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第3章 友情と家族の絆
第9話 命の灯火
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屋敷に着くと同時に、急いで私たちは馬車から飛び降りた。
礼儀に反するが祖父グレゴリーが中に一番先に入ると、人の気配が感じられない余りにも静かすぎる。
プリムローズたちは、その静けさに不気味に感じて思わず息を呑む。
祖父が声を出す素振りを見せる瞬間、誰かが駆け足でくる足音がした。
姉のリリアンヌだ!
顔色が悪いし、目が腫れている泣いていたのか?!
「リリアンヌ姉上ー!!
医師を、連れて来てますー!
病人は、何処ですかー!!」
兄ブライアンが、姉に向かい叫んだ。
「本当にブライアンなの?!
あっ、皆も…。
来てくれたの?!
夢ではないのよね!!
おぉ~、神様よー!!!」
姉はその場に座り込みがから、私たちを泣きながら見上げる。
「リリアンヌ、しっかりせい!
まだ、生きとるのじゃな!
早く、案内するのだー!!」
祖父はリリアンヌを叱り飛ばし、腕を取り立ち上げた。
「此方です!!
領主と、父が…危ないのですー!!!」
姉リリアンヌの言葉に、クラレンス公爵一同は心臓が止まりかけた。
「う、嘘よ!?
お父様まで、病気になったの?!!」
プリムローズの夢では、1人だったと思う。
必死にリリアンヌの後に続いて、震える足で急いで歩いた。
扉を開けると、部屋の中がとても寒い。
まるで、外と変わらない。
ベッドの周りを人が囲んでいる。
「ク、クリストファー!!
しっかりするのだ、安心しろ!
医師が来たぞー!!!」
祖父は、父のベッドに向かい叫んだ。
祖母も側に急ぐと、目から涙がみえる。
母は父の側で座って顔を手で覆い、泣きじゃくっているのが目に入ってきた。
「あなた達!
直ぐに、病人を診て頂戴!
ソフィア、落ち着きなさい。
今まで、大変でしたね!」
祖母は、あの母に労いの言葉をかけていた。
それにしても、この屋敷は…。
何故か冷静になる私は、側にいる姉に命令し始めた。
「お姉様…、暖炉に火がついてませんわ。
火をおこなさなければ、薪きは何処です!
大きな鍋に水を沸かして、水蒸気を出さなくてはー。
こんな寒い部屋に寝かすなど、病人を殺すおつもり?」
「薪はないのよぉ!!!」と、姉は涙を流し大声で叫ぶのである。
そ、そんな薪ひとつもないの?
当主の屋敷なのに!?
「お兄様、薪は物資の中にあるはず取りに行きますよ。
アルフレッド、貴方も来るのです。
父たちの命をー、助けるのですー!」
プリムローズが言うと、皆を引き連れた。
医師が診てる間に、部屋を暖かくし食事の支度をした。
ミルク粥とリンゴをすりおろしたのを用意する。
「皆さん、鼻と口元を清潔な布で隠すのです。
病気にならないように防ぎます」
病人が汗をかいてるので、着替えとベッドシーツの替えを準備した。
あまりの手際のよさにボー然として周りの者は立ちすくんでいたとしたが、プリムローズの怒り声で動きだす。
病人たちに、無理に食べさせて薬を飲ます。
薬が効いたのか、苦し気だがどうやら眠りについてくれた。
それから私は、移動し居間の暖炉に火をつけてお茶の準備を始めた。
皆が居間に集まり、医師の話を聞くことになった。
「もう少し遅ければ、危なかったでしょう。
プリムローズ嬢、的確な指示に感謝します。
今日何事をなく、熱が引けば大丈夫ですよ!」
病人たちの部屋には、もう1人の医師と元王妃と祖父母が側で見守っていた。
疲れた私は、物資からクッキーを出す。
また直ぐに、持って来ればいいわ。
「皆さん、有り難うございます。
私たちだけでは、きっと……。
今頃は…。うっ、…」
元第1王子が目に涙を浮かべ、弟ルイの手を握りながら話してきた。
「気にしないで下さい。
アルフレッド様とルイ様。
間に合ってよかったですね。
あなた方も、お疲れでしょう?
ゆっくり休んで下さい」
兄ブライアンが、皆に優しく声をかけた。
「お姉様、さっきは怒鳴って悪かったわ。
お詫びに、お兄様と私でシチューでも作るわね。
部屋で休むか、ここでこれでも食べてください。
お兄様、行きましょう」
この後、大量のシチューとパンで昼と夜を兼ねた食事を作った。
薪の節約のために、私たちは居間の暖炉でシチューを作り温める。
そしてそこで、食事をとることにした。
祖父母も、落ち着きを取り戻している様子。
「プリムローズ、お前がしっかり者で助かった。
儂からも、礼を言うぞ」
祖父は、ちょっと照れながら話してきた。
自分の息子が死にかけてたのだ。
取り乱しても仕方ない。
私ってこんな状況なのに冷静で薄情者かしらと、自分でも思ってしまったわ。
元近衛隊長は、医師を連れに隣の領地まで探しに行っていた。
深夜医師を連れてきたが、居るはずのない私たちを見て驚く。
翌朝からその医師と祖父の連れて方々で、領地の患者を診て貰うことにする。
結局私たちは宿に帰らず、荷馬車の人たちだけを王都へ返すことにした。
今日が峠と医師に言われれば、彼らから離れることが到底出来ない。
まだ危険な状態だが、今は命の火が消えなくて良かったと彼女は家族から離れて外を出る。
凍るような空気はため息を吐けば息が白く、上を見上げると冴ゆる星が光り輝いて宝石のようだと感じた。
今晩は眠れそうもないと、振り返り屋敷の灯りを見てそう思う。
礼儀に反するが祖父グレゴリーが中に一番先に入ると、人の気配が感じられない余りにも静かすぎる。
プリムローズたちは、その静けさに不気味に感じて思わず息を呑む。
祖父が声を出す素振りを見せる瞬間、誰かが駆け足でくる足音がした。
姉のリリアンヌだ!
顔色が悪いし、目が腫れている泣いていたのか?!
「リリアンヌ姉上ー!!
医師を、連れて来てますー!
病人は、何処ですかー!!」
兄ブライアンが、姉に向かい叫んだ。
「本当にブライアンなの?!
あっ、皆も…。
来てくれたの?!
夢ではないのよね!!
おぉ~、神様よー!!!」
姉はその場に座り込みがから、私たちを泣きながら見上げる。
「リリアンヌ、しっかりせい!
まだ、生きとるのじゃな!
早く、案内するのだー!!」
祖父はリリアンヌを叱り飛ばし、腕を取り立ち上げた。
「此方です!!
領主と、父が…危ないのですー!!!」
姉リリアンヌの言葉に、クラレンス公爵一同は心臓が止まりかけた。
「う、嘘よ!?
お父様まで、病気になったの?!!」
プリムローズの夢では、1人だったと思う。
必死にリリアンヌの後に続いて、震える足で急いで歩いた。
扉を開けると、部屋の中がとても寒い。
まるで、外と変わらない。
ベッドの周りを人が囲んでいる。
「ク、クリストファー!!
しっかりするのだ、安心しろ!
医師が来たぞー!!!」
祖父は、父のベッドに向かい叫んだ。
祖母も側に急ぐと、目から涙がみえる。
母は父の側で座って顔を手で覆い、泣きじゃくっているのが目に入ってきた。
「あなた達!
直ぐに、病人を診て頂戴!
ソフィア、落ち着きなさい。
今まで、大変でしたね!」
祖母は、あの母に労いの言葉をかけていた。
それにしても、この屋敷は…。
何故か冷静になる私は、側にいる姉に命令し始めた。
「お姉様…、暖炉に火がついてませんわ。
火をおこなさなければ、薪きは何処です!
大きな鍋に水を沸かして、水蒸気を出さなくてはー。
こんな寒い部屋に寝かすなど、病人を殺すおつもり?」
「薪はないのよぉ!!!」と、姉は涙を流し大声で叫ぶのである。
そ、そんな薪ひとつもないの?
当主の屋敷なのに!?
「お兄様、薪は物資の中にあるはず取りに行きますよ。
アルフレッド、貴方も来るのです。
父たちの命をー、助けるのですー!」
プリムローズが言うと、皆を引き連れた。
医師が診てる間に、部屋を暖かくし食事の支度をした。
ミルク粥とリンゴをすりおろしたのを用意する。
「皆さん、鼻と口元を清潔な布で隠すのです。
病気にならないように防ぎます」
病人が汗をかいてるので、着替えとベッドシーツの替えを準備した。
あまりの手際のよさにボー然として周りの者は立ちすくんでいたとしたが、プリムローズの怒り声で動きだす。
病人たちに、無理に食べさせて薬を飲ます。
薬が効いたのか、苦し気だがどうやら眠りについてくれた。
それから私は、移動し居間の暖炉に火をつけてお茶の準備を始めた。
皆が居間に集まり、医師の話を聞くことになった。
「もう少し遅ければ、危なかったでしょう。
プリムローズ嬢、的確な指示に感謝します。
今日何事をなく、熱が引けば大丈夫ですよ!」
病人たちの部屋には、もう1人の医師と元王妃と祖父母が側で見守っていた。
疲れた私は、物資からクッキーを出す。
また直ぐに、持って来ればいいわ。
「皆さん、有り難うございます。
私たちだけでは、きっと……。
今頃は…。うっ、…」
元第1王子が目に涙を浮かべ、弟ルイの手を握りながら話してきた。
「気にしないで下さい。
アルフレッド様とルイ様。
間に合ってよかったですね。
あなた方も、お疲れでしょう?
ゆっくり休んで下さい」
兄ブライアンが、皆に優しく声をかけた。
「お姉様、さっきは怒鳴って悪かったわ。
お詫びに、お兄様と私でシチューでも作るわね。
部屋で休むか、ここでこれでも食べてください。
お兄様、行きましょう」
この後、大量のシチューとパンで昼と夜を兼ねた食事を作った。
薪の節約のために、私たちは居間の暖炉でシチューを作り温める。
そしてそこで、食事をとることにした。
祖父母も、落ち着きを取り戻している様子。
「プリムローズ、お前がしっかり者で助かった。
儂からも、礼を言うぞ」
祖父は、ちょっと照れながら話してきた。
自分の息子が死にかけてたのだ。
取り乱しても仕方ない。
私ってこんな状況なのに冷静で薄情者かしらと、自分でも思ってしまったわ。
元近衛隊長は、医師を連れに隣の領地まで探しに行っていた。
深夜医師を連れてきたが、居るはずのない私たちを見て驚く。
翌朝からその医師と祖父の連れて方々で、領地の患者を診て貰うことにする。
結局私たちは宿に帰らず、荷馬車の人たちだけを王都へ返すことにした。
今日が峠と医師に言われれば、彼らから離れることが到底出来ない。
まだ危険な状態だが、今は命の火が消えなくて良かったと彼女は家族から離れて外を出る。
凍るような空気はため息を吐けば息が白く、上を見上げると冴ゆる星が光り輝いて宝石のようだと感じた。
今晩は眠れそうもないと、振り返り屋敷の灯りを見てそう思う。
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