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番外編 ②
私は嫉妬をした。ルトが令嬢に人気があるのも知っている。それでも今迄は令嬢を寄せ付ける事はしなかった。王女様の護衛で令嬢が気安く近寄れる事が出来なかったのもあるだろうけど…。 それに近衛隊の騎士は王宮の騎士団の騎士みたいに間近で見れる事は無い。
離れに建てられた私達の愛の巣に戻った私は、私室の鍵をかけ、部屋に閉じ籠もった。
コンコン
「お嬢様」
「レイ?待って今開けるわ」
私は鍵を開け、レイが温かいハーブティーを持って部屋に入って来た。レイは直ぐに部屋の鍵を閉めた。
「お嬢様、一度落ち着きましょう」
「そうね。それよりレイは大丈夫だった?置いてきちゃったけど…その、ルトに何もされなかった?」
「私は大丈夫です。私も父に鍛えられた一人なので」
「そう。なら良かった」
ドンドンドン、ガチャガチャ、ドンドンドン
「リー、頼む、開けてくれ」
「………」
「リー、お願いだ。顔が見たい」
「暫く一人にして下さいませ」
「リー、愛してる。俺が愛してるのはリーだけだ。信じてくれ」
「少しの間だけで良いので一人にさせて下さい」
「リー離れたくない。俺が悪かった。愛してる」
「ジークルト様は何が悪いとお思いで?」
「令嬢からお菓子を受け取った」
「だけではありません」
「持ち帰ってきた」
「私は傷つきました」
「お願いだ、顔を見て話がしたい」
「私は見たくありません」
「お願いだ、リー、顔を見せてくれ。 お願いだ、リー、俺を捨てないでくれ。俺にはリーしか居ない。リー、愛してる。離れたくない。 愛してる、俺を捨てないでくれ。リー、俺はリーに捨てられたら生きていけない…。リーに嫌われたら生きていけない…。愛してる、愛してるんだ。リーだけを愛してる。俺を捨てないでくれ、嫌わないでくれ、リー愛してる。側にいきたい、顔をみたい。お願いだ、リー、お願いだ…。 お願いだ、リー、お願いだ…」
扉の向こう側でズズズと何かが擦った音が聞こえた。
「はぁぁ。レイお願い」
「もう少し懲らしめましょう」
「もう良いのよ。これ以上はルトが可哀想だわ」
「分かりました」
ガチャ
「ジークルト様、お入り下さい」
「レイ、すまない…」
ルトは一目散に私の側に来て、私の前で膝をついて私の手を握った。
「リー、すまない…」
私はルトの頬を包み込み、顔を上に向かせた。
「私は傷つきました」
「すまない…」
「どうして受け取ったのです?」
「幻のお菓子と聞いて、リーに食べさせたくて」
「それなら貴方が買って私に食べさせてくれれば良かったのです」
「すまない…」
「他の令嬢から貰ったお菓子を、貴方に渡したお菓子を私が喜んで食べるとでも?」
「すまない…」
「それに私達の愛の巣に持ち帰ってきて」
「すまない…」
「貴方が未だに令嬢から人気があるのは知ってます」
「他の令嬢など興味ない。俺にはリーだけだ」
「なら今度から受け取らないで」
「当たり前だ。リーを傷つけるつもりは無かった」
「私もごめんなさい。嫉妬しただけなの。心が狭くてごめんなさい」
「俺なんか毎日嫉妬してる。レイにも…」
「レイ?レイは女性よ?」
「それでもリーの側で世話をしてる」
「メイドだもの」
「俺はリーの全てを誰にも触らせたくない」
「え?」
「リーの全ては俺のだ」
「え?」
「リー、すまない。俺を許してくれ、俺を嫌わないでくれ、俺を捨てないでくれ。愛してる、愛してる、愛してるリー」
「私も愛してるわ」
「もう、ルトと呼んでくれないのか?」
「ふふっ、愛してるわ、私の愛しい旦那様。ルト、愛してる」
私はルトの唇に自分の唇を重ねた。
「リー」
「後、私は寂しかったの。休みの度に騎士団に行って、私との時間が無くなったわ」
「すまない」
「王太子様の頼みだもの、仕方ないって分かってるの。だけど、少しは私も構ってほしいわ」
「ああ。俺もリーとの時間が無くなって辛かった」
「けど、稽古は楽しかったのでしょ?」
「それは、まあ。でも俺にとってリーが一番だ」
ルトは私の横に座り私を抱きしめる。
「久しぶりにリーに触れる。もう別々の部屋で寝るのは嫌だ。リーの居ないベッドは冷たく寒い」
「私は抱き枕?」
「違う。闇に引き込まれる。不安になる。寝て起きたらリーの中に俺が居ない世界になる。もう嫌だ、忘れられるのも、側にいれないのも、離れるのも、もう嫌だ…」
「私も寂しかった」
「もうリーを傷つける事はしない、約束する。だから許してくれ」
