10 / 14
天下統一までの道のり
しおりを挟む
シミュレーションゲームと言えばこれ「家康戦記~めざせ江戸幕府~」が有名ですよね。
面白いんだけど、ご贔屓の武将をそろえると満足しちゃって天下統一まではやらない事が多いこのゲーム。
俺こと平野 凡太(あだ名ヘイボン)は猛将より知将タイプが好きなので竹中半兵衛とか黒田官兵衛とかがお気に入りである。だってホラ、俺も知将タイプだし?感情移入しちゃうんだよね。
そんな訳で武将収集して遊んでいたところ例の酩酊感…キタ!軍師オレの快進撃が始まる予感!
俺は期待に胸を膨らませてその身をゲームに委ねたのだった。
パフォ~パフォ~
ほら貝の音が吹き荒れるなか旗指物を背に敵陣に突撃する俺。
湿地帯と言うこともあり足元のぬかるみを気にしながら前進を続ける、かなりキツイ。
その手に持つ槍は竹ざおよりはまし程度のもので心もとない事この上ないが、
どうやら俺の武器特性(武将によって刀、槍、弓、鉄砲等に設定されている)が槍だったようで
今はこれしか装備できなかったのだ。
と言うか俺はそもそも誰だったのかと言うと、「平居 凡太郎」と言う名前の武将で
こんな奴いたっけ?程度で恐らく数合わせで僻地においておいた武将だったのだろう。
覚えてないし…能力値的にもパッとしない数値しかなく、憧れの
「軍師曰く~」
なんてセリフも言えるようなポジションではなかったのだ。
後ろの方に馬に乗った竹中半兵衛がいて、軍配をしきりに振って指揮をしているが俺にはその声は届いていない、
それに比べて俺の隣では本多忠勝と言う猛将が蜻蛉切りという槍を持ち、敵を突き刺したり切り払ったりしている、彼のおかげで俺は生き残っていると言っても過言ではない。ありがとう忠勝殿!
やっぱり猛将あっての戦だよな!ほら俺って猛将タイプだし。
俺は忠勝殿と轡を並べて(歩兵だけど)敵陣へと突っ込んで行った。
面白いんだけど、ご贔屓の武将をそろえると満足しちゃって天下統一まではやらない事が多いこのゲーム。
俺こと平野 凡太(あだ名ヘイボン)は猛将より知将タイプが好きなので竹中半兵衛とか黒田官兵衛とかがお気に入りである。だってホラ、俺も知将タイプだし?感情移入しちゃうんだよね。
そんな訳で武将収集して遊んでいたところ例の酩酊感…キタ!軍師オレの快進撃が始まる予感!
俺は期待に胸を膨らませてその身をゲームに委ねたのだった。
パフォ~パフォ~
ほら貝の音が吹き荒れるなか旗指物を背に敵陣に突撃する俺。
湿地帯と言うこともあり足元のぬかるみを気にしながら前進を続ける、かなりキツイ。
その手に持つ槍は竹ざおよりはまし程度のもので心もとない事この上ないが、
どうやら俺の武器特性(武将によって刀、槍、弓、鉄砲等に設定されている)が槍だったようで
今はこれしか装備できなかったのだ。
と言うか俺はそもそも誰だったのかと言うと、「平居 凡太郎」と言う名前の武将で
こんな奴いたっけ?程度で恐らく数合わせで僻地においておいた武将だったのだろう。
覚えてないし…能力値的にもパッとしない数値しかなく、憧れの
「軍師曰く~」
なんてセリフも言えるようなポジションではなかったのだ。
後ろの方に馬に乗った竹中半兵衛がいて、軍配をしきりに振って指揮をしているが俺にはその声は届いていない、
それに比べて俺の隣では本多忠勝と言う猛将が蜻蛉切りという槍を持ち、敵を突き刺したり切り払ったりしている、彼のおかげで俺は生き残っていると言っても過言ではない。ありがとう忠勝殿!
やっぱり猛将あっての戦だよな!ほら俺って猛将タイプだし。
俺は忠勝殿と轡を並べて(歩兵だけど)敵陣へと突っ込んで行った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる