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第3章 契約と運命
第189話 椿とサナエの契約
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薄暗い実験室に、魔力融合儀式の成功を告げる光が一瞬、眩しく広がった。部屋の空気はまだ熱を帯び、静電気のような緊張感が漂っている。地下のシャワー室へと向かう若い女性の足音が、コンクリートの床に軽く響き、彼女の細身のシルエットと上向きにツンとした胸元が揺れ、薄明かりの影で一層際立っていた。椿はその後をゆっくりと追い、汗と魔力の残り香をまとったまま、実験室の扉をくぐった。
サナエとメルスが、柔らかな笑顔で椿を迎える。「お疲れ様」と二人の声が重なり、実験室の冷たい空気を少し和らげた。だが、その声にはどこか探るような響きがあった。
「…どう? 人と体を重ねることで、仲間やお友達のいない寂しさも和らいだんじゃない?」 サナエの声は優しく、しかしどこか意味深だ。彼女の目は椿の表情をじっと見つめ、答えを待っている。
椿は少し頬を赤らめ、照れ笑いを浮かべた。
「あー…そうですね、幾分かは。でも、初めて会う人だと緊張しますね…ははは」 彼の声はどこかぎこちない。サナエとメルスの視線が、まるで彼の心の奥を覗き込むように絡みつく。
メルスが静かに口を開いた。
「今日はやけに時間がかかったね」
「あー、はい。すみません、昨日は由紀子の家に泊まって、その…」
椿の言葉は途中で途切れ、気まずい沈黙が流れた。
サナエとメルスは一瞬、顔を見合わせ、納得したような表情を浮かべる。サナエの声が少し低くなった。
「椿の自由を奪うつもりはないけど、魔力融合儀式以外でも体を重ねたのなら、報告して欲しいの。魔力変化の数値に影響があるかもしれないから…」
彼女の言葉には、優しさと同時にほのかな苛立ちが混じる。
「…でも、よかったわ。もう一人、あなたの心を癒してくれる女性がいるようで…。なんだか少し、心配しすぎていたようね」
サナエはそう言うと、ふっと背を向け、ノートとペンを机に置いた。そのまま階段を登っていく彼女の背中は、どこか寂しげだった。
「あ…ご、ごめんなさい。もっと早くに言えず…。まさかそこまで怒られるとは…」
メルスは冷静に答えた。
「怒ってないよ、少なくとも私はね。サナエさんはあなたを心配していた分、損した気分になっただけじゃないかな」
「…それは、申し訳ないことをしたな…」
椿の声はさらに小さくなり、視線は床に落ちる。
「でも、なんだか綾香にもレイチェルにも百合にも申し訳なくて…。今も二人の女性と…。みんな気にしないよとは言ってくれますが、なんだか、罪悪感は残るというか…」
メルスは一瞬、椿の目をじっと見つめ、静かに言った。
「これは力を求める結果でしょ? 由紀子さんとは同意のうえでしょ? あなたが迷っていたら誰も報われないよ。過ぎたことに目を向けるんじゃなくて、先を見なよ」
「…はい」と 椿は小さく頷き、胸の内で何かを噛み締めるように目を閉じた。
メルスは実験データを手に取り、冷静に続ける。
「…少なくとも、実験は順調。今日の二回の数値を見て。既に他の女性と過ごしたことを考慮すると納得の数値。過去のデータを見ても、あなたに体力があるうちに儀式を行えば、融合率は高くなる。逆に疲れているうちに融合すれば、数値はさほど伸びないということがわかったわ」
「…なるほど」
その後、椿はシャワーを浴びてメルスと少しの間雑談をした。すると、「サナエさん、戻ってこないね…」 と、メルスが呟いた。
実験室に沈黙が戻る。