「私も心が狭かったわ。ごめんなさい」
「俺こそすまない」
「愛してるわ、ルト」
「俺も愛してる、リー」
お互い唇を重ねた。
離れに建てられた私達の愛の巣に戻った私は、私室の鍵をかけ、部屋に閉じ籠もった。
コンコン
「お嬢様」
「レイ?待って今開けるわ」
私は鍵を開け、レイが温かいハーブティーを持って部屋に入って来た。レイは直ぐに部屋の鍵を閉めた。
「お嬢様、一度落ち着きましょう」
「そうね。それよりレイは大丈夫だった?置いてきちゃったけど…その、ルトに何もされなかった?」
「私は大丈夫です。私も父に鍛えられた一人なので」
「そう。なら良かった」
ドンドンドン、ガチャガチャ、ドンドンドン
「リー、頼む、開けてくれ」
「………」
「リー、お願いだ。顔が見たい」
「暫く一人にして下さいませ」
「リー、愛してる。俺が愛してるのはリーだけだ。信じてくれ」
「少しの間だけで良いので一人にさせて下さい」
「リー離れたくない。俺が悪かった。愛してる」
「ジークルト様は何が悪いとお思いで?」
「令嬢からお菓子を受け取った」
「だけではありません」
「持ち帰ってきた」
「私は傷つきました」
「お願いだ、顔を見て話がしたい」
「私は見たくありません」
「お願いだ、リー、顔を見せてくれ。 お願いだ、リー、俺を捨てないでくれ。俺にはリーしか居ない。リー、愛してる。離れたくない。 愛してる、俺を捨てないでくれ。リー、俺はリーに捨てられたら生きていけない…。リーに嫌われたら生きていけない…。愛してる、愛してるんだ。リーだけを愛してる。俺を捨てないでくれ、嫌わないでくれ、リー愛してる。側にいきたい、顔をみたい。お願いだ、リー、お願いだ…。 お願いだ、リー、お願いだ…」
扉の向こう側でズズズと何かが擦った音が聞こえた。
「はぁぁ。レイお願い」
「もう少し懲らしめましょう」
「もう良いのよ。これ以上はルトが可哀想だわ」
「分かりました」
ガチャ
「ジークルト様、お入り下さい」
「レイ、すまない…」
ルトは一目散に私の側に来て、私の前で膝をついて私の手を握った。
「リー、すまない…」
私はルトの頬を包み込み、顔を上に向かせた。
「私は傷つきました」
「すまない…」
「どうして受け取ったのです?」
「幻のお菓子と聞いて、リーに食べさせたくて」
「それなら貴方が買って私に食べさせてくれれば良かったのです」
「すまない…」
「他の令嬢から貰ったお菓子を、貴方に渡したお菓子を私が喜んで食べるとでも?」
「すまない…」
「それに私達の愛の巣に持ち帰ってきて」
「すまない…」
「貴方が未だに令嬢から人気があるのは知ってます」
「他の令嬢など興味ない。俺にはリーだけだ」
「なら今度から受け取らないで」
「当たり前だ。リーを傷つけるつもりは無かった」
「私もごめんなさい。嫉妬しただけなの。心が狭くてごめんなさい」
「俺なんか毎日嫉妬してる。レイにも…」
「レイ?レイは女性よ?」
「それでもリーの側で世話をしてる」
「メイドだもの」
「俺はリーの全てを誰にも触らせたくない」
「え?」
「リーの全ては俺のだ」
「え?」
「リー、すまない。俺を許してくれ、俺を嫌わないでくれ、俺を捨てないでくれ。愛してる、愛してる、愛してるリー」
「私も愛してるわ」
「もう、ルトと呼んでくれないのか?」
「ふふっ、愛してるわ、私の愛しい旦那様。ルト、愛してる」
私はルトの唇に自分の唇を重ねた。
「リー」
「後、私は寂しかったの。休みの度に騎士団に行って、私との時間が無くなったわ」
「すまない」
「王太子様の頼みだもの、仕方ないって分かってるの。だけど、少しは私も構ってほしいわ」
「ああ。俺もリーとの時間が無くなって辛かった」
「けど、稽古は楽しかったのでしょ?」
「それは、まあ。でも俺にとってリーが一番だ」
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「私は抱き枕?」
「違う。闇に引き込まれる。不安になる。寝て起きたらリーの中に俺が居ない世界になる。もう嫌だ、忘れられるのも、側にいれないのも、離れるのも、もう嫌だ…」
「私も寂しかった」
「もうリーを傷つける事はしない、約束する。だから許してくれ」
「私も心が狭かったわ。ごめんなさい」
「俺こそすまない」
「愛してるわ、ルト」
「俺も愛してる、リー」
お互い唇を重ねた。
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