85 / 142
第4章 光と闇が混ざる時
第25話 世乱れて忠臣を識る
しおりを挟む
ヘイズ王への謁見は、明日の午後にお茶会の形で行われることになった。
今回の事件で、展開が早まると思ったらしい。
手紙でやり取りするよりは会って話したほうが、互いに意見交換ができると判断しのだろう。
スクード公爵夫妻に、私とハーヴモーネ侯爵夫妻が呼ばれる。
女性を混ぜておけば、敵の目を欺けるようだと考えたみたい。
「お嬢様、危険ではありませんか?
オスモ様やルシアン殿下のように、お嬢様が狙われるかもしれません」
メリーはドレスを着せながら、プリムローズを心配そうに見ていた。
「心配しなくて平気よ。
彼方は拉致して、見事に失敗したのよ。
それに人質がいて、手を出しにくいはずよ」
毒女サンドラが、手元にいる限りはね。
「気を付けて下さいませ。
こんな物騒な留学なるとは、私は思いもしませんでした」
メリーの話には同意する。
こんなに周りがキナ臭り、私だって想像出来なかった。
「留守の間、エリアスをお願いね。
彼だけは、絶対に敵に捕まってはならない」
「ギル師匠とウィリアム様が見張っています。
ウィリアム様は見識が広く、エリアスは彼のお話を聞くのに夢中ですわ」
ウィル親方なら勉強も教えてくれて、護衛にもなるから助かる。
馬車に乗り込むと、3人は王宮へ向かう。
ご嫡男オスモ様は、まだ顔に傷が残っているので留守になってしまった。
あの顔では御前には出れまい、不敬にあたり無理よね。
本人には、浮気の反省の色はない。
誤解だと言い逃れをしているが、私は直に聞い声色だとその気になっていたと思う。
王宮に到着したが、いつも出迎えるはずの侍従長ではない方が出迎えてくれた。
「スクード公爵様、公爵夫人。
それに、クラレンス公爵令嬢。
陛下の元へご案内致しますので、こちらへどうぞ」
大人しく、その者の後へついて歩き出す。
途中で出会う女官やその他の者たちは、緊張しているのか強張っている様に感じた。
『何か侍従長にあったのかしら?』
プリムローズは、姿が見えない侍従長をヘイズ王は処分したのかと考え始める。
部屋に入ると祖父であるハーヴモーネ侯爵が、ヘイズ王の前にドカンと座っていた。
態度から知らない人なら、祖父グレゴリーを陛下と見間違うと孫娘は思った。
「よう参ったな。
余らには、挨拶は無用だ」
ヘイズ王はソファーを指し示すと、スクード公爵から拉致事件の話を詳しく伺ってくる。
「余が、心が弱いばかりに迷惑をかけた。
スクードよ、すまぬ!
もう1つ、謝らなくてはならないことがある」
「陛下、謝罪してはなりません。
臣下たるもの、当たり前でございます。
迂闊に、その様な態度はしてはなりませぬ」
スクード公爵オレフは、忠臣として主君を諌めたのであった。
「【世乱れて忠臣を識る】ですな。
ヘイズ王よ!
世が混乱した時にこそ、真の忠義の臣が誰かとわかることになる」
祖父グレゴリーは相変わらず偉そうに、他国の王様に説教しだす。
ヘイズで侯爵の地位があるから、とりあえずは臣下になるのか。
プリムローズが感じたことを、ポロッと口に出してしまった。
「陛下、発言しても宜しいですか?」
礼儀正しくお伺いを立てて、彼女はヘイズ王に質問を繰り出した。
「疑問があります。
今回の誘拐事件はー。
サンドラ・ヴェントの単独犯行ではないでしょうか?
余りにもお粗末すぎます」
「うむっ、プリムローズ嬢は気づいたようじゃな。
サンドラは、まだソナタらには話していないようだな。
王家の力を使い、ヴェントを見張らせておった。
公爵の息子を拐かしたのは、どうもサンドラだった」
「なんと、侯爵令嬢が!