「僕、探してきます」
椿はそう言うと、ゆっくりと立ち上がり、階段を駆け上がった。
夜の闇に包まれたサナエの家。星明かりだけが微かに道を照らす中、椿はドアをコンコンと叩いた。
ドアがゆっくり開くと、サナエが現れる。彼女の目は驚きと柔らかさで揺れ、椿を静かに招き入れた。部屋の中は暖かく、ほのかなビールの香りと甘い空気が漂っている。サナエは薄手のタンクトップとショーツ姿でソファに腰掛け、ビールとピーナッツをつまんでいた。タンクトップは彼女の豊かな胸を強調し、黒いレースの下着がちらりと覗く。彼女の頬にはほのかな赤みが差していて、夜の雰囲気に溶け込むような色気が漂っていた。
「ごめんなさい、なんだか大人気なかったわ」 サナエの声は静かで、どこか悔やむような響きがある。
「そんなことないです。ごめんなさい、気にかけてくれていたのに他の人のもとへ行って」 椿はソファに腰を下ろし、彼女の目を見つめる。
サナエは小さく笑い、ビールを一口飲んだ。「いいの、私はあなたが大丈夫なら。…私もね、ずっと一人だから気持ちわかるなとは思っていたんだけど、あなたはやっぱりモテるわね」 彼女の声は軽やかだが、どこか切なさが滲む。
「そんなこと…。なんだかんだで僕は優柔不断で、情け無いです」 椿は苦笑し、視線を落とす。
「それが普通よ。私だって悩んでいたんだから」 サナエの声は柔らかく、しかしその言葉には重みがあった。
「悩む? 何を?」 椿の問いに、部屋に一瞬の沈黙が落ちる。空気が張り詰め、まるで時間が止まったかのような緊張感が漂う。
サナエはゆっくりとピーナッツを一粒手に取り、口にした。
「…食べない? ピーナッツ」
「あ、ああ…。じゃあ、いただきます」
椿が戸惑いながら答えると、皿に手を伸ばそうとした。しかし、サナエはゆっくりと彼の顔に手を伸ばし、彼女の唇を椿の唇に近づけた。彼女の柔らかな唇が触れ、温かく湿った感触が椿の心臓を激しく鼓動させる。ピーナッツが口移しで渡され、ほのかに甘い唾液が絡み合う。椿の息が一瞬止まり、身体が熱くなる。
サナエはニコリと笑い、もう一粒ピーナッツを口に含む。そして再び、ゆっくりと椿に口付け、舌先でピーナッツを彼の口に滑り込ませた。二人の吐息が混じり合い、部屋の空気がさらに熱を帯びる。一粒、また一粒と、同じ仕草でピーナッツを分け合う二人。彼女の指先が椿の頬を軽く撫で、距離はますます近くなる。
やがてサナエは椿をソファにそっと押し倒し、四つん這いで彼を見下ろす。彼女の豊かな胸が、腕を伸ばした状態でも椿の胸に柔らかく触れ、その感触に椿の息が乱れる。薄暗い部屋に、星明かりとビールの香りが漂い、二人の吐息だけが静寂を破る。
ゆっくりと、まるで時間を溶かすように、二人の身体は重なり合った。緊張と熱が絡み合い、夜の闇に溶けていく。サナエの瞳は、星明かりに濡れたように輝き、椿の顔を優しく見下ろしていた。彼女の心臓は激しく鳴り響き、椿への愛が胸の奥から溢れ出さんばかりだった。この瞬間、椿は彼女のすべて。長い間抱き続けた想い、抑えきれない性欲が、ようやく解き放たれる時が来た。彼女は椿の唇を奪うように深く口付け、舌を絡めながら、ピーナッツの残りをゆっくりと彼の口に滑り込ませた。甘い唾液とピーナッツの塩気が混じり合い、椿の喉を滑り落ちる感触が、サナエの下腹部を熱く疼かせる。
「椿…大好き。ずっと、ずっとあなたが欲しかったの…」
