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第一章
第18話 死霊術士、強制連行される
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誰だ、この男?
見たこともない男が俺の名を口にした。
それも――何やら穏やかではない口調で、だ。
男は豪華に金があしらわれた仕立ての良い背広を着ており、見るからに庶民ではないといった風貌である。
それは、フロアの冒険者たちやオデットの目の色からも伺えた。
オールバックに撫でつけられた黒髪と額に入った皺、広い肩幅と大柄な体格、そして中年特有のドスの効いた声はとても威圧的だ。
「聞こえなかったか? もう一度言う。君がクラウス・アイゼンシュタインだな?」
有無を言わさぬ、といった口調で男は言った。
「はい、そうですけど……」
「悪いが、顔を貸してもらえるか? 私は君に用事があって来た」
なんだこの男。
名乗りもせずに、随分と居丈高な奴だ。
「あの、失礼ですけど、どちら様ですか?」
俺が名を訊ねると、男はふんと大袈裟に鼻息を漏らした。
「私はグラッドレイ・ユリルドローム侯爵だ。ユリルドローム家といえばこの町の人間は知っていて当然の名だと思うが?」
ユリルドローム――それは確か、エレナの家名だ。
一度だけ聞いた名だが、珍しい名だったので覚えている。
「もしかしてエレナのお父さんですか?」
「その通りだ。娘が世話になったな」
なんだ、エレナの父親か。
ってことは、エレナを助けた俺たちにお礼でも言いに来た――わけではなさそうだな、どう見ても。
さっきよりも眉間の皺は深くなっているし、これはもう見るからにご立腹である。
しかし、俺たちは特に怒られるようなことはしていないと思うが……。
「とにかく、私の屋敷に来てもらおうか。話はそれからだ」
「え、ちょっと待ってくださいよ。用件も何もお聞きしてませんけど」
俺がおずおずと反論すると、グラッドレイ卿は顔色を変えて怒鳴った。
「私が来いと言っているんだ! 私を誰だと思っているんだ? この町の領主だぞ!」
領主だと?
にわかには信じがたい話だけど、周りの冒険者やオデットの様子を見る限り本当なのだろう。
ということは、昨日のクエストで人質となっていた貴族関係者ってエレナのことだったのか。
「来ないというのなら、我が配下の精鋭騎士たちに連行させることになるが」
おそらく外には精鋭騎士とやらが控えているのだろう。
どうしてこの男がここまで俺に憤っているのかはわからないが、きっと何か勘違いをしているのだ。
説明すればわかってもらえるはずだ。
「……わかりました。行きます」
「クラウスさん、わたしはどうすれば?」
隣のリリスが小声で言った。
「悪いが、クラウス君。来るのは君一人で、だ」
グラッドレイ卿は鋭い目をこちらに向けた。
問答無用、といった倨傲な態度だ。
「……リリスはここで待っていてくれ。大丈夫、すぐに誤解は解けるさ」
リリスに心配そうな視線で見送られながら、俺はグラッドレイ卿の後をついて行った。
◇◇◇◇◇
グラッドレイ卿の屋敷は町の北のはずれにあった。
平原へ繋がる町の入口からは最も遠く、町を覆って高くそびえる外壁のすぐ脇に建てられた堂々たる建物だ。
屋敷の東側……すぐ隣には霊園が広がっており、そこではかつての大戦の英霊を祀っているようだ。ずらっと並んだ三角形に削られた墓石が陽を浴びて影を作っている。
門の脇に詰めている衛兵の身体検査を受け、俺は侯爵の後に続いて屋敷内部へ足を踏み入れた。
やはり領主の屋敷というだけあって内装は立派の一言。俺の身ぐるみ全て剥がされてもここの絨毯一枚さえ買えないだろう。
玄関ホールから、天井の煌びやかなシャンデリアを眺めながら正面の階段を上る。
迷路のような屋敷内をしばらく歩いてゆくと、やがて奥まった部屋の前に辿り着いた。
扉ひとつとっても金のかかった造りであり、このドアノブひとつ売るだけでも安宿で一か月は過ごせるんじゃないか――なんて貧乏性の俺は考えていた。
グラッドレイ卿が扉を開けて中に入る。
中にはアーマーに身を包んだ兵士たちが壁際にズラッと並んでおり、侯爵が入った瞬間にザっと背筋を伸ばし姿勢を正した。
何とも厳めしい光景に俺はすっかり萎縮しつつ続いて部屋の中に入った。
