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パン職人編
10-3
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10-3
数週間前までは自分も、ここで働いていた。
そう思うと自然と笑みがこぼれてくる。
最後の日までの八ヶ月間はアッと言う間だった。
本当に色々なことを学び、経験させてもらった。
同僚たちと一緒にパン作りのイロハから徹底して叩き直さるところから始まり
座学で食品衛生や食材栄養価、接客マナー、会計事務や在庫管理とできることすべて教え込まれた。
あまりの厳しさに途中で挫折したする者も後を絶たなかった。
ついて行けなくなれば、容赦なく置いてきぼりにされてホール仕事に回される。
いわばパン職人ためのエリート育成場では
才覚がある者と真にパン作りが好きな人間だけが生き残れる。
懐かしい記憶ともに、クレスはロイヤルホールディングの扉を開いた。
もう逃げ出す必要も、追い出されることもない。
威風堂々としていれば済む。客として来店したのだから。
「いらっしゃい……ま。クレス……」
ホールスタッフたちの中で彼との再会を喜んだ者はいなかった。
店内に入ったクレスをみるなり、ひそひそと喋り続けている。
内容など聞かなくても分かる。
どうせ身にもならない陰口に決まっている。
半ば諦めにも似た想いを抱いて受付へと向かう。
久々に来たせいか、広い店内が少し物寂しく感じる。
「クレスさんが帰ってきたって本当ですか?」
ドタドタと慌ただしい足音とともに調理場の方から出てきたのは、後輩ちゃんだった。
左右の短いおさげ髪を揺らしながら、彼女はクレスの手に触れた。
「じきにオーナーも来ます。あとは私たちが何とか説得しますから」
「ちょっと待ってくれ。話が見えないんだけど……?」
「クレスさんが居なくなってからロイヤルホールディングの評判がガタ落ちになってしまったんです」
「そんな……。従業員が一人減っただけだよ?」
あり得ない――――――
クレスは心の底から思った。
帝都でも五つ星の評価をうけている名店が、評判を落としたなどと誰が信じられようか。
自分をからかって反応を愉しんでいる――――ような雰囲気でもない。
真面目で素直な後輩ちゃんが言うのだ、本当のことなのだろう。
以前は常時混雑していた店内も、今は客数が落ち着いている。
寂しく感じたのはコレが原因だ。
「けど、どうしてそんな事が起きたんだ? エドナンさんやコザック先輩だっているはずだ」
「そのコザックのせいで、現場が大荒れになって優秀な職人たちが店を辞めてしまったんだよ」
困り果てたような顔をしながらホールスタッフの三人が訴えてきた。
彼らは頭を下げながらクレスに懇願した。
「君が追い出された時、我々は何もできなかった。すまないクレス……こんなことを頼める資格はないが、店に――ロイヤルホールディングに戻ってきてくれないか」
「皆で、クレス君がいてくれたらなって……最近はそのことばかり話しているんです」
「オーナーだって分かっているはず。クレスのパンなくしてロイヤルホールディングは成り立たないって」
状況はそれとなく見えてきた。
けれど彼らは知っているのだろうか?
