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番外編 リオの光
光
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休憩を挟みながら進み、三日ほど経った。
荷馬車を引く馬が暴れたようで、大きく揺れた。僕は転がって身体を打ちつける。
「どうした? なにがあった?」
男の人が外に向かって声をかける。
「盗賊です。絶対に出てこないでください」
周りが騒がしくなった。
荷馬車の外では怒号が飛び交い、金属がぶつかる音が響く。うめき声や悲鳴も響いていた。
怖い。
耳を塞いでしまいたいのに、手を縛られていてできない。震える身体を丸めて、キツく瞼を閉じた。
音がやみ、ほろが捲られる。身体をビクッと跳ねさせ、勢いよく顔を上げた。
男の人が小さな悲鳴をあげて「命だけは」と頭を床に擦り付ける。盗賊なんだ。護衛の人はやられたんだ。
盗賊の持つ剣は、ドス黒い液体が滴っていた。それを振り上げると、月明かりに照らされて鈍く光る。
「ガキとおっさんかよ。護衛なんて雇っているから、金目のものがあると思ったのに」
盗賊の手首が動き、剣が振り下ろされると思って瞼を閉じた。
僕は生きるのを諦めた。死ぬのは怖いけど、生きていても怖いことばかりだ。
うめき声とドサリと身体が地に沈む音を聞いた。僕じゃなくて先に男の人がやられたのか。それなら次は僕の番だ。
「大丈夫か?」
心配をはらんだ声に瞼をそっと開く。
目の前にいたのは盗賊ではなく、月に照らされて銀色の髪が煌めき、見たこともないほど綺麗な中世的なお兄さんが立っていた。低い位置でまとめられた長い髪がたゆたう。
外見では分かりにくいけど、声でお兄さんだとわかった。
「大丈夫か?」
もう一度聞かれて頷いた。
「近くの街まで行って、憲兵を呼んできてくれ」
お兄さんが大きな鳥に紙を向ける。クチバシで挟んで、羽音を響かせ飛んでいった。
「一応聞く。一緒にいるのは親か?」
お兄さんは僕を拘束しているロープを切ってくれた。
「違います」
「そうか。家まで送ろう」
家? 僕に帰る家なんてない。
黙っていると男の人が口を開いた。
「そいつは俺が買った。勝手に商品を持って行くな。そいつが欲しいなら金を置いていけ」
僕は商品……。俯いてうなじを隠すように、震える手で覆った。
「この子は商品ではない。人間だ。人身売買は禁じられている。すぐに憲兵がくるから、金よりも自分の身を心配したらどうだ」
お兄さんが僕の裸足の両足を布で覆う。
「こんなものしかなくてすまない」
手を引いて僕を荷馬車から下ろしてくれた。布で包まれているから痛くない。
すぐに温かな手に耳を塞がれる。男の人が声を荒げているようだけど、何を言っているかは分からなかった。
しばらくして大きな鳥が帰ってきた。少し待つと、馬に乗った人が駆けてくる。
僕以外の人は全員連れて行かれた。誰もいなくなると、耳から手が離れていった。
「あの、どうして耳を塞いだんですか?」
「子供に聞かせるような内容ではない」
お兄さんは眉間に皺を刻んで、不機嫌そうに吐き捨てた。
「君は自由だ。家に帰らなくていいのか?」
「……帰っても、また売られると思います」
お金を手に入れたら、お母さんもお父さんも、僕のことなんて見えなくなったみたいだった。
「私とくるか?」
お兄さんは僕のことを助けてくれた。怖い人じゃない?
夜に街の外で一人でいても、魔物の餌になるだけだ。
「お兄さんと一緒にいきます」
お兄さんは僕を鳥の背中に乗せる。お兄さんも飛び乗った。
目も開けていられないほどの速さで飛んでいく。鳥は大鷲で名前はフリューゲルと教えてくれた。人が乗れるほど大きな大鷲がいるなんて初めて知って驚いた。
近くの街に降りる。大きな建物がいっぱいで、口を半開きにして見上げた。
「宿の前に服と靴を買いに行く」
お買い物がしたくてこの街に来たんだ。僕ははぐれないように小走りでついて行く。お兄さんは振り返ると、歩くのが遅くなった。
僕に合わせてくれたのかな?
