
「人間とはこうも身勝手な生き物なのか? 断っただけで豹変するとは……やはり我々とは相容れませんな」
『ジゴウジトクなキがする……また、マーガにおこられる』
痛いところを突かれとガレットは急に大人しくなった。
吸血姫であるマーガに弱みを握られているらしく、事あるごとに逆らえないでいた。
『ヨンマコウともあろうモノがなさけない』
「そ、そんなことは……これはクレス殿のため、そう! クレス殿に頼まれたから仕方なく来たんです」
露骨な言い訳をしながら、ガレットは従業員たち向かって愛想笑いを浮かべた。
普段でさえ笑うこともなく、険しい表情で書類を眺めている。
そんな中年男の笑顔など誰も喜ぶわけがない。
「ヤバイ! あの人、絶対に悪い事を企んでいるよ」
「本当はクレスさんの知り合いでも何でもないんじゃない?」
会計カウンター越しにいる女性スタッフたちがヒソヒソと小言を陰口を叩いていた。
とんでもない濡れ衣だと憤慨するガレットの顔が瞬く間に真っ赤になる。
「もう知らん。私はもう知らんからな!
古巣のピンチを救おうとせっかくのクレス殿が我々をよこしたのに、その温情を無碍にするとはなっ!
愚かなの奴らだ、店ごと滅びてしまうがいい」
「滅びませんから、二度とウチに来ないで頂けますか」
従業員たちは笑顔の裏に怒りを隠し、箒の柄でガレットの身体を突きだした。
言われるまでもないと啖呵を切り、彼はそそくさと店を後にした。
『……やっちまったな。どーする? ガレット』
「心配ありませんぞ。店の中を見る限り客が一人もいなかった。
いずれ、奴らの方が根負けして我々に頭を下げにくるでしょう。
そうなれば時間の問題、我らはその間に帝都観光といきましょうぞ」
目的を完全に無視して、ぶらりと街中を散策するガレット。
その余裕がどこから湧いてくるのか、不思議でならない。
昔からの悪癖だ。都合が悪いことは避けて見て見ないふりをする。
本気を出せば、有能なのは魔族領の誰もが認めているのに当人には自覚がないらしい。
ようするに自分を低く見てしまっている。
思い起こせば、それが原因でクレスの代わりとして帝都へと向かう羽目になった――――
ロイヤルホールディングの悲惨な現状は、すでに魔族領にも伝達されていた。
給仕隊の報告を受けたクレスは、真っ先に駆けつけようとするもマーガからストップがかかってしまった。
オープンしたての彼の店は、まだ軌道に乗ったばかりだった。
連日の大盛況もあって、今のパンセルヴァンは人手が足りていない。
ランディやラクースもまだまだ習熟度が低い。
クレスが店を空けるとなると殺到するオーダーをさばき切れなくなる。
ミミコの【エクストリームポーター】で瞬時に帝都まで移動できても問題は残る。
一時的にパンセルヴァンの営業を止める案もでたが、クレスの仕事はベーカリーの経営だけに留まらない。
魔族領の財政の立て直しや外交問題までも彼が陣頭指揮して解決しなければならない。
魔王不在の異質な状況下で、新たなる指導者が求められていた。
無責任な魔族の高官たちは、誰一人として自ら先頭に立って問題の解決に取り組もうとはしない。
皆、責任の追及を恐れ手間だと匙を投げてしまっていた。
このままだと内政が機能不全を起こす。
そのシワ寄せがデゼルガルドの血をひくクレスに飛んできているのが現状だ。
すでに時間の問題だけではなく、これ以上の仕事を増やせばクレスの体力が持たない。
誰よりも彼の身を案じるからこそ、マーガは頑なに反対してきた。
「ならば、どうするのだ?」
マーガに問い詰めてきたのは、意外にもガレットだった。
ただし、ロイヤルホールディングの件ではなく別件での問題についてだ。
彼らには、どうしても帝都に足を運ばないといけない理由がある。
そこを解決できるのはクレスだけだと見込んでいたガレットにとっては大誤算だった。
「代役を立てます、丁度、ヒマそうにしている者がおりますので」
淡々と言いながらマーガの視線がある一点に注がれる。
宙を浮遊していたクーデールは、ただならぬ殺気を察知し動き止めた。
『まさか……ミヤコにむかえと? ムリだ、ヨはチリにくわしくない。
それにロイヤルホールディングとやらはどうするのだ?』
「彼を見つければ問題ないでしょう、彼ならクレス様の代わりとなるはずです。
私たちの中で帝都に向かるのは貴方か、ガレット卿ぐらいです。
日頃から食べるか、寝るかしかしていないのです。
クレス様の精霊なのですから、たまには主人の役に立ってください!」
語気を強くして言われてしまえば言い返せない。
しょんぼりと俯くクーデールは、意を決して頷いた。
『わかった。ヨもクレスにセワとなっている。チカラをかさないリユウはない』
「ならば、私も同行いたしましょうぞ」
さりげなく、自分の名が挙げられたことに気不味さを覚えたのか?
ガレットは自主的に帝都へと向かうと宣言した。
かくして、二人は帝都にやってきたのだが……。
初手から、あの様だ。
「人間との交渉ごとなど時間の無駄だ」
愚痴りながら、ガレットは道脇に置かれた看板の前で一旦足を止めた。
辺りをキョロキョロと見回すと、看板に目を向けた。
普段の習慣が身体に染みついているのだろう。
そこに彼が恐れる給仕長の姿はなかった。
「ほぉ~、酒場ですな。情報を収集するのには打ってつけの場所ではありませぬか!」
『ヒルマからサケがのみたいだけだろっ? ウマいモノがたべられれば……ヨはどこでもいい』
度重なる協議の結果、二人は小洒落た酒場モントに歩を進めた。
どこが小洒落ているのかは分からない。
ただ、表の看板にはそう書かれていた。
店内に入るとガレットは思わず息を飲んだ。
床に敷かれた絨毯には、色とりどりの煌びやかな刺繍がほどこされている。
その上に骨董品の壺やらハニワなどが適当に配置され、狭い店内をより狭く感じさせていた。
極めつけは、店の奥にあるステージだ。
周囲を、そこいらで採ってきた草花で囲い、背景に滝の絵が描かれていた。
悪趣味全開の店は魔族とってはポイントが高い。
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二人して感心しながらも、さっそく席についた。
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「カリィばかりですな、あとはスパイシーな料理」
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