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知識と知識が繋がる
知識B
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「でね」
「はい」
「さらに時は流れて」
「はい、流れて、流れました」
吉田が頷く。
「二十歳過ぎの時、ブラブラしてた時」
「はい、ブラブラしてた時」
「本ばっか読んでた時」
「仕事もせずに」
「仕事もせずに」
佐々木が頷く。
「ローマ人物語って本があって、俺はこの本が大好きなのね」
「はいはいはい、何度も聞いています」
「で、それを二十歳過ぎの時、ブラブラしてた時、読んだのね」
「はい」
「で、すごい面白かったから、この作者の本を、他のも読んでいこうと思ったのね」
「仕事もしてないし」
「仕事もしてないしね」
「で、そしたら、この作者は」
佐々木が指を回す。
「元々、ルネサンスの事を書いてたのね」
「はい」
「ルネサンスっていうのは復興運動で、なんの復興かっていうと、ギリシャ、ローマの文化の復興なのね」
「はい、そうですね、それくらいは分かります」
「で、その・・・・ローマ人物語の作者の、ルネサンスモノを読んでたらね」
「はい」
「そしたら・・・・」
佐々木が右手を上げる。
「さっきの知識A」
「はい、知識A」
「ダヴィンチがフランスに行ったのは、フランス軍が攻めてきて、その和平の為に、ローマ法王がフランス王のところに行って」
「はいはいはい」
「その時に、フランス王のご機嫌を取るために、有名人のダヴィンチを連れて行った」
「はい、そうですね」
「このローマ法王と」
「はい」
んん?と少し思い、吉田の表情が硬くなる。
「知識Cで・・・」
佐々木が左手を上げる。
「ルターがローマかトリック教会を非難したと時のローマ法王って、同じ人物なんだよね」
「はい」
「さらに時は流れて」
「はい、流れて、流れました」
吉田が頷く。
「二十歳過ぎの時、ブラブラしてた時」
「はい、ブラブラしてた時」
「本ばっか読んでた時」
「仕事もせずに」
「仕事もせずに」
佐々木が頷く。
「ローマ人物語って本があって、俺はこの本が大好きなのね」
「はいはいはい、何度も聞いています」
「で、それを二十歳過ぎの時、ブラブラしてた時、読んだのね」
「はい」
「で、すごい面白かったから、この作者の本を、他のも読んでいこうと思ったのね」
「仕事もしてないし」
「仕事もしてないしね」
「で、そしたら、この作者は」
佐々木が指を回す。
「元々、ルネサンスの事を書いてたのね」
「はい」
「ルネサンスっていうのは復興運動で、なんの復興かっていうと、ギリシャ、ローマの文化の復興なのね」
「はい、そうですね、それくらいは分かります」
「で、その・・・・ローマ人物語の作者の、ルネサンスモノを読んでたらね」
「はい」
「そしたら・・・・」
佐々木が右手を上げる。
「さっきの知識A」
「はい、知識A」
「ダヴィンチがフランスに行ったのは、フランス軍が攻めてきて、その和平の為に、ローマ法王がフランス王のところに行って」
「はいはいはい」
「その時に、フランス王のご機嫌を取るために、有名人のダヴィンチを連れて行った」
「はい、そうですね」
「このローマ法王と」
「はい」
んん?と少し思い、吉田の表情が硬くなる。
「知識Cで・・・」
佐々木が左手を上げる。
「ルターがローマかトリック教会を非難したと時のローマ法王って、同じ人物なんだよね」
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