令嬢が、独りで考えてしたと言うのか」
「はぁ~、サンドラは修道院に入る前にオスモ様と関係を結びたかったのでしょう!?」
「かん、関係って!
その男女の…、ことですの?」
関係を無理矢理持たされそうになった母であるニーナは、扇で顔を隠して頬を赤らめた。
「なんじゃ、儂らの考えすぎだったのか?
捨て身のハニートラップをしただけか、昔お前も儂にしてくれたやつじゃな。わーははは」
「嫌ですわ、旦那様。
妾は、トラップではなく本気でしたわ」
お祖父様もお祖母様も、人前でも仲の良いこと。
「陛下、私も発言をお許し下さいませ。
お茶にへんな物を混入した事件は、解決したのですか?
問い詰めて咎めたり処罰したのでしょうか?」
同じ女性である二人は、王妃様や側室の方々を気にしていた。
スクード公爵夫人ニーナは、堪らずに王に対してお声がけする。
「何故、飲ませてしまったのか。
聞き出して正々堂々と詫びるか、シラを切り否定するか。
余は、彼に問い質したいと思った。
しかし、あれは何も話さず。
ただ、自分が悪いしか言わぬのだ。
何かを隠しているか、誰かを庇っているように見える」
彼は苦い表情して、お茶を飲むために口元にカップを近づけた。
「ワハハハ、やっと自ら動きましたな。
貴方様は、先王に似ておられる。
あの御仁も、ほんに慎重というか臆病であられたのう」
祖父グレゴリーが、何やら含みのある言い方をしてきた。
一国の専制君主には、不敬な物言いだ。
グレゴリーにしか許されないだろう。
プリムローズは孫ながらも、その不思議な魅力に毎回驚くのである。
「スクードよ!
その前に余は…、ここに居る皆に謝罪しなくてはならない。
全ては、心弱さが引き起こした」
ヘイズ王は、苦悩を表情に表していた。
君主たるものは、いつも堂々として弱味を見せてはならない。
この王はその仮面を、今は完全に取り外している。
彼女は、エテルネルの自国の王族たちの顔を思い浮かべた。
彼らも、その仮面をうまく使いこなしていない。
それでも、それなりに王族として尊敬出来る人物たちだと思っている。
「子が出来なくなるお茶は、余が飲むために内密に用意した物だったのだ」
ヘイズ王から発せられた声が、遥か遠くから聞こえる。
そんな変な感覚になっていた。
今回の事件で、展開が早まると思ったらしい。
手紙でやり取りするよりは会って話したほうが、互いに意見交換ができると判断しのだろう。
スクード公爵夫妻に、私とハーヴモーネ侯爵夫妻が呼ばれる。
女性を混ぜておけば、敵の目を欺けるようだと考えたみたい。
「お嬢様、危険ではありませんか?