クレスのパンが魔術師ギルドに目をつけられていることを。
正直、クレスは戸惑っていた。
見知った仲間たちが困っているのならば力になってやりたい。
ただ店側としては受け入れられるわけもない。あまつさえ、一度は追い出した人材なのだから。
「クレスか。何用だ?」
店の奥からオーナーのエドナンが出てきた。
表情一つ変えない彼は、以前と変わらずS流職人の風格を漂わせていた。
ベルベットカンパニーの食客も手強い職人ばかりだが、ベイキングと呼ばれたオーナーはオーラが違う。
近づくだけで飲み込まれてしまいそうな感覚になってくる。
「本日は頼みたいことがあって参りました。できれば手短に話をしたいのですが」
「ここではなんだ、二階で話を聞こう」
エドナンに促され二階のオーナー室へと移動した。
クレス自身、彼から受けた仕打ちに対し特別な感情を抱いているわけではない。
あの場では最良の判断であり、エドナンはオーナーとしての務めを果たしただけだ。
オーナーは何も間違ってはいない。店を守る代わりにクレスからの信頼や憧れを失っただけだ。
だから何も思わない。
「その恰好、どこかでまだパンを焼いているのか?」
コックコート姿のクレスを見てエドナンが素気なく言う。
「ええ、まさにバトルクッキングをしている最中です」
「バトルクッキングだと! クレス、お前……ベルベットカンパニーの奴らに目をつけられたのか?」
「目をつけられたという言いますか……連中の横暴を看過できないだけです」
これまでの経緯を彼はエドナンに伝えた。
当然、魔族のことは伏せている。
とある街で問題を起こしている連中を追い払うためにバトルクッキングで勝負をしていることだけを話した。
「――――それで、今日一日、【大王窯】を貸して欲しいと」
「ええ、相手はアスターレアで他者を操り人海戦術を行ってきます。それに対抗しうるのはこの店にある大王窯だけです。報酬は後払いになってしますが、どうでしょう?」
「話は分かった――――」そう言いながらエドナンは机に上に置いてある写真立てに目を向けた。
「許可しよう。相手が、あのベルベットカンパニーだと聞いては、ワシも黙ってはおれん。ルールを聞いた限りでは魔道具は一つだけしか使用できないようだな。ならば、ウチの人間を使うがいい……チームメンバーではないのだから大王窯を使用しても違反にはならんだろう」
「ご助力、感謝します」
お辞儀をするクレスにエドナンは「礼を言われる覚えはない」と静かに首を振った。
この場所に残した過去の爪痕が、二人の間に埋められない溝をつくっていた。
以前は雲の上の人物だったオーナーが、今は別の意味で遠い所にいる。
深い霧に行く手を阻まれ、近づくことすらできない感覚に襲われる。
もう同じ、調理場に立つこともないのだろうとクレスは悟ってしまった。
階段をおり、調理場へと向かう。
扉を開くと、そこにはクレスが来るのを待ちわびていた職人たちが待機していた。
「皆? これは、一体……」
「ヨがヒトをあつめておいたゾ」
職人たちの合間からヒョコっと姿を現したのはクーデールだった。
何故かは分からないが誰一人として彼の存在に驚く者はいない。
これもイートインゴットの力なのだろうか?
「いないと思ったらそんな事をしていたのか」
「ヨだけではない。シンカしたニュウサンキン(乳酸菌)やコウボキン(酵母菌)たちがヘルプしてくれている」
作業台の方へと目をやると、クーデールと似たゆるキャラたちがいた。
彼らもまた苦戦を強いられているクレスの力になろうとついて来たのだ。
せっせと生地の発酵を促す彼らの活躍にクレスの心が躍る。
アスターレアが強化される前は、菌たちが自らの意思で何かを判断するようなことは一度たりともなかったからだ。
真っ白なカプセルのように楕円型の身体つきをしているのが乳酸菌で
雪だるまを想起させるカタチをしているのが酵母菌だ。
