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キャルロット様は度々部屋に来て、
「エティーシア遊びに来たわ」
「はい」
「テシーも来て」
「はいはい」
「3人でお茶会しましょ」
「なら私は準備しますね」
「テシー」
「分かってます。お菓子もですね」
「ええ、よろしくね?」
「ふふっ、仲がよろしいのですね」
「テシーは私のお姉さんだもの。だいたいの事は言わなくても分かってくれるわ。同じ乳で育つと分かるのかしら」
「それは分かりませんが、私にも乳兄妹がいました」
「エティーシアにも?」
「はい、お兄様が」
「お兄様?」
「はい。私の護衛騎士として………」
「エティーシア?」
「すみません」
「辛いわね」
「はい………」
「エティーシアはお兄様を慕っていたの?」
「はい。愛しいと言う意味ではなく、大好きなお兄様でした」
「分かるわ。乳兄妹、同じ乳を飲んだだけ。それでも本当の兄妹だと、他の人よりも大切に思うものよ」
「はい」
「私もテシーとは姉妹だと思っているわ。大切な存在よ」
「はい。私もそう思います」
テシーがお茶の準備をし、お茶会をした。すると、
ガチャ
「キャルロット、どうしてお前がここにいるんだ」
「お兄様ばかりずるいわ。私もエティーシアと仲良くなりたいもの」
「はぁぁ」
「お兄様も一緒にお茶会しましょ」
「私は」
「ほら早く座って。テシー」
「殿下どうぞ」
テシーが殿下の前にお茶とお菓子を出した。
「すまない。テシーも座ってくれ」
「では」
「ねぇお兄様」
「何だ」
「私、ついに友達が出来たの」
「そうか」
「ええ、エティーシアと友達になったのよ?」
「はあ?」
「お兄様よりも私の方が仲良しなのよ」
「キャル」
「ね?エティーシア」
「は、はい」
「すまないな、キャルが無理を言ったんだろ?」
「いえ」
「お前な迷惑をかけるな」
「迷惑なんてかけてないわよ。どちらかと言えばお兄様の方が迷惑をかけてると思うわ」
「キャル!私がいつ迷惑をかけた」
「あら、乱暴にしているのでしょ」
「それは…」
「ほら、お兄様、エティーシアに謝って」
「キャルロット様、それは、」
「エティーシアは黙ってて」
「はい」
「ほら、お兄様」
「はぁぁ、分かった。
すまない、乱暴にした」
「いえ」
「はい、皆仲良しね!」
キャルロット様とテシーが部屋を出て行き、部屋に残された二人…
「キャルがすまなかった」
「いえ」
「それに、私も無理矢理、お前を、すまない」
「いえ…」
それからだった。
殿下の私を触れる手の違いに気付いたのは…。
いつから?
いつから違った?
私は貴方から
目を背け
耳を塞いだ
だから気付かなかった…
貴方が私に触れる手の違いに…
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