オスモ様やルシアン殿下のように、お嬢様が狙われるかもしれません」
メリーはドレスを着せながら、プリムローズを心配そうに見ていた。
「心配しなくて平気よ。
彼方は拉致して、見事に失敗したのよ。
それに人質がいて、手を出しにくいはずよ」
毒女サンドラが、手元にいる限りはね。
「気を付けて下さいませ。
こんな物騒な留学なるとは、私は思いもしませんでした」
メリーの話には同意する。
こんなに周りがキナ臭り、私だって想像出来なかった。
「留守の間、エリアスをお願いね。
彼だけは、絶対に敵に捕まってはならない」
「ギル師匠とウィリアム様が見張っています。
ウィリアム様は見識が広く、エリアスは彼のお話を聞くのに夢中ですわ」
ウィル親方なら勉強も教えてくれて、護衛にもなるから助かる。
馬車に乗り込むと、3人は王宮へ向かう。
ご嫡男オスモ様は、まだ顔に傷が残っているので留守になってしまった。
あの顔では御前には出れまい、不敬にあたり無理よね。
本人には、浮気の反省の色はない。
誤解だと言い逃れをしているが、私は直に聞い声色だとその気になっていたと思う。
王宮に到着したが、いつも出迎えるはずの侍従長ではない方が出迎えてくれた。
「スクード公爵様、公爵夫人。
それに、クラレンス公爵令嬢。
陛下の元へご案内致しますので、こちらへどうぞ」
大人しく、その者の後へついて歩き出す。
途中で出会う女官やその他の者たちは、緊張しているのか強張っている様に感じた。
『何か侍従長にあったのかしら?』
プリムローズは、姿が見えない侍従長をヘイズ王は処分したのかと考え始める。
部屋に入ると祖父であるハーヴモーネ侯爵が、ヘイズ王の前にドカンと座っていた。
態度から知らない人なら、祖父グレゴリーを陛下と見間違うと孫娘は思った。
「よう参ったな。
余らには、挨拶は無用だ」
ヘイズ王はソファーを指し示すと、スクード公爵から拉致事件の話を詳しく伺ってくる。
「余が、心が弱いばかりに迷惑をかけた。
スクードよ、すまぬ!
もう1つ、謝らなくてはならないことがある」
「陛下、謝罪してはなりません。
臣下たるもの、当たり前でございます。
迂闊に、その様な態度はしてはなりませぬ」
スクード公爵オレフは、忠臣として主君を諌めたのであった。
「【世乱れて忠臣を識る】ですな。
ヘイズ王よ!
世が混乱した時にこそ、真の忠義の臣が誰かとわかることになる」
祖父グレゴリーは相変わらず偉そうに、他国の王様に説教しだす。
ヘイズで侯爵の地位があるから、とりあえずは臣下になるのか。
プリムローズが感じたことを、ポロッと口に出してしまった。
「陛下、発言しても宜しいですか?」
礼儀正しくお伺いを立てて、彼女はヘイズ王に質問を繰り出した。
「疑問があります。
今回の誘拐事件はー。
サンドラ・ヴェントの単独犯行ではないでしょうか?
余りにもお粗末すぎます」
「うむっ、プリムローズ嬢は気づいたようじゃな。
サンドラは、まだソナタらには話していないようだな。
王家の力を使い、ヴェントを見張らせておった。
公爵の息子を拐かしたのは、どうもサンドラだった」
「なんと、侯爵令嬢が!
令嬢が、独りで考えてしたと言うのか」
「はぁ~、サンドラは修道院に入る前にオスモ様と関係を結びたかったのでしょう!?」
「かん、関係って!
その男女の…、ことですの?」
関係を無理矢理持たされそうになった母であるニーナは、扇で顔を隠して頬を赤らめた。
「なんじゃ、儂らの考えすぎだったのか?
捨て身のハニートラップをしただけか、昔お前も儂にしてくれたやつじゃな。わーははは」
「嫌ですわ、旦那様。
妾は、トラップではなく本気でしたわ」
お祖父様もお祖母様も、人前でも仲の良いこと。
「陛下、私も発言をお許し下さいませ。
お茶にへんな物を混入した事件は、解決したのですか?
問い詰めて咎めたり処罰したのでしょうか?」
同じ女性である二人は、王妃様や側室の方々を気にしていた。
スクード公爵夫人ニーナは、堪らずに王に対してお声がけする。
「何故、飲ませてしまったのか。
聞き出して正々堂々と詫びるか、シラを切り否定するか。
余は、彼に問い質したいと思った。
しかし、あれは何も話さず。
ただ、自分が悪いしか言わぬのだ。
何かを隠しているか、誰かを庇っているように見える」
彼は苦い表情して、お茶を飲むために口元にカップを近づけた。
「ワハハハ、やっと自ら動きましたな。
貴方様は、先王に似ておられる。
あの御仁も、ほんに慎重というか臆病であられたのう」
祖父グレゴリーが、何やら含みのある言い方をしてきた。
一国の専制君主には、不敬な物言いだ。
グレゴリーにしか許されないだろう。
プリムローズは孫ながらも、その不思議な魅力に毎回驚くのである。
「スクードよ!
