幕末任侠伝 甲斐の黒駒勝蔵

海野 次朗

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第二章・激闘

第32話 横浜の加納と篠原(二)

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 横浜(関内)は中央に大通りと幕府の税関とでも言うべき役所(運上所)があり、そこを境に北西側が日本人街、南東側が外国人街となっている。現在の地理で言えば地下を走っているみなとみらい線の日本大通り駅が中央(実際、当時この場所に運上所があって現在は神奈川県庁が建っている)、そこから馬車道駅のほうが日本人街、元町・中華街駅のほうが外国人街ということになる。
 そのみなとみらい線の駅のある通りは当時も今も本町ほんちょう通りと呼ばれ横浜の中核地域となっており、当時ここの日本人街に甲州屋という店があった。当時の住所は本町二丁目だが、今は丁目の並びが変わっているので多分四丁目の辺りだろう。甲州屋のはすむかいには、かの豪商三井の店がある。
 甲州屋の当主は忠右衛門という。甲州の東油川村(現、笛吹市石和町東油川)の豪農だ。
 甲州産の生糸を横浜へ売り込んだ先覚者とも言うべき人物で、この前年から横浜での生糸の売り上げを大きく伸ばし始めていた。よわいすでに五十五だが、この海の物とも山の物ともつかぬ新規事業に意欲を燃やしている。
 この甲州屋忠右衛門につづく形で甲州から横浜へ出て来たのが、のちに明治の世で「甲州財閥」の中心人物となる若尾逸平いっぺいである。この年、四十四歳。巨摩こま在家塚ざいけつか村(現、南アルプス市在家塚)の農家の生まれである。
 この段階では甲州屋が甲州を代表する横浜での大商人だが、維新後、甲州屋はすぐに没落。そして若尾逸平の若尾家が大きく勢力を伸ばすことになる。が、これはのちの話。

 今、この二人の後を追うようにして一人の若者が甲州から横浜へ出て来ていた。
 のちに「天下の雨敬あめけい」と呼ばれる雨宮敬次郎である。この年、十八歳。
 桜田門外の変の時に彼が犯行現場の跡をのぞきに行ったエピソードは以前紹介したことがある。
 名主(長百姓)の次男として生まれ、兄と姉が一人ずついるというのは勝蔵の家族状況とまったく同じだが、彼の人生は勝蔵とはまったく正反対といえる。
 雨宮の伝記によれば、
「自分の父と兄は、甲州男児の多くがそうであるように他人とよくケンカや斬り合いをしたものだが自分は一度もやったことがない。それで周りからはジクナシ(意気地なし)だのバカだの言われた。だが私の目から見れば父や兄ほどバカなものはない。もし他人と斬り合いなどして殺されたらどうする。なぜあんなバカなことをしているのか?といつも思っていた」
 とあり、さらに十三歳の時に父の友人から、
「百姓の得は十倍、商人の得は百倍、武家の得は数知れずだ。お前はどれを取るか?」
 と問われた時に「じゃあ、その中間を取って商人になる」と答えたという。
 実際のところ商売は彼の気性にあっていたのだろう。このあと彼はいろんな行商をやったりしてコツコツと金を稼いでいった。
 ちなみに彼は十六歳の時に一度、婿養子に出ている。
 この当時、次男であれば婿養子に出るのはごく自然な現象である。しかし、再び彼の伝記に語らせると、
「その結婚相手は私より二つ年上で十八歳。しかもすこぶる醜婦しゅうふ(不美人)であった。しかし私は醜婦であろうと何であろうと一向に頓着しないのだが」
 云々と述べているが、結局あっという間にその婚家から逃げ出してしまった。そんなわけで今は一応独身である。
 また、彼は毎朝かならず天神様にお祈りを捧げるぐらい天神様が大好きであった。
「自分は大金持ちや大英雄になりたいとは思わない。ただ天神様のようになりたい。天神様の神社はどこにでもある。天神様はえらい。自分も死んでから天神様のように村々でまつられるような人間になりたい。それで二十五歳までに金を貯めて、そのあとは商売をやめて天神様のようになろう」
 と思って、彼は横浜で一稼ぎするためにやって来たのだった。