サナエの声は囁きのように甘く、息が熱く椿の耳元をくすぐる。彼女の指先が椿のシャツのボタンを一つずつ外し、露わになる胸板に唇を這わせる。柔らかな舌が肌を舐め、軽く歯を立てるたび、椿の身体が震え、息が荒くなる。サナエの愛は激しく、貪欲だった。椿の首筋にキスを落とし、吸い付き、赤い痕を残す。彼女の豊満な胸が椿の胸に押しつけられ、柔らかく弾む感触が二人の間で溶け合う。サナエは腰をゆっくりと揺らし、椿の股間に自分の熱い部分を擦りつける。布越しでも伝わる硬さ──それが椿の欲情を証明し、サナエの性欲をさらに煽った。
「椿のここ、こんなに硬くなってる。私のせいだよね? 私、ずっとあなたとこうしたかったの…」
彼女は上体を起こし、自身のブラウスと下着を脱ぎ捨てる。豊かな乳房が露わになり、ピンク色の先端が硬く尖っている。サナエは椿の手を自分の胸に導き、強く握らせる。椿の指が沈み込む柔らかさ、熱い肌の感触に、サナエは甘い喘ぎを漏らす。彼女の愛は身体全体で表現される。椿のズボンと下着を引き下ろし、熱く脈打つ彼の大きなものを掌で包み、ゆっくりと上下に動かす。滑らかな肌、血管の浮き出た感触が、サナエの指に絡みつく。彼女は目を細め、椿の反応を貪るように見つめながら、舌を出し、先端を舐め上げる。塩辛く甘い味が口に広がり、サナエが微笑む。
椿の息が乱れ、腰が自然に浮く。それを見て、サナエの心は喜びに満ちた。彼女は椿のものを深く口に含み、舌を絡め、吸い上げる。湿った音が部屋に響き、ビールの香りと混じり合う。サナエの性欲は止まらない。彼女は自分の下着を脱ぎ、濡れた秘部を椿の硬さに擦りつける。熱い蜜が滴り、滑る感触が二人の間で生まれる。
「入れていいよね…椿、私の中に。全部、感じさせて…あなたを愛してるから、もうこんなに濡れてるの…」
サナエは椿の上に跨がり、ゆっくりと腰を沈める。熱く狭い内部が彼を飲み込み、満ちる感覚にサナエは声を上げた。椿のものが奥深くまで入り、彼女の壁を押し広げる。愛と欲が爆発し、サナエは激しく腰を振り始める。胸が揺れ、汗が肌を滑る。椿の手が彼女の腰を掴み、突き上げるたび、甘い衝撃が全身を駆け巡る。二人の吐息が重なり、喘ぎが部屋を満たす。サナエの瞳は涙で潤み、椿への愛を叫ぶように。
「もっと…椿、愛してる! あなただけ、ずっと…あっ、そこで…!」
夜は深まり、二人の身体は溶け合うように絡み合い、情熱の炎に包まれる。サナエの愛は尽きず、椿を何度も頂点へ導き、自分も何度も果てる。星明かりの下、ビールの余韻と汗の香りが漂う中、二人はようやく静かに抱き合い、互いの鼓動を感じた。サナエの唇が椿の額に触れ、囁く。
「これからも、ずっと一緒に…私のすべて、あなたにあげるから」
翌日の昼下がり、サナエとメルスは机の前に立ち、データの入ったノートを広げながら話をしていた。サナエの髪は昨夜の乱れから整えられ、普段の落ち着いた雰囲気が戻っているが、どこかいつもより軽やかな笑顔が浮かんでいる。
「ねえ、メルス。私と椿、契約したの」
メルスはノートから顔を上げ、目を丸くして聞き返す。
「え、どんな契約ですか?」
サナエは少し身を乗り出し、自信たっぷりに答えた。
「椿が儀式実験を行うたびに、私とも儀式をするの。私自身が実験台となることで、より正確な情報を得るのよ」
メルスは一瞬、サナエを見つめ、「なるほどー!」と明るく返す。
だが、内心では別の記憶がよみがえっていた。
『そういえば、前にサナエさんが椿の裸を見たとき、妙に興奮してたっけ…。あー、これはサナエさん、自分のためだな、絶対』
メルスの頭の中でそんな考えがちらりと過ぎるが、口には出さない。彼女の唇には、からかうような笑みが一瞬浮かんだ。
だが、ふと視線を上げると、サナエの顔にはどこか晴れやかな輝きがある。昨夜の重い空気は消え、彼女の笑顔には以前のような明るさが戻っていた。そして、実験室の奥でデータを整理する椿の姿も、どこか軽やかで、いつもの優柔不断な影が薄れているように見えた。メルスは小さく息をつき、内心で安心する。ああ、二人とも、なんだか吹っ切れたみたいでよかったな、と。
