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第三章
解き明かされる謎
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その後、私はイドラに地下室に連れ戻され、怪我を負っていたイドラの部下の魔族を治療させられた。
その間も、イドラは鏡で自分の顔を何度も確認していた。
私の能力に満足すると、イドラは同じ地下にある自分の部屋に私を連れて行った。
そこはとても広くて地下とは思えないほど暖かくて快適な空間だった。
私はその部屋のリビングの上等なソファに座らせてもらった。
イドラはお茶を淹れてくれて、寛いでくれと云った。
「おまえは、本当にすごい。なぜ、いつ、そんな力を身に着けた?」
「わからないわ。気づいたらこうなってたの」
「おまえは研究施設にいた魔族たちをその力で回復させて逃がしたのだな?そのどさくさに紛れて逃げたのか」
「う…」
「別に隠す必要はない。大司教に言うつもりはないから安心して良い」
「どうして?あなたは大司教の部下なんでしょう?」
「便宜上そうなっているだけだ」
火傷の痕がすっかり消えて美しい顔になったイドラは、もうフードを被らなくなった。
イドラは私が今までどこでどうしていたのか、詳しくは聞かなかったけど、逃亡の末グリンブルにたどり着いたのだと思っているようだ。
イドラは私にお茶を飲むように勧め、傷を治してくれた礼に、聞きたいことがあればなんでも教えてやる、と云ってくれた。
「ねえ、どうしてこの国に魔族がいるの?絶対ダメなんじゃなかったの?私そのせいで奴隷部屋送りになった気がするんだけど」
「表向きはな。地下に潜れば多くの魔族がいる。そもそもこの大聖堂を再建したのは大戦を生き残った魔族たちなのだ。だがアトルヘイム帝国の目を逃れるためには、ここには魔族はいないと証明する必要があった」
「それで魔族排斥を大々的に公言していたの…?」
「そのために、多少下級魔族たちに『生贄』になってもらわねばならなかったがな」
脳裏に浮かんだのは、旧市街地で私たちが討伐した下級魔族たちのことだった。
彼らもこの国が魔族を排斥する国だと証明するための『生贄』だったのだ。
「おまえは、被験体だったのだ」
「被験体?」
被験体、という謎の言葉の後に、イドラは衝撃的なことを云った。
「おまえのその体は、100年前に死んだ勇者の亡骸だ」
え?
亡骸?
「え?え?ええ―――っ?!」
「まあ、驚くのも無理はないな」イドラは苦笑した。
待って待って、意味が不明。
この体、死体だったの?
しかも勇者って!!
パニックでしかないって!
そんな私の様子をイドラは笑って見ていた。
「先ほど大きな水槽を見ただろう?」
「あ、うん…」
「あの水槽の他に、空の水槽があっただろう?あの中に勇者の亡骸が入っていた」
「…え…!100年間も?」
「魔法で冷凍保存し、水槽の中で厳重に管理してきたのだ」
「なんでそんなこと…」
「本来、勇者とは依り代に宿るものなのだ」
「依り代って?」
「器になる体のことだ」
「死んでる人に乗り移るってこと…?」
「そういうことだ」
イドラは頷いた。
死んだ体に、魂を宿らせる…それってちょっと蘇生魔法に似ている、と思った。
あと、水槽って3つあったわよね。残りの水槽には何が入ってたのかな…。
「勇者とは純粋な聖属性を持つ者のことだ。でなければ魔王を封じられないからだ。だからおまえが魔属性を持った時点で、それは失敗に終わったとみなされた。その原因を突き止めるために、研究施設に送られたというわけだ」
ああ、だから聖属性しか持たない落ちこぼれの私でも、みんな辛抱強く付き合ってくれてたんだ。なるほど、謎が解けた…。本当に特別扱いだったんだな。
それに大司教のあの言葉…。似てるのは顔だけとかなんとか云ってたのは、勇者の顔のことだったのか…!
そしてイドラは、研究施設で私が死んだらその体を再び回収して水槽に戻すつもりだったと云った。最初から殺すつもりだったんだ…。ってか、使い回すんかい!
「大司教にお前が生きていることがバレたら、殺されてその体を奪われるだろう。おまえは私の恩人だ。そんなことにはさせない」
「あ、ありがとう…。でもいいの?」
「おまえは200年も続いた苦しみから私を解き放ってくれた。この気持ちを、どう表現していいかわからないほどに、感謝しているのだ」
イドラの私を見る目に熱を感じた。
これはマジな目だ。
あまりにも真剣なので、私は愛想笑いをイドラに返すことしかできなかった。
それよりも、気になるのはその依り代って言葉だ。
勇者候補の中で、自分の体じゃなかったのは私だけだった。
「じゃあ、エリアナたちは…?」
「あれは失敗作だ。単なる召喚者であって勇者ではない」
「失敗って…。じゃあ彼女たちはどうなるの?」
「あの者たちはいずれ殺されてスキルを奪われる運命にある。見どころのある者はより強いスキルを会得させるために育てられるのだ。そうでない者は早い段階で放逐される」
「嘘でしょ…!」私はゾッとした。
それはまるで悪い魔法使いが、美味しく食べるために子供を太らせているっていう童話みたいな話だ。
殺してスキルを奪う。それはエウリノームの仕業だ。
そう指摘すると、イドラは私がエウリノームのことを知っていたことに驚いた。けれど説明の手間が省けたのでちょうど良かったとも云った。
「エウリノームの目的は強力なスキルを集めることだ。何に使うわけでもなく、単なる蒐集家だと云ってもいい。奴にとってはスキルが一番で、人の命などどうでも良いのだ。そうして得たスキルを宝玉化して惜しげもなく部下に渡したりしている。かくいう私も連絡用の宝玉を渡されているがな」
それが本当なら、このことをエリアナたちに話して、この国から逃げてもらわないと命が危ない。
そうイドラに伝えると、「そんな話、誰が信じると思う?」とあっさり云った。
「この国に魔族はいないはずだからな。ましてやおまえは追われる身だ。彼らに話したところでおまえ自身が疑われ殺されるだけだ」
「で、でも…じゃあ、どうしたらいいの?彼らを助ける方法はないの?」
「諦めろ。最初から決まっていたことだ」
「…もしかして、今まで召喚された勇者候補たちも…?」
「エウリノームは異世界人特有の様々なスキルを手に入れているよ」
どおりで過去の勇者候補の話を聞かないわけだ。
まさか殺されていたなんて。
才能なしって追放された人は、逆にラッキーだったんだ…。
「だけど、大司教は自分が育てた勇者候補をそんな簡単に殺されてしまって平気なの?」
そう云ってから、ふと思い至った。
「…もしかして、大司教がエウリノームなの?」
私は核心をついたつもりだった。そう考えたら辻褄が合う。
ところがイドラは首を振った。
「そうではない。大司教はエウリノームに協力しているに過ぎない。私もエウリノームがどこにいるのかは知らないのだ」
「じゃあ、大司教の正体って…」
「魔族だ。名を言ってもおまえは知らんだろうがな」
「魔族排斥って言ってる大司教が魔族って…それ、何の冗談?」
「悪い冗談だと私も思うよ」
イドラは笑わずに云った。
いや、シャレにならないって。この国で暮らす人間たちは全員騙されているってことになる。
そこでふと矛盾に気付いた。
「待って!じゃあ魔族がどうして魔王を倒す勇者を召喚するのよ?」
「魔族だからといって皆が魔王に膝を折るわけではない」
「…え?」
「この200年、私は魔王を倒すことだけを考えて生きてきた」
「あなたは、魔王を憎んでいるの?」
「もちろんだ。私の顔にあんな傷を負わせたのは奴なのだから」
「…嘘よ…」
「私は魔王への憎しみだけで、あの醜い顔で200年も生きながらえてきたのだ!」
イドラは自分の顔を両手で抑えた。
その手は怒りで震えていた。
その間も、イドラは鏡で自分の顔を何度も確認していた。
私の能力に満足すると、イドラは同じ地下にある自分の部屋に私を連れて行った。
そこはとても広くて地下とは思えないほど暖かくて快適な空間だった。
私はその部屋のリビングの上等なソファに座らせてもらった。
イドラはお茶を淹れてくれて、寛いでくれと云った。
「おまえは、本当にすごい。なぜ、いつ、そんな力を身に着けた?」
「わからないわ。気づいたらこうなってたの」
「おまえは研究施設にいた魔族たちをその力で回復させて逃がしたのだな?そのどさくさに紛れて逃げたのか」
「う…」
「別に隠す必要はない。大司教に言うつもりはないから安心して良い」
「どうして?あなたは大司教の部下なんでしょう?」
「便宜上そうなっているだけだ」
火傷の痕がすっかり消えて美しい顔になったイドラは、もうフードを被らなくなった。
イドラは私が今までどこでどうしていたのか、詳しくは聞かなかったけど、逃亡の末グリンブルにたどり着いたのだと思っているようだ。
イドラは私にお茶を飲むように勧め、傷を治してくれた礼に、聞きたいことがあればなんでも教えてやる、と云ってくれた。
「ねえ、どうしてこの国に魔族がいるの?絶対ダメなんじゃなかったの?私そのせいで奴隷部屋送りになった気がするんだけど」
「表向きはな。地下に潜れば多くの魔族がいる。そもそもこの大聖堂を再建したのは大戦を生き残った魔族たちなのだ。だがアトルヘイム帝国の目を逃れるためには、ここには魔族はいないと証明する必要があった」
「それで魔族排斥を大々的に公言していたの…?」
「そのために、多少下級魔族たちに『生贄』になってもらわねばならなかったがな」
脳裏に浮かんだのは、旧市街地で私たちが討伐した下級魔族たちのことだった。
彼らもこの国が魔族を排斥する国だと証明するための『生贄』だったのだ。
「おまえは、被験体だったのだ」
「被験体?」
被験体、という謎の言葉の後に、イドラは衝撃的なことを云った。
「おまえのその体は、100年前に死んだ勇者の亡骸だ」
え?
亡骸?
「え?え?ええ―――っ?!」
「まあ、驚くのも無理はないな」イドラは苦笑した。
待って待って、意味が不明。
この体、死体だったの?
しかも勇者って!!
パニックでしかないって!
そんな私の様子をイドラは笑って見ていた。
「先ほど大きな水槽を見ただろう?」
「あ、うん…」
「あの水槽の他に、空の水槽があっただろう?あの中に勇者の亡骸が入っていた」
「…え…!100年間も?」
「魔法で冷凍保存し、水槽の中で厳重に管理してきたのだ」
「なんでそんなこと…」
「本来、勇者とは依り代に宿るものなのだ」
「依り代って?」
「器になる体のことだ」
「死んでる人に乗り移るってこと…?」
「そういうことだ」
イドラは頷いた。
死んだ体に、魂を宿らせる…それってちょっと蘇生魔法に似ている、と思った。
あと、水槽って3つあったわよね。残りの水槽には何が入ってたのかな…。
「勇者とは純粋な聖属性を持つ者のことだ。でなければ魔王を封じられないからだ。だからおまえが魔属性を持った時点で、それは失敗に終わったとみなされた。その原因を突き止めるために、研究施設に送られたというわけだ」
ああ、だから聖属性しか持たない落ちこぼれの私でも、みんな辛抱強く付き合ってくれてたんだ。なるほど、謎が解けた…。本当に特別扱いだったんだな。
それに大司教のあの言葉…。似てるのは顔だけとかなんとか云ってたのは、勇者の顔のことだったのか…!
