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本編
6.お望みなら私が…
翌日、サーシャはカートに乗せて、レイの昼食を運んでいた。目の前のお皿には大きなソーセージが乗っている。
それを見ながら、サーシャは昨晩のことを思い出していた。
(昨日の…レイ様のあれ、大きかったなぁ。
幼い頃、弟のを見たことがあったけど、もっと可愛らしかったはず…。レイ様のが異様に大きいのかしら。それとも、大人の男性というものは皆あんな感じなのかしら?
でも…不思議と嫌な感じではなかったのよ…なんかつい可愛がりたくなるような…。)
そこまで考えてサーシャは慌てて頭を振った。
(私ったら何を考えているの!!こんなことを考えるなんて、まるでいやらしい女だわ。
私は業務の一環としてお手伝いしただけ!そんなこと考える必要はないのよ…!それにしても今後はどうするのかしら…お披露目後はそういった職業の女性を手配した方がいいのか聞かないと。)
レイの部屋の前に着いたサーシャはノックをして、入室した。
「昼食をお持ちしました。」
「ありがとう。」
レイが優しく微笑む。サーシャはそれに軽く頭を下げた。レイには見えないが、俯いたその顔はほんのり赤い。
レイは手元にある本を閉じて、テーブルに着いた。
「それにしても、サーシャが紹介してくれた本は分かりやすい。各地の特色も紹介されていて、この国の色んなところに行ってみたくなったよ。」
「お気に召していただけたようで良かったです。私もその本は好きで、何回も読んでいるんです。私もレイ様と同じように、その本を読んでいると色んなところに行きたくなります。」
レイはじっと用意をするサーシャの手元を見ている。
「行ったりはしないの?」
サーシャは少し困ったように微笑んだ。
「えぇ。世話役の仕事はここにしかありませんし。」
少し考えた後、レイは口を開いた。
「俺が行きたい…って言ったら、一緒に来てくれる?」
「え…?」
「サーシャは俺の世話役だろ?
俺が行くなら、サーシャも一緒に行けるんじゃないの?」
レイは真剣だ。サーシャは自分も連れて行ってくれるというレイの優しさを嬉しく思った。
「ふふっ。世話役は水晶宮の中だけです。私も一緒に行くなら世話役は辞めなきゃいけないですね。
それにレイ様がここを出られるのであれば、何か手に職をつけていただく必要があるかと。渡り人様の生活が保証されるのは水晶宮に住む間だけですから。」
「そうか。ここで住む間は保証するようなことを宰相殿が言ってたな。…今までの渡り人はどうしてるんだ?」
「前回の渡り人様はこちらに十八の時に来たのですが、前の世界ではまだガクセイという勉強をする立場だったそうで、五年経ちますが、まだお仕事などはされていません。水晶宮でお好きなことをして暮らしております。
その前の渡り人様はこちらに来た時にはもうご高齢でしたので、ずっと水晶宮で暮らしております。しかしながら、知識が豊富で、陛下の相談役を務めるほど素晴らしいお方です。」
「その前は?」
「その前の渡り人様は元の世界で料理人をされていたとのことで、今は王都内でご家族と食堂を開いております。
中には王都から離れて、商人をされている方や研究をされている方もいらっしゃいます。」
「へぇ…。色んな渡り人がいるんだな。」
レイは手を合わせると、食事を食べ始めた。
「はい。でも、レイ様はこちらに来たばかりですし、ゆっくり考えて下さいね。」
「あぁ、ありがとう。」
レイはモグモグと大きな口を動かしながら食べている。マナーも何もあったもんじゃないが、良い食べっぷりは見ていて気持ちがいい。サーシャは、じっとレイを見つめていた。
その視線を感じて、レイは口の中の物を飲み込むと言った。
「そ、そんなに見られていると恥ずかしいんだけど…。」
少し頬を赤らめながらこちらを見つめるレイを見て、サーシャは足元に視線を落とした。
「申し訳ありません!あまりにも美味しそうに召し上がるので、つい見とれてしまいました。」
「だ、大丈夫。よかったら一緒に食べない?
