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第4章 最終章
1いざ、戦場へ
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「怖くないのかい?」
おばあちゃんは私の顔を見ながら言った。
「怖くないといえば、それは嘘になりますけど・・。でも、私、アルベルト皇太子殿下の元婚約者なんです!元ですけれど、最後まで殿下は私のことを愛しているとおっしゃってくださいましたし・・うふ。私も殿下のためにできることがあれば何でもしたいと思っています!」
「ほほう・・リサは思った通り、頼もしいねぇ」
「私に何ができるか分かりませんが、アルベルト皇太子殿下をお守りしたいという気持ちは誰にも負けないつもりです」
しばらくおばあちゃんは目を閉じ、黙って考えていたようだった。
不穏な状況の中で、誰もが沈黙をしていた。どれくらい時間が立ったのかすら分からなくなった頃、おばあちゃんは覚悟を決めたように口を開いた。
「リサ、その時がきたようだ」
「その時?」
「ああ・・そうだ。その時だよ。
お前はたった今からリサではない。
お前はプリンセスかぐやとして、王家を守るのだ」
「王家を?プリンセスかぐやとして?」
おばあちゃんは何を言っているのか・・正直、分かったような、分からないような感じだった。でも、おばあちゃんの迫力は私に有無を言わせない強さがあった。そして、私はおばあちゃんの言うとおりにするのが最も賢明なことだと直感で思った。
そう、私は元婚約者のリサじゃない・・私はプリンセスかぐや!!
「そうだよ。気をつけて行っておいで。その賢い黒猫と一緒にね」
やっぱり、おばあちゃんにはシャノンが見えているのだ!
シャノンはおばあちゃんに向かって一声鳴いた。
「にゃ~ん」
「おばあちゃん・・いいえ、占い師ダニエラさん、私達の無事を祈って下さいな」
「ふふふ・・。分かったよ。お前たちの無事を最大級に祈っている!
「ありがとう、おばあちゃん」
おばあちゃんにはシャノンの言葉が聞こえていたのだ。もはや驚くべきことではないと思うのだが、おばあちゃん・・いや、シャノンは占い師ダニエラと言ったっけ・・ただものではないということが確信に変わった。
「そうだ、リサ、黄金のネックレスをつけているね?」
おばあちゃんは何でもなことを思い出したように言った。
「はい」
「魔王ルシファーのドラゴンはネックレスに封印されている魔力をお前が解き放てば倒すことができる」
そ、そ、そんな大事なことですかぁ?!
「で、どうしたら封印された魔力を開放したりできるんですか?」
「それは私の知るとこではない・・。が、プリンセスかぐやのパワーが教えてくれるさ」
「ほんとにぃ?」
先行き不安ではあるが、何とかなるって、おばあちゃんは言ってる・・うん!そうだ!私は自分に言い聞かせていた。シャノンも何だか、よそ事みたいに涼しい顔をしている。シャノンの落ち着き方を見ていると、何とかなりそうな気もする・・
「シャノン、大丈夫だよね?」
「そんなの、分かんないよ」
「え?」
「でも、ダニエラが私たちを城に送り出すんだから・・」
「そうだね・・私たちにならできるよね」
私も再び覚悟を決めることができた。
何となく、私達とは距離を置いていたリアムは、多分ひとり蚊帳の外的立場だったが、静かに様子を見守っていた。ただ、何となく状況を理解しているところがリアムのすごいところだと思うのだが、私の肩に手を置いて言った。
「リサ・・お前みたいなぼ~っとした奴が城に行ってどんな役にたつのかは全く不明だが、頑張れ!
それと絶対に死ぬな!
帰ってこいよ。俺は待ってるからな!うまいメシ作って待ってるから!
絶対に帰ってこい!」
そんなリアムに、私の心は、とても勇気づけられていた。
「よ~し!」
私はシャノンの方を見た。シャノンは私をしっかりと見据えた。目が合い、お互いの覚悟を確認すると、シャノンは私の肩にすばやく乗った。モフモフが頬をくすぐる。いつも通りだ!