お兄さんがお店に入り、僕もその後に続く。入ったのは子供服のお店だった。
「好きな服を選べ」
「え? 服って、お兄さんの買い物じゃないんですか?」
「私はいい。君の服と靴を買う」
好きなものを選べって言われても、いっぱいありすぎるし、こんな綺麗な布に袖なんて通せない。オロオロしていると、お兄さんがしゃがんで僕と目線を合わせる。
「コレなんか似合いそうだが、どうだ?」
「えっと、それにします」
「次に買う時は、自分で選べるようになれよ」
お兄さんは困ったように笑って、服と靴を買ってくれた。そのまま着てお店を出る。
こんな格好したことがないから不安でしょうがない。
「宿に行って食事にしよう」
宿屋のレストランに入って、お兄さんと向かい合って座る。メニュー表を見せられるけど、僕は字が読めない。
「遠慮せずに、食べたいものを選べ」
「ごめんなさい。字が読めません」
「どれだ? 難しい字があったか?」
「……全部読めません」
学校もなく、教えてくれる人もいなかった。字を読むことも書くこともなくて、話せれば困ることがなかった。
「そうか。好きな食べ物はなんだ?」
「好きな食べ物?」
真剣に考えてみたけど、分からなかった。
「普段は何を食べていたんだ?」
「野菜とか葉っぱとか煮込んだものですね」
お兄さんは片手を上げて店員さんを呼んだ。
「パン粥を作ってもらえますか?」
店員さんは返事をすると、キッチンに伝えに行く。
「君の名前と歳を聞いてもいいか?」
「リオ、七歳です」
「リオは食事が足りていないのではないか? 歳の割に身体が小さくて細い」
「お腹いっぱいになったのは、一度しかありません」
僕が売られる前日の食事は、残すほど多かった。
「これからはたくさん食べて、大きくなろう」
目の前にお皿を置かれる。コレがパン粥? 湯気が立ち上って熱そうだ。ふーふーと息を吹きかけ、恐る恐る口に運ぶ。
「美味しい!」
目を見開いて飲み込む。
「パンをミルクで煮込んでくれたみたいだな。ゆっくり食べろ」
時間をかけて全部を食べ切った。
お部屋に着くと温かいお湯で身体を綺麗にした。
お兄さんは長い髪を乾かすのが大変そうだ。
「リオ」
名前を呼ばれて紙を渡される。
なんて書いてあるかわからない。
「読めません」
「リオ、君の名前だ。これから少しずつ覚えればいい」
「お兄さんの名前はどうやって書くんですか?」
お兄さんは僕の手から紙を取ると、僕の名前の下に文字を書く。
「私の名前はルーカス」
ペンを借りて、ルーカスさんが書いた隣に真似をして書いた。
「僕の名前とルーカスさんの名前」
「ああ、きちんと書けている。だが、ペンの持ち方が違う」
ルーカスさんが持ち方を教えてくれるけど、手がプルプルしてしまう。握った方が書きやすい。
「これもそのうち慣れる。今日はゆっくり休め。少し街まで遠いから、明日も別の街に泊まって、その次の日に私の暮らす街に着く」
「ルーカスさんが住む街はどんなところですか?」
「すごく賑やかだな。たくさんの家族もいる」
たくさんの家族か。僕はひとりぼっちになったけど、ルーカスさんの家族は温かい人たちなんだろうな。ルーカスさんが家族の話をした時、表情が優しくなったから。
「素敵な人たちなんですね」
「ああ。私は捨て子だから、血は繋がらないがな。私はギルドに所属している。ギルドのみんなが家族だ」
ルーカスさんの住む街、楽しみだな。
瞼が重くなってきた。
「リオ、おやすみ」
「おやすみなさい」
きちんと寝る前の挨拶ができたかわからない。言いながら夢の中に落ちたような気がした。
フリューゲルに乗って、二日間空の旅を楽しんだ。
ルーカスさんの住む街は、人が多くて活気に満ちている。
街の東にある、古くて大きな建物が、ルーカスさんの所属する『ボンド』のギルドハウス。中に入ると、大勢の人がルーカスさんの帰りを待っていた。「おかえり」と声をかけられ、ルーカスさんは僕を紹介してくれる。
僕のことも歓迎してくれて、食堂で美味しいスープとパン粥を食べさせてくれた。
ボンドのみんなは、楽しくて温かい人たちだった。
お腹いっぱいになって、ルーカスさんとギルドハウスを出る。
雲ひとつない青空が広がっていて、眩しいほどの日差しに目を細める。