その前に余は…、ここに居る皆に謝罪しなくてはならない。
全ては、心弱さが引き起こした」
ヘイズ王は、苦悩を表情に表していた。
君主たるものは、いつも堂々として弱味を見せてはならない。
この王はその仮面を、今は完全に取り外している。
彼女は、エテルネルの自国の王族たちの顔を思い浮かべた。
彼らも、その仮面をうまく使いこなしていない。
それでも、それなりに王族として尊敬出来る人物たちだと思っている。
「子が出来なくなるお茶は、余が飲むために内密に用意した物だったのだ」
ヘイズ王から発せられた声が、遥か遠くから聞こえる。
そんな変な感覚になっていた。
20
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
婚約破棄されたので、愛のない契約結婚を選んだはずでした
鍛高譚
恋愛
王太子の婚約者だった伯爵令嬢・カーテンリンゼ。
しかし、王太子エドワルドは突然の婚約破棄を言い渡し、彼女を冷たく突き放す。
――だが、それは彼女にとってむしろ好都合だった。
「婚約破棄? 結構なことですわ。むしろ自由を満喫できますわね!」
ところが、婚約破棄された途端、カーテンリンゼは別の求婚者たちに目をつけられてしまう。
身分を利用されるだけの結婚などごめんだと思っていた彼女の前に現れたのは、冷徹と噂される若き公爵・レオポルド。
「契約結婚だ。君の自由は保証しよう」
「まあ、それは理想的ですわね」
互いに“愛のない”結婚を選んだ二人だったが、次第に相手の本当の姿を知り、想いが変わっていく――。
一方、王太子エドワルドは、自分が捨てたはずのカーテンリンゼを取り戻そうと動き出し……!?
【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます
宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
断罪される前に市井で暮らそうとした悪役令嬢は幸せに酔いしれる
葉柚
恋愛
侯爵令嬢であるアマリアは、男爵家の養女であるアンナライラに婚約者のユースフェリア王子を盗られそうになる。
アンナライラに呪いをかけたのはアマリアだと言いアマリアを追い詰める。
アマリアは断罪される前に市井に溶け込み侯爵令嬢ではなく一市民として生きようとする。
市井ではどこかの王子が呪いにより猫になってしまったという噂がまことしやかに流れており……。
【完結】悪役令嬢は婚約者を差し上げたい
三谷朱花
恋愛
アリス・デッセ侯爵令嬢と婚約者であるハース・マーヴィン侯爵令息の出会いは最悪だった。
そして、学園の食堂で、アリスは、「ハース様を解放して欲しい」というメルル・アーディン侯爵令嬢の言葉に、頷こうとした。
【完結】名前もない悪役令嬢の従姉妹は、愛されエキストラでした
犬野きらり
恋愛
アーシャ・ドミルトンは、引越してきた屋敷の中で、初めて紹介された従姉妹の言動に思わず呟く『悪役令嬢みたい』と。
思い出したこの世界は、最終回まで私自身がアシスタントの1人として仕事をしていた漫画だった。自分自身の名前には全く覚えが無い。でも悪役令嬢の周りの人間は消えていく…はず。日に日に忘れる記憶を暗記して、物語のストーリー通りに進むのかと思いきや何故かちょこちょこと私、運良く!?偶然!?現場に居合わす。
何故、私いるのかしら?従姉妹ってだけなんだけど!悪役令嬢の取り巻きには絶対になりません。出来れば関わりたくはないけど、未来を知っているとついつい手を出して、余計なお喋りもしてしまう。気づけば私の周りは、主要キャラばかりになっているかも。何か変?は、私が変えてしまったストーリーだけど…
婚約破棄の代償
nanahi
恋愛
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる