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第三章
逆戻り
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高級温泉別荘地ラエイラ。
回復士たちが『大布教礼拝』で活躍している最中、大司教はホテルの最上階の一室にいた。
大司教自身は回復を行わないので、最初に信徒らに説教をした後は会場にいる必要はないのだ。
大司教は、掌に乗せた宝玉に向かってなにやら語り掛けている。
「…そうだ、大型の魔獣だ。できるか?」
「…」
「そうか、ではいつも通りに頼む」
大司教は話し終えると宝玉をローブの中に隠した。
そこへ、ノックの音がして、1組の男女が入ってきた。
「ゲイブス祭司長、バーンズ祭司長、参りました」
部屋に入ってきたのはホリーとリュシーだった。
ホリーはアトルヘイム帝国から召喚されて来たのだった。
リュシー・ゲイブス祭司長はここでホリー・バーンズ祭司長に『大布教礼拝』の幹事を引き継ぐことになっていた。
2人はその挨拶に訪れたのだった。
「遠路ご苦労だった」
「いえ」
ホリーはそっけなく答えた。
彼女はまだ左遷されたことを恨んでいるのだった。
「ゲイブス祭司長、悪いが頼む。今大司教公国は干ばつが始まっている。国に戻って水の魔法を使える君が様子を見てやって欲しい」
「かしこまりました」
「では2人共、仕事に励んでくれ給え」
2人は大司教に礼をして部屋を出た。
「では後をよろしく」
リュシーはそう云うと、行ってしまった。
ホリーはそれを見送って、治癒が行われている大ホールへと足を向けた。
『大布教礼拝』が行われているホテルには回復士の治療を受けたい人の大行列が出来ている。
こんな時だけ呼び戻すなんて、と彼女は自分をいいように利用する大司教に、もはや辟易していた。
「今に見てなさいよ…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目を開けると、そこは見知らぬ部屋だった。
初めての転送だったけど、咄嗟に手にした扇子のおかげで、何なく転送先に着いたようだ。魔王は訓練しないと気分が悪くなると云っていたけど、案外平気だったな。
転送先のポータル・マシンは、さっき乗ってきたものよりも新しいもので、転送スイッチも複数ついていて、複雑そうだった。
台座から降りると、そこはなんだかごちゃごちゃした部屋だった。
薄暗いレンガ造りの部屋で、辺りには誰もいなかった。
「どこだろ、ここ…」
そこで私は、部屋の壁にかかっていたローブを見てギクッとした。
グレーのローブと白いローブ。
嫌な予感がした。
まさかと思うけど…。
念のため、グレーのローブを身に着けた。フードも深めに被る。
部屋を出ると、真っ暗な通路が続いていて、等間隔に明りが灯っている。
なんだろう、ここ。
どこかの地下道みたいだな…。
そのまま道なりに歩いていくと、途中に扉がいくつもあって、全部鍵が掛かっていた。
鍵が掛かっていない扉があり、開けると、上に続く階段があった。
そのとなりの扉の先には下へ続く階段があった。
うーん、どっちにいけばいいんだろう。
とりあえず下を見てから上に行ってみようかな。
階段を下っていくと、地下空洞みたいな大きな空間に出た。
下をよく見ると、棺のようなものがたくさん並んでいた。
「もしかしてお墓かな?」
たくさんある棺の奥に、研究施設にあったようなガラスの水槽が3つ置かれていた。
3つのうち2つは空で、真ん中のひときわ大きな水槽には魔族が入れられていた。
「なにこれ…。まさか、生きてる?」
その魔族は、ダンタリアンくらいはありそうな大柄の男で、額から大きな角が生えていた。
水槽をじっと見ている私に、階段の上から声を掛ける者がいた。
それはローブ姿の人物で、フードを深々と被って顔は見えなかったけど、声の感じから男性だと思った。
その人物はこちらへと歩み寄ってきた。
「それは遺跡から発掘された神の骸だ」
その人物は云った。
「神?」
「創造神イシュタムだ」
「イシュタム?」
「魔族の神だ」
あ…。
前線基地の屋上のプールにあったあの像の人か。
そういや額にこんな感じの角があったっけ。
骸って、死体ってことだよね…?
っていうか神様ってマジ!?
