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タケノコご飯

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       第一話

ようこそ、クソッたれな裏世界へ。2

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『フゥッ...!ガルルル...!』

(...マズい。)
ヤツはバグといえど立派なプログラムだ。
余程のことがない限り、自分の最も近くにいる標的ターゲットを狙う。
ー ズシュッ! ー
ヤツの爪が根元から伸び戦闘態勢モードに入る。
ターゲットは恐らくーーー

『グァアアアアアアアアッ!!』

ヤツは猛スピードで彼女に襲いかかっていった。
彼女は立とうとするが、足に力が入らずガクッと態勢を崩してしまう。
「お、おい!!」

クソッ早く起きろ!

さっきまでの強がりはどうした!?

ど、どうして俺の方を見る!?

どうして先に行けって促すんだよ!?


ああーーーー、





「ああ、クソッ!!」





俺は彼女の肩を掴んで思い切り右に突飛ばした。
少々手荒いが勘弁してくれ。
そしてその場を離れようとしたのだが、

ズドン!

「ーーぐッ!?」
バグの鋭い爪が俺の右腕に突き刺さった。
バグに正面からの体当たりを食らい、俺の身体は後ろに弾き飛ばされる。
が、
化け物は尚も突き立てた爪を離さない。
そのままバグと共に宙を舞い、ジャングルの大木に叩きつけられる。

「ガハッ!?...ゲホッ...」

肺の中の空気を一気に押し出され、意識が朦朧としはじめた。

ギリ...

「!?、ぐぅッ!!」
失われそうになった意識はすぐに呼び戻された。
俺を大木に抑えつけたまま、ヤツは爪で腕の奥をギリギリと抉ってきたのだ。
(腕が...もげる...!)
ドロドロとしたモノが身体の中に入ってくるような妙な感覚に襲われた瞬間、
ドクン
一瞬、視界にノイズが走った。
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