どうやらそこはグラッドレイ卿の領主室とでも言うべき部屋で、昔本で見た王様の玉座がある部屋の絵にそっくりだった。
侯爵は部屋の奥の真ん中にある豪華な椅子に腰かけ、俺と相対した。
もちろん俺は立ったままだし、両脇と背後の壁一面には鎧を着た兵士たちがぎっしり整列している。完全にアウェイだ。
「ようこそ、我がユリルドローム邸へ」
「あ、どうも……」
俺がぺこりと頭を下げると、侯爵は眉を寄せてふんと鼻で笑った。
「貴様、自分が何故ここに呼ばれたのかわかっておるのだろうな?」
はい。何一つわかりません。
「ええと、わたくしめが何か領主様のお気に召さないことをしてしまったでしょうか?」
俺はあくまで下手に出る。相手は領主であり貴族だし、俺はいち冒険者でしかない。
そして武装した兵士に取り囲まれているこの状況はどう考えても一触即発だ。リリスならともかく、最悪の事態が起きれば俺など紙屑のようにこの世から消えてしまうだろう。
あとはまぁ、昨日酔っているときに俺が何かをやらかしたか、という可能性がないわけでもないが……記憶を洗う限りはそれはないだろう。そもそも砦にいた時点でエレナとは別れているしそれから彼女とは会っていないのだ。侯爵本人がギルドの酒場なんかに来るわけもないだろうし。
どう考えてもこの領主サマの勘違いだろう。
「あくまでしらを切るつもりか……まぁいい。では私から問いただしてやろう」
グラッドレイ卿はあくまでも俺が悪者だという姿勢を崩さないようだ。
そもそも彼が何をどう勘違いしているのかを知らない限り俺も反論のしようがないからな。向こうから話してもらうしかない。
「貴様、昨日の緊急クエストで大層な活躍をしたそうだな?」
「え? いえ、活躍というほどではありませんが……」
「ギルドの受付嬢も、周りの冒険者たちも、娘のエレナも――皆、口々にそう言っておったよ。昨日のクエストはクラウスという冒険者のお陰で無事に終わったのだ、とな」
「それが、何か……?」
「ふん。私の目が節穴だと思っておるのか? 昨日の出来事はすべて貴様の狂言だ。そうなのだろう? この悪党めが!」
侯爵は怒りが頂点に達したのか、立ち上がり俺を睨んで怒鳴った。
は、はぁ?
何を言っているんだこの男は。
昨日のクエストが俺の狂言? つまり俺が仕組んだことだと言いたいのか!?
じょ、冗談だろ……!?
この状況自体が何かの狂言――そう願って領主サマの顔を仰ぎ見た俺だったが、そのオーガのような形相に、いよいよヤバい事態になってしまったと認識するのだった。
見たこともない男が俺の名を口にした。
それも――何やら穏やかではない口調で、だ。
男は豪華に金があしらわれた仕立ての良い背広を着ており、見るからに庶民ではないといった風貌である。
それは、フロアの冒険者たちやオデットの目の色からも伺えた。
オールバックに撫でつけられた黒髪と額に入った皺、広い肩幅と大柄な体格、そして中年特有のドスの効いた声はとても威圧的だ。
「聞こえなかったか? もう一度言う。君がクラウス・アイゼンシュタインだな?」
有無を言わさぬ、といった口調で男は言った。
「はい、そうですけど……」
「悪いが、顔を貸してもらえるか? 私は君に用事があって来た」
なんだこの男。
名乗りもせずに、随分と居丈高な奴だ。
「あの、失礼ですけど、どちら様ですか?」
俺が名を訊ねると、男はふんと大袈裟に鼻息を漏らした。
「私はグラッドレイ・ユリルドローム侯爵だ。ユリルドローム家といえばこの町の人間は知っていて当然の名だと思うが?」
ユリルドローム――それは確か、エレナの家名だ。
一度だけ聞いた名だが、珍しい名だったので覚えている。
「もしかしてエレナのお父さんですか?」
「その通りだ。娘が世話になったな」
なんだ、エレナの父親か。
ってことは、エレナを助けた俺たちにお礼でも言いに来た――わけではなさそうだな、どう見ても。
さっきよりも眉間の皺は深くなっているし、これはもう見るからにご立腹である。
しかし、俺たちは特に怒られるようなことはしていないと思うが……。
「とにかく、私の屋敷に来てもらおうか。話はそれからだ」
「え、ちょっと待ってくださいよ。用件も何もお聞きしてませんけど」
俺がおずおずと反論すると、グラッドレイ卿は顔色を変えて怒鳴った。
「私が来いと言っているんだ! 私を誰だと思っているんだ? この町の領主だぞ!」
領主だと?