「…というのは冗談だ。単にその角が特徴的だからそう呼んでいる」
「なーんだ、ビックリした」
「で、おまえは何者だ。私の家のマシンを勝手に使っただろう」
あー!この人、さっきの家の人か…。
「勝手に入ってごめんなさい。追手が迫ってて、思わず乗ってしまったの」
「追手?」
「私、攫われそうになって、逃げてきたんです」
「おまえ、魔族だろう。なぜ追われている?」
ああ、そうか。指輪のおかげで私が人間だとはバレていないらしい。
ん?待って。
ということは、この人も…。
「あなたも魔族?」
「そうだ」
その人物はフードを取った。
髪で隠してはいるが、顔の左半分にひどい火傷の痕があった。
「その傷は…」
「古傷だ。…気にするな」
そう云ったけど、しゃべるたびに皮膚がひきつれてひどく辛そうだった。
私はフードを被ったまま、その魔族に近づいた。
「何のつもりだ」
「治してあげる」
「…何を言っている。ポーションでも治せなかったのだぞ」
「いいから」
私はその人の頬に手をかざした。
「回復」
すると、その人物の顔の半分を覆っていたケロイド状の火傷の痕は奇麗に消えてなくなった。
「何を…」
そう云いつつも、顔に違和感を感じたのだろう、頬に手を触れて確認した後、ガラスの水槽の近くまで走って行って、自分の顔を映してみた。
「う…嘘だ…!こんなこと…。私は、夢を見ているのか…?」
そして私を振り返った。
「おまえは誰だ?なぜこんなことができる?」
「えーと、これにはいろいろ事情が…」
私はゆっくり自分のフードを後ろへ落した。
「おまえは…!たしか勇者候補の…」
「私を知っているの?」
「知っているとも。おまえが召喚された時あの場にいたのだからな」
「え…!?じゃあ、もしかしてここは、大司教公国…」
「そうだ」
うっそーーーー!
マジかー!!
逆戻りじゃん!!
「だがおまえは確か、研究施設送りになったはずだが…」
ああ…マズイわ。
どうしよう…。
「そうか。なるほど、そういうことか」
ん?なんか1人で納得してますけど?
「あああ、あの…!私、また捕まっちゃうんですか?もう奴隷部屋はイヤだな~なんて…」
「そんなことはしない。おまえは死んだと思われているからな」
「そう…って、ええ?!死んだって?」
「もう少し、お前の力が見たい。こちらへ来い」
「あ、あの…あなたは一体…」
「私はイドラ。大司教に仕える魔族だ」
回復士たちが『大布教礼拝』で活躍している最中、大司教はホテルの最上階の一室にいた。
大司教自身は回復を行わないので、最初に信徒らに説教をした後は会場にいる必要はないのだ。
大司教は、掌に乗せた宝玉に向かってなにやら語り掛けている。
「…そうだ、大型の魔獣だ。できるか?」
「…」
「そうか、ではいつも通りに頼む」
大司教は話し終えると宝玉をローブの中に隠した。
そこへ、ノックの音がして、1組の男女が入ってきた。
「ゲイブス祭司長、バーンズ祭司長、参りました」
部屋に入ってきたのはホリーとリュシーだった。
ホリーはアトルヘイム帝国から召喚されて来たのだった。
リュシー・ゲイブス祭司長はここでホリー・バーンズ祭司長に『大布教礼拝』の幹事を引き継ぐことになっていた。
2人はその挨拶に訪れたのだった。
「遠路ご苦労だった」
「いえ」
ホリーはそっけなく答えた。
彼女はまだ左遷されたことを恨んでいるのだった。
「ゲイブス祭司長、悪いが頼む。今大司教公国は干ばつが始まっている。国に戻って水の魔法を使える君が様子を見てやって欲しい」
「かしこまりました」
「では2人共、仕事に励んでくれ給え」
2人は大司教に礼をして部屋を出た。
「では後をよろしく」
リュシーはそう云うと、行ってしまった。
ホリーはそれを見送って、治癒が行われている大ホールへと足を向けた。
『大布教礼拝』が行われているホテルには回復士の治療を受けたい人の大行列が出来ている。
こんな時だけ呼び戻すなんて、と彼女は自分をいいように利用する大司教に、もはや辟易していた。
「今に見てなさいよ…」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目を開けると、そこは見知らぬ部屋だった。
初めての転送だったけど、咄嗟に手にした扇子のおかげで、何なく転送先に着いたようだ。魔王は訓練しないと気分が悪くなると云っていたけど、案外平気だったな。