「それで? 次の実験はいつにします?」
メルスは明るく振る舞い、ノートを手に取って話を切り替えた。
サナエとメルスが、柔らかな笑顔で椿を迎える。「お疲れ様」と二人の声が重なり、実験室の冷たい空気を少し和らげた。だが、その声にはどこか探るような響きがあった。
「…どう? 人と体を重ねることで、仲間やお友達のいない寂しさも和らいだんじゃない?」 サナエの声は優しく、しかしどこか意味深だ。彼女の目は椿の表情をじっと見つめ、答えを待っている。
椿は少し頬を赤らめ、照れ笑いを浮かべた。
「あー…そうですね、幾分かは。でも、初めて会う人だと緊張しますね…ははは」 彼の声はどこかぎこちない。サナエとメルスの視線が、まるで彼の心の奥を覗き込むように絡みつく。
メルスが静かに口を開いた。
「今日はやけに時間がかかったね」
「あー、はい。すみません、昨日は由紀子の家に泊まって、その…」
椿の言葉は途中で途切れ、気まずい沈黙が流れた。
サナエとメルスは一瞬、顔を見合わせ、納得したような表情を浮かべる。サナエの声が少し低くなった。
「椿の自由を奪うつもりはないけど、魔力融合儀式以外でも体を重ねたのなら、報告して欲しいの。魔力変化の数値に影響があるかもしれないから…」
彼女の言葉には、優しさと同時にほのかな苛立ちが混じる。
「…でも、よかったわ。もう一人、あなたの心を癒してくれる女性がいるようで…。なんだか少し、心配しすぎていたようね」
サナエはそう言うと、ふっと背を向け、ノートとペンを机に置いた。そのまま階段を登っていく彼女の背中は、どこか寂しげだった。
「あ…ご、ごめんなさい。もっと早くに言えず…。まさかそこまで怒られるとは…」
メルスは冷静に答えた。
「怒ってないよ、少なくとも私はね。サナエさんはあなたを心配していた分、損した気分になっただけじゃないかな」
「…それは、申し訳ないことをしたな…」
椿の声はさらに小さくなり、視線は床に落ちる。
「でも、なんだか綾香にもレイチェルにも百合にも申し訳なくて…。今も二人の女性と…。みんな気にしないよとは言ってくれますが、なんだか、罪悪感は残るというか…」
メルスは一瞬、椿の目をじっと見つめ、静かに言った。
「これは力を求める結果でしょ? 由紀子さんとは同意のうえでしょ? あなたが迷っていたら誰も報われないよ。過ぎたことに目を向けるんじゃなくて、先を見なよ」
「…はい」と 椿は小さく頷き、胸の内で何かを噛み締めるように目を閉じた。
メルスは実験データを手に取り、冷静に続ける。
「…少なくとも、実験は順調。今日の二回の数値を見て。既に他の女性と過ごしたことを考慮すると納得の数値。過去のデータを見ても、あなたに体力があるうちに儀式を行えば、融合率は高くなる。逆に疲れているうちに融合すれば、数値はさほど伸びないということがわかったわ」
「…なるほど」
その後、椿はシャワーを浴びてメルスと少しの間雑談をした。すると、「サナエさん、戻ってこないね…」 と、メルスが呟いた。
実験室に沈黙が戻る。
「僕、探してきます」
椿はそう言うと、ゆっくりと立ち上がり、階段を駆け上がった。
夜の闇に包まれたサナエの家。星明かりだけが微かに道を照らす中、椿はドアをコンコンと叩いた。