あんまり静かな中で食事をするのは慣れていないんだ。サーシャと一緒に食べたら、より一層美味しく感じられると思うんだけど…。」
世話役と一緒にご飯を食べたいという渡り人は時々いると聞く。こちらに来て最初の数日は渡り人の要望に従うのが、専属世話役の基本行動ではあるから、サーシャは特に驚きもしなかった。
「えぇ…構いませんが。宜しいのですか?」
サーシャの問いかけにレイは満面の笑みで頷いた。
「うん!それに今日はかなり多めだから。このまま一緒に食べよう。」
耳がピクピクと動き、可愛い。喜んでいるのがよく伝わってくる。サーシャは「それでは…」と言って、レイの向かいの席に着いた。
レイがニコニコとサーシャを見つめながら、皿やカトラリーを渡してくる。その上、レイは甲斐甲斐しくサラダを取り分けたり、肉を切ったりしている。サーシャが自分でやると言っても、「やらせてほしい」と率先してやってくれる。
(レイ様は本当にお優しい方なのね。きっと私を労ってくださってるんだわ。)
サーシャは有り難くレイの心遣いを受け取ることにして、二人で食事を楽しんだ。
◆ ◇ ◆
食事が終わり、サーシャはレイにお披露目のことを伝えた。お披露目は明日行われることになった。参加者は国内の主要貴族だ。それに加え、水晶宮にいる世話役のほとんどが参加する。今後レイの世話をすることがあるからだ。
(レイ様は素晴らしい方だもの。初めての男性の渡り人だけど、きっと皆様に歓迎されるはずだわ。)
サーシャは明日のお披露目が楽しみだったが、レイは少し憂鬱そうだった。
「仕方ないことだと分かってはいるけど…明日は見せ物になるってことだな…。」
「見せ物だなんて!皆様、レイ様に会えるのを楽しみにしているはずです!!」
熱心にサーシャが訴えるとレイは眉を下げて笑った。
「そうだといいけどなぁ…。ま、サーシャが側にいてくれるなら、頑張るよ。」
「はい。本番では私も同じ会場におりますのでご安心ください。」
「うん。」
レイが嬉しそうに笑う。その笑顔で随分と世話役として信頼されているような気がして、サーシャは嬉しかった。
サーシャはもう一つの質問を投げかける。
「あと、もう一つ…。
あの…昨晩の、処理…のことですが、お披露目が終わった後は、専門の方をお呼びしますか?」
「専門の方?」
レイが眉を顰めて、サーシャを見る。
少し重くなった空気を感じながら、サーシャは恐る恐る話す。
「はい。
男性の相手をする…お仕事をしている方、です。」
レイは一瞬固まったが、すぐに寂しそうに俯いた。
「あー…そう、だよな。
サーシャは嫌だもんな…ごめん。」
耳がしょぼんと垂れ下がり、あからさまに悲しんでいる。サーシャは慌てて弁解した。
「嫌とかではなく…!私は技量が足りないので、レイ様にご迷惑をおかけしてしまうかと。」
サーシャを見つめて、レイは口を開いた。
「迷惑なんてことは絶対にない。
でも…サーシャが嫌ならこれからはしなくていい。」
耳が垂れ下がったまま、寂しそうにサーシャを見つめる捨て犬のようなレイをサーシャはどうも放っておくことは出来なかった。
「い、嫌ではないんです!
あの、その…レイ様がお望みなら私が…。」
レイの耳がほんの少し持ち上がる。
「本当に無理しなくて大丈夫なんだよ?」
大丈夫と言いながらも、懇願するようにこちらを見つめるレイにサーシャは完敗した。
「…だ、大丈夫です!
これからもよろしくお願いします!!」
サーシャは勢いよく言い切った。
レイはぱぁっと笑って、耳を立てた。
尻尾もバサバサと左右に揺れている。
「本当?…嬉しい!」
(すっごく喜んでくれてるわ…私より美しい人はいっぱい居るのに…。ご自分が端正なお顔立ちだから、お相手に綺麗さを求めてないとか…?)
しばらくサーシャはぽーっとレイを見つめた。
「サーシャ?」とレイから呼びかけられて、ようやく自分の職務を思い出す。
「では、食堂に食器を返して参ります。レイ様はどうぞお寛ぎください。失礼します!!」
サーシャはレイの返事も待たず、部屋を出て、その場で頭を抱えた。
「それにしても…
これからも宜しくお願いします、だなんて!