そしてイドラは、研究施設で私が死んだらその体を再び回収して水槽に戻すつもりだったと云った。最初から殺すつもりだったんだ…。ってか、使い回すんかい!
「大司教にお前が生きていることがバレたら、殺されてその体を奪われるだろう。おまえは私の恩人だ。そんなことにはさせない」
「あ、ありがとう…。でもいいの?」
「おまえは200年も続いた苦しみから私を解き放ってくれた。この気持ちを、どう表現していいかわからないほどに、感謝しているのだ」
イドラの私を見る目に熱を感じた。
これはマジな目だ。
あまりにも真剣なので、私は愛想笑いをイドラに返すことしかできなかった。
それよりも、気になるのはその依り代って言葉だ。
勇者候補の中で、自分の体じゃなかったのは私だけだった。
「じゃあ、エリアナたちは…?」
「あれは失敗作だ。単なる召喚者であって勇者ではない」
「失敗って…。じゃあ彼女たちはどうなるの?」
「あの者たちはいずれ殺されてスキルを奪われる運命にある。見どころのある者はより強いスキルを会得させるために育てられるのだ。そうでない者は早い段階で放逐される」
「嘘でしょ…!」私はゾッとした。
それはまるで悪い魔法使いが、美味しく食べるために子供を太らせているっていう童話みたいな話だ。
殺してスキルを奪う。それはエウリノームの仕業だ。
そう指摘すると、イドラは私がエウリノームのことを知っていたことに驚いた。けれど説明の手間が省けたのでちょうど良かったとも云った。
「エウリノームの目的は強力なスキルを集めることだ。何に使うわけでもなく、単なる蒐集家だと云ってもいい。奴にとってはスキルが一番で、人の命などどうでも良いのだ。そうして得たスキルを宝玉化して惜しげもなく部下に渡したりしている。かくいう私も連絡用の宝玉を渡されているがな」
それが本当なら、このことをエリアナたちに話して、この国から逃げてもらわないと命が危ない。
そうイドラに伝えると、「そんな話、誰が信じると思う?」とあっさり云った。
「この国に魔族はいないはずだからな。ましてやおまえは追われる身だ。彼らに話したところでおまえ自身が疑われ殺されるだけだ」
「で、でも…じゃあ、どうしたらいいの?彼らを助ける方法はないの?」
「諦めろ。最初から決まっていたことだ」
「…もしかして、今まで召喚された勇者候補たちも…?」
「エウリノームは異世界人特有の様々なスキルを手に入れているよ」
どおりで過去の勇者候補の話を聞かないわけだ。
まさか殺されていたなんて。
才能なしって追放された人は、逆にラッキーだったんだ…。
「だけど、大司教は自分が育てた勇者候補をそんな簡単に殺されてしまって平気なの?」
そう云ってから、ふと思い至った。
「…もしかして、大司教がエウリノームなの?」
私は核心をついたつもりだった。そう考えたら辻褄が合う。
ところがイドラは首を振った。
「そうではない。大司教はエウリノームに協力しているに過ぎない。私もエウリノームがどこにいるのかは知らないのだ」
「じゃあ、大司教の正体って…」
「魔族だ。名を言ってもおまえは知らんだろうがな」
「魔族排斥って言ってる大司教が魔族って…それ、何の冗談?」
「悪い冗談だと私も思うよ」
イドラは笑わずに云った。
いや、シャレにならないって。この国で暮らす人間たちは全員騙されているってことになる。
そこでふと矛盾に気付いた。
「待って!じゃあ魔族がどうして魔王を倒す勇者を召喚するのよ?」
「魔族だからといって皆が魔王に膝を折るわけではない」
「…え?」
「この200年、私は魔王を倒すことだけを考えて生きてきた」
「あなたは、魔王を憎んでいるの?」
「もちろんだ。私の顔にあんな傷を負わせたのは奴なのだから」
「…嘘よ…」
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