ドアがゆっくり開くと、サナエが現れる。彼女の目は驚きと柔らかさで揺れ、椿を静かに招き入れた。部屋の中は暖かく、ほのかなビールの香りと甘い空気が漂っている。サナエは薄手のタンクトップとショーツ姿でソファに腰掛け、ビールとピーナッツをつまんでいた。タンクトップは彼女の豊かな胸を強調し、黒いレースの下着がちらりと覗く。彼女の頬にはほのかな赤みが差していて、夜の雰囲気に溶け込むような色気が漂っていた。
「ごめんなさい、なんだか大人気なかったわ」 サナエの声は静かで、どこか悔やむような響きがある。
「そんなことないです。ごめんなさい、気にかけてくれていたのに他の人のもとへ行って」 椿はソファに腰を下ろし、彼女の目を見つめる。
サナエは小さく笑い、ビールを一口飲んだ。「いいの、私はあなたが大丈夫なら。…私もね、ずっと一人だから気持ちわかるなとは思っていたんだけど、あなたはやっぱりモテるわね」 彼女の声は軽やかだが、どこか切なさが滲む。
「そんなこと…。なんだかんだで僕は優柔不断で、情け無いです」 椿は苦笑し、視線を落とす。
「それが普通よ。私だって悩んでいたんだから」 サナエの声は柔らかく、しかしその言葉には重みがあった。
「悩む? 何を?」 椿の問いに、部屋に一瞬の沈黙が落ちる。空気が張り詰め、まるで時間が止まったかのような緊張感が漂う。
サナエはゆっくりとピーナッツを一粒手に取り、口にした。
「…食べない? ピーナッツ」
「あ、ああ…。じゃあ、いただきます」
椿が戸惑いながら答えると、皿に手を伸ばそうとした。しかし、サナエはゆっくりと彼の顔に手を伸ばし、彼女の唇を椿の唇に近づけた。彼女の柔らかな唇が触れ、温かく湿った感触が椿の心臓を激しく鼓動させる。ピーナッツが口移しで渡され、ほのかに甘い唾液が絡み合う。椿の息が一瞬止まり、身体が熱くなる。
サナエはニコリと笑い、もう一粒ピーナッツを口に含む。そして再び、ゆっくりと椿に口付け、舌先でピーナッツを彼の口に滑り込ませた。二人の吐息が混じり合い、部屋の空気がさらに熱を帯びる。一粒、また一粒と、同じ仕草でピーナッツを分け合う二人。彼女の指先が椿の頬を軽く撫で、距離はますます近くなる。
やがてサナエは椿をソファにそっと押し倒し、四つん這いで彼を見下ろす。彼女の豊かな胸が、腕を伸ばした状態でも椿の胸に柔らかく触れ、その感触に椿の息が乱れる。薄暗い部屋に、星明かりとビールの香りが漂い、二人の吐息だけが静寂を破る。
ゆっくりと、まるで時間を溶かすように、二人の身体は重なり合った。緊張と熱が絡み合い、夜の闇に溶けていく。サナエの瞳は、星明かりに濡れたように輝き、椿の顔を優しく見下ろしていた。彼女の心臓は激しく鳴り響き、椿への愛が胸の奥から溢れ出さんばかりだった。この瞬間、椿は彼女のすべて。長い間抱き続けた想い、抑えきれない性欲が、ようやく解き放たれる時が来た。彼女は椿の唇を奪うように深く口付け、舌を絡めながら、ピーナッツの残りをゆっくりと彼の口に滑り込ませた。甘い唾液とピーナッツの塩気が混じり合い、椿の喉を滑り落ちる感触が、サナエの下腹部を熱く疼かせる。
「椿…大好き。ずっと、ずっとあなたが欲しかったの…」
サナエの声は囁きのように甘く、息が熱く椿の耳元をくすぐる。彼女の指先が椿のシャツのボタンを一つずつ外し、露わになる胸板に唇を這わせる。柔らかな舌が肌を舐め、軽く歯を立てるたび、椿の身体が震え、息が荒くなる。サナエの愛は激しく、貪欲だった。椿の首筋にキスを落とし、吸い付き、赤い痕を残す。彼女の豊満な胸が椿の胸に押しつけられ、柔らかく弾む感触が二人の間で溶け合う。サナエは腰をゆっくりと揺らし、椿の股間に自分の熱い部分を擦りつける。布越しでも伝わる硬さ──それが椿の欲情を証明し、サナエの性欲をさらに煽った。
「椿のここ、こんなに硬くなってる。私のせいだよね? 私、ずっとあなたとこうしたかったの…」