「リオを育ててくれる家を探そうか」
……そうか。ルーカスさんといられるわけじゃないんだ。
「それとも、私の家にくるか?」
視線を落としていたら、そんな声が聞こえて、すぐに顔を上げた。
ルーカスさんの銀の髪は、キラキラと輝いている。お日様より、眩しくて暖かい光だ。
「迷惑じゃなければ、ルーカスさんの家がいいです」
「迷惑なら誘っていない。これからよろしく、リオ」
「はい! よろしくお願いします、ルーカスさん」
荷馬車を引く馬が暴れたようで、大きく揺れた。僕は転がって身体を打ちつける。
「どうした? なにがあった?」
男の人が外に向かって声をかける。
「盗賊です。絶対に出てこないでください」
周りが騒がしくなった。
荷馬車の外では怒号が飛び交い、金属がぶつかる音が響く。うめき声や悲鳴も響いていた。
怖い。
耳を塞いでしまいたいのに、手を縛られていてできない。震える身体を丸めて、キツく瞼を閉じた。
音がやみ、ほろが捲られる。身体をビクッと跳ねさせ、勢いよく顔を上げた。
男の人が小さな悲鳴をあげて「命だけは」と頭を床に擦り付ける。盗賊なんだ。護衛の人はやられたんだ。
盗賊の持つ剣は、ドス黒い液体が滴っていた。それを振り上げると、月明かりに照らされて鈍く光る。
「ガキとおっさんかよ。護衛なんて雇っているから、金目のものがあると思ったのに」
盗賊の手首が動き、剣が振り下ろされると思って瞼を閉じた。
僕は生きるのを諦めた。死ぬのは怖いけど、生きていても怖いことばかりだ。
うめき声とドサリと身体が地に沈む音を聞いた。僕じゃなくて先に男の人がやられたのか。それなら次は僕の番だ。
「大丈夫か?」
心配をはらんだ声に瞼をそっと開く。
目の前にいたのは盗賊ではなく、月に照らされて銀色の髪が煌めき、見たこともないほど綺麗な中世的なお兄さんが立っていた。低い位置でまとめられた長い髪がたゆたう。
外見では分かりにくいけど、声でお兄さんだとわかった。
「大丈夫か?」
もう一度聞かれて頷いた。
「近くの街まで行って、憲兵を呼んできてくれ」
お兄さんが大きな鳥に紙を向ける。クチバシで挟んで、羽音を響かせ飛んでいった。
「一応聞く。一緒にいるのは親か?」
お兄さんは僕を拘束しているロープを切ってくれた。
「違います」
「そうか。家まで送ろう」
家? 僕に帰る家なんてない。
黙っていると男の人が口を開いた。
「そいつは俺が買った。勝手に商品を持って行くな。そいつが欲しいなら金を置いていけ」
僕は商品……。俯いてうなじを隠すように、震える手で覆った。
「この子は商品ではない。人間だ。人身売買は禁じられている。すぐに憲兵がくるから、金よりも自分の身を心配したらどうだ」
お兄さんが僕の裸足の両足を布で覆う。
「こんなものしかなくてすまない」
手を引いて僕を荷馬車から下ろしてくれた。布で包まれているから痛くない。
すぐに温かな手に耳を塞がれる。男の人が声を荒げているようだけど、何を言っているかは分からなかった。
しばらくして大きな鳥が帰ってきた。少し待つと、馬に乗った人が駆けてくる。
僕以外の人は全員連れて行かれた。誰もいなくなると、耳から手が離れていった。
「あの、どうして耳を塞いだんですか?」
「子供に聞かせるような内容ではない」
お兄さんは眉間に皺を刻んで、不機嫌そうに吐き捨てた。
「君は自由だ。家に帰らなくていいのか?」
「……帰っても、また売られると思います」
お金を手に入れたら、お母さんもお父さんも、僕のことなんて見えなくなったみたいだった。
「私とくるか?」
お兄さんは僕のことを助けてくれた。怖い人じゃない?
夜に街の外で一人でいても、魔物の餌になるだけだ。
「お兄さんと一緒にいきます」
お兄さんは僕を鳥の背中に乗せる。お兄さんも飛び乗った。
目も開けていられないほどの速さで飛んでいく。鳥は大鷲で名前はフリューゲルと教えてくれた。人が乗れるほど大きな大鷲がいるなんて初めて知って驚いた。
近くの街に降りる。大きな建物がいっぱいで、口を半開きにして見上げた。
「宿の前に服と靴を買いに行く」
お買い物がしたくてこの街に来たんだ。僕ははぐれないように小走りでついて行く。お兄さんは振り返ると、歩くのが遅くなった。
僕に合わせてくれたのかな?
