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第4章 未来への道
第13話 癖字の犯人は?
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興奮しすぎた彼女は、少し本当にちょっとだけ言い過ぎた自分の態度を反省する。
たが、正義感強い彼女は犯人をキチンと躾たかった。
「申し訳ございません。
少しだけ言いすぎました。
ですが、癖のある方でわかる人物に注意した方がいいですわ。
その人の今後の為にもなります。ちなみにこれを書いたのは、どこの部署の誰ですの?」
プリムローズは見せつけるように、癖字で書いた紙を勢いよく叩きまくっていた。
その姿を皆は見て、あーっ紙が破れるかもとドキドキ心配して見ていた。
「えっ、それは…。
陛下からなので…。
ですが…。年に数回しか、きませんので…」
静まった部屋に、小さな声が微かに聞こえた。
「へっ、陛下?!
陛下って、この国の王様ですの?
国の1番上のお方が、数字もまともに書けないのですか?!」
あまりの衝撃的な真実に彼女は、倒れるように椅子に座り込んでしまった。
「クラレンス嬢、陛下に数字の書き方を誰がお教えできると思いますか?
まず無理でしょう?!」
コリーニ伯爵令息が諦め顔をし、首を振りながらプリムローズに話しかけてくる。
下に向けた顔を勢いよくあげ、コリーニ伯爵令息向けて眼光鋭い目付きをした。
「いえダメです!
王であるからこそ、しっかりしてくれなくては!
これでは、下に示しがつきません。
私は正しに参りますわ。
陛下に謁見の許可を願いでます!」
彼女の正義感あふれる姿は、まさしく王者の風格が漂っていた。
シャレット担当は、そのような返事が返ってくるとは予想もつかなかった。
他の文官たちが遠くから、担当のシャレットの大慌て振りに同情していた。
一応はプリムローズとコリーニ伯爵令息の計算が、早くて何時もよりは進んだようで内心はホッとしている。
そんな事で言い争っていたら、いつの間にかお昼休みになってしまった。
ここは文官たちが、お昼をとる食堂である。
大勢働いているので、皆が時間をずらして食べているのであった。
「クラレンス嬢は、お昼を何になさいしますか?」
コリーニ伯爵令息は、どうも私と一緒に食べるつもりでいるみたいですわね。
「さぁ?何がいいのかしらね?
お薦めを聞いてそれにしますわ」
見ているとかなりの量だった、やはり男性はたくさんお食べになるのねとプリムローズは悩んだ。
「あの~。何が人気ですか?
出来たら量を少なめにしてくれますか?」
プリムローズが首をちょぴり傾げて、可愛く頼むと食堂のおばちゃんが勘違いをする。
「お嬢ちゃん、良い子だ!
お父様に会いに来たんだね。
シチューが美味しいよ。
量少ない分、プリンつけるね!
おばちゃん、特別にオマケしちゃう!」
片目をつむり笑う、厨房の主のような態度のおばちゃん。
反論するのが面倒なので笑って頷いていたら、後ろで吹き出すような笑い声がした。
『おのれ~、コリーニ!』
やっと席に着いて、食べ始めた2人。
おとなしく食べていたら、なにやら周辺がサワついている。
「プリムローズ嬢!
大丈夫でしたか、研修は?」
ブロイ宰相が、私に近づき話をしてくる。
プリンを食べながら、ジーっと考えてブロイ宰相を見つめていた。
「あっ、こんにちは!
ブロイ宰相!
え~と、お願いがあります。
王様の書く数字ですが、癖がありすぎて困っております。
こちらを参考にして下さい。お茶の休憩時間にでも、練習して直して下さいませね。
はい、これです!」
元気よく渡されて、ブロイ宰相はつい紙を受け取ってしまった。
「えっ!陛下の数字って、わかりづらいのですか?!」
ブロイ宰相の質問に、思いっきり同時に何度も縦に首を振る2人である。
その様子を見て、ブロイもまた釣られて同じく頷くのであった。
コリーニ伯爵令息は、プリムローズの物怖じをしない態度に目を大きくした。
公爵令嬢だけあって、恐れ知らずだなぁ。
まだ、幼いから出来るのか?!
