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第六章 狂愛の少年
「俺は生きる」
しおりを挟むいつもと変わらぬ夕方の5時。まだ息が白く濁ることはないものの、一日中暖房を付けて毛布にくるまっていなければ何も出来なくなってしまうような季節が、今年も来た。秋とも冬とも言えぬ、まだ名前のない季節。
明るい照明の下で、蛍は勉強机に向き合ってボンヤリと、目の前に置かれた公共倫理の一問一答集の裏表紙を眺めていた。色とりどりの細かな付箋がビッシリと並んでいるのを見ると、再びその一問一答集を手に取る元気が沸き起こらない。一度目を通したのに再度間違えてしまったものに付箋を付けていったところ、もはや「付箋帳」になってしまった始末。1週間後に控える模試に向けて、何としてでも付箋の枚数を減らさなければならないことは分かりきっていたが、どうにもやる気が起こらない。
「あぁぁ…!」
台所から不意に聞こえた祖母の声に、蛍は反射的に顔を上げて自室の扉を見た。扉は閉まっている。その木目を目でなぞる。
「婆ちゃん…?」
1ヶ月前の記憶が蘇る。蛍の祖母はその頃、台所で夕飯を準備している途中、食器棚の一番高い段から皿を取り出そうと椅子の上に乗った時、バランスを崩して転倒したことがあった。幸い骨折はしなかったが、幼少期は自分と一緒に鬼ごっこをして遊んでくれた頃の祖母はもういないのだと、年老いた祖母の姿に蛍は胸を痛めた。
「婆ちゃん?」
台所の方で冷蔵庫を開け閉めしたり、何やら袋をゴソゴソと漁る音がするから、以前みたいに倒れて動けなくなっているということはあるまい。だが、それでも返事をしてもらえないと些か不安になる。
「婆ちゃん!」
もう一度大きな声で叫んでも返事がないので、蛍は祖母のいる台所に向かうことにした。台所に用はなかったが、ただ何となく祖母の姿を自分の目に収めて安心したかった。
「婆ちゃん、何かさっき変な声出さへんだ?」
台所では祖母が、食材がパンパンに詰められた薄赤色のショッピングバッグからジャガイモを取り出して、冷蔵庫の野菜室に仕舞おうとしていた。改めて見てみると、数年前に会った時よりも僅かに曲がった背中が、とても小さく感じる。
「あのなぁ、今日の夕飯はシチューにしたろ思ったんやけどなぁ、肝心のルーを買うの忘れてきてしもうてな。また買いに行かなあかんわぁ」
台所の窓から見える外の景色は既に暗く、自分の姿が窓に薄っすらと反射しているのが見えた。
「俺、買ってこよか、今から。補充しときたい文具もあるから、行ってくるで」
蛍は、薄暗くて危ないから、他の料理なら作れるからと必死に止める祖母を宥め、財布とスマホ、そして祖母から借りたエコバッグをポケットに突っ込んで家を出た。
「うひぃ~、寒みぃ~!」
灰色の細長い雲。紫色の暗い空と、黄色の明るい空の境界線で揺れている。氷のように冷たい空気が、鼻の穴を通って全身に染みていく。蛍は首をすっ込めて両手をポケットに突っ込み、最寄りのマックスバリュへ小走りで向かった。
「シチューのルー、買いました。付箋も買いました。ペンの替え芯、買いました」
ほとんど何の重みもないエコバッグを左手にぶら下げながら、蛍は帰途に付いていた。太陽の淡い光は分厚い雲の向こうに隠れてしまった。時折蛍の視界の隅を過ぎ去っていく電柱のライトは、大袈裟なくらいに薄暗い田舎町を照らす。
