佐々木と吉田  マリオパーティー脳トレを作れば売れる編

zurvan496

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子供は繰り返しが好き

 役に立てば勉強

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「敢えていうのなら」
 吉田が告げる。
「役に立つんなら・・・受験の役に立つなら勉強なんじゃないんすかね」
「でもそれなら脳トレで集中力とか付くからいんじゃないの」
「うん、まぁだから・・・・・」
 吉田が苦笑する。

「ていうかそれならさぁ・・・・」
 佐々木が告げる。
「例えばこれからeスポーツが盛んになってね」
「はい」
「野球みたいになったとしよう」
「はいはい」
「まぁさっきも言ったけど、野球もゲームも子供の遊びで、観客は経験者が多いからね」
「そうですね」

「でその・・・・・」
 佐々木が首を傾ける。
「プロ野球みたいにeスポーツがなったとして」
「はい」
「そうなれば野球と同じように、甲子園みたいなものができる訳じゃん」
 そうですね、と吉田は頷き、
「高校の大会が」
と答える。
 そうそう、と佐々木が頷く。

「そうなればさぁ、その大会で良い成績を獲ればさぁ、スポーツ推薦みたいにさぁ・・・・」
 まぁそもそもeスポーツなんだからさぁ、と佐々木が苦笑する。
 そうですね、と吉田も笑う。
「とにかくそうなればさぁ、普通のスポーツみたいに、サッカーや野球みたいに大学入れるんじゃないのかね」
「ハハハハハッ確かにそうですね」
「・・・・・・スゴイ時代だな・・・冷静に考えると」
「そうっすね」


「でもまぁ・・・・・」
 佐々木が結論を告げる。
「そういう事だよね」
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