責任を押し付けられた宰相に、彼はどう陛下に数字を練習させるのか。
興味を持つのである。
出来たらその現場を拝見したいと…。
これからの研修が楽しくなると、ワクワクするガスパールがプリムローズを期待して眺めていた。
何せ、彼はあの母親の息子なのだから。
たが、正義感強い彼女は犯人をキチンと躾たかった。
「申し訳ございません。
少しだけ言いすぎました。
ですが、癖のある方でわかる人物に注意した方がいいですわ。
その人の今後の為にもなります。ちなみにこれを書いたのは、どこの部署の誰ですの?」
プリムローズは見せつけるように、癖字で書いた紙を勢いよく叩きまくっていた。
その姿を皆は見て、あーっ紙が破れるかもとドキドキ心配して見ていた。
「えっ、それは…。
陛下からなので…。
ですが…。年に数回しか、きませんので…」
静まった部屋に、小さな声が微かに聞こえた。
「へっ、陛下?!
陛下って、この国の王様ですの?
国の1番上のお方が、数字もまともに書けないのですか?!」
あまりの衝撃的な真実に彼女は、倒れるように椅子に座り込んでしまった。
「クラレンス嬢、陛下に数字の書き方を誰がお教えできると思いますか?
まず無理でしょう?!」
コリーニ伯爵令息が諦め顔をし、首を振りながらプリムローズに話しかけてくる。
下に向けた顔を勢いよくあげ、コリーニ伯爵令息向けて眼光鋭い目付きをした。
「いえダメです!
王であるからこそ、しっかりしてくれなくては!
これでは、下に示しがつきません。
私は正しに参りますわ。
陛下に謁見の許可を願いでます!」
彼女の正義感あふれる姿は、まさしく王者の風格が漂っていた。
シャレット担当は、そのような返事が返ってくるとは予想もつかなかった。
他の文官たちが遠くから、担当のシャレットの大慌て振りに同情していた。
一応はプリムローズとコリーニ伯爵令息の計算が、早くて何時もよりは進んだようで内心はホッとしている。
そんな事で言い争っていたら、いつの間にかお昼休みになってしまった。
ここは文官たちが、お昼をとる食堂である。
大勢働いているので、皆が時間をずらして食べているのであった。
「クラレンス嬢は、お昼を何になさいしますか?」
コリーニ伯爵令息は、どうも私と一緒に食べるつもりでいるみたいですわね。
「さぁ?何がいいのかしらね?
お薦めを聞いてそれにしますわ」
見ているとかなりの量だった、やはり男性はたくさんお食べになるのねとプリムローズは悩んだ。
「あの~。何が人気ですか?
出来たら量を少なめにしてくれますか?」
プリムローズが首をちょぴり傾げて、可愛く頼むと食堂のおばちゃんが勘違いをする。
「お嬢ちゃん、良い子だ!
お父様に会いに来たんだね。
シチューが美味しいよ。
量少ない分、プリンつけるね!
おばちゃん、特別にオマケしちゃう!」
片目をつむり笑う、厨房の主のような態度のおばちゃん。
反論するのが面倒なので笑って頷いていたら、後ろで吹き出すような笑い声がした。
『おのれ~、コリーニ!』
やっと席に着いて、食べ始めた2人。
おとなしく食べていたら、なにやら周辺がサワついている。
「プリムローズ嬢!
大丈夫でしたか、研修は?」
ブロイ宰相が、私に近づき話をしてくる。
プリンを食べながら、ジーっと考えてブロイ宰相を見つめていた。
「あっ、こんにちは!
ブロイ宰相!
え~と、お願いがあります。
王様の書く数字ですが、癖がありすぎて困っております。
こちらを参考にして下さい。お茶の休憩時間にでも、練習して直して下さいませね。
はい、これです!」
元気よく渡されて、ブロイ宰相はつい紙を受け取ってしまった。
「えっ!陛下の数字って、わかりづらいのですか?!」
ブロイ宰相の質問に、思いっきり同時に何度も縦に首を振る2人である。
その様子を見て、ブロイもまた釣られて同じく頷くのであった。
コリーニ伯爵令息は、プリムローズの物怖じをしない態度に目を大きくした。
公爵令嬢だけあって、恐れ知らずだなぁ。
まだ、幼いから出来るのか?!
責任を押し付けられた宰相に、彼はどう陛下に数字を練習させるのか。
興味を持つのである。
出来たらその現場を拝見したいと…。
これからの研修が楽しくなると、ワクワクするガスパールがプリムローズを期待して眺めていた。
何せ、彼はあの母親の息子なのだから。
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