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作品という子供子ども
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「あのね」
「はい」
「例えばの話ね」
「例えばの話」
「俺の想像の話なんだけど」
「いつも先輩の妄想の話ですけどね」
「まぁ、そうなんだけど」
「例えば腐のつくおねえさんがいてね」
「はいはい」
「中学生の頃からずっと男と男が合体することばかり考えててね」
「まぁ、仕方ないですよね」
吉田は苦笑する。
「高校生ぐらいから、そういう漫画を描き始めてね」
「はいはい、まぁまぁね」
「商業高校か短大を出て、区役所か信用金庫か病院の事務員になってね」
「・・・・モデルいるんですか?」
「いや特定のモデルはいない」
「・・・・分かりました」
「まぁそう言うおねえさんがいてね」
「はい、いて」
「昼間は事務の仕事をしながら、夜は家で男と男が合体する漫画を描いてて」
「はい」
「それをずっと続けて俺らぐらい、まぁ四十過ぎになったわけよ」
「はいはい」
「でまぁ、結婚もしてなくて」
「はい」
「子供もいなくて、家族自分一人」
「まぁまぁ仕方ないです」
「ただこうなると思ってなかったから、二十歳の頃から結婚資金を貯めていたのね、三千万」
ハハハハッと吉田は笑い、
「貯めましたねぇ」
と応える。
「それでまぁ、その自分はどうやら子供を、人間の子供を残すことはないだろうと」
「人間の子供をね・・・・えっ人間以外の子供がいるんですか?」
「だから、作品という子供を残そうと思うのね」
「はいはいはい、そういうことですね」
「それでアニメ会社に行って、自分の考えた最高の男と男が合体する漫画を、アニメにしてくださいって頼むのね」
ハハハハハッと吉田は笑う。
「金ならある」
「金ならあると」
「結婚資金の三千万があるから、これで理想の男と男が合体するアニメを作ってくれとそう言うことになるのね」
「はい」
「例えばの話ね」
「例えばの話」
「俺の想像の話なんだけど」
「いつも先輩の妄想の話ですけどね」
「まぁ、そうなんだけど」
「例えば腐のつくおねえさんがいてね」
「はいはい」
「中学生の頃からずっと男と男が合体することばかり考えててね」
「まぁ、仕方ないですよね」
吉田は苦笑する。
「高校生ぐらいから、そういう漫画を描き始めてね」
「はいはい、まぁまぁね」
「商業高校か短大を出て、区役所か信用金庫か病院の事務員になってね」
「・・・・モデルいるんですか?」
「いや特定のモデルはいない」
「・・・・分かりました」
「まぁそう言うおねえさんがいてね」
「はい、いて」
「昼間は事務の仕事をしながら、夜は家で男と男が合体する漫画を描いてて」
「はい」
「それをずっと続けて俺らぐらい、まぁ四十過ぎになったわけよ」
「はいはい」
「でまぁ、結婚もしてなくて」
「はい」
「子供もいなくて、家族自分一人」
「まぁまぁ仕方ないです」
「ただこうなると思ってなかったから、二十歳の頃から結婚資金を貯めていたのね、三千万」
ハハハハッと吉田は笑い、
「貯めましたねぇ」
と応える。
「それでまぁ、その自分はどうやら子供を、人間の子供を残すことはないだろうと」
「人間の子供をね・・・・えっ人間以外の子供がいるんですか?」
「だから、作品という子供を残そうと思うのね」
「はいはいはい、そういうことですね」
「それでアニメ会社に行って、自分の考えた最高の男と男が合体する漫画を、アニメにしてくださいって頼むのね」
ハハハハハッと吉田は笑う。
「金ならある」
「金ならあると」
「結婚資金の三千万があるから、これで理想の男と男が合体するアニメを作ってくれとそう言うことになるのね」
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