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しおりを挟む長期休みが終わり学園でもいつもの日常が始まった。
「アメリアおはよう」
「おはようデイジー」
「アメリアとは良く会ってたから久しぶりな気はしないけど」
「そうね。お兄様とも順調みたいで良かったわ」
「アメリアこそランフェル様と順調みたいね」
「ええ」
「デイジー、アメリアおはよう。久しぶりね」
「「フローラおはよう」」
「アメリア聞いたわよ。ランフェル様と婚約したんでしょ」
「婚約はしてないわ」
「そうなの?それでもランフェル様となんて羨ましいわ。今迄令嬢が狙っても一向に振り向かなかった人なのよ?」
「そう、よね…」
「もう!堂々としなさいよ。ランフェル様に選ばれたんだから!」
「ええ」
「私はアメリアの味方よ?」
「ありがとうフローラ」
「それより今日家にこない?デイジーの婚約とアメリアの婚約じゃないのよね、でもお祝いには代わりはないわ。皆でお祝いしましょ」
「いいわね!久しぶりのフローラのお菓子楽しみだわ。アメリアは?」
「私も楽しみだわ。一度ランフェル様に確認してみるわ」
「何々、ランフェル様に確認するの?もう婚約通り越して嫁じゃない」
「フローラ、止めて、恥ずかしいじゃない」
帰りになり、
お兄様はデイジーと話している。
「楽しんでこいよ」
「ええ」
「明日は俺と過ごしてくれよ」
「勿論。私もリアム様と過ごしたいもの」
「アメリア、お前も楽しんでこいよ」
「うん」
お兄様は私の頭を撫でた。
後ろから私の腰を抱かれ、
「リアム頭を撫でるな」
「アメリアは俺の妹だ」
「それでもだ」
ランフェル様は私の頭を撫で、
「どうしても行くのか?」
「はい」
「俺は今日も会いたいと思っていた」
「ごめんなさい」
「俺は毎日会いたいと思っている」
「はい。明日は必ず」
「明日は必ずだぞ」
「はい」
「気をつけろ」
「大丈夫ですよ」
「それでもだ」
「分かりました」
私達はフローラの家の馬車に乗り、見送るランフェル様とお兄様に手を振った。
フローラの家で、フローラに質問攻めにあったけれど、それでも楽しい時間を過ごした。
「アメリア様、お迎えの馬車がまいりました」
「ありがとうございます」
フローラの家の執事が呼びに来た。
きっとお兄様ね。私は玄関へ行き、
「ラフェ様」
ラフェ様に駆け寄った。
「迎えに来た」
「ありがとうございます」
「アメリアまた明日ね」
2階へ登る階段の上にフローラがいて、
「今日はありがとう。また明日ね」
「フローラ嬢、今日はアメリアがすまなかった」
「いえ」
「では先に失礼する」
「はい、お気をつけて」
私はラフェ様に手を借り馬車に乗り、ラフェ様が乗ったら馬車は動きだした。
私はラフェ様の膝の上に座らされ、
「今日は楽しかったか?」
「はい」
「何を食べた?」
「ケーキとクッキーを」
「皆でか?」
「はい」
「何ともないか?」
「少し食べすぎたくらいです。フローラのお菓子美味しいのでついつい食べすぎちゃって」
「そうか」
「それよりお迎えなんて良かったのですか?」
「愛しい人を迎えに行くのは当たり前だろ?」
「はい、嬉しいです」
「リア」
ラフェ様は私を抱きしめた。
ラフェ様は最近私を甘やかす。それはそれで幸せだけど。私もラフェ様を甘やかしたい。そう思い、
ラフェ様の額に口付けをした。
「リア?」
「駄目でしたか?」
「いや、嬉しい」
私はラフェの髪の毛を撫でる。
幸せそうな顔をしたラフェ様を見て、私も幸せになった。
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