 今回初めて横浜へ来た雨宮にとっては、その一番の目的は横浜の視察である。
 ついでに甲州屋へ納めるための荷物も運んできた。帰りには横浜の特産品を甲州へ運んで行く「のこぎり商法」(行きと帰りで儲ける商法)で金を稼ぐ。彼はすでによそで行商や商売をやって二百両近い金を貯めていた。
 のちの話になるが、彼はこのあとも各地で行商や商売をして金を稼ぎ、二年後には六百両の金を貯めることになる。そしてその六百両と知人から借りた三百両、合計九百両を蚕卵紙さんらんしにつぎ込むという大バクチに出るのだ。
 蚕卵紙とは生糸を吐き出すかいこの卵を産み付けた紙のことである。その頃ヨーロッパでは微粒子病という蚕の伝染病が流行って蚕が激減し、フランスで蚕卵紙の需要が高まった。それで横浜では蚕卵紙の相場がうなぎのぼりとなり、時ならぬ「蚕卵紙バブル」が発生する。その話を聞いた雨宮が蚕卵紙の相場に手を出す、というわけである。
 のちに「投機界の魔王」と呼ばれる雨宮も、この頃はまだ若かった。
 この蚕卵紙への投機は見事に失敗し、彼は全財産を失ったうえに借金まで抱えることになる。ただしこの蚕卵紙の相場で失敗するのは雨宮だけではなく、のちに甲州屋も明治三年の蚕卵紙相場の暴落(普仏戦争でフランスが敗れたことに端を発する暴落)によって経営破綻に追い込まれるのである。が、これものちの話。

 雨宮は甲州屋へ荷物を納めたあと、帰り荷を背中に抱えて横浜の様子を見て回った。
 長年「鎖国」をつづけてきた当時の日本人にとって白人が珍しいのは無論のことだが、例えばイギリス兵には白人ばかりではなくてインド人も多数おり、またフランス兵にはアルジェリアのイスラム教徒も多数いる。
 まだ横浜の「中華街」は出来てないがチャイナ服を着た清国人もかなりおり、彼らの多くは西洋人の料理人、召使い、買弁ばいべんを勤めている。買弁とは現代の商社マンのような存在で日本人と西洋人のビジネスを橋渡しする存在である。漢字が読めて英語が使える彼らは西洋人にとって重宝な存在であった。
 そして白人の下働きをする黒人も当然いた。
 まさに当時の横浜は「人種のるつぼ」だったといえる。

 とはいえ雨宮にはそういった光景を珍しがる文人的な素養はまったくない。「何を買って何を売れば儲かるか?」といった観点でしか物事をとらえない即物的な精神の持ち主である。精神的な心の拠りどころは天神様さえあればそれで十分なのだ。余計な思索にふけって時間を無駄に費やすなどバカバカしいことだと思っている。
 それで雨宮は、横浜で売っている珍しい物をいろいろと観察し、商売の材料になりそうな物を探しながら運上所の近くまでやって来た。

 そのとき近くで「ぎゃあ」と悲鳴があがった。
 運上所ちかくの大通りで、イギリス海兵隊の一人が十フィート(約三メートル)の棒を振り回して暴れていた。悲鳴はその棒で打たれた日本人商人があげたものだった。
 そのイギリス人は酔っ払っていた。
 そして足元をふらつかせながら通りを歩き回り、近くにいる日本人を誰彼かまわず棒で叩いていた。
 この日、その男はせっかくの上陸日だというのにポーカーの博打で負けて有り金を失い、女を買う金も無くなった。それで懐に持ち合わせていたウイスキーをかっくらって、ついには憂さ晴らしのため棒を振り回し始めたのだった。
 近くには同僚の海兵隊員二人が同じように酔っぱらって、棒を振り回している男の様子を笑いながら眺めている。
 酔っ払いに罪悪感など求めるほうが無意味だが、おそらく彼の潜在意識の奥底には、体が小さく態度も卑屈な日本人商人を軽侮する気持ちと、この先月に横浜近郊の井土ヶ谷でフランス海軍士官が日本人浪士に斬殺されるなど未だに攘夷殺傷事件が絶えないイラ立ちがごちゃ交ぜとなった鬱憤うっぷんがあったのだろう。
 それが酒の勢いを借りて一気に放出される形となったのだ。男は棒を振り回しながら次々と通りにいる日本人を打擲ちょうちゃくしていった。
 そして男は雨宮の近くまで来た。

