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第4章 騎士道を学べ
第32話 石の上にも三年
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ここヘイズ国王都ヴァロは、バザールの大掛かりな準備がされていた。
土曜日から月曜日の3日間は、国中から観光客がこれを目当てに訪れる。
誰もが参加できて、気取った感じがない。
とくに、平民が浮かれていた。
多少の羽目を外しても、特別に許される催しのひとつだ。
バザールの日が近づくと、セント・ジョンの学生たちも授業に集中できないくらいだ。
そんな中、浮かれていられない令嬢が一人だけおりました。
荒波の海を越え、はるばる大陸からやって来た留学生。
プリムローズ・ド・クラレンス公爵令嬢。
見た目だけは、お人形の様に整った顔を持つ美少女。
ちょっとでも微笑めば、周辺に薔薇の花が舞い落ちる。
人によっては、天使の羽が背後に幻覚が見えたとか。
容姿だけで騙された者は、絶賛されて語られている。
逆に、彼女の標的になった被害者たちは悪魔の化身だと呼ばれた。
これが世に広まらないのは、彼女の耳に入ったらどうなるかを恐れたからだ。
今回の彼女は、天使と悪魔のどちらになるのだろうか。
制服の上からエプロンをつけ、目を凝らして慎重に分量を計る。
捏ねた生地から一部を切り離し、ニルスから受け取った薬の粉末を振りかけて全体に混ぜていた。
「そーれ、それそれ。
お腹を壊して寝込むまで、ピィーピィーになりますように!」
小声で囁く掛け声は、不気味な呪文のようだった。
離れていた調理人たちには、可憐な令嬢が生地を作り上げているしか見えない。
気になり眺めていた責任者が、新人にあの子が困っていないかを訊ねてこいと命じる。
「俺がですか?」
「そうだ、お前だ!
ここでは、まだ新人なんだ。
文句を言わずに、素直に従え」
「……、分かりました」
なんでも自分に頼むことに、彼は最近イラついて爆発寸前だった。
「寮の厨房は釜が狭いからって、ここで菓子作りを許可したのは誰だよ」
生地を伸ばすプリムローズに、背後から不機嫌な声で話しかける。
「お嬢さん。
困っている事はありませんか?!」
本心からの気遣いではなく、建前で言っているのは声色で分かりやすい。
ハートの金型を右手にして、ひとつに括った輝くプラチナブロンドを輝かし振り返った。
「よいタイミングで、お声がけしてくれました。
優しいお兄様、鉄板を釜に入れてくれませんか!?」
可愛らしさに満ちた声と、愛らしい顔立ちに息が一瞬止まる。
頼まれた指示を理解し、令嬢の背後には均等に並べられた数枚の鉄板があった。
「こんなに重いとは、恥ずかしながら思いませんでした。
お願いできますか?」
『コイツ、同じ人間かよ。
可愛すぎるじゃないか。
やはり、頼み方でひとつで違うよな』
モジモジして申し訳なさそうに頼んできたプリムローズに、不機嫌だった男は自然に鼻の下が伸びた。
田舎の妹と同年代で変な気持ちにはならないが、もう少し上ならお付き合いしたいと思う。
「い、いいぜ!
折れそうな細腕なら、重くて持てないよな」
「そうなんです。
落としそうだったので、お兄様が来てくれて助かります」
片手で軽く持ち上げられるのに、か弱そうな振りをする。
片手で軽々と持ち上げて、熱々の釜に鉄板をスーっと慣れた手つきで入れ終えた。
「お兄様、ありがとうございます。
新人は小言を言われますけど、【石の上にも三年】と言う言葉もございます。
負けないで下さい」
「石の上?
意味分からんが、俺はこうして石製の床に立っているぞ!