転送先のポータル・マシンは、さっき乗ってきたものよりも新しいもので、転送スイッチも複数ついていて、複雑そうだった。
台座から降りると、そこはなんだかごちゃごちゃした部屋だった。
薄暗いレンガ造りの部屋で、辺りには誰もいなかった。
「どこだろ、ここ…」
そこで私は、部屋の壁にかかっていたローブを見てギクッとした。
グレーのローブと白いローブ。
嫌な予感がした。
まさかと思うけど…。
念のため、グレーのローブを身に着けた。フードも深めに被る。
部屋を出ると、真っ暗な通路が続いていて、等間隔に明りが灯っている。
なんだろう、ここ。
どこかの地下道みたいだな…。
そのまま道なりに歩いていくと、途中に扉がいくつもあって、全部鍵が掛かっていた。
鍵が掛かっていない扉があり、開けると、上に続く階段があった。
そのとなりの扉の先には下へ続く階段があった。
うーん、どっちにいけばいいんだろう。
とりあえず下を見てから上に行ってみようかな。
階段を下っていくと、地下空洞みたいな大きな空間に出た。
下をよく見ると、棺のようなものがたくさん並んでいた。
「もしかしてお墓かな?」
たくさんある棺の奥に、研究施設にあったようなガラスの水槽が3つ置かれていた。
3つのうち2つは空で、真ん中のひときわ大きな水槽には魔族が入れられていた。
「なにこれ…。まさか、生きてる?」
その魔族は、ダンタリアンくらいはありそうな大柄の男で、額から大きな角が生えていた。
水槽をじっと見ている私に、階段の上から声を掛ける者がいた。
それはローブ姿の人物で、フードを深々と被って顔は見えなかったけど、声の感じから男性だと思った。
その人物はこちらへと歩み寄ってきた。
「それは遺跡から発掘された神の骸だ」
その人物は云った。
「神?」
「創造神イシュタムだ」
「イシュタム?」
「魔族の神だ」
あ…。
前線基地の屋上のプールにあったあの像の人か。
そういや額にこんな感じの角があったっけ。
骸って、死体ってことだよね…?
っていうか神様ってマジ!?
「…というのは冗談だ。単にその角が特徴的だからそう呼んでいる」
「なーんだ、ビックリした」
「で、おまえは何者だ。私の家のマシンを勝手に使っただろう」
あー!この人、さっきの家の人か…。
「勝手に入ってごめんなさい。追手が迫ってて、思わず乗ってしまったの」
「追手?」
「私、攫われそうになって、逃げてきたんです」
「おまえ、魔族だろう。なぜ追われている?」
ああ、そうか。指輪のおかげで私が人間だとはバレていないらしい。
ん?待って。
ということは、この人も…。
「あなたも魔族?」
「そうだ」
その人物はフードを取った。
髪で隠してはいるが、顔の左半分にひどい火傷の痕があった。
「その傷は…」
「古傷だ。…気にするな」
そう云ったけど、しゃべるたびに皮膚がひきつれてひどく辛そうだった。
私はフードを被ったまま、その魔族に近づいた。
「何のつもりだ」
「治してあげる」
「…何を言っている。ポーションでも治せなかったのだぞ」
「いいから」
私はその人の頬に手をかざした。
「回復」
すると、その人物の顔の半分を覆っていたケロイド状の火傷の痕は奇麗に消えてなくなった。
「何を…」
そう云いつつも、顔に違和感を感じたのだろう、頬に手を触れて確認した後、ガラスの水槽の近くまで走って行って、自分の顔を映してみた。
「う…嘘だ…!こんなこと…。私は、夢を見ているのか…?」
そして私を振り返った。
「おまえは誰だ?なぜこんなことができる?」
「えーと、これにはいろいろ事情が…」
私はゆっくり自分のフードを後ろへ落した。
「おまえは…!たしか勇者候補の…」
「私を知っているの?」
「知っているとも。おまえが召喚された時あの場にいたのだからな」
「え…!?じゃあ、もしかしてここは、大司教公国…」
「そうだ」
うっそーーーー!
マジかー!!
逆戻りじゃん!!
「だがおまえは確か、研究施設送りになったはずだが…」
ああ…マズイわ。
どうしよう…。
「そうか。なるほど、そういうことか」
ん?なんか1人で納得してますけど?
「あああ、あの…!私、また捕まっちゃうんですか?もう奴隷部屋はイヤだな~なんて…」
「そんなことはしない。おまえは死んだと思われているからな」
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