二体とも発酵においてはスペシャリストだ。
「段取りは順調みたいだけど、皆……店の仕事のほうは?」
「大丈夫です。店のお仕事をしつつ、手が空いた者からクレスさんのパンを作っていきますんで」
何やら、すでにクーデールから依頼内容を聞かされているようだ。
後輩ちゃんを筆頭に、他の職人たちも熱き想いで瞳をたぎらせていた。
気合十分のスタッフたちにより調理場が一気に賑わってゆく。
懐かしい光景に、これなら安心して任せられるとクレスは調理場奥にある扉のハンドルを回す。
金属がすれる音を鳴らしながら大王窯の蓋が外された。
それを窯と呼ぶには、あまりに規模が大き過ぎた。
大王窯の大きさは一部屋サイズだ。
一度で千個のパンを焼いてしまう怪物を、窯と表現するのは不適切なのかもしれない。
数週間前までは自分も、ここで働いていた。
そう思うと自然と笑みがこぼれてくる。
最後の日までの八ヶ月間はアッと言う間だった。
本当に色々なことを学び、経験させてもらった。
同僚たちと一緒にパン作りのイロハから徹底して叩き直さるところから始まり
座学で食品衛生や食材栄養価、接客マナー、会計事務や在庫管理とできることすべて教え込まれた。
あまりの厳しさに途中で挫折したする者も後を絶たなかった。
ついて行けなくなれば、容赦なく置いてきぼりにされてホール仕事に回される。
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才覚がある者と真にパン作りが好きな人間だけが生き残れる。
懐かしい記憶ともに、クレスはロイヤルホールディングの扉を開いた。
もう逃げ出す必要も、追い出されることもない。
威風堂々としていれば済む。客として来店したのだから。
「いらっしゃい……ま。クレス……」
ホールスタッフたちの中で彼との再会を喜んだ者はいなかった。
店内に入ったクレスをみるなり、ひそひそと喋り続けている。
内容など聞かなくても分かる。
どうせ身にもならない陰口に決まっている。
半ば諦めにも似た想いを抱いて受付へと向かう。
久々に来たせいか、広い店内が少し物寂しく感じる。
「クレスさんが帰ってきたって本当ですか?」
ドタドタと慌ただしい足音とともに調理場の方から出てきたのは、後輩ちゃんだった。
左右の短いおさげ髪を揺らしながら、彼女はクレスの手に触れた。
「じきにオーナーも来ます。あとは私たちが何とか説得しますから」
「ちょっと待ってくれ。話が見えないんだけど……?」
「クレスさんが居なくなってからロイヤルホールディングの評判がガタ落ちになってしまったんです」
「そんな……。従業員が一人減っただけだよ?」
あり得ない――――――
クレスは心の底から思った。
帝都でも五つ星の評価をうけている名店が、評判を落としたなどと誰が信じられようか。
自分をからかって反応を愉しんでいる――――ような雰囲気でもない。
真面目で素直な後輩ちゃんが言うのだ、本当のことなのだろう。
以前は常時混雑していた店内も、今は客数が落ち着いている。
寂しく感じたのはコレが原因だ。
「けど、どうしてそんな事が起きたんだ? エドナンさんやコザック先輩だっているはずだ」
「そのコザックのせいで、現場が大荒れになって優秀な職人たちが店を辞めてしまったんだよ」
困り果てたような顔をしながらホールスタッフの三人が訴えてきた。
彼らは頭を下げながらクレスに懇願した。
「君が追い出された時、我々は何もできなかった。すまないクレス……こんなことを頼める資格はないが、店に――ロイヤルホールディングに戻ってきてくれないか」
「皆で、クレス君がいてくれたらなって……最近はそのことばかり話しているんです」
「オーナーだって分かっているはず。クレスのパンなくしてロイヤルホールディングは成り立たないって」
状況はそれとなく見えてきた。
けれど彼らは知っているのだろうか?
