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序章
復讐鬼
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全くこの世界はどこまでもクズだ・・・
荒涼の大地。乾いた水。広大な砂漠の中央
「あと少しってとこか」
(奴が来る)
(殺す。許してなるものか)
少年をよそに話し声が聞こえてくる。
「今日もアイツら、村を魔物から守ってやるから金よこせってつったら『ありがとうございます。』なんて言うから笑っちまいそうになりやした。戦闘になったらあんな村なんか守るわけねえのにホント雑魚には虫唾が走りますな。デルド閣下」
「それは実に愉快だピーター。お前は良くやっている。今度のお前の働き次第では伯爵にしてやってもいいぞ」
「ハハッ!ありがたきお言葉」
空気が淀む。ひっそりと何かが近づいた。
「スッ」
「なにー!体が動かない」
何を言ってるピーター。とっとと行くぞ。
「グハァァァア」
その場に崩れ落ちる。息を引き取ったが、傷一つ付いていなかった。
奴は周りをキョロキョロと見回した。
「ヒュイインツ」
少年は不意をついて毒針を打ったが僅かにかわされた。一筋縄ではいかないらしい。少年はついに表に出る。
「貴様!何者だ」
「俺か。俺の名はルヴェン。お前のような権力で他人を弄ぶ奴を許さぬ者だ」
「正義の為とでも言うのか!」
「正義?フッハハハハ全く違うな。俺は全て自分のためにしているだけだ。俺に慈悲の心など無い。俺はただの復讐鬼だ」
その刹那、敵が魔術を放つ。
「闇魔術:葬る者の強襲」
デビル型のうっすらと気味の悪い魔物の大群が少年目掛けて襲っくる。だが少年は怖いほど落ち着いていた。
少年は紅いその眼に闘志を燃やし瞼一つピクリとも動かさない。敵の追撃をどこまでも逃れながら魔力回復、索敵、乱舞斬撃を同時に行い、剣筋がデルドを軽くなぞった。少年は不敵な笑みを浮かべる。
「貴様、随分と余裕のようだな。だが私に斬撃は効かん。運の尽きだなぁフッハッハ!」
どちらが狩られる獲物か分かっていないようだ。そろそろだろう。奴の絶望した顔が楽しみだ。
「我が華麗なる血族の前でとっとと散るがいい。
闇魔術『不可避瞬殺魔球』!!」
その瞬間なにか禍々しく黒々とした災弾が目にも止まらぬ速さで空気を切り裂いて少年に向かう、ハズだった。
「グアァァァァ%#€$@??!」
奴の手からドロドロとした血が流れていた。そして、自身の魔力を極限まで暴走させ、その無防備な体を自ら葬りさろうとしていた。影が少しずつ消えていく・・・・
「バカな!この私が負けるはずない!キ・・キサマァ・・・この私に何をしたのだ!ーーー」
「何?そうだな。俺の怒りの百万分の一をぶつけてやっただけさ」
少年その場を後にする。強く拳を握った。
(俺の復讐はまだ始まったばかりだ。)
荒涼の大地。乾いた水。広大な砂漠の中央
「あと少しってとこか」
(奴が来る)
(殺す。許してなるものか)
少年をよそに話し声が聞こえてくる。
「今日もアイツら、村を魔物から守ってやるから金よこせってつったら『ありがとうございます。』なんて言うから笑っちまいそうになりやした。戦闘になったらあんな村なんか守るわけねえのにホント雑魚には虫唾が走りますな。デルド閣下」
「それは実に愉快だピーター。お前は良くやっている。今度のお前の働き次第では伯爵にしてやってもいいぞ」
「ハハッ!ありがたきお言葉」
空気が淀む。ひっそりと何かが近づいた。
「スッ」
「なにー!体が動かない」
何を言ってるピーター。とっとと行くぞ。
「グハァァァア」
その場に崩れ落ちる。息を引き取ったが、傷一つ付いていなかった。
奴は周りをキョロキョロと見回した。
「ヒュイインツ」
少年は不意をついて毒針を打ったが僅かにかわされた。一筋縄ではいかないらしい。少年はついに表に出る。
「貴様!何者だ」
「俺か。俺の名はルヴェン。お前のような権力で他人を弄ぶ奴を許さぬ者だ」
「正義の為とでも言うのか!」
「正義?フッハハハハ全く違うな。俺は全て自分のためにしているだけだ。俺に慈悲の心など無い。俺はただの復讐鬼だ」
その刹那、敵が魔術を放つ。
「闇魔術:葬る者の強襲」
デビル型のうっすらと気味の悪い魔物の大群が少年目掛けて襲っくる。だが少年は怖いほど落ち着いていた。
少年は紅いその眼に闘志を燃やし瞼一つピクリとも動かさない。敵の追撃をどこまでも逃れながら魔力回復、索敵、乱舞斬撃を同時に行い、剣筋がデルドを軽くなぞった。少年は不敵な笑みを浮かべる。
「貴様、随分と余裕のようだな。だが私に斬撃は効かん。運の尽きだなぁフッハッハ!」
どちらが狩られる獲物か分かっていないようだ。そろそろだろう。奴の絶望した顔が楽しみだ。
「我が華麗なる血族の前でとっとと散るがいい。
闇魔術『不可避瞬殺魔球』!!」
その瞬間なにか禍々しく黒々とした災弾が目にも止まらぬ速さで空気を切り裂いて少年に向かう、ハズだった。
「グアァァァァ%#€$@??!」
奴の手からドロドロとした血が流れていた。そして、自身の魔力を極限まで暴走させ、その無防備な体を自ら葬りさろうとしていた。影が少しずつ消えていく・・・・
「バカな!この私が負けるはずない!キ・・キサマァ・・・この私に何をしたのだ!ーーー」
「何?そうだな。俺の怒りの百万分の一をぶつけてやっただけさ」
少年その場を後にする。強く拳を握った。
(俺の復讐はまだ始まったばかりだ。)
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