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第2話 だから彼女はヤンデレストーカー
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桜の木の下に埋まっていた女の子を助けたら、モデル体型の黒髪ロングの美少女に告白された。
『 私はあなたのストーカーです
これからは堂々とストーキングしますね』
と。
「ちょっと待って整理させてね」
「はい、どうぞ。
私はいくらでも待てますのでダーリンはたっぷり考えていいですよ」
もはやどっから突っ込んでいいのか分からない状態なのに、追加で突っ込ませないでほしい。
「とりあえず、そのダーリンっていうの何ですか?」
もう一つ一つ聞いていくことにした。
「え?ダーリンはダーリンよ。
『 愛しい人』、『 愛する人』。
けどあまりにも好きすぎて私が溶けちゃいそうだったから遠くから見ていることにしたの」
なるほど。この人がだいぶ頭のおかしい人だということはわかった。
「それじゃあ次の質問。なんで俺?正直幸さんくらいの女の子なら顔立ちはいいしスタイルもいいから、他の男子から人気だろうし告白も結構あったと思うのに俺に付きまとっていたのが疑問なんだけど」
と、この質問をすると幸さんの雰囲気が少し変わった。
今までは妙にフワフワした雰囲気だったが今はその影もない。
黒い炎がメラメラと燃えたぎるかのような、そのような雰囲気になっていた。
「何故、ダーリンを選んだのかが疑問ですって?本気で言ってるの?私は高校に入る前からあなたのことを知っていたと言うのに!!」
彼女は何故か激怒していた。しかも以前から知っていたという口ぶりである。
だが俺としては、身に覚えがなく。
「え、前どっかで会いました…?」
と返答してしまったがこれが恐らくまずかったのだろう。彼女の態度が一変した。
「どっかで会いました、かぁ……ふふふ……そうか、忘れちゃってるのね……。あの頃のダーリンはもういないのね…」
「ちょっと待って、どうしたの急に?シンプルに怖いんだけど」
妙に揺らめく彼女に俺は少し怯えながらもなんとか平静を装っていた。いや、平静を装うことしか出来なかった。
「私はあなたのことを知ってるのよ…だって好きだから……ずっと好きだったから……好きな人のことを調べるのは当たり前よね…?好きな理由なんて必要ないわよね、だって現に私はこんなにも愛しているのだから!!」
怖い怖い怖い怖い!
こんな怖い告白初めてすぎて心臓に悪すぎるって!
「幸さん!?さっきから様子おかしいけど大丈夫なの?ほらそこのベンチに座ろう、ね!?」
この雰囲気を維持されたらこっちの身が持たないため気分転換がてらベンチに誘導しようとすると
「あ…やっちゃってた…?」
先程までの黒い雰囲気は消えていった。初めの方のフワフワした雰囲気に戻っていた。
これはもはや嫌な予感しかしない。先程のことで俺は学習した。
さっきの雰囲気といい、おそらくドンピシャだろう。
早くこの場から逃げたくて仕方なかった。
聞いてしまったら引き返せなくなる。
そう思った矢先幸さんは口を開いた。
「私ね、ダーリンを思うと愛が積もって、好きすぎて好きで好きで好きで好きで……」
幸さんは少し言葉を溜め、最後の一言を放った。
「めちゃくちゃにしてあげたくなっちゃう♡」
目が完全にイッていた。もうこれは黒としかいいようがなかった。
そんなこんなで俺は、黒髪ロングのスタイルのいい隣のクラスのヤンデレなストーカー・深沢 幸さんから告白されてしまい、結果的に付き纏われるようになってしまった。
『 私はあなたのストーカーです
これからは堂々とストーキングしますね』
と。
「ちょっと待って整理させてね」
「はい、どうぞ。
私はいくらでも待てますのでダーリンはたっぷり考えていいですよ」
もはやどっから突っ込んでいいのか分からない状態なのに、追加で突っ込ませないでほしい。
「とりあえず、そのダーリンっていうの何ですか?」
もう一つ一つ聞いていくことにした。
「え?ダーリンはダーリンよ。
『 愛しい人』、『 愛する人』。
けどあまりにも好きすぎて私が溶けちゃいそうだったから遠くから見ていることにしたの」
なるほど。この人がだいぶ頭のおかしい人だということはわかった。
「それじゃあ次の質問。なんで俺?正直幸さんくらいの女の子なら顔立ちはいいしスタイルもいいから、他の男子から人気だろうし告白も結構あったと思うのに俺に付きまとっていたのが疑問なんだけど」
と、この質問をすると幸さんの雰囲気が少し変わった。
今までは妙にフワフワした雰囲気だったが今はその影もない。
黒い炎がメラメラと燃えたぎるかのような、そのような雰囲気になっていた。
「何故、ダーリンを選んだのかが疑問ですって?本気で言ってるの?私は高校に入る前からあなたのことを知っていたと言うのに!!」
彼女は何故か激怒していた。しかも以前から知っていたという口ぶりである。
だが俺としては、身に覚えがなく。
「え、前どっかで会いました…?」
と返答してしまったがこれが恐らくまずかったのだろう。彼女の態度が一変した。
「どっかで会いました、かぁ……ふふふ……そうか、忘れちゃってるのね……。あの頃のダーリンはもういないのね…」
「ちょっと待って、どうしたの急に?シンプルに怖いんだけど」
妙に揺らめく彼女に俺は少し怯えながらもなんとか平静を装っていた。いや、平静を装うことしか出来なかった。
「私はあなたのことを知ってるのよ…だって好きだから……ずっと好きだったから……好きな人のことを調べるのは当たり前よね…?好きな理由なんて必要ないわよね、だって現に私はこんなにも愛しているのだから!!」
怖い怖い怖い怖い!
こんな怖い告白初めてすぎて心臓に悪すぎるって!
「幸さん!?さっきから様子おかしいけど大丈夫なの?ほらそこのベンチに座ろう、ね!?」
この雰囲気を維持されたらこっちの身が持たないため気分転換がてらベンチに誘導しようとすると
「あ…やっちゃってた…?」
先程までの黒い雰囲気は消えていった。初めの方のフワフワした雰囲気に戻っていた。
これはもはや嫌な予感しかしない。先程のことで俺は学習した。
さっきの雰囲気といい、おそらくドンピシャだろう。
早くこの場から逃げたくて仕方なかった。
聞いてしまったら引き返せなくなる。
そう思った矢先幸さんは口を開いた。
「私ね、ダーリンを思うと愛が積もって、好きすぎて好きで好きで好きで好きで……」
幸さんは少し言葉を溜め、最後の一言を放った。
「めちゃくちゃにしてあげたくなっちゃう♡」
目が完全にイッていた。もうこれは黒としかいいようがなかった。
そんなこんなで俺は、黒髪ロングのスタイルのいい隣のクラスのヤンデレなストーカー・深沢 幸さんから告白されてしまい、結果的に付き纏われるようになってしまった。
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