お兄さんがお店に入り、僕もその後に続く。入ったのは子供服のお店だった。
「好きな服を選べ」
「え? 服って、お兄さんの買い物じゃないんですか?」
「私はいい。君の服と靴を買う」
好きなものを選べって言われても、いっぱいありすぎるし、こんな綺麗な布に袖なんて通せない。オロオロしていると、お兄さんがしゃがんで僕と目線を合わせる。
「コレなんか似合いそうだが、どうだ?」
「えっと、それにします」
「次に買う時は、自分で選べるようになれよ」
お兄さんは困ったように笑って、服と靴を買ってくれた。そのまま着てお店を出る。
こんな格好したことがないから不安でしょうがない。
「宿に行って食事にしよう」
宿屋のレストランに入って、お兄さんと向かい合って座る。メニュー表を見せられるけど、僕は字が読めない。
「遠慮せずに、食べたいものを選べ」
「ごめんなさい。字が読めません」
「どれだ? 難しい字があったか?」
「……全部読めません」
学校もなく、教えてくれる人もいなかった。字を読むことも書くこともなくて、話せれば困ることがなかった。
「そうか。好きな食べ物はなんだ?」
「好きな食べ物?」
真剣に考えてみたけど、分からなかった。
「普段は何を食べていたんだ?」
「野菜とか葉っぱとか煮込んだものですね」
お兄さんは片手を上げて店員さんを呼んだ。
「パン粥を作ってもらえますか?」
店員さんは返事をすると、キッチンに伝えに行く。
「君の名前と歳を聞いてもいいか?」
「リオ、七歳です」
「リオは食事が足りていないのではないか? 歳の割に身体が小さくて細い」
「お腹いっぱいになったのは、一度しかありません」
僕が売られる前日の食事は、残すほど多かった。
「これからはたくさん食べて、大きくなろう」
目の前にお皿を置かれる。コレがパン粥? 湯気が立ち上って熱そうだ。ふーふーと息を吹きかけ、恐る恐る口に運ぶ。
「美味しい!」
目を見開いて飲み込む。
「パンをミルクで煮込んでくれたみたいだな。ゆっくり食べろ」
時間をかけて全部を食べ切った。
お部屋に着くと温かいお湯で身体を綺麗にした。
お兄さんは長い髪を乾かすのが大変そうだ。
「リオ」
名前を呼ばれて紙を渡される。
なんて書いてあるかわからない。
「読めません」
「リオ、君の名前だ。これから少しずつ覚えればいい」
「お兄さんの名前はどうやって書くんですか?」
お兄さんは僕の手から紙を取ると、僕の名前の下に文字を書く。
「私の名前はルーカス」
ペンを借りて、ルーカスさんが書いた隣に真似をして書いた。
「僕の名前とルーカスさんの名前」
「ああ、きちんと書けている。だが、ペンの持ち方が違う」
ルーカスさんが持ち方を教えてくれるけど、手がプルプルしてしまう。握った方が書きやすい。
「これもそのうち慣れる。今日はゆっくり休め。少し街まで遠いから、明日も別の街に泊まって、その次の日に私の暮らす街に着く」
「ルーカスさんが住む街はどんなところですか?」
「すごく賑やかだな。たくさんの家族もいる」
たくさんの家族か。僕はひとりぼっちになったけど、ルーカスさんの家族は温かい人たちなんだろうな。ルーカスさんが家族の話をした時、表情が優しくなったから。
「素敵な人たちなんですね」
「ああ。私は捨て子だから、血は繋がらないがな。私はギルドに所属している。ギルドのみんなが家族だ」
ルーカスさんの住む街、楽しみだな。
瞼が重くなってきた。
「リオ、おやすみ」
「おやすみなさい」
きちんと寝る前の挨拶ができたかわからない。言いながら夢の中に落ちたような気がした。
フリューゲルに乗って、二日間空の旅を楽しんだ。
ルーカスさんの住む街は、人が多くて活気に満ちている。
街の東にある、古くて大きな建物が、ルーカスさんの所属する『ボンド』のギルドハウス。中に入ると、大勢の人がルーカスさんの帰りを待っていた。「おかえり」と声をかけられ、ルーカスさんは僕を紹介してくれる。
僕のことも歓迎してくれて、食堂で美味しいスープとパン粥を食べさせてくれた。
ボンドのみんなは、楽しくて温かい人たちだった。
お腹いっぱいになって、ルーカスさんとギルドハウスを出る。
雲ひとつない青空が広がっていて、眩しいほどの日差しに目を細める。
「リオを育ててくれる家を探そうか」
……そうか。ルーカスさんといられるわけじゃないんだ。
「それとも、私の家にくるか?」
視線を落としていたら、そんな声が聞こえて、すぐに顔を上げた。
ルーカスさんの銀の髪は、キラキラと輝いている。お日様より、眩しくて暖かい光だ。
「迷惑じゃなければ、ルーカスさんの家がいいです」
「迷惑なら誘っていない。これからよろしく、リオ」
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