孤独な戦い(1)

Phlogiston

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帰り道

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「・・・・・・っ、ふぅ」

先程、盛大な放尿を楽しんだ僕は肛門から前立腺を責める責め具を入れたまま、残りの授業を受けた。休み時間には抜け目なく大量の水を飲み、再びの激しい尿意を蓄える。飲み干した水は徐々に膀胱に集まってきているが、まだまだこの程度の尿意では話にならない。僕は発狂する位の尿意が欲しいのだ。

時折、腰を動かすとその動きが責め具を伝って盛大に前立腺を刺激する。陰茎はぐんと勃起し、前立腺からの分泌液やカウパーが吹き出す。なかなかの快感なのだが声に出す事ができないので、ぐっと押し殺す。都合数時間の責めに僕の前立腺はまるで獣のように猛っている。これが教室でなければ、今すぐに肛門から数本の指を入れで前立腺をぐにぐにと押し叩いて遊んでやりたいくらいだ。

もうすぐ放課、という頃合になって、急に尿意が強くなってきた。ああ、いいぞ。膀胱よお前も苦しめ。これから家に帰るまでの数十分、勝負してやろう・・・・・・と軽く考えていたのだが、前立腺の興奮が尋常ではないからだろうか、尿意は加速度的に強くなり、あっという間に僕の膀胱は「助けて!助けて!」と泣きわめきだした。

授業が終わり、玄関まで来たところで僕はスラックスのポケットから黒い小さな器具を取り出した。これは今まさに肛門から前立腺を責めに責めている責め具のリモコンである。実はこの責め具は電動式で、肛門と会陰の部分に振動を与える機能と、責め具の先端が動いて前立腺にぐりぐりねちねちと刺激する機能が付いている。僕はその両方のボタンを最強にして一気に押した。

「ぐっ、あ゙あ゙・・・・・・!!」
予想以上の快感が僕の下腹部を容赦なく襲う。ぎっちり勃起した陰茎からは尿のようにカウパーがだらだらと溢れ、前立腺も「ちょっと、ちょっと待って!」という感じに動転している。勿論、膀胱も急激に大量の尿を抱え込んで、うんうんと苦しんでいる。この状態で、歩いて家に帰るのだ。

静かな教室では声を出すことが許されなかったが、屋外では多少は許される。いや、許される以前にもはや声を出さずに快感に耐えることは困難だった。歩く度に責め具は肛門から前立腺を執拗に責め上げる。しかも激しい振動や回転まで帯びて・・・。勃起した陰茎はスラックスの生地に擦られ、敏感な亀頭や鈴口が絶え間なく刺激される。僕は時折うめき声を上げながら、この凄まじい快楽を心から楽しんでいる。

うぐっ!下腹部にずーんとした感覚が走る。射精しそうだ。亀頭から絶え間なく流れるカウパーがローションのようにスラックスの内側に付いて、亀頭をごしごしと刺激していたからだ。しかし構わずそのまま歩き続けていると、あっという間にその時は来た。ううっ!という声と共におびただしい量の精液が吹き出す。その快感たるやもはや言葉では表せない。

あまりの快感に一瞬立ち止まってしまったが、尿意も限界に近いので、余裕がない。家への道を急がねばならない。とは言え射精直後の陰茎は刺激に敏感で、やはり腰が引けてしまう。そうしている間も膀胱は「もう限界!助けて!」と間断なく叫んでいる。

ふふ、最高じゃないか・・・!!

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