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第二章 最初にホムンクルスを生み出した者
第二話 ホムンクルスの少年ロット
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「何故ホムンクルスがここにいる?」
アクセルが問うと、少年は笑ってこたえる。
「僕がどこにいたっていいだろ、それよりさ僕の予想当たってたお兄さん達錬金術師なの?」
「あぁ、そうだが。だとしたらなにかあるのか」
「だとしたらさ……」
間をおいて沈黙する少年。
次の一言によっては、戦いになることを予感しているアクセルだが思っていた言葉とは全く違う発言をした。
「僕も仲間に入れてくれないかな!」
「えっどういうことなの」
拍子抜けした顔になるフィアナ。
アクセルも全く予想していなかったため動揺する。
少年は歩き近づいてくるとある話しをしだした。
「僕はホムンクルスで君達は錬金術師、それに様子を見るに賢者の石でも探しているみたいだね」
――賢者の石はいつしか一つになる為、引かれ合う。
「何故そんなことを知っているんだ?」
「何故かって、それは僕がホムンクルスだからだよ。どうせ僕達を作った錬金術師を探しているんだろ、理由は違えど僕も探しているんだ仲間にしてくれないか?」
「敵じゃない証拠を何か見せるんだ」
アクセルは強めの口調で言うと、ポケットに手を入れた少年が何かをだす。
手を出せと合図され、アクセルは手を開くとそこに少年は小さな賢者の石を落とした。
「これを君に渡す、どうだい少しは信用してくれる?」
「うーん……わかった信用しよう。ただし何かおかしな行動をしたらその瞬間に敵とみなすからな」
「わかった!じゃあ僕の自己紹介をしないとね、僕は【ロット】っていうんだよろしくね!」
《ロット》
種族・ホムンクルス
レベル:150
攻撃:25000
防御:10000
魔力:10000
魔防:13000
俊敏:32000
運:6500
「俺はアクセルだ、よろしくな!」
「私はフィアナ、よろしくねロット!」
仲間になった途端にフィアナは自分が持っている荷物を半分にして、ロットに渡す。
ロットは驚きながらも受け取り背中に背負う。
「仲間になったら荷物は分担しないとね、貴方の荷物も私に渡して」
「は、はい」
パーティーに加わるもすぐに振り回されそうなロットを見て笑うアクセル。
ロットは笑うアクセルに対して文句があるような口調になった。
「なんで笑ってるんですかアクセルさん!」
「その様子じゃ、すぐに馴染めそうだと思ってな。さっきは警戒していたから、強い口調になっていた済まなかったなロット」
「いえ、僕も最初は警戒していたので一緒ですよ」
荷物の整理が終わると再び賢者の石が導く方向に歩いていく。
その途中で何かに気づいたロットは二人向かい話す。
「この先には街がありますが立ち寄らずすぐに出ていきましょう」
「何か知ってる街なのか」
「はい、少し面倒なことになると思うので」
ロットの言葉を信じ進んでいくと、言っていた通りの街が現れた。
静かな街には小鳥や自然が多く、いるだけで気分がよかった。
だがロットはなぜか速足で街を出ていこうとする。
「おーい待てよロット」
「アクセルさん、早く出ていくって言いましたよね」
「そうだけどさ、意外と良い街みたいだから」
「それでもだめです、早く出て……危ない」
話していた途中で何処からか矢が飛んできていた。
ロットはそれにいち早く気づき、腰にある短剣でアクセルを守る。
すると足音が近づいてきて姿を見せる。
「よおロット」
「……」
名前を呼ばれたロットは黙り込む、何か異変を感じフィアナが話しかけてきた相手に尋ねる。
「貴方がアクセルを狙ったの?ロットとは知り合い?」
「質問が多い女だなあ。知り合いというかそいつは……裏切り者のホムンクルスだ」
裏切りという言葉を言われた瞬間にロットは物凄い形相で赤い目を見開いていた。
アクセルが問うと、少年は笑ってこたえる。
「僕がどこにいたっていいだろ、それよりさ僕の予想当たってたお兄さん達錬金術師なの?」
「あぁ、そうだが。だとしたらなにかあるのか」
「だとしたらさ……」
間をおいて沈黙する少年。
次の一言によっては、戦いになることを予感しているアクセルだが思っていた言葉とは全く違う発言をした。
「僕も仲間に入れてくれないかな!」
「えっどういうことなの」
拍子抜けした顔になるフィアナ。
アクセルも全く予想していなかったため動揺する。
少年は歩き近づいてくるとある話しをしだした。
「僕はホムンクルスで君達は錬金術師、それに様子を見るに賢者の石でも探しているみたいだね」
――賢者の石はいつしか一つになる為、引かれ合う。
「何故そんなことを知っているんだ?」
「何故かって、それは僕がホムンクルスだからだよ。どうせ僕達を作った錬金術師を探しているんだろ、理由は違えど僕も探しているんだ仲間にしてくれないか?」
「敵じゃない証拠を何か見せるんだ」
アクセルは強めの口調で言うと、ポケットに手を入れた少年が何かをだす。
手を出せと合図され、アクセルは手を開くとそこに少年は小さな賢者の石を落とした。
「これを君に渡す、どうだい少しは信用してくれる?」
「うーん……わかった信用しよう。ただし何かおかしな行動をしたらその瞬間に敵とみなすからな」
「わかった!じゃあ僕の自己紹介をしないとね、僕は【ロット】っていうんだよろしくね!」
《ロット》
種族・ホムンクルス
レベル:150
攻撃:25000
防御:10000
魔力:10000
魔防:13000
俊敏:32000
運:6500
「俺はアクセルだ、よろしくな!」
「私はフィアナ、よろしくねロット!」
仲間になった途端にフィアナは自分が持っている荷物を半分にして、ロットに渡す。
ロットは驚きながらも受け取り背中に背負う。
「仲間になったら荷物は分担しないとね、貴方の荷物も私に渡して」
「は、はい」
パーティーに加わるもすぐに振り回されそうなロットを見て笑うアクセル。
ロットは笑うアクセルに対して文句があるような口調になった。
「なんで笑ってるんですかアクセルさん!」
「その様子じゃ、すぐに馴染めそうだと思ってな。さっきは警戒していたから、強い口調になっていた済まなかったなロット」
「いえ、僕も最初は警戒していたので一緒ですよ」
荷物の整理が終わると再び賢者の石が導く方向に歩いていく。
その途中で何かに気づいたロットは二人向かい話す。
「この先には街がありますが立ち寄らずすぐに出ていきましょう」
「何か知ってる街なのか」
「はい、少し面倒なことになると思うので」
ロットの言葉を信じ進んでいくと、言っていた通りの街が現れた。
静かな街には小鳥や自然が多く、いるだけで気分がよかった。
だがロットはなぜか速足で街を出ていこうとする。
「おーい待てよロット」
「アクセルさん、早く出ていくって言いましたよね」
「そうだけどさ、意外と良い街みたいだから」
「それでもだめです、早く出て……危ない」
話していた途中で何処からか矢が飛んできていた。
ロットはそれにいち早く気づき、腰にある短剣でアクセルを守る。
すると足音が近づいてきて姿を見せる。
「よおロット」
「……」
名前を呼ばれたロットは黙り込む、何か異変を感じフィアナが話しかけてきた相手に尋ねる。
「貴方がアクセルを狙ったの?ロットとは知り合い?」
「質問が多い女だなあ。知り合いというかそいつは……裏切り者のホムンクルスだ」
裏切りという言葉を言われた瞬間にロットは物凄い形相で赤い目を見開いていた。
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