にわかには信じがたい話だけど、周りの冒険者やオデットの様子を見る限り本当なのだろう。
ということは、昨日のクエストで人質となっていた貴族関係者ってエレナのことだったのか。
「来ないというのなら、我が配下の精鋭騎士たちに連行させることになるが」
おそらく外には精鋭騎士とやらが控えているのだろう。
どうしてこの男がここまで俺に憤っているのかはわからないが、きっと何か勘違いをしているのだ。
説明すればわかってもらえるはずだ。
「……わかりました。行きます」
「クラウスさん、わたしはどうすれば?」
隣のリリスが小声で言った。
「悪いが、クラウス君。来るのは君一人で、だ」
グラッドレイ卿は鋭い目をこちらに向けた。
問答無用、といった倨傲な態度だ。
「……リリスはここで待っていてくれ。大丈夫、すぐに誤解は解けるさ」
リリスに心配そうな視線で見送られながら、俺はグラッドレイ卿の後をついて行った。
◇◇◇◇◇
グラッドレイ卿の屋敷は町の北のはずれにあった。
平原へ繋がる町の入口からは最も遠く、町を覆って高くそびえる外壁のすぐ脇に建てられた堂々たる建物だ。
屋敷の東側……すぐ隣には霊園が広がっており、そこではかつての大戦の英霊を祀っているようだ。ずらっと並んだ三角形に削られた墓石が陽を浴びて影を作っている。
門の脇に詰めている衛兵の身体検査を受け、俺は侯爵の後に続いて屋敷内部へ足を踏み入れた。
やはり領主の屋敷というだけあって内装は立派の一言。俺の身ぐるみ全て剥がされてもここの絨毯一枚さえ買えないだろう。
玄関ホールから、天井の煌びやかなシャンデリアを眺めながら正面の階段を上る。
迷路のような屋敷内をしばらく歩いてゆくと、やがて奥まった部屋の前に辿り着いた。
扉ひとつとっても金のかかった造りであり、このドアノブひとつ売るだけでも安宿で一か月は過ごせるんじゃないか――なんて貧乏性の俺は考えていた。
グラッドレイ卿が扉を開けて中に入る。
中にはアーマーに身を包んだ兵士たちが壁際にズラッと並んでおり、侯爵が入った瞬間にザっと背筋を伸ばし姿勢を正した。
何とも厳めしい光景に俺はすっかり萎縮しつつ続いて部屋の中に入った。
どうやらそこはグラッドレイ卿の領主室とでも言うべき部屋で、昔本で見た王様の玉座がある部屋の絵にそっくりだった。
侯爵は部屋の奥の真ん中にある豪華な椅子に腰かけ、俺と相対した。
もちろん俺は立ったままだし、両脇と背後の壁一面には鎧を着た兵士たちがぎっしり整列している。完全にアウェイだ。
「ようこそ、我がユリルドローム邸へ」
「あ、どうも……」
俺がぺこりと頭を下げると、侯爵は眉を寄せてふんと鼻で笑った。
「貴様、自分が何故ここに呼ばれたのかわかっておるのだろうな?」
はい。何一つわかりません。
「ええと、わたくしめが何か領主様のお気に召さないことをしてしまったでしょうか?」
俺はあくまで下手に出る。相手は領主であり貴族だし、俺はいち冒険者でしかない。
そして武装した兵士に取り囲まれているこの状況はどう考えても一触即発だ。リリスならともかく、最悪の事態が起きれば俺など紙屑のようにこの世から消えてしまうだろう。
あとはまぁ、昨日酔っているときに俺が何かをやらかしたか、という可能性がないわけでもないが……記憶を洗う限りはそれはないだろう。そもそも砦にいた時点でエレナとは別れているしそれから彼女とは会っていないのだ。侯爵本人がギルドの酒場なんかに来るわけもないだろうし。
どう考えてもこの領主サマの勘違いだろう。
「あくまでしらを切るつもりか……まぁいい。では私から問いただしてやろう」
グラッドレイ卿はあくまでも俺が悪者だという姿勢を崩さないようだ。
そもそも彼が何をどう勘違いしているのかを知らない限り俺も反論のしようがないからな。向こうから話してもらうしかない。
「貴様、昨日の緊急クエストで大層な活躍をしたそうだな?」
「え? いえ、活躍というほどではありませんが……」
「ギルドの受付嬢も、周りの冒険者たちも、娘のエレナも――皆、口々にそう言っておったよ。昨日のクエストはクラウスという冒険者のお陰で無事に終わったのだ、とな」
「それが、何か……?」
「ふん。私の目が節穴だと思っておるのか? 昨日の出来事はすべて貴様の狂言だ。そうなのだろう? この悪党めが!」
侯爵は怒りが頂点に達したのか、立ち上がり俺を睨んで怒鳴った。
は、はぁ?
何を言っているんだこの男は。
昨日のクエストが俺の狂言? つまり俺が仕組んだことだと言いたいのか!?
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