クレスのパンが魔術師ギルドに目をつけられていることを。
正直、クレスは戸惑っていた。
見知った仲間たちが困っているのならば力になってやりたい。
ただ店側としては受け入れられるわけもない。あまつさえ、一度は追い出した人材なのだから。
「クレスか。何用だ?」
店の奥からオーナーのエドナンが出てきた。
表情一つ変えない彼は、以前と変わらずS流職人の風格を漂わせていた。
ベルベットカンパニーの食客も手強い職人ばかりだが、ベイキングと呼ばれたオーナーはオーラが違う。
近づくだけで飲み込まれてしまいそうな感覚になってくる。
「本日は頼みたいことがあって参りました。できれば手短に話をしたいのですが」
「ここではなんだ、二階で話を聞こう」
エドナンに促され二階のオーナー室へと移動した。
クレス自身、彼から受けた仕打ちに対し特別な感情を抱いているわけではない。
あの場では最良の判断であり、エドナンはオーナーとしての務めを果たしただけだ。
オーナーは何も間違ってはいない。店を守る代わりにクレスからの信頼や憧れを失っただけだ。
だから何も思わない。
「その恰好、どこかでまだパンを焼いているのか?」
コックコート姿のクレスを見てエドナンが素気なく言う。
「ええ、まさにバトルクッキングをしている最中です」
「バトルクッキングだと! クレス、お前……ベルベットカンパニーの奴らに目をつけられたのか?」
「目をつけられたという言いますか……連中の横暴を看過できないだけです」
これまでの経緯を彼はエドナンに伝えた。
当然、魔族のことは伏せている。
とある街で問題を起こしている連中を追い払うためにバトルクッキングで勝負をしていることだけを話した。
「――――それで、今日一日、【大王窯】を貸して欲しいと」
「ええ、相手はアスターレアで他者を操り人海戦術を行ってきます。それに対抗しうるのはこの店にある大王窯だけです。報酬は後払いになってしますが、どうでしょう?」
「話は分かった――――」そう言いながらエドナンは机に上に置いてある写真立てに目を向けた。
「許可しよう。相手が、あのベルベットカンパニーだと聞いては、ワシも黙ってはおれん。ルールを聞いた限りでは魔道具は一つだけしか使用できないようだな。ならば、ウチの人間を使うがいい……チームメンバーではないのだから大王窯を使用しても違反にはならんだろう」
「ご助力、感謝します」
お辞儀をするクレスにエドナンは「礼を言われる覚えはない」と静かに首を振った。
この場所に残した過去の爪痕が、二人の間に埋められない溝をつくっていた。
以前は雲の上の人物だったオーナーが、今は別の意味で遠い所にいる。
深い霧に行く手を阻まれ、近づくことすらできない感覚に襲われる。
もう同じ、調理場に立つこともないのだろうとクレスは悟ってしまった。
階段をおり、調理場へと向かう。
扉を開くと、そこにはクレスが来るのを待ちわびていた職人たちが待機していた。
「皆? これは、一体……」
「ヨがヒトをあつめておいたゾ」
職人たちの合間からヒョコっと姿を現したのはクーデールだった。
何故かは分からないが誰一人として彼の存在に驚く者はいない。
これもイートインゴットの力なのだろうか?
「いないと思ったらそんな事をしていたのか」
「ヨだけではない。シンカしたニュウサンキン(乳酸菌)やコウボキン(酵母菌)たちがヘルプしてくれている」
作業台の方へと目をやると、クーデールと似たゆるキャラたちがいた。
彼らもまた苦戦を強いられているクレスの力になろうとついて来たのだ。
せっせと生地の発酵を促す彼らの活躍にクレスの心が躍る。
アスターレアが強化される前は、菌たちが自らの意思で何かを判断するようなことは一度たりともなかったからだ。
真っ白なカプセルのように楕円型の身体つきをしているのが乳酸菌で
雪だるまを想起させるカタチをしているのが酵母菌だ。
二体とも発酵においてはスペシャリストだ。
「段取りは順調みたいだけど、皆……店の仕事のほうは?」
「大丈夫です。店のお仕事をしつつ、手が空いた者からクレスさんのパンを作っていきますんで」
何やら、すでにクーデールから依頼内容を聞かされているようだ。
後輩ちゃんを筆頭に、他の職人たちも熱き想いで瞳をたぎらせていた。
気合十分のスタッフたちにより調理場が一気に賑わってゆく。
懐かしい光景に、これなら安心して任せられるとクレスは調理場奥にある扉のハンドルを回す。
金属がすれる音を鳴らしながら大王窯の蓋が外された。
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