生徒会長なら生徒の言うこと何でも聞いてくれるよね?

コロンド

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第二部

ep17. 想定外の事態

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「はぁ……はぁ……」

意識が朦朧とする。
もう、全部終わったんだろうか?
全身の熱さ、だるさは消えないが、今はまゆりちゃんに体を触れられているような感覚はない。

「…………っスか? ……いちょー」

聞こえてくる声もどこか遠く聞こえ、まるで自分の体がどこか遠くにあるかのような不思議な感覚。
どこか心地よくて、このまま眠りについてしまってもいいとさえ思える。

「ンぁ……」

そんな時、股の辺りに何かが触れる感覚がした。

「な……に…………えっ」

ぼやけた視界が少しずつ鮮明になってゆき、自分の体に押し当てられているソレを認識した瞬間、一瞬で視界がクリアになる。

「ふふっ、胸だけ責めて終わり…………なんて、そんなわけないじゃないですか」

耳元で囁かれたその言葉に背筋がゾッと震える。

「あららー? かいちょーおねむっスか? だったら、ちょうどここにいい目覚まし時計があるんスよ。と、い う わ け で…………」

今度は急に、リスナー向けの声で語り始める。
マユリちゃんが手にしているソレは、明らかに目覚まし時計なんかじゃなくて――

「だ、だめッ――」
「はーい、目覚まし電マちゃん、スイッチオーンッ!」
「ン”ン”ン”ン”ン”ン”ッ!!?」

あまりにも強い刺激に、落ちかけていた意識が一気に覚醒する。

「ひぐぅうッ!? だめっ、それっ……い”あ”ぁ”あ”あ”あ”あ”ッ!!?」

まゆりちゃんは私のショーツに電動マッサージ機を押し付け続ける。
濡れ切ったショーツの上で振動し続けるソレは震えるたびにビチュビチュ……っと聞きたくない飛沫の音を上げ続ける。

人間の責めとは全く違う、優しさのかけらもない無機質な責めが断続的に続く。
体を拘束され、火照りきった私の体はその容赦ない責めを耐えきることなんてできなくて……

「――い”ぃ”い”い”い”ッ!?」

また……絶頂する。
押し当てられたマッサージ機から振動が全身に伝播するように体が強く痙攣する。

「おおっと、簡単にイっちゃったッスねー。まぁ防御力0の状態で1フレームごとに攻撃受け続けているようなもんっスからねぇ。……ふふっ、すっご、今のかいちょーの体、電マよりもビクビクしてるっスよ?」
「もうやめぇッ……本当に、壊れちゃう…………からぁああッ!」

絶頂してもなお、マユリちゃんは私のショーツにマッサージ機を押し当て続けて離さない。
私の体がどうなろうが、マッサージ機は容赦なくただただ機械的に私の体に刺激を与え続ける。
そして絶頂の余韻が収まるより先に、次の絶頂がやってくる。

「――ンンっ! ……か、はっ、はぁあううぅっ!? ああっ、止まらなっ!? くっ……ああッ、また……ッ!? ン”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!!」
「ふふっ、可愛いですよかいちょ。最高に気持ちいでしょ? もうここまで来たんだから、イけるとこまでイっちゃいましょ? かいちょーが感じることができる、いっっっちばん気持ちいいところまでッ。ほぉらっ!」

まゆりちゃんはそう囁くと、空いていたもう一方の手を私のショーツの中に入れる。

「~~~~ッ!!?」

腹部をなぞる感覚に震えながら、まゆりちゃんの指先が秘所の奥へと侵入していくのが感覚で分かる。
もうマッサージ機による責めだけで精一杯なのに、まゆりちゃんの責めはさらにその向こう側へと進んでいく。

「電マでかいちょーのクリさんをクリクリしながら~、ふふっ、かいちょーの弱点、ここかな?」
「――っ!? ひぎぁああッ!?」

体の内側から突き上げるように指を動かされた途端、まるで体に電流でも流されたかのように全身が痙攣する。
そんな私の姿を見て、まゆりちゃんは私の秘所の奥、私が強く反応してしまうその一点を重点的責め続ける。