気温が低すぎて、土の中に籠もっていたいのだろうか。いつもなら鳴き始める蛙や虫の音が、今日は聞こえない。人もいない。犬や猫の鳴き声も聞こえない。時々聞こえる、踏切と列車の音以外は、シンと静まり返っている。今さら何か買い忘れたことに気が付いても仕方ないと分かってはいたが、何かしら喋っていないと、周囲に音がないという余りの寂しさに負けてしまいそうで、蛍は自分が買ってきたものをブツブツと呟いていた。
「家帰ったら、一問一答のやつ、もう一章分だけやった……ら…?」
自宅まであと10m弱。立派な石塀に沿って歩き、角を曲がろうとした時、蛍はある女性に視線を奪われた。彼女は、川の上に掛かる橋に両手を付いて、物憂げに空を眺めていた。滑らかな黒髪が風に揺れる。少し赤くなった頬と鼻の先。陶器のように白く透き通る肌。蛍は自身が同性愛者であることは既に認めていたが、生まれて初めて異性をここまで美しいと感じた。だが、いつまでも彼女に見惚れるわけにもいかず、その場を立ち去ろうとした時。
視界の隅。
その女性が、橋から身を乗り出し、今にも川の中に飛び込もうとしているのが見えた。
「え?!」
生まれて初めて見た、見たくはなかったもの。蛍はグルリと首を後ろに向けた。慌てて振り向いたから首の骨がポキッと音を立てたが、そんなことなど気にしてはいられなかった。
その女性は、蛍の方を見ていた。とても綺麗な黄金色の、何処か人間離れした妖艶な眼差し。露骨に蛍に見せつけるような眼差し。フワッと彼女の細い身体が宙に浮いた。
「ぇええぇっ?!ちょ、ちょっ、ちょっと待って、待って!!」
蛍は左手に持っていたエコバッグを道路脇に投げ捨て、彼女の落ちていく身体を引き留めるために走った。橋の下へと姿を消していく彼女の後ろ姿が、スローモーションのようにゆっくりと動いて見える。
「捕まえた!」
ギリギリのところで彼女の細い腕を両手で掴むと、グンッと人一人分の体重が蛍の全身を引っ張る。握り潰せば割れてしまいそうな、硝子みたいな腕をゆっくりと引っ張り上げる。そして彼女に抱き着くような姿勢で両足を強く踏ん張り、彼女を橋の上の歩道に引き上げた。
「うぉ、ちょ、ちょっ」
彼女は引き上げられた後、蛍の腰にしがみついた。逃さない。まるでそう訴えるような眼差しで蛍を見つめる。蛍はまだ重心の位置が定まっていないところに抱き着かれ、後ろによろけて尻餅を付いた。数時間前に降った小雨の名残が、地面から伝わってくる。
「あの…」
蛍は、まさか本人に「死のうとしてたんですか」と聞けるわけがなかった。だからといって、無責任に「駄目ですよ」「遺された人たちが悲しみますよ」とも言いたくなくて、蛍はただ彼女の美しい髪の流れを見つめていた。
「私のね――」
不意に口を開いた彼女の言葉に、蛍はビクッと身体を震わせた。聞こえてはいるけれど、そこには存在しないような言いようのない不思議な感覚。それに吸い込まれるように、蛍は彼女の言葉に耳を傾けた。
「私の彼氏が、バイクの事故で亡くなったの。結婚の約束もしてたのに――ずっと傍にいてくれるって……約束…したのに」
そう語る彼女の目から、涙が一粒零れた。真珠のようだった。真珠が、一粒、二粒と零れてはアスファルトに染みていく。
「――彼氏さんの後を追おうとしてたんすか」
蛍の言葉に、彼女は蛍の腰を掴んだまま静かに頷いた。
自分は彼女に、なんて言うべき?
あっそうですか、お邪魔しましたと立ち去る?
そんなこと、出来るわけがない。
じゃあ、何て言う?
全く同じ問いを頭の中で繰り返し繰り返し問い続けるばかりで、何をするのが正解なのか、本当に分からない。
もしも、死ぬことがその人にとっての命綱ならば、それを奪っても良いものか…?
