佐々木と吉田   アニメ声優に必要なのは、お約束のギャグ編

zurvan496

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  家族の反対により、終了

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「まぁそんな素晴らしい番組、ショージのまんまなんだけど」
「え?その話、まだ続けるの?」
 いやいや、当然、当然、と佐々木が首を振る。
「ある理由で終わってしまうのね」
 いやいやいや、と吉田が手を振る。
「ある理由で終わるもクソも、全部あなたの妄想だからね」

「あのさぁ俺はさぁ」
「・・・・ああっ続けるんだ」
「村上ショージさんのさぁ、家族構成知らないんだけどさぁ」
「はい」
「あのお年だし、割とおっきなお子さんがいると思うのね」
「そうですね・・・・・さんまさんとそんな違わないんですよね」
 そうそう、と佐々木が頷く。

「それでその・・・・息子さんがいてね」
「はい」
「三十過ぎ・・・・三十前後くらいの息子さんが、ある日さんまさんを訪ねるのね」
「はいはい」
「そしたらさんまさんが、おおっ、しばらく見んうちに大きゅうなったの、みたいなこと言って、前あった時はこんくらいやったのに、って・・・・」
 佐々木が指で10センチくらいの大きさを示す。
「そんな軽いギャグを入れてね」
「まぁまぁね」

「それでその息子さんが、そのギャグをスルーして」
「スルーするんかい」
「ちょっとさんまさんにお話があります、って言のね」
「はい」
「それで息子さんが、父の番組を毎週観てます」
「まぁそうでしょうね」
「実はわたくし、息子がいまして」
「はいはい、ショージさんの孫」
「小学校一年か、幼稚園くらいの子供がいます」
「はいはい」
「毎週、息子と観てるんです」
 はい、と相槌を打ち、吉田は苦笑する。

「それで番組で、父がさんまさんに説教をされます」
「ハハハハッはいはい」
「わたしは良いんです、それがどういう事か分かっているから」
「分かっているから」
「さんまさんが父を説教するのは、さんまさんが父を愛しているからだと言うこと・・・・」
「愛しているとか言うな」
「まぁとにかくね」
「はい、とにかく」
「息子さんが、わたしは良いんです・・・・ただ、わたしの息子がですね・・・」
 ハハハハハッ、と吉田が笑う。

「息子がわたしに言うんです」
「はいショージさんの孫が」
「パパ、なんでじーじはいっつもさんまさんに怒られているの」
 ハハハハハハハっと吉田は笑う。
「わたしは良いんです、ってショージさんの息子が言うのね」
「自分は良いと、分かっているから自分は良いと」
「でも、息子がいるんです」
「ハハハハハッ」

「すいませんさんまさん、って言って、息子さんは頭を下げるのね」
「はい」
「こんなことさんまさんに言うのは間違っています」
「はいはい」
「ましてこんな事、さんまさんに言いに行ったなんて父に知られれば、父にわたしは怒られます」
「ハハハハッ、黙って来たんだ・・・そりゃそうか」
「ただお願いしますと」
「お願いしますと」
「ショージのまんま、終わりにしてください」
 ハハハハハハハッと吉田が笑う。

「まぁそこまで言われたらね」
「はい」
「さんまさんも、天下の明石家さんまと呼ばれた男ですよ」
「意味が分からんですけどね」
「そうかぁ、すまんかったと」
「いやいやいや、さんまさんが謝る理由がよく分からん」
「俺は今まで、俺の、この明石家さんまだけの村上ショージだと思っていた」
「ハハハハッ思っていたんだ」
「俺だけのショージやと思っていた」
「言い方、言い方」
「でもそれは違うと」
「違うと」
「お前らのショージやったんやな」
「ハハハハハハハハッ、何言ってんのこの人」

「でさんまさんが、よし分かった、って言ってショージのまんまは終わってしまうのね」
「はい」
「俺たち、全国に八千万いる村上ショージファンの夢の番組」
「そんなにいねぇよ」
「あっいない?」
「いない」
 吉田が頷く。
「全国に八人いる・・・・」
「八人かい・・・・よくジョージさんも芸能人続けられるな」
「八人のうちの一人が、さんまさんだから」
「あっそれなら続けられますね」

「その夢の番組、ショージのまんまだけど、ご家族の意思を尊重して、終了と」
「・・・・・・先輩」
「んん?」
「あんた何の話してんの?」
「だから俺は今、架空のシステム、ヨシモトチャンネルの話をして、そしてそのチャンネルがあったとしたらの、仮にの話として架空の番組ショージのまんまの話をして、もしその番組は始まって、もし村上ショージさんに息子さんがいて、その人に仮にお子さんがいての仮にの話をしている」
「長えよ」
 ハハハハハッ佐々木が笑う。

「妄想が長えよ、後妄想の説明も長えよ」
「長い?」
「長い」
「分かった仕方ない」
 佐々木が腕を組む。
「一言で言うと」
「はい」
「面白いと思った番組に、ポイントを払うヨシモトチャンネルってシステムがあったら、いけるんじゃないのかって話」
 ハハハハハッと吉田は笑う。
 
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