「すごいすごい、かいちょーの中、ギュッギュって何度も何度も締め付けてくる。これはエッチすぎっスねぇ…………エッチな子にはたくさんたくさん、お仕置きしてあげないとっスねぇ…………ほら……ほーら!」
「ふぁッ、あ”あ”ッ!! もうやっ……あぎゅうううッ!?」

度重なる絶頂。
もう、何が起きているのか分からない。
頭の中はもう「気持ちいい」の一色で、染まっていく。

「いや……いやぁ……」
「ん~、そんなに気持ちいの嫌っスか?」

一度、責めの手が止まる。

「わたし……こわれ、ちゃ…………からだ、ふるえ、とまら……なくて……こわ、い……」

私は呂律の回らない口調で必死に訴える。
そんな私の姿を見て、まゆりちゃんは顎に指をあて、何か考えているような仕草を見せる。

「ん~、かいちょーはもう無理って言ってるみたいっスけど、みんなどうする~?」

そう言ってまゆりちゃんはスマホの画面を見つめる。
私の視点からはスマホの画面が小さくて、配信中のコメントを読むことはできないが、まゆりちゃんの問いかけに応じてたくさんのコメントが流れているのは見える。

「『壊れるまでヤっちゃおう』『ここで止めるのは甘え』『もうやめてって、それ振りですよね?』だって、はぁ~なるほどなるほど~。やっぱ私のチャンネルのリスナーは分かってるっスねぇ~」

うんうんと頷きながら、まゆりちゃんは私の顔を見てニヤリと笑う。
その表情を見て、私は彼女が今何を考えているのかを察する。

「や……やだっ……だめ、本当にもうダメなのっ!!」

ガチャガチャと手錠が擦れる音を出しながら、私は必死に暴れる。

「そんなに暴れたって無駄っスよ。じゃ、再開しましょっか。リスナーの許可も貰ったんでねー」
「いや……いやぁッ!!」


――ガキンッ!


その時、手錠が擦れる音とは違う、甲高い金属質の音が響いた。

「――ッ、いった……」

体勢が崩れ、背中のあたりを強く打つ。
少しして、両手が自由になったことに気づく。
どうやらたくさん暴れたおかげで両手の手錠が壊れたらしい。
手錠の鎖の部分は想像以上にもろく、おそらくコスプレ用のグッズか何かだったんだろう。

狙ってやったわけじゃないが、両手は自由になった。
よし、これで――


これで――


「え……あ……ああっ……!」

声が震える。

これで状況は良くなったと思った直後、スマホの画面に目が止まり、そこに映るものを見て私は絶句する。
もともと、スマホのカメラは私の体より下だけが映るように固定されていた。
だけどそれは私の体が拘束されて固定されていたらの話。

スマホの画面には体勢を崩した私の体、そして顔が映っていた。

「まずっ!」

それに気づいたまゆりちゃんが、私の体に覆いかぶさる。
まゆりちゃんは私を押し倒すような体勢になり、鼻と鼻とがぶつかってしまいそうなくらい顔が近い。

「あ~ごめんなさい、身バレ……しちゃったかもですね」

小声で囁くまゆりちゃんの声も少し震えていて、彼女の焦りが伝わってくる。
彼女にとってもこの事態は想定外だったらしい。

「み……バレ……? や、そんな……っ!」

こんな姿の自分がネット上に配信されて、もし誰か知っている人にでも見られたら……
想像するだけで胸が苦しくなってくる。
心拍数が上がり、さっきまでとは全然違う理由で体が震えだす。

「え、ええい、こうなりゃヤケクソです!」
「何を……むぐぅッ!!?」

動揺している私の体を、まゆりちゃんが押し倒すように重なってきて、そして口づけされる。
急な出来事に私はただただ困惑して、両手が自由になったというのに抵抗できない。

「んっ、ぷはぁ…………はぁ……もし特定されたら、私は退学確定ですからね。せめて最後にかいちょーをめちゃくちゃにして、満足してから退学することにします」
「な、何を言って……んんッ、ンン~~~~ッ!?」

唇を塞がれながら、まゆちゃんは私の体をいやらしく触る。
太もも、横腹、首筋。
パニックになっている私の体を、まゆりちゃんはひたすらに責め続けた。
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