「あの!」
蛍は、自分でも驚くくらいの声量で彼女を呼んだ。彼女はビクッと身体を震わせ、反射的に蛍を見上げた。何を言うべきか分からない状態で、衝動的に声を掛けてしまったことを今更ながら後悔しつつ、蛍は、心に思い浮かんだ言葉をそのまま口に出した。
「どうせ、死にますよ。絶対にいつの日かは、死ぬんすよ、俺ら。急がんくても良いと思います。それに、彼氏さんも見たくないと思いますよ。自分が死んだせいで彼女も死ぬの。まぁ、あの、違う男と仲良くされるのも嫌かなとは思うんすけど、それはさておき…。その、いや、あの、やっぱり土産話が沢山欲しいかなって、俺やったら。だから、その、何かその分、長く生きて欲しいかなって…そのぉ――」
何の纏まりもなく、ダラダラと一方的に喋り続けるうちに、段々と支離滅裂な事を言っているような気がしてきて、蛍は頭も心もグチャグチャになった。目が泳ぐ蛍の表情を、彼女は確かめるような目つきで観察している。
「ねえ、もしも君だったら、好きな人が死んでしまったら、死ぬ?」
不意に蛍に尋ねた彼女の言葉に、蛍は一瞬だけ呼吸が止まったような感覚を覚えた。
もしも、世央に何かあったら。
考えることすら嫌だった。いつかは必ず訪れる、世央との別れ。生まれつき病弱で、幼年時代に何度か生死を彷徨った世央の過去を思うと、ある日突然世央がいなくなってしまいそうで、ずっと怖かった。それを世央に知られたくなくて、心の奥底に隠していたものを、初対面の人に掘り起こされた。
世央がいなくなったら、俺は狂ってしまう―――。
それでも。
「死にません」
蛍は腹の底から声を出し、自分にも言い聞かせるように話した。
「俺が死んだら悲しんでくれる人がいる。それに――」
世央に気持ち悪がられたら嫌だ。
それだけの言葉を言うことが出来なかった。
「ええ。君の言う通りよね。大事な人に勝手に死なれたら、悲しいもの」
いつの間にか蛍の腰から手を離して、彼女は蛍の瞳の奥を観察するようにジッと蛍の顔を見つめていた。そして、やれることはやった、と言うように小さく首を縦に振ると彼女はゆっくりと立ち上がり、蛍に背を向けて歩き出した。
「え?あの、もう大丈夫なんすか」
紺色のワンピースの裾を揺らす彼女の後ろ姿が、どんどん遠ざかっていく。夜の影に溶け込むような、そんな彼女の後ろ姿に掛けた蛍の言葉に彼女は返事をしなかった。聞こえていないのか、或いは聞こえないフリをしているのか、彼女は妙に堂々とした足取りで暗闇に姿を消していった。
「……俺、帰ってええんかな」
蛍は、名前も知らぬ彼女の姿が完全に見えなくなってからも、暫くはそこから動けずにいた。彼女に殆どの体力を奪われたような気分。頑張って立ち上がろうとしてみると、まるで産まれたばかりの子鹿みたいに両脚が震えた。
「鞄どこや…?あ、あれや」
蛍の真上には、月が寂し気に浮かんでいる。それに寄り添うように、1つの小さな星が光っている。蛍は道路脇に乱雑に投げ捨てられたエコバッグを拾い上げ、軽く砂を手で払うと、それを小脇に抱えて小走りで自宅に向かった。
「蛍くん、あなたの言葉。信じるわよ」
蛍の後ろ姿を、草むらに隠れて密かに見守る双尾の黒猫。それは、蛍の頭上の空気を睨んでいる。黒猫には何も見えない。
昨日の昼過ぎの時点で、蛍の寿命は残り24時間だった筈だった。それが、24時間以上経った今でも、蛍は生きている。陽炎は間違いなく、少しずつ少しずつ、残酷な運命に抗っている。だが、安心は出来ない。
「陽炎…お願い―――頑張って」
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