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第1章 思い出は夢の中へ
第20話 初めてお茶会
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玄関ホールから場所を移動し、公爵の庭の東屋。
美しい庭園は、王宮と並び称される。
咲き乱れる薔薇は宝石のように輝き、辺り一面に芳しい香りをさせていた。
目の前には、それはそれは豪勢なお茶菓子やお茶の種類。
茶葉は有名処から稀少価値のあるものばかり、どうやって揃えたのか不思議になった側近たち。
どうやら茶葉を選んでから、お茶をいれる形式らしい。
王宮で行われる茶会より格上にみえるのを、側近たちは悩む。
臣下がこれでは、王室の立場は権威どうなるのか?!
「なにせ、プリムローズの初めてのお茶会じゃあ!
客は陛下だしな!
少し気張ってのう。
ワァーハハハ!」
実に横柄な態度で王の御前で高笑いをする、クラレンス前公爵。
横で3歳児が物怖じもせず、1番高い茶葉を指定する。
自分らが遠慮した物を平然と、公爵家では日常からそうなのか?!
「こちらのティーカップは、実家から持参したものですの。
今では、作れる職人もいないらしくてね。
お出しすると皆さまが、譲って欲しいと頭を下げ頼みますのよ!
オーホホホ!」
サラリと自慢気に話す、大国の元第1王女。
緊張の中、ほんのり漂う和やかなティータイム。
陛下が可愛い子供を喜ばすため、プレゼントを手渡す。
「プリムローズ嬢、やっと会えたのに別れとは寂しいなぁ。
良かったら私の代わりに、一緒に連れて行っておくれ?!」
彼女に照れながら渡す陛下の様子を、見ていた者たちは気持ち悪いと思った。
「うぁ~!可愛い~、真っ白な熊ちゃん!
プリムと同じ目の色だわ!!
熊ちゃんは女の子よ!
ネックレスまで着けてる~!
これも紫色だわ。
あぁ素敵、素敵だわー!!」
嬉しさを爆発させて熊を抱き締めて、クルクル踊っている姿は天使より愛らしい!!
天使には会ったことはないがと、側近たちは各々胸の中で突っ込みをいれた。
この後に招かれざる人たちが訪れることを、その時は誰1人思いもしなかった。
遠くの方から何やら聞こえづらいが、子供たちの声で言い争う声がする。
1番若いせいか敏感に、その声に気付いたのだ。
「……、お祖父様?!
今日は私の初めてのお茶会で陛下がお見栄になるから、お客様は呼ばないようにしてましたわよね?!」
プリムローズが熊を抱き締めて、不安そうに祖父に伺う。
「そうじゃ!
プリムローズ、案ずるな。
すぐにでも、追い出すぞぉ!
陛下も騒がせてすまんなぁ」
孫娘の小さな頭に手を乗せて、優しく撫でるのである。
グレゴリーが謝り小さなの頭から手を離すと、テーブルにあるベルを勢いよく鳴らす。
執事長トーマスが慌てて側に現れた。
「大旦那様、お呼びでしょうか?!」
「トーマス!!
今日は客を呼ぶなと命じたはずじゃあ!
子供の客が来とるぞー!」
だんだんと声が近づいて、その内容もわかる始末。
「申し訳ございません!
今すぐに対処致します!!」
執事長トーマスは、深々頭を下げて声のする方へ向かっていった。
安心してお茶会を続けた面々に、子供たちの声が耳に入ってしまう。
「何でそんなに気が強いの?!
もうちょっと可愛げもったら?
そんな態度しているから、友達がいないんだよ!!」
姉を知る誰もが納得する指摘して、幼さを残す甲高い声が庭に響いた。
祖母ヴィクトリアはその声を聞くと、怒って持っていた扇をベキッとへし折る。
プリムローズは祖母の行いを見て、驚きのあまり熊に顔を埋めた。
何事もないようにメイドが、平然と新しい扇を前公爵夫人に渡す。
今度はさらに甲高い声が、反論する姉リリアンヌの声の怒声がー。
「友達ならいますわ!!
失礼なことを仰らないでくれます。
大体男の癖に、説教ばかりしないでくれまし!
私の方が、貴方様より身分は上ですわよぉー」
この内容には、流石に陛下も顔を歪めた。
少し和やかな感があったのに、今は不愉快な空気しかしなくなった。
これはと皆が一斉に、幼きものに注目する。
「うぁ~~んー!!
プリムのお茶会が~!
お祖父様、おばあ様ー!
どうしましょう?!グズン!」
案の定泣き出して、目には涙が溢れていた。
周りの人たちは、焦りハラハラしだす。
「大丈夫ですよ?!
今頃は、トーマスが注意してますからね?
