私と貴方の宿命

アズやっこ

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いつものようにエド達と食堂で昼食をとってから移動していた時、何気なく見た目線の先にお前が友と昼食を食べていた。

いつもここで食べていたのか。道理であれから食堂で見かけないはずだ。


お前と目が合い

見つめ合う


まるで時が止まったようだ。

互いに目線をはずさない。

いや、俺はお前からはずせない。

お前を見ていたい。

ずっとお前を俺の視界に入れていたい。


お前は目線をはずし友と話しだした。

友と話し笑ってるお前の顔を俺は遠くから見つめる。


笑ってるお前の顔をずっと見ていたい。

願わくば

俺の隣で…



「フェル」


エドが話しかけてきた。
俺はエドを見る。


「何だ」

「お前、いや、何でもない」


俺はエド達と学園内にあるエドの私室へ移動した。



授業が終わり、

妹、シャーロットが馬車に乗り、俺も乗り込もうと、


「お兄様」


お前の声に動きが止まる。

俺は振り返りお前達兄妹を見る。

兄と話しているお前の姿を見つめる。

兄と仲良く話すお前、

お前は兄に少し怒った顔を見せた。

兄がお前の頭を撫で、

お前は安心したような、

甘えてるような、

少しはにかみながら、

兄がしている事を許してる。

お前が兄の元から去り俺は馬車に乗り込む。


馬車が動き出し、


「お兄様」

「何だ」

「しまって下さらない」

「何をだ」

「お兄様気づいておりませんの?」

「だから何をだ」

「はぁぁ、何でもありませんわ」


何をしまうんだ。


俺はシャーロットの頭を撫でた。


「お、お兄様?突然何をなさるの?」

「悪い」


シャーロットは驚いた顔をした。


「お兄様、大丈夫ですの?」

「何がだ」

「急に頭がおかしくなったかと思いましたわ」

「おい!」


シャーロットと別に仲が悪い訳ではない。兄として妹を大事にしてきたつもりだ。

シャーロットが幼い頃は頭を撫でたり手を繋いで一緒に遊んだ。シャーロットが成長しそれも減ったが、それでも妹だ可愛いと思う。

シャーロットとエドはお互い一目惚れ同士で家柄も問題なく二人は婚約した。

俺は二人を長きに渡り支える。

シャーロットは妹ではあるが、エドの婚約者、いずれ妃になる。

一線を引いた訳ではないが…。



同じ兄妹でもこうも違うのか。

俺はシャーロットとの間のとり方は年頃の兄妹では当たり前だと思っていたのだが。

まあ、俺がシャーロットを必要以上に目にかけると今度はエドが面倒くさくなる。俺とシャーロットにはこのぐらいが良いのかも知れないな。


「お兄様?」

「何でもない」


馬車が邸に着いた。



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