3年とは言わずに、もう18年以上だ」
この言葉は初耳だったようだ。
プリムローズは咳払いをしてから、彼に解釈を教えてあげた。
「どんなに辛い状況でも、辛抱強く努力を続ければ。
必ず成功する、という意味のことわざです」
「それと、石の上って関係があるのか。
お嬢さん、俺は頭悪いからさ」
噛み砕かないと理解が難しい。
彼の矜持を失わない程度に、プリムローズは自分も最近習った言葉だと嘘をついた。
「冷たい石の上でも三年座り続ければ温まるように。
最初はうまくいかなくても、長く努力を続ければ成果が出るという教えを表しています」
厨房は広さがあるが、あんなデカい声では聞こえてしまったんだな。
年下に励まされるのは、ちょっと気恥ずかしくなるのだった。
「どんなに辛くても、最低3年は頑張ってみろって意味か。
俺が怒鳴られていたのを見て、お嬢さんは慰めているんだな」
偉そうにまた違う人へ指示出しする様子に、視線だけを動かして瞳の中に感情が表れていた。
「もしあれが毎日なら、普通にやる気なくなっちゃうじゃない。
愛情の裏返しかもしれないから、ムカつくけど頑張って欲しくて言ったのです」
「根性あるかを、今は試されているかもな。
お嬢さん、ごめんな。
態度悪く、話しかけちゃってさ」
「いいえ、助かりました」
楽しげに話していたら、話題にされていた人からのお声がかかった。
「おーい、いつまでそっちに居るんだ。
まだ作業が残っているんだ。
早く、こっちに戻って来い!」
自分の無駄口が彼に迷惑をかけてしまったと、プリムローズが厨房の責任者に謝罪した。
「すみませーん!
私がいけないのです。
いろいろと質問してしまって、引き留めてしまいました」
「そうでしたか。
そうなら、そうと言ってくれ」
プリムローズからの謝罪から、強気だった態度から気まずそうになった。
勘違いをしていたのを知っても、素直になれず虚勢張って腕を組んでいる。
「……、戻りまーす!」
「私が余計なことを言って、雰囲気をかえって悪くなってしまったみたいですね」
「お嬢さんの励ましは嬉しかったが、【石の上にも3年】はかなり長そうだな。
焼き上がったら鉄板を出すから、俺に知らせてくれ!」
「はい、お願いします。
その時は、責任者に文句を言わせませんわ」
「ハハハ、アイツのへこんだ顔を見られて愉快だったぜ。
お嬢さんは見かけと違って、意外に気が強いよな。
じゃあ、また!」
来た時にはなかった笑みを浮かべて、後ろ姿は機嫌良さげに仕事に戻って行く。
自分の教えた言葉で、彼の心に火がついてー。
いつか、厨房の責任者を越えてくれたらと思って見送っていた。
土曜日から月曜日の3日間は、国中から観光客がこれを目当てに訪れる。
誰もが参加できて、気取った感じがない。
とくに、平民が浮かれていた。
多少の羽目を外しても、特別に許される催しのひとつだ。
バザールの日が近づくと、セント・ジョンの学生たちも授業に集中できないくらいだ。
そんな中、浮かれていられない令嬢が一人だけおりました。
荒波の海を越え、はるばる大陸からやって来た留学生。
プリムローズ・ド・クラレンス公爵令嬢。
見た目だけは、お人形の様に整った顔を持つ美少女。
ちょっとでも微笑めば、周辺に薔薇の花が舞い落ちる。
人によっては、天使の羽が背後に幻覚が見えたとか。
容姿だけで騙された者は、絶賛されて語られている。
逆に、彼女の標的になった被害者たちは悪魔の化身だと呼ばれた。
これが世に広まらないのは、彼女の耳に入ったらどうなるかを恐れたからだ。
今回の彼女は、天使と悪魔のどちらになるのだろうか。
制服の上からエプロンをつけ、目を凝らして慎重に分量を計る。
捏ねた生地から一部を切り離し、ニルスから受け取った薬の粉末を振りかけて全体に混ぜていた。
「そーれ、それそれ。
お腹を壊して寝込むまで、ピィーピィーになりますように!」
小声で囁く掛け声は、不気味な呪文のようだった。
離れていた調理人たちには、可憐な令嬢が生地を作り上げているしか見えない。
気になり眺めていた責任者が、新人にあの子が困っていないかを訊ねてこいと命じる。
「俺がですか?」
「そうだ、お前だ!