まるで私がやりたがってるみたいじゃない…。」
サーシャは一人呟き、項垂れた。
こうしてサーシャはレイの性欲処理も担当することになった。
それを見ながら、サーシャは昨晩のことを思い出していた。
(昨日の…レイ様のあれ、大きかったなぁ。
幼い頃、弟のを見たことがあったけど、もっと可愛らしかったはず…。レイ様のが異様に大きいのかしら。それとも、大人の男性というものは皆あんな感じなのかしら?
でも…不思議と嫌な感じではなかったのよ…なんかつい可愛がりたくなるような…。)
そこまで考えてサーシャは慌てて頭を振った。
(私ったら何を考えているの!!こんなことを考えるなんて、まるでいやらしい女だわ。
私は業務の一環としてお手伝いしただけ!そんなこと考える必要はないのよ…!それにしても今後はどうするのかしら…お披露目後はそういった職業の女性を手配した方がいいのか聞かないと。)
レイの部屋の前に着いたサーシャはノックをして、入室した。
「昼食をお持ちしました。」
「ありがとう。」
レイが優しく微笑む。サーシャはそれに軽く頭を下げた。レイには見えないが、俯いたその顔はほんのり赤い。
レイは手元にある本を閉じて、テーブルに着いた。
「それにしても、サーシャが紹介してくれた本は分かりやすい。各地の特色も紹介されていて、この国の色んなところに行ってみたくなったよ。」
「お気に召していただけたようで良かったです。私もその本は好きで、何回も読んでいるんです。私もレイ様と同じように、その本を読んでいると色んなところに行きたくなります。」
レイはじっと用意をするサーシャの手元を見ている。
「行ったりはしないの?」
サーシャは少し困ったように微笑んだ。
「えぇ。世話役の仕事はここにしかありませんし。」
少し考えた後、レイは口を開いた。
「俺が行きたい…って言ったら、一緒に来てくれる?」
「え…?」
「サーシャは俺の世話役だろ?
俺が行くなら、サーシャも一緒に行けるんじゃないの?」
レイは真剣だ。サーシャは自分も連れて行ってくれるというレイの優しさを嬉しく思った。
「ふふっ。世話役は水晶宮の中だけです。私も一緒に行くなら世話役は辞めなきゃいけないですね。
それにレイ様がここを出られるのであれば、何か手に職をつけていただく必要があるかと。渡り人様の生活が保証されるのは水晶宮に住む間だけですから。」
「そうか。ここで住む間は保証するようなことを宰相殿が言ってたな。…今までの渡り人はどうしてるんだ?」
「前回の渡り人様はこちらに十八の時に来たのですが、前の世界ではまだガクセイという勉強をする立場だったそうで、五年経ちますが、まだお仕事などはされていません。水晶宮でお好きなことをして暮らしております。
その前の渡り人様はこちらに来た時にはもうご高齢でしたので、ずっと水晶宮で暮らしております。しかしながら、知識が豊富で、陛下の相談役を務めるほど素晴らしいお方です。」
「その前は?」
「その前の渡り人様は元の世界で料理人をされていたとのことで、今は王都内でご家族と食堂を開いております。
中には王都から離れて、商人をされている方や研究をされている方もいらっしゃいます。」
「へぇ…。色んな渡り人がいるんだな。」
レイは手を合わせると、食事を食べ始めた。
「はい。でも、レイ様はこちらに来たばかりですし、ゆっくり考えて下さいね。」
「あぁ、ありがとう。」
レイはモグモグと大きな口を動かしながら食べている。マナーも何もあったもんじゃないが、良い食べっぷりは見ていて気持ちがいい。サーシャは、じっとレイを見つめていた。
その視線を感じて、レイは口の中の物を飲み込むと言った。
「そ、そんなに見られていると恥ずかしいんだけど…。」
少し頬を赤らめながらこちらを見つめるレイを見て、サーシャは足元に視線を落とした。
「申し訳ありません!あまりにも美味しそうに召し上がるので、つい見とれてしまいました。」
「だ、大丈夫。よかったら一緒に食べない?