 ケンカや斬り合いなどバカバカしい、と思っている彼が、このイギリス人を止めようとするはずがない。
 迷わずすぐに逃げ出した。が、背中に荷物を抱えていたため体勢を崩してしまい、バタッとその場に倒れ込んでしまった。
 その雨宮を、イギリス人は容赦なく打擲しようとした。

 この光景をたまたま通りかかった加納と篠原と、さらに二人の友人である服部三郎兵衛さぶろうべえが目撃した。
 服部も二人と同じく剣術家で菜っ葉隊の仕事をしている男である。体は大柄で、二刀流を使う。剣の腕前は三人の中で一番強い。
 三人は昼飯を食いに清国人が経営する豚肉屋へ行き、吉田橋の関門へ帰る途中たまたまこの場面に出会ってしまったのだった。
 すかさず篠原が、棒を振り回すイギリス人を止めに行った。
 宝蔵院流の槍術を習っていた篠原からすれば、素人が振り回す棒をかわすなど造作もない。さっと相手の懐に飛び込むとエイッと背負い投げで地面に叩きつけた。
 酔っ払いは完全にのびてしまった。篠原の心中に「攘夷」という感情がある分、この背負い投げには力がこもっていた。
 すると脇で同僚の様子を眺めていた二人のイギリス人が怒り出し、篠原に向かって殴りかかっていった。
 これに対し加納と服部も加わって二人のイギリス人とケンカになった。
 加納と服部の心中にも「攘夷」の心があるとはいえ、まさか酔っ払い相手のケンカで真剣を抜くわけにもいかず、篠原同様素手で、当て身と投げ技を使って相手をぶっ倒した。
 幸い菜っ葉隊の役目柄として取り縄を携行していたのでそれを使って三人のイギリス人を後ろ手で縛って、とりあえずその辺に転がしておいた。
 西洋人をやっつけた篠原たちはなかなか爽快な心持ちだった。
 一方、雨宮はそういったケンカの様子など無視して、篠原たちに礼も述べず、さっさとその場から逃げ去っていた。

 ところがそのイギリス人を縛り上げている様子を、通りかかったイギリス海兵隊の士官が目にした。
 そのイギリス人士官は、直前にあった棒を振り回す暴行事件のことはまったく知らず、その三人のイギリス人を縛り上げている場面のみを目撃したのだった。
「また攘夷派の日本人による西洋人への暴行事件か?!」
 と勘違いしたそのイギリス人士官は(ある意味、勘違いではない部分も若干はあるが)急ぎ自艦へ戻って十人ほどの部下を引き連れ、その三人のイギリス人を救出?して軍艦へ連れ戻した。

 篠原たちが吉田橋の関門に戻ると「運上所の近くで酔っ払って暴れていた三人のイギリス人を縛り上げてきた」ということを上役の幕府役人に報告した。
 それを聞いた上役は顔をしかめた。「また面倒なことをしてくれた」と思ったのだ。
 そしてしばらくすると案の定、運上所を通じて吉田橋の役人に対して、
「さきほど三人のイギリス人が青い羽織を着た日本人に暴行を受けた。もしその連中がそこにいるなら我々に差し出せ、とイギリス側が言ってきている」
 という連絡が来たのだった。
「我々は酔っ払って暴れていた異人を縛り上げただけですよ!」
 と篠原は上役に抗弁した。
 これに対して上役が答えた。
「そんな話がイギリス人相手に通ると思うか?この横浜関内は日本であって日本ではないのだ。例えて言えば、江戸の薩摩藩邸の中までご公儀(幕府)の権限が及ばないのと同じだ。ここではイギリス人がすべてを決定できるのだ」
「そうですか。分かりました……。それでは運上所へ出頭しますので、そのことを残りの二人にも知らせてきます」
 そういって篠原は上役のところから辞去して、加納と服部のところへ行った。

 篠原は二人に対して簡単に事情を説明し、それから、
「すぐにここから逃げるしかないな」
 と言った。
 加納と服部は迷わず承諾した。

 三人は即座に横浜を脱出して、江戸へ逃げて行った。
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