ここでは、まだ新人なんだ。
文句を言わずに、素直に従え」
「……、分かりました」
なんでも自分に頼むことに、彼は最近イラついて爆発寸前だった。
「寮の厨房は釜が狭いからって、ここで菓子作りを許可したのは誰だよ」
生地を伸ばすプリムローズに、背後から不機嫌な声で話しかける。
「お嬢さん。
困っている事はありませんか?!」
本心からの気遣いではなく、建前で言っているのは声色で分かりやすい。
ハートの金型を右手にして、ひとつに括った輝くプラチナブロンドを輝かし振り返った。
「よいタイミングで、お声がけしてくれました。
優しいお兄様、鉄板を釜に入れてくれませんか!?」
可愛らしさに満ちた声と、愛らしい顔立ちに息が一瞬止まる。
頼まれた指示を理解し、令嬢の背後には均等に並べられた数枚の鉄板があった。
「こんなに重いとは、恥ずかしながら思いませんでした。
お願いできますか?」
『コイツ、同じ人間かよ。
可愛すぎるじゃないか。
やはり、頼み方でひとつで違うよな』
モジモジして申し訳なさそうに頼んできたプリムローズに、不機嫌だった男は自然に鼻の下が伸びた。
田舎の妹と同年代で変な気持ちにはならないが、もう少し上ならお付き合いしたいと思う。
「い、いいぜ!
折れそうな細腕なら、重くて持てないよな」
「そうなんです。
落としそうだったので、お兄様が来てくれて助かります」
片手で軽く持ち上げられるのに、か弱そうな振りをする。
片手で軽々と持ち上げて、熱々の釜に鉄板をスーっと慣れた手つきで入れ終えた。
「お兄様、ありがとうございます。
新人は小言を言われますけど、【石の上にも三年】と言う言葉もございます。
負けないで下さい」
「石の上?
意味分からんが、俺はこうして石製の床に立っているぞ!
3年とは言わずに、もう18年以上だ」
この言葉は初耳だったようだ。
プリムローズは咳払いをしてから、彼に解釈を教えてあげた。
「どんなに辛い状況でも、辛抱強く努力を続ければ。
必ず成功する、という意味のことわざです」
「それと、石の上って関係があるのか。
お嬢さん、俺は頭悪いからさ」
噛み砕かないと理解が難しい。
彼の矜持を失わない程度に、プリムローズは自分も最近習った言葉だと嘘をついた。
「冷たい石の上でも三年座り続ければ温まるように。
最初はうまくいかなくても、長く努力を続ければ成果が出るという教えを表しています」
厨房は広さがあるが、あんなデカい声では聞こえてしまったんだな。
年下に励まされるのは、ちょっと気恥ずかしくなるのだった。
「どんなに辛くても、最低3年は頑張ってみろって意味か。
俺が怒鳴られていたのを見て、お嬢さんは慰めているんだな」
偉そうにまた違う人へ指示出しする様子に、視線だけを動かして瞳の中に感情が表れていた。
「もしあれが毎日なら、普通にやる気なくなっちゃうじゃない。
愛情の裏返しかもしれないから、ムカつくけど頑張って欲しくて言ったのです」
「根性あるかを、今は試されているかもな。
お嬢さん、ごめんな。
態度悪く、話しかけちゃってさ」
「いいえ、助かりました」
楽しげに話していたら、話題にされていた人からのお声がかかった。
「おーい、いつまでそっちに居るんだ。
まだ作業が残っているんだ。
早く、こっちに戻って来い!」
自分の無駄口が彼に迷惑をかけてしまったと、プリムローズが厨房の責任者に謝罪した。
「すみませーん!
私がいけないのです。
いろいろと質問してしまって、引き留めてしまいました」
「そうでしたか。
そうなら、そうと言ってくれ」
プリムローズからの謝罪から、強気だった態度から気まずそうになった。
勘違いをしていたのを知っても、素直になれず虚勢張って腕を組んでいる。
「……、戻りまーす!」
「私が余計なことを言って、雰囲気をかえって悪くなってしまったみたいですね」
「お嬢さんの励ましは嬉しかったが、【石の上にも3年】はかなり長そうだな。
焼き上がったら鉄板を出すから、俺に知らせてくれ!」
「はい、お願いします。
その時は、責任者に文句を言わせませんわ」
「ハハハ、アイツのへこんだ顔を見られて愉快だったぜ。
お嬢さんは見かけと違って、意外に気が強いよな。
じゃあ、また!」
来た時にはなかった笑みを浮かべて、後ろ姿は機嫌良さげに仕事に戻って行く。
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