あんまり静かな中で食事をするのは慣れていないんだ。サーシャと一緒に食べたら、より一層美味しく感じられると思うんだけど…。」
世話役と一緒にご飯を食べたいという渡り人は時々いると聞く。こちらに来て最初の数日は渡り人の要望に従うのが、専属世話役の基本行動ではあるから、サーシャは特に驚きもしなかった。
「えぇ…構いませんが。宜しいのですか?」
サーシャの問いかけにレイは満面の笑みで頷いた。
「うん!それに今日はかなり多めだから。このまま一緒に食べよう。」
耳がピクピクと動き、可愛い。喜んでいるのがよく伝わってくる。サーシャは「それでは…」と言って、レイの向かいの席に着いた。
レイがニコニコとサーシャを見つめながら、皿やカトラリーを渡してくる。その上、レイは甲斐甲斐しくサラダを取り分けたり、肉を切ったりしている。サーシャが自分でやると言っても、「やらせてほしい」と率先してやってくれる。
(レイ様は本当にお優しい方なのね。きっと私を労ってくださってるんだわ。)
サーシャは有り難くレイの心遣いを受け取ることにして、二人で食事を楽しんだ。
◆ ◇ ◆
食事が終わり、サーシャはレイにお披露目のことを伝えた。お披露目は明日行われることになった。参加者は国内の主要貴族だ。それに加え、水晶宮にいる世話役のほとんどが参加する。今後レイの世話をすることがあるからだ。
(レイ様は素晴らしい方だもの。初めての男性の渡り人だけど、きっと皆様に歓迎されるはずだわ。)
サーシャは明日のお披露目が楽しみだったが、レイは少し憂鬱そうだった。
「仕方ないことだと分かってはいるけど…明日は見せ物になるってことだな…。」
「見せ物だなんて!皆様、レイ様に会えるのを楽しみにしているはずです!!」
熱心にサーシャが訴えるとレイは眉を下げて笑った。
「そうだといいけどなぁ…。ま、サーシャが側にいてくれるなら、頑張るよ。」
「はい。本番では私も同じ会場におりますのでご安心ください。」
「うん。」
レイが嬉しそうに笑う。その笑顔で随分と世話役として信頼されているような気がして、サーシャは嬉しかった。
サーシャはもう一つの質問を投げかける。
「あと、もう一つ…。
あの…昨晩の、処理…のことですが、お披露目が終わった後は、専門の方をお呼びしますか?」
「専門の方?」
レイが眉を顰めて、サーシャを見る。
少し重くなった空気を感じながら、サーシャは恐る恐る話す。
「はい。
男性の相手をする…お仕事をしている方、です。」
レイは一瞬固まったが、すぐに寂しそうに俯いた。
「あー…そう、だよな。
サーシャは嫌だもんな…ごめん。」
耳がしょぼんと垂れ下がり、あからさまに悲しんでいる。サーシャは慌てて弁解した。
「嫌とかではなく…!私は技量が足りないので、レイ様にご迷惑をおかけしてしまうかと。」
サーシャを見つめて、レイは口を開いた。
「迷惑なんてことは絶対にない。
でも…サーシャが嫌ならこれからはしなくていい。」
耳が垂れ下がったまま、寂しそうにサーシャを見つめる捨て犬のようなレイをサーシャはどうも放っておくことは出来なかった。
「い、嫌ではないんです!
あの、その…レイ様がお望みなら私が…。」
レイの耳がほんの少し持ち上がる。
「本当に無理しなくて大丈夫なんだよ?」
大丈夫と言いながらも、懇願するようにこちらを見つめるレイにサーシャは完敗した。
「…だ、大丈夫です!
これからもよろしくお願いします!!」
サーシャは勢いよく言い切った。
レイはぱぁっと笑って、耳を立てた。
尻尾もバサバサと左右に揺れている。
「本当?…嬉しい!」
(すっごく喜んでくれてるわ…私より美しい人はいっぱい居るのに…。ご自分が端正なお顔立ちだから、お相手に綺麗さを求めてないとか…?)
しばらくサーシャはぽーっとレイを見つめた。
「サーシャ?」とレイから呼びかけられて、ようやく自分の職務を思い出す。
「では、食堂に食器を返して参ります。レイ様はどうぞお寛ぎください。失礼します!!」
サーシャはレイの返事も待たず、部屋を出て、その場で頭を抱えた。
「それにしても…
これからも宜しくお願いします、だなんて!
まるで私がやりたがってるみたいじゃない…。」
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