プリムはこのお菓子好きよね?!一緒に食べましょうね~」
ヴィクトリアは、食べ物で孫のご機嫌をとる作戦にでた。
熊ちゃんにわざわざお席を作り、そこに座らせてあげる。
辺りが静かになって、やっと彼女が落ち着いてケーキを一口食べた時にー。
公爵夫人が姉と姉の婚約者を連れて、お茶会の席を目指して近づいて来るのが見える。
東屋に突然、一陣の風が吹いた瞬間であった。
美しい庭園は、王宮と並び称される。
咲き乱れる薔薇は宝石のように輝き、辺り一面に芳しい香りをさせていた。
目の前には、それはそれは豪勢なお茶菓子やお茶の種類。
茶葉は有名処から稀少価値のあるものばかり、どうやって揃えたのか不思議になった側近たち。
どうやら茶葉を選んでから、お茶をいれる形式らしい。
王宮で行われる茶会より格上にみえるのを、側近たちは悩む。
臣下がこれでは、王室の立場は権威どうなるのか?!
「なにせ、プリムローズの初めてのお茶会じゃあ!
客は陛下だしな!
少し気張ってのう。
ワァーハハハ!」
実に横柄な態度で王の御前で高笑いをする、クラレンス前公爵。
横で3歳児が物怖じもせず、1番高い茶葉を指定する。
自分らが遠慮した物を平然と、公爵家では日常からそうなのか?!
「こちらのティーカップは、実家から持参したものですの。
今では、作れる職人もいないらしくてね。
お出しすると皆さまが、譲って欲しいと頭を下げ頼みますのよ!
オーホホホ!」
サラリと自慢気に話す、大国の元第1王女。
緊張の中、ほんのり漂う和やかなティータイム。
陛下が可愛い子供を喜ばすため、プレゼントを手渡す。
「プリムローズ嬢、やっと会えたのに別れとは寂しいなぁ。
良かったら私の代わりに、一緒に連れて行っておくれ?!」
彼女に照れながら渡す陛下の様子を、見ていた者たちは気持ち悪いと思った。
「うぁ~!可愛い~、真っ白な熊ちゃん!
プリムと同じ目の色だわ!!
熊ちゃんは女の子よ!
ネックレスまで着けてる~!
これも紫色だわ。
あぁ素敵、素敵だわー!!」
嬉しさを爆発させて熊を抱き締めて、クルクル踊っている姿は天使より愛らしい!!
天使には会ったことはないがと、側近たちは各々胸の中で突っ込みをいれた。
この後に招かれざる人たちが訪れることを、その時は誰1人思いもしなかった。
遠くの方から何やら聞こえづらいが、子供たちの声で言い争う声がする。
1番若いせいか敏感に、その声に気付いたのだ。
「……、お祖父様?!
今日は私の初めてのお茶会で陛下がお見栄になるから、お客様は呼ばないようにしてましたわよね?!」
プリムローズが熊を抱き締めて、不安そうに祖父に伺う。
「そうじゃ!
プリムローズ、案ずるな。
すぐにでも、追い出すぞぉ!
陛下も騒がせてすまんなぁ」
孫娘の小さな頭に手を乗せて、優しく撫でるのである。
グレゴリーが謝り小さなの頭から手を離すと、テーブルにあるベルを勢いよく鳴らす。
執事長トーマスが慌てて側に現れた。
「大旦那様、お呼びでしょうか?!」
「トーマス!!
今日は客を呼ぶなと命じたはずじゃあ!
子供の客が来とるぞー!」
だんだんと声が近づいて、その内容もわかる始末。
「申し訳ございません!
今すぐに対処致します!!」
執事長トーマスは、深々頭を下げて声のする方へ向かっていった。
安心してお茶会を続けた面々に、子供たちの声が耳に入ってしまう。
「何でそんなに気が強いの?!
もうちょっと可愛げもったら?
そんな態度しているから、友達がいないんだよ!!」
姉を知る誰もが納得する指摘して、幼さを残す甲高い声が庭に響いた。
祖母ヴィクトリアはその声を聞くと、怒って持っていた扇をベキッとへし折る。
プリムローズは祖母の行いを見て、驚きのあまり熊に顔を埋めた。
何事もないようにメイドが、平然と新しい扇を前公爵夫人に渡す。
今度はさらに甲高い声が、反論する姉リリアンヌの声の怒声がー。
「友達ならいますわ!!
失礼なことを仰らないでくれます。
大体男の癖に、説教ばかりしないでくれまし!
私の方が、貴方様より身分は上ですわよぉー」
この内容には、流石に陛下も顔を歪めた。
少し和やかな感があったのに、今は不愉快な空気しかしなくなった。
これはと皆が一斉に、幼きものに注目する。
「うぁ~~んー!!
プリムのお茶会が~!
お祖父様、おばあ様ー!
どうしましょう?!グズン!」
案の定泣き出して、目には涙が溢れていた。
周りの人たちは、焦りハラハラしだす。
「大丈夫ですよ?!
今頃は、トーマスが注意してますからね?
プリムはこのお菓子好きよね?!一緒に食べましょうね~」
ヴィクトリアは、食べ物で孫のご機嫌をとる作戦にでた。
熊ちゃんにわざわざお席を作り、そこに座らせてあげる。
辺りが静かになって、やっと彼女が落ち着いてケーキを一口食べた時にー。
公爵夫人が姉と姉の婚約者を連れて、お茶会の席を目指して近づいて来るのが見える。
東屋に突然、一陣の風が吹いた瞬間であった。
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