「おばあちゃん、行ってきます!リアム、美味しいごはん作って待っててね!」
私はそう言うと、パワーを全身に感じ、気持ちを集中しシャノンとともに黄金の光に包まれた。
おばあちゃんは私の顔を見ながら言った。
「怖くないといえば、それは嘘になりますけど・・。でも、私、アルベルト皇太子殿下の元婚約者なんです!元ですけれど、最後まで殿下は私のことを愛しているとおっしゃってくださいましたし・・うふ。私も殿下のためにできることがあれば何でもしたいと思っています!」
「ほほう・・リサは思った通り、頼もしいねぇ」
「私に何ができるか分かりませんが、アルベルト皇太子殿下をお守りしたいという気持ちは誰にも負けないつもりです」
しばらくおばあちゃんは目を閉じ、黙って考えていたようだった。
不穏な状況の中で、誰もが沈黙をしていた。どれくらい時間が立ったのかすら分からなくなった頃、おばあちゃんは覚悟を決めたように口を開いた。
「リサ、その時がきたようだ」
「その時?」
「ああ・・そうだ。その時だよ。
お前はたった今からリサではない。
お前はプリンセスかぐやとして、王家を守るのだ」
「王家を?プリンセスかぐやとして?」
おばあちゃんは何を言っているのか・・正直、分かったような、分からないような感じだった。でも、おばあちゃんの迫力は私に有無を言わせない強さがあった。そして、私はおばあちゃんの言うとおりにするのが最も賢明なことだと直感で思った。
そう、私は元婚約者のリサじゃない・・私はプリンセスかぐや!!
「そうだよ。気をつけて行っておいで。その賢い黒猫と一緒にね」
やっぱり、おばあちゃんにはシャノンが見えているのだ!
シャノンはおばあちゃんに向かって一声鳴いた。
「にゃ~ん」
「おばあちゃん・・いいえ、占い師ダニエラさん、私達の無事を祈って下さいな」
「ふふふ・・。分かったよ。お前たちの無事を最大級に祈っている!
「ありがとう、おばあちゃん」
おばあちゃんにはシャノンの言葉が聞こえていたのだ。もはや驚くべきことではないと思うのだが、おばあちゃん・・いや、シャノンは占い師ダニエラと言ったっけ・・ただものではないということが確信に変わった。
「そうだ、リサ、黄金のネックレスをつけているね?」
おばあちゃんは何でもなことを思い出したように言った。
「はい」
「魔王ルシファーのドラゴンはネックレスに封印されている魔力をお前が解き放てば倒すことができる」
そ、そ、そんな大事なことですかぁ?!
「で、どうしたら封印された魔力を開放したりできるんですか?」
「それは私の知るとこではない・・。が、プリンセスかぐやのパワーが教えてくれるさ」
「ほんとにぃ?」
先行き不安ではあるが、何とかなるって、おばあちゃんは言ってる・・うん!そうだ!私は自分に言い聞かせていた。シャノンも何だか、よそ事みたいに涼しい顔をしている。シャノンの落ち着き方を見ていると、何とかなりそうな気もする・・
「シャノン、大丈夫だよね?」
「そんなの、分かんないよ」
「え?」
「でも、ダニエラが私たちを城に送り出すんだから・・」
「そうだね・・私たちにならできるよね」
私も再び覚悟を決めることができた。
何となく、私達とは距離を置いていたリアムは、多分ひとり蚊帳の外的立場だったが、静かに様子を見守っていた。ただ、何となく状況を理解しているところがリアムのすごいところだと思うのだが、私の肩に手を置いて言った。
「リサ・・お前みたいなぼ~っとした奴が城に行ってどんな役にたつのかは全く不明だが、頑張れ!
それと絶対に死ぬな!
帰ってこいよ。俺は待ってるからな!うまいメシ作って待ってるから!
絶対に帰ってこい!」
そんなリアムに、私の心は、とても勇気づけられていた。
「よ~し!」
私はシャノンの方を見た。シャノンは私をしっかりと見据えた。目が合い、お互いの覚悟を確認すると、シャノンは私の肩にすばやく乗った。モフモフが頬をくすぐる。いつも通りだ!
「おばあちゃん、行ってきます!リアム、美味しいごはん作って待っててね!」
私はそう言うと、パワーを全身に感じ、気持ちを集中しシャノンとともに黄金の光に包まれた。
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