彼女は上体を起こし、自身のブラウスと下着を脱ぎ捨てる。豊かな乳房が露わになり、ピンク色の先端が硬く尖っている。サナエは椿の手を自分の胸に導き、強く握らせる。椿の指が沈み込む柔らかさ、熱い肌の感触に、サナエは甘い喘ぎを漏らす。彼女の愛は身体全体で表現される。椿のズボンと下着を引き下ろし、熱く脈打つ彼の大きなものを掌で包み、ゆっくりと上下に動かす。滑らかな肌、血管の浮き出た感触が、サナエの指に絡みつく。彼女は目を細め、椿の反応を貪るように見つめながら、舌を出し、先端を舐め上げる。塩辛く甘い味が口に広がり、サナエが微笑む。
椿の息が乱れ、腰が自然に浮く。それを見て、サナエの心は喜びに満ちた。彼女は椿のものを深く口に含み、舌を絡め、吸い上げる。湿った音が部屋に響き、ビールの香りと混じり合う。サナエの性欲は止まらない。彼女は自分の下着を脱ぎ、濡れた秘部を椿の硬さに擦りつける。熱い蜜が滴り、滑る感触が二人の間で生まれる。
「入れていいよね…椿、私の中に。全部、感じさせて…あなたを愛してるから、もうこんなに濡れてるの…」
サナエは椿の上に跨がり、ゆっくりと腰を沈める。熱く狭い内部が彼を飲み込み、満ちる感覚にサナエは声を上げた。椿のものが奥深くまで入り、彼女の壁を押し広げる。愛と欲が爆発し、サナエは激しく腰を振り始める。胸が揺れ、汗が肌を滑る。椿の手が彼女の腰を掴み、突き上げるたび、甘い衝撃が全身を駆け巡る。二人の吐息が重なり、喘ぎが部屋を満たす。サナエの瞳は涙で潤み、椿への愛を叫ぶように。
「もっと…椿、愛してる! あなただけ、ずっと…あっ、そこで…!」
夜は深まり、二人の身体は溶け合うように絡み合い、情熱の炎に包まれる。サナエの愛は尽きず、椿を何度も頂点へ導き、自分も何度も果てる。星明かりの下、ビールの余韻と汗の香りが漂う中、二人はようやく静かに抱き合い、互いの鼓動を感じた。サナエの唇が椿の額に触れ、囁く。
「これからも、ずっと一緒に…私のすべて、あなたにあげるから」
翌日の昼下がり、サナエとメルスは机の前に立ち、データの入ったノートを広げながら話をしていた。サナエの髪は昨夜の乱れから整えられ、普段の落ち着いた雰囲気が戻っているが、どこかいつもより軽やかな笑顔が浮かんでいる。
「ねえ、メルス。私と椿、契約したの」
メルスはノートから顔を上げ、目を丸くして聞き返す。
「え、どんな契約ですか?」
サナエは少し身を乗り出し、自信たっぷりに答えた。
「椿が儀式実験を行うたびに、私とも儀式をするの。私自身が実験台となることで、より正確な情報を得るのよ」
メルスは一瞬、サナエを見つめ、「なるほどー!」と明るく返す。
だが、内心では別の記憶がよみがえっていた。
『そういえば、前にサナエさんが椿の裸を見たとき、妙に興奮してたっけ…。あー、これはサナエさん、自分のためだな、絶対』
メルスの頭の中でそんな考えがちらりと過ぎるが、口には出さない。彼女の唇には、からかうような笑みが一瞬浮かんだ。
だが、ふと視線を上げると、サナエの顔にはどこか晴れやかな輝きがある。昨夜の重い空気は消え、彼女の笑顔には以前のような明るさが戻っていた。そして、実験室の奥でデータを整理する椿の姿も、どこか軽やかで、いつもの優柔不断な影が薄れているように見えた。メルスは小さく息をつき、内心で安心する。ああ、二人とも、なんだか吹っ切れたみたいでよかったな、と。
「それで? 次の実験はいつにします?」
メルスは明るく振る舞い、ノートを手に取って話を切り替えた。
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